カープ日記


9月15日

嗚呼、一死すら取れない

 対中日戦、2回裏に新井選手が中日先発野口投手から左翼看板直撃の23号ソロアーチを放って幸先よく先制。 しかし先発鶴田投手は3回表に井端・荒木選手の連打で無死一三塁とされ、 福留選手に左中間適時二塁打を浴びて同点。立浪選手に14号3ランを浴びて逆転された。 さらに4回表二死から井端・立浪選手に連打されてKO。 代わった広池投手が福留選手に適時打されて4点差とされた。
 5回表には広池投手が先頭大西選手に四球を出した後、救援した酒井投手が大炎上。 蔵本選手に四球を与えた後、谷繁・野口・井端選手に3連続適時打。 荒木選手への四球で満塁とした後、福留選手に17号満塁アーチ。立浪選手の投手強襲安打の後、 大豊選手に4号2ラン。一死も取れずマウンドを降りた。この回大量9失点。
 広島打線は5回裏に町田選手の4号ソロ、6回裏に金本選手の23号ソロで2点を返すのがやっと。 3対14で大敗。広島の連勝は3でストップ。

 試合結果

 昨日に続いて広島市民球場で観戦してきました。 良かったのは新井選手の先制弾までであとはひどい試合になってしまいました。 投手陣総崩れという印象ですが、 実際は、中日打線が打ち疲れたせいか河野投手以降は失点していないんですよね。

阪神、ウエスタン優勝

 ウエスタンリーグ、マジック1の阪神はサーパスを下し、2年連続11度目の優勝を決めた。

 今年はカープもいいところまで行ったのですが、残念でした。

9月14日

木村一決勝2ラン!3位中日に肉薄

 対中日戦、初回に中日先発山本昌投手から東出・緒方選手の連続二塁打で1点を先制。 2回裏には二死から木村一・長谷川選手の連打の後、木村拓選手の左中間適時二塁打で2点を追加した。
 先発長谷川投手は3回表に鈴木選手への四球と井端選手の右前打などで一死一三塁とされ、 荒木選手の中前適時打で2点差とされた。 なおも二死二三塁から立浪選手の二ゴロを木村拓選手が適時失策して同点とされた。
 広島は6回裏に新井選手の左翼線二塁打と町田選手の四球などで二死一三塁とし、 長谷川投手が右前適時打して1点を勝ち越した。 しかし7回表に二死無走者から荒木・福留選手の短長打で再び同点。
 広島は8回裏に中日3番手遠藤投手を攻め、一死から浅井選手の四球の後、 木村一選手が左越えへ5号2ランを放って勝ち越した。
 長谷川投手は9回表に神野選手の二塁打をきっかけに一死三塁とされ、 井端選手の遊ゴロの間に1点差とされたが、後続を抑えて完投した。 6対5で勝利。広島は3連勝で借金2。2位中日に0.5ゲーム差と肉薄した。

 試合結果

 木村一選手がいい仕事をしてくれました。走者を進める気持ちだったそうですが、 真ん中に入ってきた変化球をフルスイング。打球は見事左翼席で弾みました。 先日の巨人戦に続いて勝負を決める値千金の一発となりました。
 長谷川投手は5失点完投で12勝目。打でも適時打を含む2安打に犠打も決めて大活躍でした。 しかし制球が悪くイライラさせられました。4回ぐらいから立ち直った感じでしたが、 あの投球内容ですと6回裏の打席や8回裏の打席で代打を送られてもおかしくないところでした。 玉木投手が登録抹消されましたし、小山田投手も昨日打球を当てていますから投手がいなかったんでしょうね。
 これで3位中日までは0.5ゲーム差。明日勝てば3位浮上。一気に行きましょう。

河野・天野、玉木・兵動に代わり出場選手登録

 右手首打撲の玉木投手と兵動選手が出場選手登録を抹消され、河野投手と天野投手が出場選手登録された。

 玉木投手は全治3日間ということだったので、抹消はないかなと思っていたんですけど。 兵動選手は昨日の送りバント失敗が響いたんでしょうかね。

9月13日

町田、セ記録更新代打3ランで勝負決める

 対中日戦、初回一死から黒田投手が荒木選手のライナーを右手中指に当てて降板。 急遽苫米地投手が救援登板した。広島は2回裏に中日先発朝倉投手を攻め、 前田・新井選手の連打と木村一選手の敬遠四球で二死満塁とし、 苫米地投手がプロ初安打初打点となる中前適時打を放って2点を先制した。
 苫米地投手は走者を許しながらも要所を締めて4回まで無失点の好投。 5回表に大西選手への死球や牽制悪送球で二死三塁とされ、井端選手に右前適時打を浴びて1点差とされた。 なおも木村拓選手の失策で二死二三塁とされたが、後続を抑え、この回でマウンドを降りた。
 6回表からは救援した玉木投手は二死無走者から大西選手の中前打と大豊選手への四球で一二塁とされ、 代打神野選手に右越えへ2点適時二塁打を浴びて逆転を許した。
 広島打線はその裏に猛反撃。山北投手を攻め、緒方選手の左前打、金本選手の四球、 前田選手のバントで一死一三塁とし、新井選手が左前適時打を放って同点。 二死一三塁となった後、木村一選手が左前適時打して勝ち越し。 代打町田選手が18本目の代打本塁打(自らの持つセ・リーグ記録を更新) となる3号3ランを左中間へ運んで4点差とした。
 8回表には小林投手が大西選手に2号2ランを浴びて2点差とされ、なおも無死一二塁のピンチを作ったが、 酒井投手が後続を抑えた。9回表には小山田投手が無死一二塁のピンチを招いたが後続を抑えた。 7対5で勝利。広島は2連勝で借金を3に減らした。

 試合結果

 いきなり黒田投手が打球を受けて降板。どうなることかと思いましたが、 急遽登板した苫米地投手が好投。しかもその苫米地投手がプロ初安打初打点となる先制打。 「瓢箪から駒」ならぬ「瓢箪から苫米地」だなとか思って悦に入っていたら、 玉木投手が打たれてしまって逆転。
 ああ、苫米地投手が今日のヒーローだったはずなのに〜と気落ちしていたら、 直後に打線が爆発。新井選手の同点打、木村一選手の勝ち越し打、そして町田選手の代打3ラン。 7回表を小林投手がきっちり抑えて、もう楽勝かなと思っていたら、 8回表に2点差とされてなおも大ピンチ。登板したのが最近今ひとつの酒井投手でしたから、 やばいかもと思っていたら見事ピンチを切り抜けてくれました。
 最終回の小山田投手は最近きっちり仕事をしてくれているので大丈夫だと思っていたら、 黒田・玉木投手に続いて打球を当ててしまって、「あっちゃ〜、呪われとる」。 その直後に四球ということで、これは本格的にやばいかもと思っていたら、 後続は抑えてくれてホッとしました。ハラハラドキドキの試合でした。
 栗原選手は出番がありませんでした。

小山田、球団タイ記録の28セーブ達成

 小山田投手は2点差で迎えた9回表を抑えて今季28セーブ目。 1989年に津田恒美投手が記録した年間28セーブの球団記録に並んだ。

 おめでとうございます。故津田投手の記録に並んだということで感慨深いです。

苫米地、プロ初安打初打点

 苫米地投手は2回裏二死満塁で朝倉投手から中前へ2点適時打。 プロ入り初安打初打点を記録した。

 おめでとうございます。投打に大活躍でしたね。 ずっと投げていなかったのでどこか悪いのかなと思っていましたが、 行けるじゃないですか。今日の好投で先発のチャンスがもらえるかも。

黒田が右手中指打撲で降板

 黒田投手は1回表一死から荒木選手の投直を右手中指に当てて降板。 病院で検査を受けた結果、骨には異常なく「右手中指打撲」で加療7日間の診断を受けた。

 ラジオで聞いていたのでどんな打球だったかよくわからなかったのですが、 あとで映像で見るとあわや頭部直撃のライナーではないですか。危なかったです。 全治7日間だと1回先発を飛ばさないといけないかも知れませんね。

玉木が右手打撲で全治3日間

 玉木投手は6回表に井端投手の打球を受けて右手を痛めた。 病院で診察した結果、右手打撲で加療3日間と診断された。

 数日は投げられないかも知れませんね。お大事に。  

河内、山内に代わり出場選手登録

 山内投手が出場選手登録を抹消され、河内投手が出場選手登録された。

 山内投手はあまり登板機会がありませんでしたね。23日の尾道での試合には再登録が可能ですが、 どうなるでしょうか。
 河内投手については山本監督が「まず中継ぎで」と言っているようですが、 黒田投手の状態次第ではいきなり先発があるかも知れないですね。

9月12日

カープ4位に浮上

 阪神がヤクルトに敗れたため、広島が4位に浮上した。

 「果報は寝て待て」ですね。

新球場で市とカープなどが協議

 広島新球場について、広島市は事業化の交渉相手である「チームエンティアム」 (カープ、サイモン・プロパティ・グループなど)と広島市役所で公式協議を行った。 チームエンティアムは屋根架けを必要なしとする見解を示した。

 今年度中にエンティアムが事業化に参画するかどうか決めるようです。 「市が屋根架けを強要するなら参画しない」ということもあるのでしょうか?

ウエスタン情報

 試合結果

 松本選手の2本塁打4打点の活躍などで9得点。

9月11日

佐々岡好投!打線が終盤に爆発!

 対横浜戦、先発佐々岡投手と横浜先発グスマン投手の投手戦。 6回表に佐々岡投手の四球と木村拓選手の中前打で無死一二塁とし、二死後、 金本選手が中越えへ適時二塁打を放って2点を先制した。
 佐々岡投手は丁寧な投球で6回まで4安打無失点の好投。 7回裏に福本選手への四球とロドリゲス選手の中前打で無死一三塁とされ、 一死後、小川選手の右邪犠飛で1点差とされた。
 しかし8回表に木村拓選手の右前打と金本選手の四球で二死一二塁とし、 前田選手が河原投手から中前適時打して2点をリードした。 9回表には木塚投手を攻め、野村・福地選手の安打などで一死一三塁とし、 木村拓・東出・浅井選手の3連続適時打で3点を追加した。
 投げては8回裏を玉木投手が抑えた後、9回裏に小林投手が小川選手の2点適時打で3点差とされ、 なおも二死一二塁まで攻められたが逃げ切った。6対3で勝利。

 試合結果

 佐々岡投手が前回に続いて好投。内外角にうまく投げ分けたようですね。 味方が先制するまでよく我慢したと思います。7勝目。
 打線はグスマン投手に手こずりましたが、6回に先制。 チャンスを潰しかけていただけに金本選手の一打は値千金でした。 8回表の前田選手の一打も1点差に迫られた直後だけに大きかったです。 9回表は面白いようにヒットがつながりました。
 打撃不振だった木村拓選手が4安打。3度得点に絡みました。 こういった活躍が1番打者には期待されますよね。
 佐賀出身の3選手。緒方選手は当然スタメン。しかし無安打。福地選手は8回表から右翼守備。 9回表には中前打してホームイン。兵動選手は9回裏から二塁守備。最後の打者のゴロを処理しました。 山本監督は御当地選手をしっかり起用しました。
 栗原選手はスタメン出場。3打数無安打。今日は3打席終了後に野村選手と交代しました。 昨日は例外でしたが、今後もこのパターンが続きそうですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 先発横松投手は6回を9安打3失点といまひとつ。打線はわずか3安打。

9月10日

高橋好投もミスで連勝ストップ

 対横浜戦、広島は初回に横浜先発ホルト投手を攻め、 木村拓選手の内野安打と緒方・金本選手の四球で一死満塁とし、 前田選手が右前適時打して2点を先制。
 先発高橋投手は4回裏に種田選手に4号ソロを浴びたものの、7回までわずか3安打の好投。 しかし試合は8回裏に暗転。先頭中根選手に四球を与えると、 石井琢選手の犠打を栗原選手が一塁へ悪送球して同点。無死二塁から高橋投手の牽制悪送球で無死三塁とされ、 福本選手に右犠飛を上げられて逆転された。
 広島打線は8回までホルト投手にわずか4安打に抑えられた。9回表も斎藤投手の前に二死無走者。 しかしここから粘った。新井選手が四球で出塁すると代走福地選手が盗塁成功。 代打浅井選手が四球を選んで二死一二塁のチャンス。代打野村選手が二塁左へ内野安打を放ち、 二塁から福地選手が一気に本塁を突いたがタッチアウト。
 2対3で敗戦。広島の連勝は4でストップ。

 試合結果

 最終回は惜しかったですね。最後の本塁上のクロスプレーは、プレーの雰囲気的にはアウトの感じでしたが、 VTRでよく見ると相川捕手のタッチが多少追いタッチ気味でしたし、 福地選手の足がタッチよりも先に本塁に入っていたようにも見えました。 決して福地選手の暴走ではなかったと思います。送球が少しでも逸れていれば完全なセーフだったでしょう。 ナイストライだったと思います(追記:三塁の山崎コーチがストップを指示して走力が一瞬鈍ったようです。 二塁手の万永選手が本塁へ投げるのを一度躊躇していたんですが、 三塁に止まると思ったせいだったのですね。山崎コーチはストップの指示をミスだったと言っています)。
 淡々とした試合でしたが、8回裏に落とし穴がありました。 先頭の中根選手を2−0と追い込んでおきながら四球を与えてしまったのがケチのつけ始め。 栗原選手のバント処理ミスと高橋投手の牽制悪送球が重なって逆転されてしまいました。 やはりミスが出るとこういう結果になってしまいますね。
 栗原選手は8回裏に手痛いミス。 こういう苦い経験も積みつつ成長していかなければならないということでしょう。 山本監督はこれまで3打席終了後に野村選手と交代させていましたが、 この試合では3打席終了しても交代させませんでした。 そういう時に限ってこういうことが起きてしまうんですね。 試合慣れさせつつ出場イニング数を延ばして行こうということでしょうから、 起用法自体はこれで良かったと思います。ただ、守備固めを起用しなかったのだから、 9回表の打席で汚名返上のチャンスを与えて欲しかったなという気がしました。 何か劇的なことが起こるのではないかという予感があったんですけど。たぶん私、夢を見過ぎですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 河内投手は7回を3安打1失点の好投。来週のヤクルト戦に行けそうですね。
 天谷選手がウエスタン初安打。おめでとうございます。
 4日の試合で怪我をしたらしい廣瀬選手はスタメンで2安打。心配ないようです。

9月9日

SATOの無責任先発予想

 10日から長崎と佐賀で横浜2連戦、1日開けて13日から広島で中日3連戦、 続いて神宮でヤクルト3連戦。
 借金は4。4位阪神とはゲーム差なし。3位中日とは2.5ゲーム差。 Aクラス入りへの望みはまだまだあります。
 広島の先発は高橋・佐々岡・黒田・長谷川・鶴田・高橋・佐々岡・谷間投手と予想します。 谷間に黒田投手の中4日があるかもという含みを持たせたローテにしてみました。 前回の中4日は失敗だったので、もうやらないとは思うんですけどね。 谷間には苫米地投手とか河内投手とか山内投手とかどうでしょうか?
 横浜の先発はホルト投手とグスマン投手でしょうか。

9月8日

やったぜ!代打浅井がG倒打!

 対巨人戦、広島は4回表に巨人先発上原投手を攻め、 緒方選手の右中間二塁打の後、前田選手が中前適時打して先制。 その裏、先発長谷川投手は元木選手の安打と盗塁、木村一選手の悪送球で二死二塁とされ、 上原投手に左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びて同点。
 広島打線は7回表一死三塁、9回表二死一二塁のチャンスを生かせず、 10回まで上原投手をとらえ切れなかった。 しかし11回表に河原投手を攻め、前田選手が中前打。 代走岡上選手が河原投手の牽制悪送球で三塁へ進み、一死後、 代打浅井選手が右前適時打を放って1点を勝ち越した。 さらに野村選手の中前適時打で2点差とした。
 投げては7回から小林・玉木投手が好投。11回裏は小山田投手が3人でピシャリ。 3対1で勝利。広島は4連勝。

 試合結果

 浅井選手がやってくれましたね。両軍の投手が好投してなかなか得点できそうな感じがありませんでしたが、 延長11回に巨人にミスが出て大チャンスになりました。 同じようなチャンスは7回表にもあって、この時のチャンスは潰していました。 無死三塁から新井選手が三振して、またチャンスを潰すかもと思いましたが、 浅井選手が決めてくれました。さすが代打の切り札という一打でした。
 投手陣は11回を1失点の好投。ここ最近勝ってはいるものの、 今ひとつピリッとしなかった長谷川投手もまずまずの好投。 上原投手には友寄主審の極端に高めに広いストライクゾーンを狙って投げた直球が 少し低く入ったところを打たれた感じでした。高めの直球は打たれる可能性が最も低い球だとは思いますが、 あの球を続けすぎたのにはちょっと疑問が残ります。 代打を送られたために6回で降板しましたが、まだまだ行けた感じではありました。
 小林・玉木投手も好投でした。 打席に立つだけでピンチとも言える松井選手とも逃げずに勝負。両投手の踏ん張りが勝利につながりました。
 小山田投手は3人でピシャリ。これで27セーブ、28セーブポイント。 最優秀救援投手のタイトルが狙える位置です。
 途中出場の野村選手。7回のチャンスでは凡退でしたが、その後2安打。 特に11回表の浅井選手に続いた一打は価値あるものでした。 2点差となって小山田投手もずいぶんと精神的に楽になったでしょう。
 栗原選手。1打席目は高めの直球をあわや本塁打という中堅フェンス直撃の二塁打。 2打席目は一死二三塁のチャンスでフォークを空振り三振。 しかしスイングとしてはフォークに対応していたように見えました。 三振させられたものの、なかなか巧いなと思っていたら、 3打席目は低めのボールになるフォークをうまく打って左翼線へ二塁打。 パワーだけでなく巧さも見せました。今後が益々楽しみです。

9月7日

黒田、完投王へまっしぐら

 対巨人戦、先発黒田投手は初回に阿部選手の15号ソロで先制を許した。 広島は直後の2回表に巨人先発工藤投手から金本選手が右越えへ特大の22号ソロを叩き込んで同点。 3回表には木村拓選手が左越えへ5号ソロを放って勝ち越し。
 4回裏に松井選手に42号2ランを浴びて逆転されたものの、 広島は7回表二死から栗原選手が左前打した後、代打木村一が左中間へ4号2ランを運んで再逆転。
 黒田投手は8回裏二死一塁で松井選手を見逃し三振に抑え、 9回裏にも二死三塁のピンチで吉永選手を空振り三振に抑えて1点のリードを守り切った。 4対3で勝利。広島は3連勝。

 試合結果

 黒田投手。4回までに2発を浴びて3失点。今日も駄目なのかなと思いましたが、そこから粘りましたね。 特に8回裏の松井選手との勝負は圧巻。プロ同士のぶつかり合いという感じがしました。 9回裏もピンチを作りましたが、気力をふりしぼって完投。 今季7度目の完投、6度目の完投勝利です。 勝ち星も9まで伸びて2年連続2ケタ勝利まであと1勝となりました。
 打線は3発で4点。金本選手は先制された直後に特大の同点弾。ここ数試合打撃絶好調ですね。 木村拓選手は勝ち越し弾。4試合ぶりの安打でした。木村一選手は逆転2ラン。 ベンチで工藤投手の配球を見ていて、初球の変化球を狙い打ちしたそうです。 一発は期待していなかったので「あ、入った」とビックリしました。
 栗原選手は3試合連続のスタメン。守備では5回裏に二岡選手の左前へ抜けそうなゴロを横っ飛びで好捕。 打では7回表に工藤投手から左前打。 工藤投手のような一流投手からの安打だったので自信になったのではないでしょうか。 この一本が木村一選手の逆転弾の呼び水になりました。

9月5日

新井決勝打!継投も決まり2連勝

 対阪神戦、広島は初回に阪神先発藤川投手を攻め、東出・緒方選手の連続右中間二塁打で1点を先制。 2回裏には栗原選手がプロ入り初安打となる1号ソロを中堅左へ叩き込んで2点差とした。
 先発鶴田投手は3回表に不運な失点。二死から赤星選手の右前打と盗塁で走者二塁とし、 田中選手を三振に抑えたものの、暴投となって振り逃げ。西山選手が球を見失う間に1点を返された。 さらに片岡選手に中前適時打されて同点。4回表には平下選手に3号ソロを浴びて勝ち越された。
 しかし広島打線は5回裏に藤川投手を攻略。緒方選手の死球と金本選手の右前打で一死一二塁とし、 前田選手の右前適時打で同点。新井選手の中前適時打で1点を勝ち越した。 6回裏には谷中投手を攻め、野村選手の左前打、木村拓選手の死球、緒方選手の四球などで一死満塁とした後、 金本選手が中前へ2点適時打を運んで3点をリード。
 投げては6回から玉木・小林・小山田投手をつないで阪神打線を零封。 6対3で勝利。広島は2連勝。

 試合結果

 先制したものの「何それ?」と言いたくなるようなプレーで同点とされました。 1度は逆転されたものの、そこから打線が粘りましたね。
 5回裏の逆転劇は緒方選手の死球がきっかけ。プロ未勝利の藤川投手に動揺があったのではないでしょうか。 この回、6回裏とチャンスできっちり一本出ました。
 先発鶴田投手は5回を3失点とまずまず。3回表の失点は不運でしたね。 5回裏に打順が回れば交代、回らなければ続投かと思いましたが、 広島ベンチはスッパリと6回から継投策に出ました。ズバリと決まりましたね。
 しばらく勝ちと負けが交互に来ていましたが、これで久々の連勝。 2カード連続の勝ち越しということで、遅まきながらも波に乗って欲しいですね。

祝!栗原プロ初安打が初本塁打!

 栗原選手が2回裏に藤川投手から中堅左へプロ入り初本塁打を放った。 これがプロ入り初安打。

 栗原選手、プロ初安打初本塁打おめでとうございます。 起用を続ければそのうちヒットは出ると思っていましたが、本塁打を打っちゃうとは。 昨日スタメンで無安打だったので、スタメンのチャンスがもらえるかどうか心配だったのですが、 山本監督は腹をくくったみたいですね。この一発でしばらくはスタメン起用が続きそうです。 残りのシーズンに楽しみができました。

ウエスタン情報

 試合結果

 シュールストロム投手が抑えに失敗して引き分け。 サーパスとの対戦が終了。由宇での試合が終了。

9月4日

祝!佐々岡通算1500奪三振!金本逆転打!前田追い打ち弾!

 対阪神戦、先発佐々岡投手は3回表に関本選手を東出選手の失策で出塁させた後、 二死二塁から今岡選手の中飛を緒方選手が落球して先制を許した。
 広島打線は4回裏に阪神先発井川投手をとらえた。一死から東出選手の四球と緒方選手の左翼線二塁打で二三塁とし、 金本選手が右中間へ逆転の適時二塁打。前田選手が中越えへ17号2ランを放って3点をリードした。
 佐々岡投手は制球良く好投。8回表にこの試合4個目の三振を片岡選手から奪ってプロ通算1500奪三振を達成。 9回表は小山田投手が3人で抑えた。4対1で勝利。

 試合結果

 佐々岡投手、1500奪三振おめでとうございます。 拙守にめげることなく、内外角に球を散らしての好投でしたね。1ヶ月ぶりの勝利で6勝目。
 3回表の失点は思わず我が目を疑いました。東出選手の失策はよくあることなのでそれほどショックではなかったのですが、 緒方選手が平凡な中飛を落球。びっくりしましたよ。数年に1度あるかないかのプレーだったのではないでしょうか。
 その緒方選手は失策後に2安打1盗塁。特に4回裏のチャンスを広げる二塁打は巧打でしたね。 失策を取り返そうと気合いを入れなおした感じでした。
 打線は4回裏に集中打。金本・前田選手がクリーンアップらしい活躍を見せて井川投手を攻略しました。 この調子で明日も頼みますよ。

栗原がプロ初スタメン

 栗原選手が7番三塁手としてプロ入り初先発出場。見逃し三振、空振り三振、三ゴロの3打数無安打。 7回表の守備から野村選手と交代した。

 好結果は出ませんでしたが、いい経験になったと思います。 結果が出なかったことで明日以降スタメンのチャンスがもらえるかどうかわかりませんが、 これからも栗原選手に限らず若手選手の思い切った起用は続けて欲しいと思います。

故松田耕平元オーナーの「追悼の会」開かれる

 7月になくなった松田耕平元オーナーの「追悼の会」が広島市中区のホテルで開かれた。 プロ野球界や政財界、一般参列者など約2000人が参列した。

 ご冥福をお祈りします。

ウエスタン情報

 試合結果

 マテオ投手が5回を7安打1失点でウエスタン初勝利。おめでとうございます。 松本選手が2安打4打点。

8月月間MVP発表

 8月の月間MVPが発表された。セは巨人の松井選手と中日の川上投手。 パは西武のカブレラ選手と西口投手。

 前田選手は月間首位打者だったのですが、独走巨人二冠の松井選手には敵いませんでした。残念。

9月3日

阪神に完敗

 対阪神戦、先発高橋投手は初回にアリアス選手の犠飛と上坂選手への押し出し四球で2点を先制された。 3回表には沖原選手に1号ソロアーチ。7回表には桧山選手の適時打とアリアス選手の24号3ランでKO。 代わった酒井投手も山田・今岡・赤星選手に適時打を浴びて10点差とされた。
 広島打線は阪神先発藤田投手から5回まで毎回走者を出したが、高橋投手の2度の送りバントの失敗など拙攻。 8回までわずか3安打に抑えられた。9回裏に金本選手が21号2ランを放って完封は免れたが、 藤田投手にプロ入り初勝利初完投を許した。2対10で完敗。

 試合結果

 前回173球の熱投でカープファンを感動させた高橋投手でしたが、今日は駄目でした。 初回にいきなり2失点。押し出しを含む3四球と乱れました。 どうも主審との相性が悪かったような感じで、判定にさかんに文句をつけていました。 その後はまずまずの投球でしたが、7回表に力尽きました。投げる方も今ひとつでしたが、 2度の送りバント失敗も拙かったです。 バントが成功していて、 もし序盤に1〜2点返していれば藤田投手にプレッシャーをかけることができたと思います。
 打線は藤田投手をつかまえきれませんでした。 フォークを多投していて、かなり甘いコースにも来ていたようなのですが…。
 栗原選手は8回裏に代打で登場。フォークにうまく合わせたのですが、 泳いだ感じで左飛に終わりました。9回表には三塁手で初守備。 守備機会はありませんでした。明日あたり左の井川投手が先発しそうですから、 野村選手の代わりにスタメンかな? 松原コーチも栗原・兵動選手にチャンスを与えると言っていたそうですし。

新井、8月の全農GoGo賞受賞

 新井選手がJA全農GoGo賞8月度の「最多二・三塁打賞」を受賞した。 新井選手は8月にリーグトップの二三塁打12本(二塁打11本三塁打1本)を記録した。

 おめでとうございます。1試合3二塁打とかあったので、 ひょっとしていけるかもと思っていました。

ウエスタン情報

 試合結果

 横松・澤崎・遠藤投手で完封リレー。横松投手は7回を3安打と好投。 打線は井生選手の4安打、山本芳選手の3安打など14安打10得点の猛攻。

9月2日

SATOの無責任先発予想

 3日から広島で阪神3連戦、1日開けて7日から東京ドームで巨人2連戦。 4位阪神とは2ゲーム差。3連勝すれば引っくり返せます。
 広島の先発は高橋・佐々岡・鶴田・黒田・長谷川投手と予想します。 高橋投手の173球の後の中5日というのはちょっときつそうな気がしますけど。
 阪神の先発は初戦がわかりませんが、2戦目3戦目は井川・藤川投手でしょうか? 初戦はとりあえず藤田投手と予想しておきます。
 9月に入り、今シーズンも残すところあと1ヶ月余り。 Aクラス入りを目指すとともに、 来季を見据えて若手選手の積極的な起用を期待したいです。

9月1日

新井4打点!救援投手陣、中日の反撃かわす

 対中日戦、広島は初回に中日先発朝倉投手を攻め、左前打の木村拓選手を東出選手が犠打で二塁へ送り、 緒方選手が中前適時打を放って先制。金本選手が右越えへ20号2ランで畳み掛けた。
 先発長谷川投手は5回裏に谷繁・井上選手の長短打で1点を返された。 しかし直後の6回表に金本選手の左中間二塁打と前田選手の四球で無死一二塁とし、 新井選手が左越えへ22号3ランを放って突き放した。
 6回裏に東出選手の失策をきっかけに立浪選手の適時二塁打、大豊選手の2号2ランで2点差とされた。 しかし直後の7回表、二死から山北投手を攻め、 金本選手の四球と前田選手の遊ゴロが敵失を誘って二死一二塁。 このチャンスで新井選手が右前適時打を放って3点差とした。
 投げては7回裏から小林投手、9回裏から小山田投手が好救援を見せて中日打線の反撃を抑えた。 7対4で勝利。

 試合結果

 いきなり3点を先制し、追い上げられるたびに突き放すという展開。 良い形で勝ったと思います。守備のミスをきっかけに取られた6回裏の3失点がなければ完勝でした。
 新井選手は3安打1本塁打4打点の活躍。 6回表の3ラン、7回表の適時打はいずれも中日に追い上げられた直後の一打だっただけに大きかったですね。 2試合連続の猛打賞。
 金本選手は8年連続20本塁打を達成。おめでとうございます。
 長谷川投手は2試合連続の中4日先発登板。 調子は悪かったそうです。制球が悪く、荒れ球気味だったのが逆に良かったようで4回までは無失点。 5回表は1点取られた後のピンチを抑えたのが大きかったですね。11勝目はリーグ3位。
 中日に追い上げられましたが、新井選手の打棒とともに大きかったのは小林・小山田投手の好救援。 勝ちパターンに見事ハメました。

ウエスタン情報

 試合結果

 河内投手が完封目前の9回裏に1点を失って引き分け。打線はわずか4安打で1得点のみ。 近鉄との対戦も終了。