カープ日記


5月31日

スカウト会議開かれる

 広島球団は広島市中区の球団事務所でスカウト会議を開き、 左投手の補強を方針として決めた。候補選手としては秋田経法大高の木村雄太投手、 浦和学院高の須永英輝投手ら。また広陵高の白浜裕太捕手の名前も挙がった。 ドラフトでは10名程度を指名する予定。

 白浜捕手ですか。西村投手と一緒に広陵のバッテリーごと指名するってことはないのでしょうか。

横浜戦、雨天中止

 盛岡で行われる予定だった横浜戦は雨のため中止となった。

 せっかくの地方球場での試合だったんですけどね。残念でした。

5月30日

ウエスタン情報

 試合結果

 両軍5本塁打ずつが乱れ飛ぶ乱戦。天谷・末永選手の3安打、朝山選手の2本塁打など17安打で11得点も、 河内投手の5回途中自責点6など14失点で連勝ストップ。

5月29日

緒方2打席連続2ラン実らず、今季最多借金4

 対ヤクルト戦、初回にヤクルト先発ホッジス投手を攻め、浅井選手の四球と盗塁で二死二塁とした後、 新井選手が右前適時打して先制した。
 先発高橋投手は2回裏に鈴木選手に安打された後、古田選手の右中間への飛球を緒方・浅井選手がお見合いして二塁打とされ、 無死二三塁のピンチ。宮出選手の適時打で同点とされ、土橋選手の適時打で逆転された。さらに佐藤真選手の2点適時打で3点差とされた。 さらに3回裏には二死一塁から土橋選手の右翼左への安打を浅井選手が後逸して適時二塁打として4点差。 高橋投手は4回KO。
 粘る広島は5回表に緒方選手が左中間へ7号2ランを放って2点差に。 7回表にも緒方選手が左中間へ2打席連続の8号2ランを放って同点とした。
 しかし7回裏二死から玉木投手が真中・土橋選手に連続二塁打を浴びて1点を勝ち越された。 広島打線は9回表二死から代打前田選手の右前打と緒方選手の四球で一二塁のチャンスを作ったが、東出選手が倒れた。
 5対6で敗戦。広島は4連敗。借金は今季最多の4。

 試合結果

 石原選手の送りバント失敗に始まって、緒方・浅井選手のお見合い、浅井選手の右前打後逸。 昨日と同様、今日もミスで負けてしまいました。昨日と違うのは、緒方選手の2発で一度は同点に追いついたことですかね。 最終回の攻撃も昨日ほどではなかったですが、惜しかったです。
 現在エースの高橋投手は2回裏に集中打を浴びました。昨日同様、味方の拙守をきっかけに崩れた形です。 しかし4点はちょっと取られ過ぎでした。首痛の影響がまだ残っているのでしょうか。
 これで4連敗。借金は今季最多の4。高橋投手で止められなかったということで、 この連敗がどこまで続くか不安になってきました。

5月28日

最終回無死満塁のチャンス、あと1本出ず

 対ヤクルト戦、初回にヤクルト先発ベバリン投手を攻め、緒方選手の左前打と木村拓選手の犠打などで一死三塁とし、 浅井選手の左前適時打で先制した。
 先発ブロック投手は3回裏二死から宮本・ベッツ選手の長短打で同点とされた。 5回裏にはベバリン投手の安打と佐藤真選手の盗塁で二死二塁とされ、 宮本選手の二ゴロを木村拓選手が適時失策して1点を勝ち越された。ベッツ選手の安打の後、 ラミレス・鈴木選手に連続適時打を浴びて3点差とされた。
 6回表に森笠選手が右越えへ3号ソロを放って2点差とした。そして9回表。 高津投手を攻め、森笠・東出選手の連打で無死一二塁とし、バントをし損ねた木村一選手が左前適時打して1点差。 この打球をラミレス選手が失策して無死二三塁。代打前田選手が敬遠されて無死満塁のチャンス。 しかし緒方・木村拓・町田選手が凡退して逃げ切られた。
 3対4で敗戦。広島は3連敗。借金は今季最多タイの3。

 試合結果

 最終回、無死満塁のチャンスを逃したのは悔しすぎます。9回表は一発の期待のできる栗原選手に代打東出選手。 首脳陣は何を考えているんだと思っていたら、東出選手がヒットを打ってくれました。 木村一選手がバントできず、何をやっているんだと思っていたら、左前適時打を打ってくれました。 予想が良いほうに裏切られて、これは流れが来たなと思ったのですが…。
 満塁のチャンスでは無死か一死の時に最低犠飛が1本欲しいところでした。 7回表のチャンスも潰した緒方・木村拓選手が責められるところですが、緒方選手がそれまでに3安打していること、 木村拓選手が5回裏の3失点を生む失策をしていることから、 敗戦の責任を木村拓選手一人が背負い込む形になってしまいました。 山本監督も試合後に木村拓選手についてコメントしたようで、明日は東出選手がスタメンかも知れません。
 先発ブロック投手。好調だったようなのですが、5回裏に一気に崩れました。木村拓選手の失策も痛かったのですが、 直前の走塁でヘッドスライディングしたり体当たりしたり、張り切り過ぎだったのがいけなかったのかも知れませんね。
 横山投手が約1年ぶりの一軍登板。新井選手の美技もあって1回を3人で抑えました。MAX145キロ出ていましたか。 フォークにカーブも投げていました。かなり良い状態のように見えましたので、今後が楽しみです。
 栗原選手が先発出場。3打数無安打2三振と結果を出せませんでしたが、 数試合は先発で様子を見てもらいたいです。
 森笠選手。6回表の本塁打は低めに落ちてくるカーブを体の前でうまく拾ったものでした。 あれをスタンドまで運ぶことができるとはかなり力をつけていますね。

ウエスタン情報

 試合結果

 1引き分けを挟んで6連勝。林投手が8回途中まで6安打自責点1の好投。

5月27日

ヤクルト戦、雨天中止

 神宮球場で行われる予定だったヤクルト戦は雨のために中止となった。

 これでブロック投手を横浜戦に回すかも知れませんね。

野村、右足痛で全治1週間

 23日の試合で自打球を右足に当てた野村選手。都内の病院で診察を受けた結果、 「右下腿蜂窩織炎」で全治1週間と診断された。

 「蜂窩織炎」でネットを検索してみますと、傷口からバクテリアが入って炎症を起こす症状のようです。 お大事に。

横山・東出・栗原が出場選手登録

 横山投手・東出・栗原選手が出場選手登録された。

 栗原選手はスタメン予定だったそうです。

ウエスタン情報

 試合結果

 玉山投手が7回を7安打1失点の好投。酒井・小山田投手で逃げ切りに失敗して引き分け。 松本奉選手が3安打。

5月26日

SATOの無責任先発予想

 27日から神宮でヤクルト3連戦。1日開けて盛岡・福島で横浜2連戦。
 広島の先発は佐々岡・ブロック・高橋・黒田・鶴田投手と予想します。 二軍で長谷川投手が投げていますが、 一軍昇格は5イニング以上をそれなりに好投してからの方がよいと思います。
 ヤクルトの先発は石川・ホッジス・ベバリン投手でしょうか。 今節は1つでも借金を減らすよう頑張ってもらいたいです。

横山・東出・栗原が一軍合流

 横山投手・東出・栗原選手が一軍に合流した。27日に出場選手登録される見込み。

 横山投手と栗原選手は二軍でも良い成績を挙げています。期待できるのではないでしょうか。 東出選手は二軍で鍛え直しかと思っていたので、こんなに早く昇格して、ちょっと意外です。

ニューマン・岡上・朝山が出場選手登録抹消

 ニューマン投手・岡上・朝山選手が出場選手登録を抹消された。

 ニューマン投手。オープン戦の頃が懐かしいです。
 岡上選手。代走・守備要員としては申し分ないと思いますが、打てる選手が一軍に欲しいんでしょうね。
 朝山選手。町田・木村一選手がスタメンで出場すると、右の代打の1〜2番手という役割。最近打ててないですからね。

5月25日

守乱で連敗、借金2

 対中日戦、先発鶴田投手は初回に福留選手に12号ソロを浴びて先制を許した。
 1回裏に中日先発野口投手を攻め、緒方選手の右中間二塁打と町田選手の四球などで一死一三塁とし、 新井選手が左犠飛を上げて同点。シーツ選手が中越えへ特大の6号2ランを放って勝ち越した。
 3回表に関川・井端選手の連打などで一死一三塁とされ、立浪選手の適時打で1点差とされた。 6回表には5回から登板の広池投手がクルーズ選手に5号ソロを浴びて同点。 新井選手の失策と木村一選手の野選で無死一三塁とされ、関川選手の適時二塁打で1点を勝ち越された。 代わった玉木投手が二死としたものの、立浪選手を敬遠して満塁とした後、アレックス選手に押し出し四球。 谷繁選手を三ゴロに抑えたものの、新井選手の野選で3点差とされた。
 広島打線は2回以降尻上がりに調子を上げた野口投手を打てず。 ようやく8回裏に緒方選手の左前適時打で1点を返し、なおも二死一二塁のチャンスを作ったが、 救援した大塚投手に代打前田選手が抑えられた。9回裏もギャラード投手から新井選手が安打したが、後続が抑えられた。
 4対6で敗戦。広島は2連敗で借金2。

 試合結果

 6回表にミスが連発したのが痛かったですね。新井選手の失策、木村一選手の野選、新井選手の野選。 押し出し四球もミスといえばミスですかね。今までは中日側に出ていたミスが広島側に出てしまった感じです。
 継投。鶴田投手の交代が早かったですね。確かに毎回のように安打されてアップアップの状態でしたが、 いつもならば5回までは引っ張るところです。で、出てきたのが先発して中3日の広池投手でビックリ。 来週は5試合しかないので先発機会がないからということなのでしょう。 せっかく先発投手として芽が出かけているのになぜこんな起用をするのだと思わないでもないのですが、 広池投手からすればこれもチャンスなのですから、しっかりモノにしてもらいたかったです。
 打線は初回に見事な反撃。緒方選手がいきなり右中間二塁打。福地選手が犠打成功。町田選手が粘って四球。 新井選手が内角の難しめの球を同点左犠飛。シーツ選手が中堅左へ特大の勝ち越し2ラン。 しかし、その後は野口投手が見事な立ち直り。外角への直球は絶品で、手も足も出ない状態になってしまいました。 広島側の早めの継投も野口投手の尻上がりの出来に、これ以上失点できないと考えたからではないでしょうか。
 これで借金2。上位に進出するには勝率5割は最低限キープしておきたいところ。 雪だるま式に借金が増えないよう、踏ん張りどころですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 復帰登板の長谷川投手は3回を3安打自責点1。 打線は栗原選手の4安打、末永選手の3安打、天谷選手の2本塁打など20安打21得点と連日の大爆発。

5月24日

シーツ2打点も谷繁に3打点、対中日戦連勝ストップ

 対中日戦、広島は初回二死無走者から中日先発山本昌投手を攻め、2四球で一二塁とし、 シーツ選手の左翼線適時二塁打で1点を先制。
 先発黒田投手は4回表に2連打で無死一二塁のピンチ。 渡辺選手のバントを併殺としてピンチを切り抜けたかと思われたが、 谷繁選手に4号逆転2ランを浴びた。
 広島打線は山本昌投手の低めを丁寧に突く投球に攻略の糸口をつかめなかったが、 8回裏に2番手岩瀬投手を攻略。一死から町田選手が中前打し、新井選手の一ゴロで代走福地選手がうまく併殺を逃れて二進。 シーツ選手が右前適時打して同点とした。
 しかし延長10回表、4番手澤崎投手が福留選手の中前打と渡辺選手への死球で二死一二塁とされ、 谷繁選手に左前適時打を浴びて決勝点を奪われた。
 2対3で敗戦。広島は借金1。対中日戦の連勝が8で止まった。

 試合結果

 8回裏に広島が粘って同点とした時にはやはり中日との相性というのがあるんだなと思いましたが…。 福地選手の好走塁(というか中日のミスか)、シーツ選手の勝負強さ。あそこでもうひと押しして勝ち越しておけばねえ。 3度のチャンスでことごとく凡退したハースト選手がポイントでしたかね。
 黒田投手は7回を9安打2失点。毎回走者を許す苦しい投球でしたが、よく粘ったと言って良いのでは。 谷繁選手の本塁打はピンチを切り抜けたかと思われた直後だったので、もったいなかったですね。

玉木、河野に代わり出場選手登録

 河野投手が出場選手登録を抹消され、玉木投手が出場選手登録された。

 玉木投手が帰ってきてくれました。セットアッパーとしての活躍を期待します。

ウエスタン情報

 試合結果

 2回表一挙8得点も先発田中投手が勝利投手の権利獲得目前に大量失点。 3試合連続2ケタ得点で大乱戦制す。

5月23日

森笠2打席連続弾!中日戦8連勝!

 対中日戦、2回裏に森笠選手が中日先発バルガス投手から左越えへ1号2ランを放って先制。 3回裏にも森笠選手が右中間へ2号3ランを放って5点差とした。 さらに4回裏二死三塁から新井選手が中前適時打を放って6点差。
 首痛から復帰の先発高橋投手は走者を許しながら要所を締める好投。 6回表に立浪・谷繁選手にソロアーチを浴びたが、7回2失点でマウンドを降りた。 8回以降は天野・永川投手が抑えて逃げ切った。
 6対2で勝利。広島は連敗を3で止め、勝率5割復帰。4位。対中日戦8連勝。

 試合結果

 打のヒーローは森笠選手。先制2ランと中押し3ラン。計5打点の大活躍。 昨日はチャンスメーカーとして活躍しましたが、今日もやってくれました。 この活躍でしばらくはスタメンで起用されそうですね。チャンスをがっちりモノにしました。
 首痛が心配された高橋投手ですが、7回9安打2失点の好投。 これまでのように凄みのある投球ではなかったようですが、安定感を見せました。 故障でケチがついて勝ち運が逃げてしまうかも知れないなどと思っていましたが、杞憂でした。 7回でマウンドを降りましたが、病み上がりということを考えると仕方なかったと思います。
 これで中日戦は8連勝。相性の良さは相変わらず。この相性は大事にしたいですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 久々登板の河内投手は6回を4安打4失点といまひとつ。打線は末永・甲斐選手の3安打などチーム16安打で11得点。

5月22日

力投ブロック、金本の一発に沈む

 対阪神戦、先発ブロック投手は2回裏にアリアス選手の10号2ランで先制された。 4回裏にも2安打1失策で無死満塁とされ、アリアス選手の犠飛で3点目。
 広島打線は3回表に四球の森笠選手がブロック投手の犠打で二塁へ進み、緒方選手の左翼線適時二塁打で1点。 5回表には四球の森笠選手が盗塁で二塁へ進み、緒方選手が中越えへ6号2ランを放って同点。 8回表に吉野投手から代打町田選手の死球をきっかけに一死二塁とし、 谷中投手からシーツ選手が右越えへ適時二塁打を放って1点を勝ち越した。
 しかし8回裏にそれまで好投していたブロック投手がつかまった。今岡選手の二塁打で一死二塁とされ、 金本選手に右中間へ4号2ランを浴びて逆転された。9回表はウィリアムス投手に3者凡退。
 4対5で敗戦。広島は今季初の同一カード3連敗で借金1。

 試合結果

 強いですね、阪神。力もあるし、勢いもあるし。いつか反動が来ることを信じて、 その時まで我慢しましょう。
 ブロック投手。まとまりのある投球で好投していたんですけどね。 今日ぐらいの投球をしてくれれば先発投手として合格でしょう。ボークもなかったですし。
 打線を大きく変更。木村一選手が今季初スタメン。打力重視のオーダーということでしょう。 その木村一選手はアピールのチャンスでしたが無安打でした。 しかし、8番に入った森笠選手がチャンスメーカーとなり、 1番に入った緒方選手が打点を挙げるといった形になりました。一応、この打順は当たったということでしょうか。 でも実質は森笠選手が1番で緒方選手が3番だったということですよね。

酒井が出場選手登録抹消

 酒井投手が出場選手登録を抹消され、ブロック投手が出場選手登録された。

 二軍で鍛えてまた一軍へ戻ってきてください。

ウエスタン情報

 試合結果

 栗原・松本奉・甲斐選手が3安打。チーム14安打16得点の猛攻で大勝。
 廣瀬選手が1試合5得点のゲーム最多得点ウエスタンタイ記録を達成。

5月21日

赤ヘル元気なくスミ1、阪神と7.5ゲーム差

 対阪神戦、初回に阪神先発藪投手を攻め、森笠選手の左前打をきっかけに二死二塁とし、 新井選手の左前適時打で先制した。
 先発広池投手は2回裏に桧山選手の安打の後、片岡選手に5号逆転2ランを浴びた。 その後は5回まで無安打の好投だったが、6回裏に4四球で押し出し。 代わった天野投手が矢野選手に2点適時打を浴びて4点差とされた。 8回裏にはニューマン投手が矢野選手に4号2ランを浴びて駄目押しされた。
 1対7で敗戦。広島は2連敗で貯金0。5位に後退。

 試合結果

 広池投手はせっかくの好投を6回裏にぶち壊しにしてしまいましたね。 あの回は去年までの悪い時の広池投手が出てしまった感じです。ま、しかし、試合を作ることはできていますから、 これでしばらくはローテ入りでしょう。
 シーツ選手。スライディングが嫌いなのでしょうか。 2回表に二塁走者で野村選手の二直で帰塁する時にスライディングせずにアウトになっていました。 以前にも同じようなシーンがあったと思います。
 前田選手の欠場で森笠選手が左翼手。1番に入りました。初回にヒットを打って先制のホームを踏みました。
 これで阪神とのゲーム差は7.5。もうこの数字は気にせずに目の前の試合をひとつずつ取って行くしかないですね。

前田が右膝痛で欠場

 20日の試合で右ひざ裏を痛めた前田選手が欠場した。

 練習はフリー打撃のみを行ったそうです。代打ならば行けそうです。

ウエスタン情報

 試合結果

 5投手の小刻みな継投でダイエー打線を1点に抑え、打線は10安打5四球で9得点。 今季ダイエー戦初勝利。

5月20日

阪神に競り負け、6.5ゲーム差

 対阪神戦、広島は4回表に阪神先発井川投手を攻め、新井選手の四球をきっかけに二死三塁とし、 シーツ選手の中前適時打で先制した。
 しかし先発佐々岡投手は4回裏に赤星選手の内野安打と盗塁などで一死三塁とされ、 桧山選手の右前適時打で同点とされた。5回裏にはアリアス選手の9号ソロで1点を勝ち越された。
 広島は6回表に新井選手の左翼線二塁打と前田選手のバントヒットで無死一三塁とし、 代走福地選手の盗塁で一死二三塁のチャンス。ここでハースト選手が右中間を破る2点適時二塁打を放って逆転した。
 しかし6回裏に今岡選手の安打の後、赤星選手に右中間適時三塁打を浴びて同点。佐々岡投手はここでKO。 代わった西川投手が一死後、桧山選手に中前適時打を浴びて1点を勝ち越された。
 広島は8回表に二死一二塁、9回表に二死三塁のチャンスを作って粘ったが、阪神救援投手陣に抑えられた。
 3対4で敗戦。広島の連勝は2で止まり、貯金1。

 試合結果

 手に汗握る好試合だったのですが、負けてしまっては…。阪神とは6.5ゲーム差。 これ以上離されると追撃するのはかなり難しいです。明日明後日なんとか連勝してもらいたいですね。
 打線は終盤よく粘ったのですが、チャンスが二死からだったのが痛かったですね。 あと、佐々岡投手が6回裏で降板することがわかっていれば、6回表一死二塁のチャンスで代打攻勢をかけるところでしたが、 予知能力者でない限り無理ですよね。
 先発佐々岡投手はまずまずの好投だったのですが、味方の得点直後の失点ということで流れを悪くしましたね。 6回裏は、これまでの大量失点癖に首脳陣がこりたのか、あっさり交代でした。
 天野投手は好救援。6回裏一死一三塁の大ピンチを無失点で切り抜けました。 7回裏も満塁まで攻められましたが、粘り強く投げて無失点。自信になったと思います。

前田、右膝痛めて途中交代

 前田選手が6回表のバントヒットの際、試合開始前の練習中に痛めていた右膝裏の状態を悪化させて交代した。

 あのバントは逆転につながる見事なアイデアだったんですけど。大事でないことを祈ります。

ウエスタン情報

 試合結果

 テレビ新広島で中継がありました。ダイエーのゴメス投手の荒れ球に狂わされたのか打線が低調で0対2で敗戦。
 椎間板ヘルニアの手術で三軍調整中だった小林投手が復帰登板。1回を1安打無失点。 直球のMAXは133キロ止まりでしたが、変化球はなかなかの曲がりでした。 一軍復帰はオールスター明けかと言われていましたが、もう少し早く戻ってこれそうな感じですね。
 右手親指の付け根を痛めていた苫米地投手が復帰登板。中継が途中で終わったので打者2人だけしか見れませんでしたが、 カーブだかスライダーだかばかり投げていました。1球だけ投げた直球は134キロでワンバウンドの暴投でした。 ですので、どういう状態だかわかりませんでした。
 先のアマ大会で左顔面を負傷した栗原選手はスタメン出場。口の周り左半分に絆創膏のようなものを張っていて痛々しかったです。 2安打していますので、とりあえず心配ないようです。
 先発の玉山投手は7回を1失点の好投。解説の白武スカウトによると、直球のMAXは137キロぐらいだが、 切れがあるそうです。中継で見たのがかなりバテが来ている試合後半だったので、直球の威力は少し落ちている感じでした。
 倉選手がゴメス投手から頭部死球を受けて交代しています。
 東出選手は試合には参加せず、2時間半の打ち込み。脇が締まるように腕にチューブを巻いて打撃練習をしていました。 木下二軍監督は「大学出のルーキーのつもりで指導している」とのこと。 ひとまわり大きくなって一軍に戻ってきてもらいたいです。

5月19日

高橋左首痛で登板回避

 高橋投手が左首痛のため、阪神戦での登板を回避する。

 ありゃりゃ。首位追撃が…。週末の中日戦には間に合うようなので、そこで頑張ってもらうしかないですね。
 下記の先発予想がいきなり外れてしまいました。ブロック投手が阪神戦で投げられるようなので、 佐々岡・ブロック・広池・黒田・鶴田・高橋投手でしょうか。

SATOの無責任先発予想

 20日から甲子園で阪神3連戦。続いて広島で中日3連戦。計6連戦。
 広島の先発は高橋・佐々岡・広池・黒田・鶴田・谷間投手と予想します。 中日戦のどこかに谷間ができます。 谷間の先発は今一軍にいるメンバーだとニューマン投手になりますかね。 ブロック投手が戻ってきてくれるといいんですけど。
 阪神の先発は井川・藪・伊良部投手でしょうか。 ゲーム差は開いていますが、1位阪神2位広島ということで首位攻防戦。 なんとか勝ち越して差を詰めたいですね。

5月18日

継投決まり中日戦7連勝

 対中日戦、4回表に中日先発山本昌投手を攻め、緒方選手が左越えへ5号先制ソロアーチ。 さらに新井選手が右中間二塁打した後、前田選手が左中間へ適時二塁打して2点目。
 先発鶴田投手を走者を許しながら粘投していたが、5回裏二死から福留・立浪選手に連続ソロアーチを浴びて同点。 さらに谷繁選手に四球を許したところで天野投手に交代。天野投手は後続を断った。
 7回表に前田・シーツ選手の連打で無死一二塁とし、代打朝山選手の犠打で二三塁のチャンス。 代打木村一選手の四球で一死満塁として山本昌投手をKO。代わった大塚投手から浅井選手が遊撃へ適時内野安打を放って1点を勝ち越し。 さらに木村拓選手の二ゴロが荒木選手の本塁悪送球を誘って1点を追加。
 投げては6回裏を天野投手、7回裏を澤崎・西川投手でしのいだ後、8回裏から永川投手を投入。 永川投手はいきなり谷繁・関川選手に連続安打を浴びて無死一二塁のピンチを招いたが、 バント失敗や三振併殺など中日の拙攻に助けられて切り抜けた。 9回裏も先頭大西選手に安打されたが後続を抑えた。
 4対2で勝利。広島は2連勝で貯金2。2位浮上。対中日戦7連勝。天野投手はプロ入り初勝利。

 試合結果

 今日の永川投手にはヒヤヒヤさせられましたね。8回裏は無死一二塁の大ピンチ。 バントを決められていればワンヒットで同点という厳しい場面になるところでした。 ここは渡辺選手に2度バントをファールさせて切り抜け、強攻策に変った後は空振り三振。 三振併殺のおまけ付きで大ピンチを切り抜けました。中日のミスに助けられた形ですね。 9回裏も先頭大西選手に右前打されて、本塁打で同点という場面でアレックス・福留選手。 よく抑えてくれました。2回3安打と苦しみながら無失点で9セーブ目。
 継投はプロ初勝利を挙げた天野投手をはじめ、澤崎・西川投手とバッチリ決まりました。 特に西川投手は7回裏一死一塁で、前の打席で本塁打を打っている福留・立浪選手をピシャリと抑えました。 良い仕事をしたと思います。
 鶴田投手。粘投だったのですが、勝利投手の権利獲得目前の5回裏二死から連続本塁打で同点。 直前の井端選手にファールで粘られ、本塁打を浴びた福留選手にもファールで粘られたのが影響した感じでした。 あの場面での交代は球数が100球を超えてバテバテだったことを考えると、いいタイミングだったと思います。
 決勝点を奪った7回表には山本監督が勝負手を次々と繰り出しました。 前田選手に代走福地選手。ハースト選手にミエミエのバント要員代打朝山選手。代打木村一選手。代打町田選手。 代打町田選手への代打浅井選手。強気な采配で、勝負師だなあと思いました。 もちろん、期待通り働いた選手たちも立派でした。
 ローテ通りならば高橋投手が先発のはずでした。 スポーツ紙で伝えられたように、高橋投手は阪神戦用に温存したのでしょうね。

祝!天野プロ入り初勝利

 天野投手は5回裏二死一塁の場面で登板。この回と6回裏を完璧に抑えた。 味方が7回表に勝ち越し、そのまま勝利したため、プロ入り初勝利を挙げた。

 おめでとうございます。5回裏に同点とされ、中日に勢いが行きかけていたところをよく押しとどめてくれました。 いまや中継ぎの柱のひとりですね。

5月17日

トンネル抜けた!黒田粘投で開幕以来の勝利

 対中日戦、広島は3回表に中日先発バルガス投手を攻め、野村選手の中前打、緒方選手の左翼線二塁打、 新井選手の四球で一死満塁のチャンス。ここで前田選手が右前へ2点適時打を放って先制した。 続くシーツ選手の遊ゴロ併殺崩れの間に3点目。
 開幕以来勝ち星のない先発黒田投手は粘投。毎回のように走者を許したが決定打を許さなかった。 8回裏に井上選手を木村拓選手の失策で出塁させると、関川選手に右中間適時二塁打を浴びて2点差とされた。 しかし続くピンチを抑えてこの回で降板。9回裏は永川投手が3人でピシャリ。
 3対1で勝利。広島は貯金1。対中日戦6連勝。黒田投手は開幕戦以来の2勝目。

 試合結果

 やっと黒田投手が勝ってくれました。本人はヒーローインタビューで「(調子は)特別良くもなかった」と言っていましたが、 前回と比べると変化球がなかなか良い曲がりをしていたと思います。 4回裏以外は毎回走者という投球で、特に5回裏の無死一二塁、 8回裏1点取られた後の無死二塁は大ピンチだったと思いますが、粘り強く抑えてくれました。 トンネルが長かった分、これからバンバン勝ってもらいたいと思います。
 永川投手は8セーブ目。黒田投手の勝ちを消してはいけないというプレッシャーがあったはずですが、 そんなことを感じさせない投球でした。抑え投手としての貫禄が出てきましたかね。
 決勝打は前田選手。この試合2安打しています。調子が落ちていましたが、 この3日間試合がなかったことが良い休養になったのかも知れませんね。

カープ二軍、社会人野球広島大会で優勝!

 第42回社会人野球広島大会でカープ二軍が準決勝でデュプロ、決勝で三菱重工広島を下し、初優勝した。 プロ球団がアマチュア公式戦で優勝したのは史上初。大会最優秀選手は首位打者賞と合わせて天谷選手が獲得した。
 準決勝デュプロ戦では嶋選手の先制2ランや天谷選手の適時打などで主導権を握り、 フェリシアーノ投手が5回1失点の好投。田中・小山田投手が好救援してデュプロ打線を抑えた。4対1で勝利。
 決勝三菱重工広島戦では2回裏に松本奉・フランコ・瀬戸選手の3アーチで4点を先制。 これを林・菊地原・横山投手が被安打2の完封リレーで守りきった。4対0で勝利。

 試合結果(準決勝)
 試合結果(決勝)

 おめでとうございます。プロなんだから当たり前とか言われそうですが、去年は初戦敗退だったわけですから。 二軍のポテンシャルは確実に上がっているようです。
 天谷選手、MVPおめでとうございます。ウエスタンでも好調でしたが、これはますます将来が楽しみです。

栗原が死球で顔面を負傷

 栗原選手がデュプロ戦で左顔面に死球を受け退場。救急車で広島市内の病院に運ばれ、上唇周辺を8針縫った。 骨や脳に異常はなかった。20日には軽い練習を再開できる見込み。

 骨や脳に異常がなかったのは不幸中の幸いですが、恐いのは投球に対する恐怖心が出ることですね。 内角球に対して腰が引けたりするようになったら大変ですね。お大事に。