カープ日記


7月31日

あと1本…

 対ヤクルト戦、先発河内投手は4回裏に度会選手に1号ソロ、岩村選手に14号ソロを浴びた。 5回裏には志田選手にプロ初本塁打となるソロアーチを浴びて3点差とされた。 河内投手は5回を3失点。
 広島打線は鎌田・五十嵐亮投手に8回までわずか4安打でチャンスすら作れず。 しかし9回表に猛反撃。高津投手を攻め、代打浅井選手の中前打と緒方選手の死球の後、 金本選手が右翼フェンス直撃の適時二塁打で2点差とし、ディアス選手の左犠飛で1点差に迫った。 さらに前田選手の右前打と新井選手の四球で一死満塁としたが、 木村一・ロペス選手が凡退して追いつけなかった。
 2対3で敗戦。広島は連勝ならず貯金0。再び4位に後退。7月を10勝10敗1分の成績で終了。

 試合結果

 全く点が入る気配がなく、無抵抗のまま終わるのかなと思っていたら最終回に猛反撃を見せました。 高津投手が久々の登板ということで調子が悪く、これは逆転できるぞと思ったのですが、 あと1本が出ませんでした。残念でした。
 河内投手は3本塁打を浴びて5回を3失点。 岩村選手はともかく、志田・度会選手という今季1本も本塁打を打っていない選手に被弾。 油断があったのでしょうか?3発のうち2発が初球を打たれた点も反省点でしょうね。 ただ、まあ、幸いなことにいずれもソロアーチで5回を3失点ですから、 先発投手として最低限の仕事はしたと言えるのではないでしょうか。 次回の登板に期待します。
 最終回に反撃したものの、打線は低調。 昨日良い形で点を取ったので今日も行けるかなと思ったのですが、続きませんね。 いつまで経っても勝率5割前後を行ったり来たり。これがカープの実力なのか…。

ウエスタン情報

 試合結果

 森笠選手が3安打、栗原選手が2安打するも門倉投手に完投を許す。 先発苫米地投手は初回に4失点。

7月30日

黒田&西山、ツバメ倒す

 対ヤクルト戦、広島は3回表に西山選手がヤクルト先発坂元投手から左越えへ1号ソロアーチ。 黒田投手の二塁内野安打と野村選手の右前打、東出選手の犠打で一死二三塁とし、 緒方選手が左前へ2点適時打。3点を先制した。
 先発黒田投手は2回裏、4回裏、5回裏とピンチを作ったが、切れのある直球と変化球で要所を抑えた。 広島打線は9回表に前田選手が河端投手から右越えへ10号ソロアーチを放って駄目押し。 完封目前の黒田投手は9回裏にペタジーニ選手に27号ソロを浴びて1点を失ったが、 そのまま完投した。4対1で勝利。広島は貯金を1とし、ヤクルトに代わって3位に浮上。

 試合結果

 快勝でしたね。ピンチもあるにはあったのですが、それをピンチと感じさせない黒田投手の投球でした。 完封を逃してしまったという意味で最後のペタジーニ選手の一発がちょっと残念でしたが。 黒田投手は今季3度目の完投勝利。終盤打たれてしまう試合が続きましたが、これで吹っ切れるでしょう。
 黒田投手の好投を引き出したのは西山捕手。 ここまで木村一選手にレギュラーを奪われてしまった形で佐々岡投手専用捕手という感じでしたが、 先週は高橋投手と組んで完封勝利を引き出しましたし、これからスタメンが増えるかも知れませんね。 おまけに打でも先制本塁打。今季は1本も出ないのではないかと思っていましたが、よく打ってくれました。
 西山選手の活躍を含めベテラン選手の活躍が目立った試合でした。 野村選手は今季2度目の3安打猛打賞。1四球を含めて4度の出塁。盗塁も1つ決めました。 前田選手は9回表にソロアーチ。追加点がなかなか取れませんでしたから、試合を決める貴重な一発となりました。 明日以降も今日のような活躍をお願いします。

ウエスタン情報

 試合結果

 横松投手は5回を8安打6失点と打ち込まれました。打線は嶋選手の2試合連続弾のみのスミ1。

7月29日

SATOの無責任先発予想

 30日から神宮でヤクルト3連戦、2日から広島で巨人3連戦。 計6連戦。
 広島の先発は黒田・河内・高橋・長谷川・佐々岡・黒田投手と予想します。 黒田投手の中4日登板が無理ならば、ヤクルト戦で鶴田投手を起用し、 巨人戦は高橋・長谷川・佐々岡投手でしょう。 優勝をまだ諦めていないならば、 巨人戦に照準を合わせた投手起用をせざるをえないと思います。
 ヤクルトの先発は坂元・鎌田・石川投手でしょうか。 巨人の先発は工藤・上原・真田投手で固いと思われます。
 8月には巨人戦が9試合あります。これを7勝2敗で乗りきれば、 優勝争いに首の皮一枚で踏みとどまれる可能性が出てくると思います。 そのためには巨人に1度は3タテを食らわせないといけません。 チームに勢いをつけるためにはそれはなるべく早い時期である必要があります。 ということで、今度の巨人戦、 カープナインは「3連勝しかない」という気持ちで試合に臨むでしょう。 久々の地元での試合、Red Powerで広島市民球場を燃え上がらせて欲しいです。

栗原がアジア大会日本代表に選出

 全日本アマチュア野球連盟は9月末から韓国釜山で行われるアジア大会日本代表22選手を発表し、 プロ野球実行委員会でも承認された。広島からは栗原健太内野手が選ばれた。 22選手は以下の通り:
投手
谷浩弥(巨人)、大沼浩二(西武)、有銘兼久(近鉄)、後藤隆之(三菱重工長崎)、 山本浩司(JR東日本)、銭場一浩(東芝)、森大輔(三菱ふそう川崎)
捕手
鶴岡一成(横浜)、安田真範(東芝)
内野手
栗原健太(広島)、畠山和洋(ヤクルト)、前田新吾(中日)、平野恵一(オリックス)、 北川利之(川鉄水島)、小山豪(日産自動車)、四之宮洋介(日産自動車)
外野手
荒金久雄(ダイエー)、西浦克拓(日本ハム)、喜田剛(阪神)、寺本四郎(ロッテ)、 久保田智(川鉄千葉)、吉浦貴志(日産自動車)

 プロ側に一軍クラスの選手はいませんから、栗原選手が中軸を任される可能性は大いにありますね。 良い経験になるでしょう。活躍を期待しています。

コスモスリーグが10月に開催

 プロ野球実行委員会は10月14日から25日までオリックスを除く11球団が参加してコスモスリーグを開催することを決めた。

 関東地方で二軍選手を直接見ることができる良い機会になります。

7月28日

打線また沈黙、金本のソロのみ

 対横浜戦、中17日で先発の佐々岡投手は初回にディアス選手の失策と四球などで二死一三塁とされ、 小川選手に右前適時打を浴びて先制された。4回表にはロドリゲス選手とグラン選手の安打で一死一三塁とされ、 相川選手の左前適時打で2点差とされた。佐々岡投手は5回を2失点。 6回からは小林・玉木投手とつないで横浜打線を零封。
 広島打線は横浜先発バワーズ投手に手を焼いた。 7回裏にようやく金本選手が右越えへ16号ソロを放って1点差としたが、 8回をこの1点に抑えられた。9回裏は斎藤投手に抑えられた。1対2で敗戦。 広島の連勝は2で止まり、貯金0。

 試合結果

 打線はわずか4安打。昨日の6得点でようやく梅雨明けしたかと思ったのですが、まだまだのようですね。 バワーズ投手が良かったということなのでしょうが…。緩急をうまく使われたという感じを受けました。
 昨日頭部死球を受けて心配されたディアス選手は元気に先発出場。 しかし初回に先頭石井琢選手の二ゴロを失策。これが失点につながってしまいました。 初回の打席では二死一二塁で空振り三振。4回裏は一死一塁で遊ゴロ。 9回裏は二死一塁で一瞬サヨナラ弾かと期待してしまった中飛。 最後まで汚名返上をできませんでした。
 発熱による登板回避で中17日での先発となった佐々岡投手。 5回を5安打2失点。球の切れは良く、7つの三振を奪いました。 まだまだ行けそうな感じでしたが、5回で早めの降板となりました。 病み上がりという事情を首脳陣が考慮したのだそうです。

7月27日

適時打が出た!長谷川が抑えた!

 対横浜戦、上々の立ち上がりを見せた先発長谷川投手は4回表にロドリゲス選手に14号ソロアーチを浴びて先制を許した。 しかしその裏、広島は横浜先発ホルト投手を攻め、緒方・金本選手の短長打で一死二三塁とし、 ディアス選手が中前適時打を放って同点。広島の連続イニング無適時打は62でストップ。 続く一死一三塁のチャンスで前田選手が中犠飛を打ち上げて勝ち越した。
 さらに6回裏には左足故障で降板したホルト投手の後を受けた3番手東投手を攻め、 木村拓選手の内野安打と緒方選手の犠打で一死二塁とし、金本選手の四球、ディアス選手の危険球死球で満塁のチャンス。 前田選手が河原投手から右前適時打を放って2点差とした。横山投手から二死後、木村一選手が右越えへ走者一掃の適時二塁打を放ち、 5点をリードした。
 長谷川投手は危なげない投球で8回を6安打13奪三振無四球の好投。 9回表のマウンドを小山田投手に任せた。しかし小山田投手が乱調。 ロドリゲス選手のサイクル安打達成となる右越え二塁打の後、代打井上選手の内野安打で一死一三塁とされると、 代打小池選手に右前適時打を浴びて4点差。さらに金城選手に四球を与えて一死満塁、本塁打で同点のピンチを作った。 しかし救援した玉木投手が後続を抑えて逃げ切った。6対2で勝利。広島は2連勝で貯金1。

 試合結果

 6回裏の4点で久々の楽勝だなと思っていたら、小山田投手がやっちゃいましたね。 いつもヒヤヒヤさせてくれる小山田投手ですが、まさか5点リードで冷や汗をかかせてくれるとは思いませんでした。 止めたバットでの内野安打やポテンヒットがあって不運な面があったのは確かですけど。 玉木投手が見事な火消しをしてくれて良かったです。 ただし、5点リードの場面で登板して交代させられてしまった「抑えの切り札」の心の中を想像すると、 今後に不安を感じますね。
 長谷川投手から小山田投手への交代を采配面から考えてみると、長谷川投手を次回の登板に備えて早めに代えたということと、 7月20日以来投げていない小山田投手に調整登板をさせたかったということでしょう。 長谷川投手を続投させていれば横浜の反撃を受けずあっさり勝っていたと思いますが、 何せ小山田投手は抑えの切り札ですし、余裕をかまして力の落ちる投手を出したわけではありませんから、 間違った采配とは言えないように思います。
 長谷川投手。奪三振ショーでしたね。2試合連続で今ひとつの投球が続き、 後半戦になって調子を落としてしまったのかと不安でしたが、その不安を払拭してくれる快投でした。 無四球完投15奪三振ぐらい行けたのではないかと思うと、やはり交代は残念でした。 高橋投手と並んでチーム最多の8勝目。
 打線はようやく適時打が出ました。1点を先制された直後の4回裏に緒方選手の左前打、 金本選手のあと数十センチで本塁打という中越えの二塁打の後、ディアス選手が中前適時打。 63イニングぶりの適時打でした。ホルト投手の調子も良かっただけによくつないだと思います。 6回裏にも横浜救援投手陣から4得点。ホルト投手の負傷降板で流れが広島側に来たように思います。 野手陣には守備と走塁で文句を言いたくなるような場面もありましたが、 とにかく明日も今日のように打ってもらいたいですね。

ディアス、頭部死球で途中交代

 ディアス選手は6回裏に東投手から頭部付近に死球を受けた。ディアス選手は担架に乗せられて退場し、 東出選手と交代した。函館市内の病院で検査した結果、「左前額部打撲」と診断された。 28日の試合への出場は様子を見て決める。

 危険な球であることは間違いないですが、VTRを見ると頭に当たっているようには見えなかったです。 左腕に当たった後、頭にかすっていたようですね。明日、元気に出場してくれることを祈ります。

7月25日

タイムリーがなくても勝ちました

 対中日戦、広島は中日先発川上投手から2回表に無死二塁、 4回表に一死満塁のチャンスを作ったが得点できず。 ようやく6回表に金本選手が右越えへ15号ソロアーチを放って先制した。 8回表には緒方選手が小山投手から左越えへ14号ソロアーチを放って2点をリードした。
 先発高橋投手は制球よく中日打線を抑え続けた。結局5安打で今季2度目の完封。 2対0で勝利。広島は連敗を4で止め、勝率を5割に戻した。

 試合結果

 打線がこれだけ低調だと投手が完封でもしないと勝てないかなと思っていましたが、 高橋投手がやってくれました。わずか5安打。内野ゴロの山。 ピンチらしいピンチは5回裏の二死二三塁だけでしたね。 ヒーローインタビューでは西山捕手のリードに感謝していました。
 打線のテコ入れに山本監督はどんな手を打つかなと思っていましたが、 昨日と違ったのは西山選手だけ。 木村一選手よりも打力の劣る西山選手を入れて意味があるのかと思いましたが、 高橋投手の好投を引き出したということでこの起用は成功だったのでしょうね。
 打線は金本・緒方選手の一発で2得点。いずれも完璧な当たりでした。 2回表や4回表のチャンスをつぶすなど相変わらず適時打は出ませんが、 とりあえず得点が入れば何でもいいです。高橋投手を見殺しにしなかったわけですし。 いい加減、そろそろ打線に爆発してもらいたいですけどね。

ウエスタン情報

 試合結果

 ウエスタン初先発のベルトラン投手が6回を4安打2失点の好投でウエスタン初勝利。 山内投手も3回を2安打無失点。打では嶋選手が本塁打を含む4安打の大当たり。

7月24日

河内また好投!7回1失点

 対中日戦、先発河内投手は初回に井端選手への四球とボーク、大西選手の内野安打で無死一三塁とされ、 福留選手の二ゴロ併殺の間に1点を先制された。序盤不安定だった河内投手は尻上がりに調子を上げ、 6回裏無死一三塁のピンチも中日の中軸を3者連続三振させて切り抜けた。 河内投手は7回を7安打1失点9奪三振の好投。
 広島打線は中日先発の来日初登板バルガス投手のくせ球に手を焼き、7回までわずか1安打。 8回表に新井選手の四球で一死一塁のチャンス。岩瀬投手から代打ロペス選手の左前打で一死一二塁としたが、 代打町田選手と野村選手が凡退した。9回表はギャラード投手に3人で抑えられ、 50イニング連続適時打なし。 0対1で敗戦。広島は4連敗で借金1。

 試合結果

 河内投手。立ち上がりこそ、四球やボーク、ベースカバー遅れなどバタバタして失点しましたが、 徐々に調子を上げて7回1失点でした。圧巻だったのは6回裏。連打で無死一三塁とされましたが、 立浪・リナレス・渡辺選手を連続空振り三振。リナレス選手を三振させた球は今年習得したというチェンジアップでしたかね。 これで2試合連続の好投。次の登板が楽しみです。
 一方で打線はわずか2安打。打開策として東出選手とロペス選手をスタメンから外して 野村・木村拓選手を1・2番に起用しましたが、効果がありませんでした。 相手投手が初対決のバルガス投手で球筋がよくわからなかったとはいえ、 何とか得点しないといけません。最大のチャンスは8回表で、積極的に代走代打を起用しましたが、 あと1本が出ませんでした。山本監督はこの貧打に次はどんな手を打つでしょうか?

ウエスタン情報

 試合結果

 打線が福原投手にスミ1の完投を許す。苫米地投手は6回途中8安打4失点といまひとつか。

7月23日

ズルズル3連敗、貯金0

 対中日戦、広島は3回表に緒方選手が中日先発バンチ投手から左越えへ13号ソロアーチを放って先制した。 先発黒田投手は好投していたが5回裏に谷繁選手に14号ソロを浴びて同点。 8回裏には福留・立浪選手の短長打で無死二三塁とされ、新外国人リナレス選手に左前適時打を浴びて2点を勝ち越された。 さらに玉木投手が荒木・谷繁選手に連続適時二塁打を浴びて駄目を押された。
 1対5で敗戦。広島は3連敗で貯金0。巨人とのゲーム差は10に広がった。

 試合結果

 黒田投手はよく投げていたんですが、前回の登板と同様、終盤につかまってしまいました。 ミスター完投の黒田投手ですが、8回といえばさすがに疲れがたまってくる頃ですし、 味方が点を取る気配がないとなればこの結果も仕方ないような気がしますね。
 注目のリナレス選手。3打席目までは抑えたのですが、4打席目にやられてしまいました。 中日側に立って考えると、初登場のリナレス選手がヒーローになったことでチームとしても乗って来そうです。 明日明後日とやっかいなことになりそうですね。
 打線。得点は緒方選手の一発だけ。つながりません。新井選手に盗塁をさせたり、 東出選手に代打を出したりしたんですが、効果がありませんでした。何かカンフル剤はないものでしょうか。

シュールストロムが出場選手登録

 シュールストロム投手が出場選手登録された。

 今日は試運転ということで点差が開いた場面で登板しました。 勝ちパターンの試合での中継ぎができる状態だと嬉しいです。

ウエスタン情報

 試合結果

 先発玉山投手は4回を5安打4失点でKO。4投手で8四球はいただけません。打では倉選手が3安打。

7月22日

SATOの無責任先発予想

 23日からナゴヤドームで中日3連戦、1日開けて27日から函館で横浜2連戦。
 広島の先発は黒田・佐々岡・高橋・河内・長谷川投手と予想します。 ローテ通りですと高橋・河内投手の順番は逆、 発熱の影響でローテを飛ばされた佐々岡投手はどこで投げるかわかりません。
 まず、黒田投手を最初に持ってきた理由は、 次節の6連戦で中4日で巨人戦に投げさせたいということです。 次節次々節と2週続きで週末は巨人戦ですから充分ありえることだと思います。 高橋・河内投手の順番を逆にした理由ですが、 高橋投手は中日に相性が良く、横浜に相性が悪いということと、 活きのいい河内投手を次節の巨人戦で投げさせたいということからです。
 中日の先発はローテ通りだと、バンチ・小笠原・川上投手。 しかし小笠原投手は21日に救援で投げていますので、 先発してくるかどうかわかりません。打では新外国人のリナレス選手が注目ですね。
 巨人が独走状態に入ってしまっていますが、 カープとしては地道に貯金を増やしつつ(派手に増やしてくれた方が嬉しいですが)、 巨人が落ちてくるのを待つしかないでしょう。

スタニファーが出場選手登録抹消

 スタニファー投手が出場選手登録を抹消された。

 なかなか良い球を投げているように見えるのですが、 制球がアバウトなのがいけないのでしょうか。 代わりはシュールストロム投手あたりでしょうか?

7月21日

なんとか1点取りました

 対ヤクルト戦、中4日で先発した長谷川投手は2回裏にペタジーニ・古田選手の長短打で無死一三塁とされ、 ラミレス選手の三ゴロの間に1点を先制された。3回裏にも宮本・稲葉選手の連打で一死一三塁とされ、 ペタジーニ選手の犠飛で1点を追加された。さらに古田選手への四球の後、ラミレス・岩村選手の連続適時打で2失点。 長谷川投手は今季最短4回でKO。
 5回裏は広池投手が稲葉・ペタジーニ選手の連打で無死一三塁とされ、古田選手の遊ゴロの間に1点を追加された。 8回裏には河野投手が岩村選手に11号ソロを浴びた。
 広島打線は中4日で先発した藤井投手の気迫溢れる投球に押されっぱなしで7回を零封された。 ようやく9回表に山本投手からディアス選手の二塁打をきっかけに一死三塁とし、 ロペス選手の遊ゴロの間に1点を返し、連続イニング無得点を27で止めた。1対6で敗戦。 広島は引き分けを挟んで2連敗。貯金を1に減らして4位に後退。巨人とのゲーム差は9に広がった。

 試合結果

 打線に期待できない今、頼みの綱の長谷川投手が4回4失点KOでは勝負になりません。 中4日の影響かどうかはわかりませんが、制球が甘かったですね。
 松原コーチによると、打順はいじらず、 しばらくこのままで行くそうです。確かにこのメンバーだったらこの打順がベストかなという気はしますが…。

7月20日

24個の0

 対ヤクルト戦、先発鶴田投手は初回二死一三塁、2回裏二死満塁、 3回裏二死一二塁とピンチの連続だったが粘り強く切り抜けると、 6回までを零封。広島打線はヤクルト先発鎌田投手を打ちあぐね、初回一死二塁、 2回表一死満塁のチャンスを潰すと、6回までを零封された。
 広島は8回表にニューマン投手を攻め、 緒方選手のバントヒットの後、ニューマン投手の牽制悪送球で無死三塁の大チャンス。 しかし東出・ディアス・金本選手が凡退して無得点。 その後、両軍救援投手陣が延長12回を無得点に抑えた。 0対0で引き分け。広島は3位に浮上するも、巨人とのゲーム差は今季最大の8。

 試合結果

 こう言ってはなんですが、鎌田投手は谷間の先発、鶴田投手は2試合連続KO中。 まさか「24個の0」が並ぶような試合になるとは思いませんでした。
 鶴田投手は6回を無失点。序盤はピンチの連続でいつ崩れるかとヒヤヒヤしましたが、 いろんな球を内外角高低に散らしてよく粘りました。 2試合連続KOで先発失格の烙印を押されかけていましたが、 徳俵で踏ん張った感じです。この調子を続けてくれればローテを確立することができます。 明るい材料が増えました。
 打線は湿りっぱなしでしたね。特に8回表無死三塁を潰したのは痛かったです。 まさか点が入らないとは。金本選手は直前の7回裏にヤクルトの先制点を阻止するファインプレーをしていましたから、 あの場面、打の方でも期待があったんですけど。 ま、今日は両軍とも投手陣がよく頑張ったということで納得するしかないですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 横松投手が8回途中7安打2失点の好投。打線はわずか3安打ながら2得点でドロー。

7月19日

高橋、ペタジーニの一発に泣く

 対ヤクルト戦、先発高橋投手は初回に真中選手の左前打と稲葉選手への四球で一死一二塁とされ、 ペタジーニ選手に中越えへ23号3ランを浴びた。 広島打線は2回表にヤクルト先発石川投手を攻め、ディアス・ロペス選手の短長打で無死二三塁とし、 新井選手の中犠飛で1点を返した。
 その後、高橋・広池投手がヤクルト打線を抑えていたが、 8回裏一死からスタニファー投手が古田・ラミレス・岩村選手に3連打されて1点を追加された。 広島打線は石川投手からチャンスを作りながら得点できず、7回からは石井・高津投手に完璧に抑えられた。 1対4で敗戦。広島の連勝は2で止まり、4位に後退。巨人とのゲーム差は今季最大タイの7.5。

 試合結果

 高橋投手は調子が悪かったですね。いきなりの3失点は痛かったです。 結果的には6回を3失点ということで、悪いなりに粘って先発の役割を果たしているんですけどね。7敗目。
 打線は石川投手相手にチャンスは作ったのですが、あと1本が出ず。 2回表の1点取った後の一死一三塁、 4回表の二死満塁の大チャンスで高橋投手に打順が回ってしまう巡り合わせの悪さ。 回が浅いので代打を出すわけにも行かず、チャンスを生かせませんでした。
 前田選手がスタメン落ち。最近調子が悪いですし、左の石川投手の先発が予想されましたから、 積極的休養ということだったのでしょう。代わりに入った木村拓選手が1番でノーヒットだったというのが、 打線のつながりの悪さを生んだ感じです。良い当たりもあったのですが…。
 継投。先の阪神3連戦の初戦では2点負けている場面で小林投手を投入しましたが、 今日の試合では広池投手を起用しました。僅差で負けている試合でも小林・玉木投手を投入していては、 勝っている試合でも投げるこの2投手の負担は相当なものになってしまいます。 僅差の試合でこの2投手を起用しない勇気は評価できます。 駄目押し点を奪われたスタニファー投手の投入についても、 小林・玉木投手を投入するよりは良かったと感じています。

ウエスタン情報

 試合結果

 山内投手が5回を3安打無失点の好投。ベルトラン投手がウエスタン初登板。 打線は5安打ながら松本・嶋選手の効果的な一発で4得点。

7月18日

河内、救世主だ!

 対阪神戦、広島は3回表に金本選手が阪神先発川尻投手から右越えへ14号先制ソロアーチ。 6回表には新井・木村拓選手の連打と河内投手の犠打で二死二三塁とし、 緒方選手が救援した谷中投手から中前適時打して2点を追加。 7回表には金本選手の右中間三塁打とロペス選手の死球で一死一三塁とし、 前田選手の一塁適時内野安打で1点を追加。 代走木村拓選手と代走廣瀬選手の重盗が矢野捕手の悪送球を誘ってさらに1点。
 今季初登板の先発河内投手は、 伸びのある直球と切れのある変化球で阪神打線を6回までわずか2安打に抑え込んだ。 7回裏にアリアス選手に19号ソロを浴びてマウンドを降りたが、失点はこの1点のみ。
 広島は9回表に金本選手の遊撃内野安打をきっかけに一死二三塁とし、 部坂選手のボークで1点を追加して駄目押し。投げては河内投手の後を玉木・小林投手で締めた。 6対1で勝利。広島は2連勝で貯金3。2位に浮上した。河内投手は今季初勝利。

 試合結果

 この試合の最大の注目点は河内投手がどんな投球をするかということでした。 6回3失点ならば合格点かなと思っていましたが、予想以上の好結果でした。 直球は打者の手元で伸びて刺し込んでいましたし、変化球でしっかりストライクを取れていました。 6回1/3を3安打1失点。ローテ入りは確定ですね。 あとは今日のような投球を次回以降もできるかどうかが課題でしょう。 とにかく今後に明るい展望が開けました。
 打線は序盤は拙攻の連続という感じでしたが、中盤以降は着々と加点して河内投手を援護しました。 中でも金本選手は先制本塁打を含む4安打の固め打ち。 最終打席で二塁打が出ていればサイクル安打でしたが、内野安打に終わったのはちょっと残念。
 初戦を落とした時はどうなることかと思いましたが、連勝でカード勝ち越し。 巨人も勝っているので差は詰まりませんが、 とにかく貯金を増やして巨人と勝負できる位置まで上がって行きましょう。

ウエスタン情報

 試合結果

 苫米地投手が6回3安打1失点の好投。中日の方では野口投手が投げてますね。

7月17日

やったぜ浅井、虎守護神バルデスから逆転打

 対阪神戦、先発黒田投手と阪神先発井川投手の投手戦。 広島は4回表に東出選手の安打とディアス選手の四球で無死一二塁のチャンス。 一死後、走塁ミスで二死二塁となったが、ロペス選手が一塁線へ適時二塁打を放って先制。
 黒田投手は7回まで4安打無失点の好投。しかし8回裏に代打平下選手への四球をきっかけに一死二塁とされ、 田中選手に左翼線へ適時二塁打されて同点。二死後、アリアス選手に右越えへ適時二塁打を浴びて逆転された。
 粘る広島は9回表にバルデス投手を攻め、先頭ディアス選手が左前打。代走福地選手が盗塁を決め、 金本選手の四球で無死一二塁。代打廣瀬選手がバントを決め、前田選手が敬遠されて一死満塁。 二死後、代打浅井選手が左前へ2点適時打を運んで逆転した。
 9回裏は小山田投手が一死一二塁のピンチを招いたが逃げ切った。3対2で勝利。 広島は連敗を2で止め、貯金2。

 試合結果

 9回表の粘りは見事でしたね。それまで好投していた黒田投手が8回裏につかまって逆転され、 流れは完全に阪神だと思っていたので、正直なところ負けたかなと思っていました。 逆転打の浅井選手。先頭打者として安打したディアス選手。盗塁を決めた福地選手。 ピンチバンターとして犠打を決めた廣瀬選手。空振り三振した新井選手(^^;。 山本監督がおっしゃる通り、みんなよく粘ってくれました。
 決勝の逆転打を放った浅井選手。低めのやや難しい外角直球でしたが、 うまくバットに乗せて運びました。あの場面、野村選手も残っていましたが、 代打経験の豊富さと現在の調子から浅井選手の起用となったのでしょう。 見事に期待に応えてくれました。今日のヒーローですね。
 黒田投手は8回途中まで2失点の好投。 相手が阪神エースの井川投手でしたから失点が敗戦に直結するつもりで投げていたのではないでしょうか。 素晴らしい投手戦でした。完封ペースだったのですが、8回裏の先頭打者への四球が痛かったですね。 結局、逆転勝利で黒田投手の好投が無駄にはなりませんでした。
 先制打はロペス選手。4回表無死一二塁のチャンス。 井川投手相手にこれ以上のチャンスは2度とないだろうと思っていると、 一死後に東出選手の走塁ミスで二死二塁になってしまいました。 「駄目か」と思っているとロペス選手があっさりと先制打。 勝負強さがロペス選手の持ち味ですから、これからもこういった活躍を期待したいです。

7月16日

零封負けで後半戦スタート

 プロ野球ペナントレース後半戦がスタート。 対阪神戦、先発長谷川投手は3回裏に今岡選手の二塁打と田中選手の犠打で一死三塁とされ、 二死までこぎつけたもののアリアス選手に右中間へ適時二塁打を浴びて先制を許した。 さらに桧山選手に中前適時打を浴びて2点差とされた。 7回裏には小林投手が先頭広澤選手への四球をきっかけに二死三塁とされ、 平下選手に中前適時打を浴びて3点差とされた。
 広島打線は先発藪投手相手にチャンスを潰し続けた。 特に4回表一死満塁を木村一選手が三ゴロ併殺で潰したのが響き、7回無得点。 8回9回を金澤・バルデス投手に抑えられて零封された。0対3で敗戦。 広島は2連敗で貯金1。対阪神戦の連勝は4でストップ。

 試合結果

 待ちに待った後半戦スタートでしたが、やられてしまいましたね。 広島ナインは喪章を肩に付けて試合に臨みましたが、気合いが空回りしたといったところなのでしょうか?
 長谷川投手は2回裏無死二三塁の大ピンチを切り抜けて、今日も粘りがあるなと思っていたら、 3回裏にあっさり2失点。しかしその後大崩れしないのはさすがでした。 それにしても今チームで最も安定感のある長谷川投手で負けたのは痛いですね。
 打線は東出・ディアス選手を1・2番に入れる今季初のオーダー。 しかし阪神3投手に完封リレーを許してしまいました。 広島ベンチは藪投手の調子はそれほど良くないと思っていたようなのですが…。 オールスター休みで実戦感覚が鈍っちゃったのかなあ?

河内が出場選手登録

 河内投手が出場選手登録された。

 もしすぐに好結果が出なくても、しばらくローテで様子を見て欲しいと思います。 河内投手の活躍なしに優勝争いはできないと私は思っていますから。

佐々岡が発熱

 佐々岡投手が発熱のため大阪市内の病院で点滴を受け、宿舎で静養した。

 困りましたね。週末までに投げられるようになれば良いですが、 無理なら長谷川投手の中4日先発も考えないといけませんね。