カープ日記


9月30日

山内が今季限りで引退

 山内投手が今季限りで現役を引退することが明らかになった。
 山内投手は1994年、逆指名のドラフト1位で日体大から広島入り。 「UFO投法」と呼ばれる独特の投球フォームで1年目の95年に14勝を挙げて新人王に輝いた。 96年にも11勝を挙げて2年連続2ケタ勝利。 しかしその後は故障などで2ケタ勝利を挙げることはできなかった。
 引退後は三軍投手コーチに就任する予定。14日横浜戦が引退試合となる。

 まだ29歳と若いのでこの引退にはびっくりしました。 かつての新人王もここ数年故障などもあって好成績が残せませんでした。 他球団で現役を続けるという選択肢もあったと思うのですが、 広島の逆指名選手第1号ということを考えても山内投手自身の広島への思い入れが大きかったのでしょう。 お疲れ様でした。

ランドクィスト投手をテスト

 元米大リーガーの右腕デーブ・ランドクィスト投手が二軍の練習に参加している。 1日に広島市民球場で入団テストを受ける。 ランドクィスト投手は29歳188cm90kg右投右打。昨季はパドレスで17試合0勝1敗。 今季はパドレス傘下の3Aでプレーした。

 最近活躍する外国人投手がいないので、テストしてから採用を決めるのは良いと思います。 ブルペンでの投球テストだけでなく主力選手相手のシート打撃など実戦に近いテストをして欲しいですね。

SATOの無責任先発予想

 1日から広島で横浜2連戦、中日戦、ヤクルト2連戦、巨人戦。 計6連戦。
 広島の先発は長谷川・河内・苫米地・黒田・佐々岡・長谷川投手と予想します。 背筋痛の高橋投手が投げられるならば、 苫米地投手の先発や長谷川投手の中4日はないかも知れません。
 横浜の先発はグスマン・吉見投手でしょうか。 吉見投手は中4日になるのでちょっと違うかなとも思いますが、 新人王のために登板機会を増やすのではないかということで。

9月29日

佐々岡2安打完投!町田2発!新井2ラン!

 対ヤクルト戦、広島は初回に新人王を狙うヤクルト先発石川投手を攻め、 福地選手が初球をいきなり左翼線二塁打。東出選手の犠打で三塁へ進み、緒方選手の右犠飛で1点を先制した。 広島打線はその後は石川投手をうちあぐねて6回まで無得点。 ようやく7回裏に町田選手が左越えへ5号ソロを運んで2点差とした。
 先発佐々岡投手は制球よく好投。7回までヤクルト打線をわずか1安打に抑え込んだが、 8回表にラミレス選手に23号ソロを浴びて1点差とされた。
 しかし8回裏二死から前田選手の中前打の後、新井選手が右越えへ26号2ラン。 町田選手が右中間へ2打席連続の6号ソロを放って3点を追加した。
 佐々岡投手は9回表をあっさり3人で片付けて今季2度目の完投勝利。 5対1で勝利。広島は連敗を2で止めた。対ヤクルト戦の連敗も6でストップ。

 試合結果

 両軍先発投手が好投して締まった試合でした。 佐々岡投手は最高球速こそ140キロで130キロ台中盤の球が多かったですが、 制球が良かったようです。ピンチは4回表だけでした。完封ペースだったので、 ラミレス選手の一発は惜しかったですが、わずか2安打、無四球で堂々の完投勝利。 これで8勝目。あと2試合登板機会がありますので10勝の可能性も残っています。
 打線。初回に見事な速攻。福地選手が無死から塁に出るとあっさり点が取れる感じですね。 7回裏には町田選手に一発。なかなか追加点が取れませんでしたから、本当に効果的な一発でした。 新井選手の2ランも1点差にされた直後だったので大きかったですね。 いい感じで得点できました。
 左投手が相手ということで2試合連続スタメンの町田選手。2打席連続弾を含む3安打猛打賞。 守備でも岩村選手の右前へ抜けようかというライナーをダイビングキャッチするファインプレー。 思うような成績が残せず、苦しいシーズンだったと思いますが、来季へつなげて欲しいと思います。

9月28日

黒田10勝へまた足踏み

 対ヤクルト戦、先発黒田投手とヤクルト先発藤井投手の投手戦で迎えた5回裏、 前田・町田選手の長短打で一死一三塁のチャンス。ここで西山選手がスクイズをしたが外された。 しかし三本間の挟殺プレー中の失策で1点を先制。
 しかし6回表に土橋・岩村選手の短長打で同点とされた。 8回表には一死から岩村・ペタジーニ・ラミレス・古田選手の4連打で2失点。 渡会選手に5号3ランを浴びてこの回大量5失点。
 広島打線は藤井投手を打ちあぐねたが、8回裏に廣瀬選手の四球と東出選手の中前打で一死一二塁とし、 二死後、金本選手が中前適時打を放って4点差とした。 しかし9回表に佐竹投手が2つの四球と金本選手の失策で一死満塁とされ、 澤崎投手がラミレス選手に適時打を浴びて5点差とされた。
 9回裏は8回から救援した石井投手に抑えられた。2対7で敗戦。広島は2連敗。

 試合結果

 黒田投手は7回まで好投していたんですけどね。 4回表の無死二三塁や6回表1点取られた後の無死一二塁もよく粘っていました。 8回表はどうしちゃったのでしょうか。スタミナ切れだったのか、 捕手が西山選手から木村一選手に代わったのが拙かったのか。またも10勝目はおあずけ。
 守備で「おっ」と思ったプレーが2つありました。ひとつめは4回表一死満塁からの二ゴロ併殺。 正面ではありましたがバットが折れていて詰まり気味のゴロ。 福地選手には送球の素早さに難があると思っていましたので、併殺は無理かなと思ったのですが、 きわどく併殺を取りました。もうひとつは9回表のラミレス選手の右前打での廣瀬選手のバックホーム。 岩村選手を刺しました。守備はさすがに一級品ですね。

ウエスタン全日程終了:栗原打点王、嶋最高出塁率

 ウエスタンリーグの全日程が終了した。 栗原選手が最多打点、嶋選手が最高出塁率のタイトルを獲得した。

ウエスタンリーグ最終勝敗表
チーム 試合 勝率
1 阪  神 90 51 33 6 .607 -
2 広  島 90 43 33 14 .566 4.0
3 ダイエー 90 45 44 2 .511 8.0
4 中  日 90 42 41 7 .506 8.5
5 近  鉄 90 35 48 7 .422 15.5
6 サーパス 90 32 50 8 .390 18.0

タイトルホルダー
首位打者   川崎宗則(ダイエー) .367
最多本塁打  吉本元浩(近鉄) 13本
最多打点   栗原健太(広島) 50
最多盗塁   森谷昭人、武藤孝司(近鉄) 26
最高出塁率  嶋重宣(広島) .383
防御率第1位 横田久則(阪神) 1.96
勝率第1位  横田久則(阪神) .750
最多勝利   矢口哲朗(中日) 10
最優秀救援  小山伸一郎(中日)15セーブポイント

 栗原選手、嶋選手、タイトル獲得おめでとうございます。 これを自信にして飛躍してほしいと思います。

ア大会日本代表が釜山入り

 栗原選手らアジア大会野球日本代表が釜山入りした。

 いよいよですね。栗原選手に出場機会がたくさんあると嬉しいです。

日米野球ファン投票選出選手決定

 11月に行われる日米野球に出場するファン投票選出10選手が発表された。 残り18選手は監督推薦で発表される。10選手は以下の通り:
右投手 上原(巨人)
左投手 井川(阪神)
一塁手 カブレラ(西武)
二塁手 今岡(阪神)
三塁手 中村(近鉄)
遊撃手 松井(西武)
外野手 松井(巨人)
外野手 清水(巨人)
外野手 福留(中日)

 一度も投票しなかったので知らなかったのですが、外国人選手もOKだったんですね。

9月27日

ロペス、スタニファー、ベルトランの退団が決まる

 広島球団は帰国を望むロペス選手・スタニファー投手・ベルトラン投手に許可を出し、 来季の契約を結ばない方針であることから、 3選手の退団が事実上決まった。

 ロペス選手については5年間も主軸で活躍してくれましたので、思い入れも深いです。 逆転弾を打った時のベンチへ向かっての派手なガッツポーズ。 好守備をした味方選手に対する指差しポーズ。忘れられません。 今年は力の衰えが目立っていたので退団は仕方ないかなという気がしますが、 5年間カープのためによく頑張ってくれたと思います。お疲れ様でした。

ヤクルト戦、雨天中止

 広島市民球場で行われる予定だったヤクルト戦は雨のために中止となった。

 10月4日(金)の予備日に試合が行われます。

佐竹が出場選手登録

 佐竹投手が出場選手登録された。

 左の中継ぎとして期待します。

9月26日

栗原、ア大会壮行試合で無安打

 西武ドームでアジア大会日本代表とイースタン選抜のアジア大会壮行試合が行われた。 試合は日本代表が2対1で勝利。栗原選手は6番一塁手で先発出場。 空振り三振、空振り三振、中飛の3打数無安打で途中交代した。

 田尾コーチからタイミングの取り方の指導を受けているようですね。 プラスになれば良いですが…。

プロアマ交流戦、10月1日に

 プロアマ交流戦カープ対三菱重工広島が10月1日12時30分から由宇球場で行われる。

 今年の二軍は強いので、プロの力を見せて欲しいですね。

SATOの無責任先発予想

 27日から広島でヤクルト3連戦。
 広島の先発は佐々岡・黒田・河内投手と予想します。 ヤクルトの先発は石川・藤井・山部投手でしょうか。

9月25日

くるくるくるくる5位転落

 対横浜戦、広島は初回に横浜先発三浦投手を攻め、福地選手の右前打と盗塁、 東出選手の犠打で一死三塁とし、緒方選手の左前適時打で1点を先制した。 4回裏には新井選手が中越えへ25号ソロを放って2点差とした。
 先発長谷川投手は5回表に小池・中村選手の長短打で1点を失った。 7回表には中村選手への四球、中根選手の右前打、種田選手の遊撃内野安打で二死満塁のピンチ。 ここで古木選手に右中間へ3点適時二塁打を打たれて逆転された。
 広島打線は横浜中継ぎ投手陣を打ちあぐねたが、9回裏に最後の反撃。 斎藤投手を攻め、代打浅井選手の四球をきっかけに二死二塁とし、 東出選手が右前適時打を放って1点差としたがそこまで。 3対4で敗戦。阪神が勝ったため5位に転落。

 試合結果

 広島投手陣は横浜打線を相手に15奪三振。広島打線は横浜投手陣相手に14三振。 「くるくるくるくる」両軍合わせて29の三振ショーでした。
 先発は中4日の長谷川投手。なかなかの好投で、すんなり行くかなと思いながら見てましたが、 もうひと踏ん張りできませんでした。
 打線。初回の攻撃は見事でした。右前打の福地選手が盗塁を決め、東出選手の送りバントで一死三塁。 緒方選手が左前適時打。こういう攻撃を数多く見たいですね。
 新井選手は25号本塁打。チーム内の本塁打王争いが熾烈になってきましたね。 どこまで本数を伸ばしてくれるでしょうか。

遠藤・田村恵・長崎が自由契約に

 広島球団は遠藤投手、田村恵捕手、長崎外野手を自由契約にすることを発表した。 遠藤投手は他球団での現役続行を希望。田村恵選手は広島のスコアラーに。 長崎選手は神奈川の実家に戻り今後を考える。

 遠藤投手。2年目にはプロ初勝利を挙げ、順調に伸びてくれればと思っていたのですが。
 田村恵捕手。一時期一軍で活躍して頭角を現しかけたことがあったのですが。
 長崎外野手。一度も一軍入りできないまま退団となります。
 それぞれの選手の新天地での活躍をお祈りします。

鶴田、出場選手登録抹消

 鶴田投手が出場選手登録を抹消された。

 今後日程は飛び飛びになりますが、 黒田・佐々岡・長谷川・河内投手の4人だけではローテを回せないんですけど。 高橋投手が戻ってくるのかな?若手の抜擢があるのかな?

9月24日

救援苫米地快投!広島5位以上確定

 対横浜戦、広島は初回に横浜先発バワーズ投手を攻め、二死から浅井選手が左前打し、 金本選手が右越えへ24号2ランを放って先制。 4回裏には前田選手が右越えへ19号ソロを放って3点をリード。
 先発鶴田投手は低めを丁寧に突く投球で4回まで無失点。 しかし5回表にバワーズ・石井琢・福本選手の3連打で1点を失った。 6回表には古木選手の四球を与えた後、小池選手に左越えへ2号2ランを浴びて同点とされた。 鶴田投手はここでマウンドを降りた。
 広島は7回裏に福盛投手を攻め、東出選手が敵失で出塁すると、 野村選手の犠打と前田選手の四球で二死一二塁のチャンス。 ここで緒方選手が右前へ適時打して1点を勝ち越した。
 投げては天野投手が6回表を抑え、7回からは苫米地投手が切れの良いスライダーを軸に好投。 最後まで投げ切った。4対3で勝利。広島は連敗を2で止め、今季5位以上を確定した。

 試合結果

 苫米地投手が3回1安打6奪三振の好投。特にスライダーが切れていたように思います。 これからも僅差の場面で起用されそうですね。3勝目。
 9回表は苫米地投手が続投。小山田投手は登板しませんでした。 状態が悪いとの判断のようですね。
 天野投手も同点の場面で好救援。失策や不運な当たりがありましたが、踏ん張りました。
 鶴田投手も好投していましたが、小池選手の一発はもったいなかったです。 鶴田投手本人は直前の古木選手への四球を悔やんでいたようです。
 福地選手は無安打。失策も1つ。スタメンが続いて疲れが溜まり始めているのかも知れませんが、 ここで踏ん張らないとレギュラーへの道は開けません。

浅井が右太ももを痛めて途中交代

 浅井選手は5回裏に二塁内野安打を放った際の走塁で右太もも裏に痛みを感じ、 野村選手と交代した。

 スタメンが増えていたのにこの怪我は痛いですね。

玉木、広池に代わり出場選手登録

 広池投手が出場選手登録を抹消され、玉木投手が出場選手登録された。

 広池投手はただ一人の左の中継ぎ投手として頑張っていたのですが、不調ということなのでしょうか。 玉木投手には勝ちパターンの中継ぎとしてもうひと頑張りしてもらいたいですね。

日程追加

10月 4日(金) (広−ヤ予備 18:20(広島))
10月15日(火) (広−横予備 18:20(広島))
10月16日(水) ヤクルト−広島 18:20(神宮)
10月17日(木) ヤクルト−広島 18:20(神宮)
10月18日(金) (ヤ−広予備 18:20(神宮))

巨人、セ・リーグ優勝

 巨人のセ・リーグ優勝が決まった。

 巨人ファンのみなさん、優勝おめでとうございます。 今年はカープもいい線行くと思ったんですけどねえ。

9月23日

祝!澤崎が2年ぶりの登板

 対横浜戦、先発河内投手は初回に石井琢選手の安打と東出選手の失策などで一死一二塁とされ、 ロドリゲス選手に左前適時打を浴びて1点を先制された。 2回表には小池・中村選手の連打と石井琢選手への四球で二死満塁とされ、 福本選手への押し出し四球で2点目。
 広島打線は2回裏に横浜先発グスマン投手を二死から攻め、浅井選手の四球の後、 新井選手が右中間へ適時三塁打を放って1点差とした。
 河内投手は3回以降立ち直って7回までを零封した。 しかし8回表に河野投手が多村選手の振り逃げをきっかけに、 小川選手の2点適時二塁打などで3点を失った。
 9回表には澤崎投手が2年ぶりの一軍マウンド。福本選手に四球を与えたものの、 盗塁失敗などで3人で抑えた。
 広島打線はグスマン投手を崩せず、7回裏には3安打を集中しながらも盗塁失敗が絡んで無得点。 結局7安打で完投を許した。1対5で敗戦。広島は2連敗。

 試合結果

 澤崎投手が2000年9月21日巨人戦以来の一軍登板。 怪我との戦いは苦しかったと思いますが、一軍で投げられるまでに回復しました。 今季の残り試合では来季への手応えをつかんで欲しいと思います。
 河内投手は立ち上がり不安定でまた同じ失敗を繰り返すのかなと思いましたが、 大量失点は何とか防いで3回以降は好投を見せてくれました。7回2失点は先発として合格点でしょう。
 福地選手は3試合連続のスタメン。松原コーチによると、来季スタメンで使う方向で考えているそうです。 この試合では6回裏に絶妙のセーフティバントを決めました。 スタメンで出るようになってから盗塁がないのがちょっと不満ではあるのですが…。 作戦的に東出選手にバントさせる前に盗塁させるとか、いろいろやって欲しいですね。

森笠、栗原に代わり出場選手登録

 栗原選手がアジア大会日本代表合宿に参加するために出場選手登録を抹消された。 代わって森笠選手が出場選手登録された。

 栗原選手のアジア大会での活躍を祈ります。 森笠選手には出場のチャンスが巡ってきた時にしっかりと首脳陣にアピールしてもらいたいと思います。

入団テスト合格者なし

 カープの新人入団テストが広島市民球場で行われたが、合格者はいなかった。

 残念でした。

9月22日

まさか!最終回4点守れず逆転サヨナラ負け

 対阪神戦、広島は初回に阪神先発井川投手から前田選手の18号3ランで先制。 井川投手を初回でKOした。先発黒田投手は1回裏に片岡選手の併殺の間に1点、 2回裏にアリアス選手の30号ソロで1点、5回裏に広澤選手の適時打で1点を失って同点とされた。
 広島は7回表に金澤投手から緒方選手の19号3ランで勝ち越し。 8回表にも新井選手の24号ソロ、福地選手の2点適時三塁打で大量6点をリード。
 黒田投手は8回裏に片岡選手の適時打などで2点を失ってこの回でマウンドを降りた。 そして4点リードで迎えた9回裏。小林投手が上坂選手の二塁打、田中選手への四球、 関本選手の安打で一死満塁とされ、赤星選手の一ゴロの間に1点を返された。 救援した小山田投手が八木選手に2点適時打されて1点差に。 片岡選手に11号逆転2ランを浴びてサヨナラ負け。9対10で敗戦。

 試合結果

 茫然自失。信じられない逆転負け。最終回は3点差なら回の頭から小山田投手だったんでしょうけど、 4点リードで小林投手を起用。結果的にはこれが失敗だったと思いますが、 4点差でセーブがつかない場面では小山田投手は普通出しませんので、当たり前の采配でしょう。 小林投手が走者2人出したところがセーブのつく状況になった場面だったので、 そこらあたりでさっさと小山田投手を投入していればなあと思いました。 ちょっと継投がのんびりしていたのではないでしょうか。 まあ、最後は小山田投手が連打されたわけですから早めに継投しても駄目だったかも知れませんけど。 小山田投手はついに今季初黒星。2試合連続の抑え失敗で今後精神的な面が少し心配です。
 打球を指に当てて登板を回避していた黒田投手。序盤はピリッとしませんでしたが、 中盤以降尻上がりに調子を上げた感じです。怪我の心配はないようです。 惜しむらくは8回裏の投球で、あそこをすんなり0点に抑えていれば完投できていたと思います。 10勝目はおあずけとなってしまいました。
 昨日スタメン落ちした緒方選手が勝ち越し3ランを含む3安打の活躍。 昨日のお休み(代打には出ましたが)でリフレッシュできたのではないでしょうか。
 昨日大活躍の福地選手は1番二塁手でスタメン。初回いきなり中前打するものの、 緒方選手の打球が当たってアウトに。送りバントの失敗もあって今日は冴えないなと思っていたら、 8回表に左中間への2点適時三塁打で汚名返上。 二塁守備はぎこちなさはあるものの無難にこなしていました。スタメン起用が続きそうな感じですね。
 東出選手が初回にバント失敗。 あの場面では「しまった」という思いが強すぎたようで一塁へ走るのを忘れていました。 三塁へのフェアフライだったので片岡選手がノーバウンドで捕らなければおそらく併殺になっていました。 守備での悪送球や捕球ミスは守備の実力に応じて確率的に起こるものなので仕方ない面がありますが、 こういった意識的に防げるミスはゼロにしてもらいたいと思います。
 あー、もー、今日はフテ寝じゃ。

9月21日

1番福地4安打!レギュラーへGO!

 対阪神戦、広島は初回、阪神先発川尻投手から6月8日以来スタメンの福地選手がいきなり初球を右翼線へ二塁打。 東出選手の犠打で三塁へ進み、浅井選手の左犠飛で先制のホームを踏んだ。 しかし1回裏に先発佐々岡投手が赤星選手の安打と盗塁で無死二塁とされ、 藤本選手の中前適時打で同点とされた。 2回裏には二死から上坂選手の遊撃内野安打で東出選手が悪送球して二塁へ走者を進め、 山田選手の左中間適時二塁打で勝ち越された。
 広島は3回表に東出選手の内野安打と盗塁で二死二塁とし、浅井選手の一ゴロが敵失を誘って同点。 しかしその裏、赤星選手の右越え三塁打と藤本選手への四球で無死一三塁とされ、 片岡選手の一ゴロの間に1点を勝ち越された。
 広島は6回表に福地選手の中越え二塁打と東出選手の犠打で一死三塁とし、 浅井選手が右中間へ3号2ランを運んで逆転した。
 佐々岡投手は4回以降立ち直り、7回までを零封。 8回裏は小林投手が抑えたが、9回裏に小山田投手がアリアス選手に29号ソロアーチを被弾して同点。
 しかし10回表に広島打線が爆発。伊達投手を攻め、 一死から福地選手がこの試合4本目となる安打を中前に放つと、 東出選手がバスターエンドランで右前打を放って一三塁のチャンス。 代打木村一選手が左前適時打を放って1点をリードした。二死一三塁となった後、 小山田投手がプロ初安打初打点となる中前適時打、 新井選手が右前適時打で続いて3点差とした。
 10回裏は小山田投手が走者を2人許したものの、抑え切った。 7対4で勝利。広島は連敗を3で止めて4位を守った。

 試合結果

 ファンの間ではかなり前から「福地選手を1番に」という話は出ていたように思いますが、 ようやく山本監督は1番に福地選手を試してくれました。 これが大当たり。4安打で3得点の大活躍。 ここ最近沈滞しているように思えたチームのムードを変えてくれたような気がします。 今季は残り全試合で福地選手を1番に起用して、 常時スタメンで出場した場合にどれぐらいやれるものか確かめて欲しいと思います。 来季への光が見えるかも知れません。
 ホームへかえる人として活躍したのが福地選手なら、ホームへかえす人として活躍したのが浅井選手。 6回までの全得点を叩き出しました。この試合は福地選手と浅井選手の試合だなと思っていたので、 8回表に代打を出されたのはちょっと残念。

小山田がプロ初安打初打点

 小山田投手が10回表二死一三塁で伊達投手から中前へ適時打を放ち、 プロ初安打初打点を記録した。

 おめでとうございます。抑えに失敗したので素直に喜べないかも知れませんが、 10回裏のピンチを考えるとこの一打は大きかったです。

広島市民球場が禁煙に

 広島市民球場の観客席が27日のヤクルト戦から禁煙となる。 通路など約60ヶ所に喫煙コーナーが設けられる。

 非喫煙者の私としては嬉しい決定です。 喫煙者の方には御不自由でしょうが、そういうことですのでよろしくお願いします。

西武パ・リーグ優勝

 西武がパ・リーグ優勝を決めた。

 おめでとうございます。西武の野球を見る機会はほとんどなかったのですが、 緻密さに豪快さを兼ね備えた素晴らしい野球をやっているようですね。

9月20日

3連敗で尻に火がつく

 対阪神戦、先発長谷川投手は初回に赤星選手の三塁打と藤本選手の四球で無死一三塁とされ、 片岡選手の併殺コースの遊ゴロを東出選手が適時失策して先制された。
 広島は阪神先発藪投手を攻め、2回表二死から木村一選手が四球を選んだ後、 長谷川投手が左中間へ適時二塁打して同点。 しかし2回裏二死二塁から赤星選手に適時三塁打されて勝ち越され、 3回裏には桧山選手の13号ソロで2点差とされた。
 6回表に東出選手のバント安打が敵失を誘って無死二塁とし、 今季初めて3番で先発した浅井選手が左前適時打して1点差とした。 しかし7回裏二死一二塁から片岡選手に適時打されて2点差とされた。 長谷川投手は7回で降板。
 広島は8回表に吉野投手を攻めて一死一二塁のチャンスを作ったが、前田選手が吉野投手に、 新井選手がバルデス投手に抑えられた。2対4で敗戦。広島は3連敗。 5位阪神とのゲーム差は0.5となった。

 試合結果

 初回に東出選手の失策で1点を失ってなおも無死二三塁のピンチ。 長谷川投手はこのピンチを切り抜け、2回表には自ら同点の適時二塁打を放ちました。 これで流れが広島に来たはずだったのですが、長谷川投手が乗れませんでしたね。
 長谷川投手は結局7回を4失点。3回までに3失点したことを考えると、 その後はまずまず粘れたのではないでしょうか。 この試合で13勝目を挙げていれば15勝が視界に入ってくるところだったのですが…。 打では適時二塁打を含む2安打と活躍。前の試合でも良く打っていましたし、打撃開眼でしょうか。

高橋が背筋痛で登録抹消

 高橋投手が背筋痛のため出場選手登録を抹消された。

 どれぐらい悪いのでしょうか。2年連続2ケタ勝利に黄信号が灯ってしまいましたね。お大事に。

澤崎が出場選手登録

 澤崎投手が出場選手登録された。

 2年ぶりの一軍登録。どれぐらい復活しているか楽しみです。 連投なしの中継ぎ起用になるようです。

9月19日

SATOの無責任先発予想

 20日から甲子園で阪神3連戦、23日から尾道・広島で横浜3連戦、 計6連戦。
 黒田投手の状態がわからないので、広島の先発は読みにくいですね。 長谷川・佐々岡・鶴田・黒田・高橋・河内投手と予想しておきます。 黒田投手が投げられない場合は、 黒田投手のところに河内投手で長谷川投手が中4日登板する可能性も。
 阪神の先発は藪・ムーア・川尻投手でしょうか。 眼下の敵阪神に勝ち越して4位をがっちりキープし、 Aクラス進出の足がかりにしたいですね。

9月18日

ウエスタン2位で全日程終了

 ウエスタンリーグ、広島はダイエーを6対3で下し、 43勝33敗14分の2位で今季の全日程を終了した。

 試合結果

 今季は個々の選手のレベルアップに加え、一軍に怪我人が少なかったこともあって、 ある程度固定したメンバーで戦えたのが良かったのではないでしょうか。 この成績が来季以降の一軍強化につながってくれればと思います。

今日も「打てん」

 対ヤクルト戦、先発高橋投手とヤクルト先発坂元投手の投手戦で迎えた5回裏、 佐藤選手の遊撃内野安打の後、城石選手のバントを高橋投手が失策。 渡会選手の四球で一死満塁とされ、土橋選手に左前適時打を浴びて1点を先制された。 さらに古田選手の併殺コースの投ゴロを高橋投手が捕り損ねて二ゴロとなる間に1点。 ペタジーニ選手の左前打は金本選手が後逸して2点適時二塁打となり、 この回拙守で一挙4失点。 高橋投手はこの回でマウンドを降りた。
 広島打線は坂元投手にキリキリ舞い。唯一のチャンスの7回表二死一二塁では野村選手が凡退した。 結局、新井選手の放った2安打のみで坂元投手にプロ初完投初完封を許した。 0対4で敗戦。広島は2連敗。

 試合結果

 高橋投手は自らの守備のミスが重なって好投を水の泡にしてしまいました。 10勝目が壁になっていますね。
 打線。坂元投手が良かったのでしょうね。新井選手の2安打のみではどうしようもありません。
 雨天中止がなければ今日先発予定だったという河内投手は2番手として登板。 まずまずの投球でした。好投を続けてまた先発のチャンスをつかんで欲しいですね。
 巨人が勝ったため、巨人が残り試合全敗、 広島が残り試合全勝でも広島の優勝する可能性はなくなりました。

9月17日

ヤクルト戦、雨天中止

 神宮球場で行われる予定だったヤクルト戦は雨のため中止となった。

 さて、明日の先発は佐々岡投手か高橋投手か、どっちでしょう?

廣瀬が出場選手登録

 廣瀬選手が出場選手登録された。

 代打(特にバント)と前田選手の後の守備固めあたりが役割になりそうですね。

9月16日

ヤクルト戦、雨天中止

 神宮球場で行われる予定だったヤクルト戦は雨のため中止となった。

 先発は明日が佐々岡投手で明後日高橋投手でしょうか。

酒井が出場選手登録抹消

 酒井投手が出場選手登録を抹消された。

 昨日の投球がひどすぎましたからね。早く一軍の戦力として計算できる投手になってもらいたいです。

ドミニカから4選手が来日

 ドミニカカープアカデミーから練習生4選手が来日した。 ファン・フェリシアーノ投手(22歳、右投右打、180cm、89kg)、 ラファエル・ガルシア投手(22歳、右投右打、184cm、98kg)、 エステリング・フランコ内野手(21歳、右投右打、183cm、84kg)、 マルチレス・カストロ外野手(24歳、右投右打、178cm、94kg)。

 戦力になれる選手がいればいいですね。