カープ日記


10月31日

金本がFA宣言

 金本選手がFA宣言した。 広島球団が宣言残留はさせない方針であることから他球団へ移籍することになる。 移籍交渉解禁は11月13日。
 金本選手は広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で14時すぎから記者会見。 「やはりカープに対する愛着と勝負をかけてみたいという気持ちの中で、 やはり人生の決断として最後のチャンスなのではないかという言葉が多かったものですから、 そこで決断しました。
最初に権利を取得した時にはまさか自分が宣言するとは全く思ってなかったんですけど、 最初は多少の見解の相違からわだかまりみたいなものがありまして、それがきっかけとはなったんですけど、 そういう誤解も解け始めまして理解しあいまして、 その時にはもうすでに勝負をかけたいという気持ちに変わり始めて、 そして今日の日に至ったと。
やっぱりカープというのは僕が生まれ育った街であり、 11年間勤めた会社であり、家族同然なのでやはり(対戦は)嫌ですね。
(山本監督に)やっぱり新しい環境にチャレンジしてみたいということを伝えましたところ、 『残念だけど頑張ってくれ』と言われました。
応援団はじめトランペットを吹いてくれた方や太鼓を叩いてくれたり旗を振ってくれたりだとか、 熱い声援を毎試合毎試合送ってくれて本当に感謝してますし、またつらい部分の方が大きいですね。
勝負をかけたいと、違うユニフォームを着てみたいと。 それでまたカープの野球を見せたいというところですね」と話した。
 山本監督は宮崎空港で「こういう制度があってこれを決めたというのは本人の意志だし、 これは受け止めて、気持ちを新たにチームとして、ちょうど明日から秋季キャンプ、 来年に向けてチームとして動かなければいけない、そういう気持ちです。 みんな寂しいですよ、現場はね。この1ヶ月半ぐらいずっといろいろな話をして、 こっちも精一杯やったつもりではあるけれども、 こういう結果になってやっぱり残念でしたね。 もう来年へ向けての気持ちの切り替えを当然やっていかねばならんですね。選手にも今日、それは言います」。
 野村選手は「話を聞いても(金本は)相当悩んでいたんですが、自分で決断したんだから。 僕らは頑張るしかないんで」。
 松田オーナーは「球団としては残留してもらいたかったので残念です。 新天地でやるからには頑張っていただきたい」。

 覚悟はしていましたが、やはりショックはあります。 広島出身で小さい頃からカープファン。そしてカープに入団し、レギュラーを獲得し、 最後は4番までつとめた選手。 広島一色と言っていいような選手が自らの意思でカープを去っていくわけですから、 そこにどんな理由があるのか。 環境を変えたいというのが最大の理由のようですが、 球団への何らかの不信感があったのは確かなようですね。
 金本選手、これまでカープのためによく頑張ってくれました。ありがとうございます。 そしてさよなら。
 これでカープから3人目のFA移籍選手。慣れないといけないのかなぁ…。

巨人の内田コーチが広島復帰へ

 今季限りで巨人を退団する内田順三打撃コーチが広島に復帰することが明らかになった。 内田コーチは選手(代打の切り札)として1977年から82年まで広島に在籍。 83年から93年まで打撃コーチを務め、 94年からは巨人の打撃コーチを務めている。

 山本第一次政権を支えた方ですので、山本監督とは気心が知れているでしょう。 正田選手のスイッチ打者転向成功は内田コーチの力も大きかったらしいです。

カープナイン、日南入り

 山本監督はじめカープ一行は秋季キャンプのため宮崎県日南市入りした。

 チームを一から作り直すぐらいのつもりで頑張ってもらいたいですね。

10月30日

金本、FA結論出せず

 この日FA問題の結論を出すと明言していた金本選手だったが、 結論を出すことができなかった。

 自ら設定した期限を破ってしまうとは相当悩んでいるようですね。

日本シリーズ、巨人が日本一

 日本シリーズ第4戦、巨人が西武に6対2で勝利。4連勝で日本一。MVPは二岡選手。

 巨人関係者のみなさん、おめでとうございます。 西武は大波に飲み込まれてしまって実力を発揮できなかった感じです。

10月29日

縮景園で高校生とお茶会

 野村・緒方・前田選手ら主力19選手が縮景園で高校生とお茶会を行った。 金本選手は欠席。

 佐々岡投手が「高校生と交流するのは初めて」とか言っていたので、 「前にもあったがなあ」と思って調べてみると、 前回(2001年3月14日)は監督やコーチらスタッフのみの参加で、選手は参加していませんでした。

日本シリーズ、巨人が一気に王手

 日本シリーズ第3戦、巨人が西武に10対2で勝利。3連勝で日本一に王手。

 短期決戦は勢いに乗った方が勝ちってところがありますからね。 しかし、このまま終わったのでは面白くないです。

10月28日

石橋コーチら4コーチが退団

 広島球団は笘篠守備走塁コーチ、石橋トレーニングコーチ、原二軍打撃コーチ、 迫丸二軍トレーニングコーチが退団すると発表した。

 笘篠さん、石橋さん、原さん、迫丸さん、これまでありがとうございました。
 笘篠コーチは守備力低下の責任を取ってとか家庭の事情とかある程度退団の理由がわかっていますが、 あとの3コーチはどうしたことでしょうか。契約満了ということですが…。

日南秋季キャンプメンバー発表

 11月1日から21日まで日南で行われる秋季キャンプに参加するメンバーが発表された。
監督・コーチ
山本、松原、北別府、川端、長内、山崎、道原、石橋、阿部、高、山内
投手
横松、河野、大竹、長谷川、河内、佐竹、大島、天野、玉山、林、筒井、矢野、 酒井、広池、ラミーレス、フェリシアーノ、ガルシア
捕手
木村一、石原、倉
内野手
嶋、東出、兵動、野村、新井、松本、岡上、福地、栗原、山本芳、フランコ
外野手
前田、町田、廣瀬、朝山、森笠、末永、カストロ

 退団が決まった石橋さんの名前がありますね。 さすがにキャンプにトレーニングコーチ不在では拙いということで、 最後のおつとめということでしょうか?

広島市民球場で秋季練習

 日南秋季キャンプに参加するメンバーが広島市民球場で練習を行った。 二塁へコンバートされる東出選手は二塁守備。 山崎コーチから二塁ベースカバーの方法などの指導を受けていた。

 さっそくですね。コンバートが成功すると良いと思います。

東海大の鞘師がプロ入り表明

 広島のドラフト指名が有力視されている東海大の鞘師智也外野手がプロ入り希望を表明した。

 ドラフト会議、どうなりますかね。  

10月27日

金本FA、30日に結論

 金本選手が予定を1日繰り上げて湯布院から帰広した。 FA問題について、山本監督が秋季キャンプのため広島を離れる31日の前の30日に結論を出すという。

 はっきり日を決めてくれたのはありがたいです。吉報を待っています。

日本シリーズ、巨人が2連勝

 日本シリーズ第2戦、巨人が西武に9対4で2連勝。

 巨人が強いですね。

10月26日

日本シリーズ、巨人が先勝

 日本シリーズ第1戦、巨人が西武に4対1で先勝。

 巨人らしい長打攻勢でした。西武は中継ぎ投手が良かったですね。

10月25日

湯布院でメディカルチェック

 湯布院で主力18選手がスポーツ専門医からメディカルチェックを受けた。

 毎年恒例ですが、このチェックで重大な問題が見つかったという報道を見たことがありません。 重大な問題がある選手はリハビリキャンプには参加せず、病院に直行しているということかも知れません。

コスモスリーグ全日程終了

 試合結果

 2対3で初の連敗。カープは6勝3敗の好成績で全日程を終了。

10月24日

2外国人選手を秋季キャンプでテスト

 広島球団は秋季キャンプでクリス・クラピンスキー内野手(31歳右投両打)と スティーブ・ウッダード投手(27歳右投右打)の入団テストを行う。 これまでは現場に補強ポイントを聞いたフロントが代理人に選手紹介を依頼し、 フロントが紹介された選手の採否を決めていた。 これを今後は実際のテストを通じて監督やコーチら現場の意見を取り入れて採否を決めるように変える。

 テストをした方が「当たり」に当たる確率はたぶん上がるでしょうね。

石井トレーナーらトレーナー採用で渡米

 石井トレーナー課長と橋本トレーニングアドバイザーが2〜3人のトレーナーを採用するために渡米する。

 最近トレーナー部の強化に熱心ですね。良い事だと思います。

コスモス情報

 試合結果

 湘南3投手に完封負け。

10月23日

山本監督が金本を説得

 山本監督が湯布院入り。金本選手に残留するよう自室で約15分間、食事会で約2時間説得した。

 腹を割った話し合いをしたようですね。良い方向に結論が出ることを祈ります。

コスモス情報

 試合結果

 河内投手が5安打1失点で完投勝利。

10月22日

新井が優秀MEP賞受賞

 新井選手が優秀JCB・MEP賞を受賞した。 この賞はセ・リーグの試合ごとに与えられるMEP賞のポイントを合計し、 各チームで最多の選手に贈られる。なお、最優秀MEP賞は松井選手(巨人)。 優秀MEP賞は新井選手の他、岩村選手(ヤクルト)、川上投手(中日)、 濱中選手(阪神)、吉見投手(横浜)。

 新井選手、おめでとうございます。 今年はチャンスにも強くなり、 特にシーズン前半は「新井、またお立ち台だよ」ってことが多かったですからね。

10月21日

町田・瀬戸、FA宣言せず残留

 今季FA権を取得した町田選手と瀬戸選手がFA宣言せずカープに残留することを発表した。 町田選手と瀬戸選手はリハビリキャンプに訪れている大分県湯布院町の宿舎で阿南球団本部長とともに会見。
 町田選手は「自分はまたカープでプレーしたいなと。気持ちはもう来年に、自分自身向いているので、 これからもよろしくお願いしますという気持ちでいっぱいです。 また来年からも広島カープの町田康嗣郎として応援してください」。
 瀬戸選手は「今年同様、自分にとっては苦しい状況には変わりないと思うんですけども、 あえてその状況の中でもう一回勝負したいということで、最終的に残留を決めました」。

 他球団に行けばレギュラーが狙える2選手だけに動向が注目されましたが、 カープ残留を決意してくれました。嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

苫米地がIC杯日本代表に選出

 11月にキューバで行われるインターコンチネンタルカップに出場する日本代表選手が発表された。 広島からは苫米地投手が選ばれた。代表選手は以下の通り:
投手
山北(中日)、坂元(ヤクルト)、苫米地(広島)、相木(オリックス)、真田(巨人)、 木佐貫(亜大)、多田野(立大)、内海(東京ガス)、中村(IBM野洲)
捕手
鈴木(中日)、米野(ヤクルト)、大野(日大)
内野手
井端(中日)、二岡(巨人)、木元(日本ハム)、古木(横浜)、川崎(ダイエー)、 北川(川鉄水島)、鳥谷(早大)
外野手
高山(西武)、濱中(阪神)、喜多(ロッテ)、鷹野(近鉄)、吉浦(日産自動車)

 アジア大会は二軍の有望選手中心という感じでしたが、今回のメンバーは一軍の若手選手中心ですね。
 IC杯では3年前に黒田投手が好投しています。苫米地投手も飛躍のきっかけにしてもらいたいですね。

湯布院リハビリキャンプ始まる

 カープの主力18選手が夕方、大分県湯布院町に入り、リハビリキャンプがスタートした。
 また、湯布院キャンプ不参加の前田・東出選手ら7選手は大野練習場で練習を行った。 前田選手は左翼コンバートについて「監督から聞いている。しっかりリハビリして、 どこでも守れるように頑張るだけ」。

 参加メンバー発表の時は17選手でした。誰が増えたのかなと思いましたが、瀬戸選手でした。
 コンバートについては監督と選手がしっかり話をしているようですね。

10月20日

FA有資格者公示

 FA有資格者が公示された。広島では野村・佐々岡・西山・前田・緒方・町田・瀬戸・金本選手。

 町田選手は宣言しないような感じですが、瀬戸選手はどうなのでしょうか。

コスモス情報

 試合結果  苫米地・佐竹・筒井投手で完封リレー。

10月19日

コスモス情報

 試合結果  打線爆発10得点。

11月23日にファン感謝デー

 2002年カープファン感謝デーが11月23日(土)に開かれる。 詳細はこちら

 今年は開門が12時ではなく11時ですね。 例年入り口が2箇所のみで入場するまでにえらく時間がかかりますから早めたのでしょう。 11時から12時までの間はベースボールスクールを見ることができます。

10月18日

前田左翼、東出二塁へコンバート

 山本監督は広島市民球場に松田オーナーを訪ね、今季の終了報告を行った。 その後の記者会見で今季の低迷の原因を投手を含めた守りと説明。 前田選手を左翼、金本選手を中堅か右翼、東出選手を二塁、 外国人選手を遊撃とするコンバート構想を明かした。

 今年の布陣のまま個々の選手のレベルアップを待つというのでは、来年も望み薄だと思っていたので、 こういった動きがあるのは喜ばしいことだと思います。
 前田選手を外野の中で守備の負担が最も少ないと言われる左翼にコンバートするのは良さそうです。 金本選手の中堅・右翼というのは問題がありそう。足が速いので守備範囲はまずまずだとは思うのですが、 今年の左翼での守備はちょっと…。金本選手自身は新鮮な気持ちでやれると思うので、 刺激を与えるという意味もありそう。
 東出選手の二塁は本人のためには良いと思います。1年目は二塁手でしたが、 その時は今ほど守備でうんぬんされることはありませんでした。 一塁まで近くなって送球への不安がかなり解消されるので、捕球の方にも好影響。 守備面の不安解消から打撃面にも好影響が出そうです。福地選手とレギュラー争いすることになりそう。
 最大の問題は遊撃で、そんなに良い外国人選手が見つかるものでしょうか。 今年は木村拓選手が遊撃を無難にこなしていたので、 外国人選手が駄目な場合は木村拓選手を考えているのでしょう。 木村拓選手ががんばっている間に次代の遊撃手を育成、あるいは獲得するということになりそうです。

金本、FA問題今月中に決断

 金本選手は東京の宿舎で、FA宣言するか広島に残留するか今月中に必ず決断すると話した。

 早く決めてご自身楽になってください。ファンを楽にしてください。 残留の場合はコンバートだそうですから、できれば秋季キャンプに参加してもらいたいんですが…。

出身地別東西対抗に前田・黒田・新井・東出

 11月7日にナゴヤドームで行われる出身地別東西対抗戦の出場選手が発表された。 広島からは西軍で黒田投手・前田・新井選手が、東軍で東出選手が出場する。 また山本監督も西軍コーチとして参加する。

 黒田対東出がカープファンの見所でしょうか。

山内が任意引退選手公示

 山内投手が任意引退選手として公示された。

 お疲れ様でした。

パ全日程終了

 パ・リーグの全日程が終了した。最終順位は以下の通り:
順位 チーム名 試合数 勝率 ゲーム差
1 西武 140 90 49 1 0.647 -
2 近鉄 140 73 65 2 0.529 16.5
2 ダイエー 140 73 65 2 0.529 16.5
4 ロッテ 140 67 72 1 0.482 23.0
5 日本ハム 140 61 76 3 0.445 28.0
6 オリックス 140 50 87 3 0.365 39.0

 タイトルホルダーは以下の通り:

最優秀防御率 金田 政彦(オ) 2.50
勝率1位   パウエル (近) .630
最多勝利   パウエル (近) 17勝
最多三振奪取 パウエル (近) 182
最優秀救援  豊田  清(武) 44SP
最優秀中継ぎ 森  慎二(武) 32H
首位打者   小笠原道大(日) .340
最多本塁打  カブレラ (武) 55本
最多打点   ロ ー ズ(近) 117点
最多安打   松井稼頭央(武) 193本
最多盗塁   谷  佳和(オ) 41
最高出塁率  カブレラ (武) .467

 カブレラ選手、年間本塁打日本タイ記録おめでとうございます(何をいまさら(^^;)。 56本目を打って新記録達成時に「カープ日記」に書こうと思っていたのですが出ませんでしたね。

10月17日

2002年全日程終了

 広島は今季最終戦をヤクルトと戦い、2対1で勝利。 140試合64勝72敗4分勝率.471、首位巨人と21ゲーム差の5位でペナントレース全日程を終了した。

 選手をはじめチーム関係者のみなさん、ファンのみなさん、お疲れ様でした。
 今年は前評判の高さから大きな期待をしていただけに失望も大きかったです。 正直なところ、早くペナントレースが終わらないかなあと思っていました。 「カープ日記」の文章の端々にもそんなやる気のない雰囲気が出てしまったかなと反省しております。 オフシーズンもぼちぼち更新していきますので、よろしくお願いします。

金本殊勲打!河内好投!長谷川好救援!最終戦飾る

 対ヤクルト最終戦、広島は2回表に金本選手がプロ初先発の花田投手から右中間へ29号ソロを放って先制。 先発河内投手は要所を抑えて好投していたが、6回裏に城石選手に左越えへ8号ソロを浴びて同点。 しかし河内投手は8回までをこの1失点に抑える好投。
 そして延長10回表、ヤクルト6番手河端投手を攻め、木村一・東出選手の安打で一死一二塁とし、 二死一三塁から金本選手が右前適時打を放って1点を勝ち越した。 その裏、9回から救援の長谷川投手が二死二塁のピンチを招いたが、 現役最後の打席となる池山選手を空振り三振に抑えて逃げ切った。2対1で勝利。

 試合結果

 ヤクルト池山選手の引退試合でした。 10回裏はひとり走者が出れば池山選手に打席が回るということで、飯田選手が三塁前へ絶妙のセーフティバント。 続く稲葉選手は併殺や本塁打では池山選手に打席が回らないということで送りバント。 そして池山選手。長谷川投手は全て直球で勝負。最後は「ブンブン丸」の愛称通り、 思い切りの良いスイングで空振り三振。絵に描いたような展開でしたね。 池山選手、19年間お疲れ様でした。
 池山選手の引退試合という異様な雰囲気の中、先発の河内投手は好投しました。 プロ最長となる8回を6安打1失点。打線の援護がもう少しあればプロ初完投勝利もあったかという投球でした。 コスモスリーグでの登板も残っていますが、この投球が来季につながってくれればと思います。
 長谷川投手は救援で13勝目。 連敗のままシーズンを終わるのと勝って終わるのとでは気分的にかなり違うでしょう。 来季は今季以上の活躍を期待します。
 打のヒーローは金本選手。2回表に先制弾。30号に期待を抱かせました。 結局30号には届きませんでしたが、10回表には決勝打。 最後の最後で4番らしい活躍をしてくれました。29本塁打は新井選手を抜いてチームトップ。
 失策王争いは新井選手が逃げ切り。 東出選手がスタメン落ちということで敵前逃亡みたいな感じにはなりましたけど、 首脳陣の采配なので仕方ないですね。来年はぜひ2人とも失策数を1ケタにして下さい。

笘篠コーチが退団

 笘篠守備走塁コーチが今季限りで退団することが明らかになった。 チームの守備力低下の責任を取ってのもの。

 笘篠コーチは選手の兄貴分のような感じで頑張っておられましたが…。お疲れ様でした。 来年は誰がノックをするのかな?

金本を慰留

 東京都内の宿舎で鈴木球団部長がFAに揺れる金本選手と会談し、慰留を行った。

 球団の思いは金本選手に通じるでしょうか。

湯布院リハビリキャンプメンバー発表

 21日から28日まで大分県湯布院で行われるリハビリキャンプに参加するメンバーが発表された。
投手
黒田、佐々岡、長谷川、鶴田、高橋、小林、玉木、小山田
捕手
木村一、西山
内野手
野村、新井
外野手
木村拓、町田、浅井、緒方、金本
なお山本監督は23日に合流。 日南秋季キャンプに参加する長谷川・小山田・木村一・野村・新井選手は25日に帰広する。

 主力選手では前田・東出選手がいないのでどうしたのかと思いましたが、 大野練習場で秋季キャンプに備えてトレーニングするようです。

セ全日程終了

 セ・リーグの全日程が終了した。最終順位は以下の通り:
順位 チーム名 試合数 勝率 ゲーム差
1 巨人 140 86 52 2 0.623 -
2 ヤクルト 140 74 62 4 0.544 11.0
3 中日 140 69 66 5 0.511 15.5
4 阪神 140 66 70 4 0.485 19.0
5 広島 140 64 72 4 0.471 21.0
6 横浜 140 49 86 5 0.363 35.5

 タイトルホルダーは以下の通り:

最優秀防御率 桑田 真澄(巨) 2.22
最多勝利   上原 浩治(巨) 17勝
最多勝利   ホッジス (ヤ) 17勝
最多奪三振  井川  慶(神) 206
最優秀救援  ギャラード(中) 35SP
最優秀中継ぎ 石井 弘寿(ヤ) 35.5RP
首位打者   福留 孝介(中) .343
最多本塁打  松井 秀喜(巨) 50本
最多打点   松井 秀喜(巨) 107点
最多安打   清水 隆行(巨) 191本
最多盗塁   赤星 憲広(神) 26
最高出塁率  松井 秀喜(巨) .461

 今年もカープからタイトルホルダーが出ませんでした。残念です。

コスモス情報

 試合結果  大島ら4投手が打たれて連勝ストップ。

達川前監督、阪神コーチに就任

 阪神は広島前監督の達川光男氏の一軍バッテリーコーチ就任を発表した。

 指導者として評判を上げるか下げるか正念場かも知れませんね。  

10月16日

高橋、2年連続2ケタ勝利ならず

 対ヤクルト戦、先発は背筋痛から復帰して10勝目を目指す高橋投手。 2回裏に稲葉選手の中越え三塁打の後、 城石選手に左前適時打を浴びて先制された。さらに小野選手に左中間二塁打で二三塁とされ、 二死後、志田選手の遊撃適時内野安打で2点目。
 広島打線は新人王を目指すヤクルト先発石川投手から 4回表に町田選手が左越えへ7号ソロを放って1点差とした。 しかし6回裏に岩村選手に右越えへ23号ソロを浴びて2点差とされた。 高橋投手は8回を5安打3失点の好投。
 広島打線は再三チャンスを作るも、石川投手の後をつないだ河端・五十嵐亮・石井投手にかわされた。 1対3で敗戦。広島の今季対ヤクルト戦の負け越しが決まった。

 試合結果

 背筋痛が心配されていた高橋投手。8回を5安打3失点で完投。 打たれたのが4安打を集中された2回裏と岩村選手に本塁打された6回裏のみ。 打線の援護がなく残念ながら2年連続の2ケタ勝利はなりませんでした。 ちなみに14敗はリーグ最多敗戦です。
 打線は塁上をにぎわすものの、取った得点は町田選手のソロアーチによる1点のみ。 あれだけ走者が出ながら、本塁打がよりによって走者がいない時に出てしまうとは…。 金本選手がブレーキでしたね。
 緒方選手が2打数2安打した時点で打率3割に到達。 7回表の打席で凡退してギリギリ3割になったところで木村拓選手と交代。 明日の試合で打席に立つことはないでしょう。3年ぶりの打率3割達成おめでとうございます。
 新井選手が17個目の失策。16個で並んでいた東出選手を抜いてセ・リーグ単独トップ。 新井選手と東出選手、失策が多かった方が坊主頭にするという公約がありましたが、 残り1試合どうなるでしょうか。
 失策数といえばチーム失策数3ケタ突入は避けられたようですね。

苫米地が出場選手登録抹消

 苫米地投手が出場選手登録を抹消され、高橋投手が出場選手登録された。

 苫米地投手の抹消は登板機会がないからですね。コスモスリーグでの活躍を期待します。

コスモス情報

 試合結果

 玉山投手が2失点完投で3連勝。