カープ日記


5月31日

野村・緒方スタメン復帰も黒田を援護できず

 対巨人戦、先発黒田投手は4回裏に川相・高橋由選手の短長打で無死二三塁のピンチ。 二死までこぎつけたが元木選手に左前適時打を浴びて2点を先制された。 巨人先発桑田投手に抑えられていた広島打線は7回表に反撃。二死からディアス選手の中前打の後、 金本選手が右越えへ6号2ランを放ち同点。
 そして迎えた延長10回裏、一死から阿部選手の右前打の後、 仁志選手の投前バントを黒田投手が二塁へ悪送球して一死一三塁のピンチ。 清水選手を敬遠して満塁とした後、代打清原選手に中越えへサヨナラ打。 2対3で敗戦。広島は借金2。5月を7勝11敗の成績で終了。

 試合結果

 黒田投手はよく投げました。サヨナラ負けですが完投です。 腰は完治しておらず、痛みと付き合いながらプレーしないといけない状態のようですが、 そんなことを全く感じさせませんでした。惜しむらくは10回裏の二塁への悪送球ですね。
 打線はロペス選手がスタメン落ちして、野村・緒方選手がスタメン復帰。 野村選手は4月20日以来、緒方選手は5月11日以来のスタメンです。 野村・緒方・前田選手の三人衆が揃ってスタメンということで期待したのですが、 桑田投手の老獪な投球にしてやられたといったところです。
 で、そのままやられるかと思っていたら金本選手が豪快な同点2ラン。 試合の流れを引き戻したのですが…。 金本選手、2試合連続弾ということで今度こそ波に乗ってほしいですね。
 采配面で「あれっ」と思ったのは9回表無死一塁で一塁走者野村選手に代走を送らなかったこと。 これまでだと福地選手か岡上選手が出てくる場面だと思ったのですが。 野村選手の足の状態が良くなったからこそということで喜べば良いのでしょうか。

松原コーチが暴力行為で退場

 7回裏一死一塁から黒田投手が暴投。 一塁走者が三塁へ向かい、野村選手がタッチ。きわどいタイミングでセーフの判定。 この判定に抗議した松原コーチが審判への暴力行為で退場となった。

 ラジオの解説で達川さんも言っていましたが、野村選手が相当怒っていましたので、 松原コーチは野村選手が退場にならないように自分がパフォーマンスして退場になったといった感じでした。
 判定についてはミスジャッジとは言い切れないプレーだったと思います。 タイミング的にはアウトなのですが、野村選手のタッチが甘かったように見えましたので。

ラミーレスが出場選手登録

 ラミーレス投手が出場選手登録された。

 さて、どんな投球を見せてくれるでしょうか。

ウエスタン情報

 試合結果

 15安打の猛打で11得点を挙げて勝利。甲斐選手が4安打の活躍。 横松投手は10安打されながら7回を3失点。

5月30日

ラミーレスが一軍合流

 ラミーレス投手が一軍に合流した。31日に出場選手登録される見込み。

 まだウエスタンでは2試合、短いイニングしか投げていないのでちょっとびっくりです。 どれぐらいやれるかテストの意味合いもあると思うので、いきなり厳しい場面での登板はないと思いますが…。

林が出場選手登録抹消

 林投手が出場選手登録を抹消された。

 接戦が続いたこともあって一度も登板機会がありませんでした。

ウエスタン情報

 試合結果

 山内投手が7回を4安打1失点の好投で今季初勝利。兵動選手が3安打。最近好調です。

5月29日

どっか〜ん!新井だ〜!サヨナラホームランだ〜!

 対中日戦、広島は初回に制球の定まらない中日先発小笠原投手から金本選手が右翼場外へ5号先制3ラン。 2回表に先発鶴田投手が立浪選手の4号2ランで1点差とされたが、 2回裏にディアス選手が山井投手から中前適時打を放って2点差に。 さらに4回裏に今季初スタメン町田選手の今季初安打となる二塁打などで一死二三塁とした後、 暴投で3点をリードした。
 しかし4回表途中から登板の広池投手が5回表に福留選手の適時打で2点差とされ、 6回表には酒井投手が森野選手の適時二塁打と井端選手の2号3ランで逆転を許した。 しかしその裏、遠藤投手を攻め、二死満塁から金本選手の右前への2点適時打で同点。
 7回表には苫米地投手が二死無走者から立浪選手の5号ソロで勝ち越された後、 2走者を許して鈴木選手の適時打で2点をリードされた。しかしその裏、岩瀬投手を攻め、 前田・新井選手の連打などで一死二三塁とし、代打緒方選手が右中間へ2点適時二塁打を放ち同点。
 8回表9回表を小林投手が抑えて迎えた9回裏、一死後、 落合投手から新井選手が左中間へ9号サヨナラソロアーチを放った。 10対9で勝利。広島は今季初のサヨナラ勝ち。連敗を2で止め、借金を1に減らした。

 試合結果

 新井選手がやってくれましたね。勝負がどっちに転ぶかわからない打撃戦に決着をつけてくれました。 最近本塁打から遠ざかっていたのでちょっと心配していたのですが、本当に良い場面で打ってくれました。 サヨナラ本塁打、サヨナラ打はプロ入り初です、たぶん(違ってたらすいません)。 ヒーローインタビューがなかったのがちょっと残念。
 序盤は相手投手の自滅気味の投球で試合を有利に進めていましたが、6回表井端選手の逆転3ランで暗転。 しかし直後に金本選手の2点適時打で同点。7回表にも2点を取られましたが、 直後に緒方選手の2点適時二塁打で同点。よく粘りました。
 投手陣は総崩れといった感じでしたが、点がバカスカ入る試合の流れだったので仕方なかったかも知れません。 しかしそんな中で8回9回をしっかり0点で抑え、その流れを止めた小林投手の好投が光りました。 投のヒーローでしょう。昨日は不運な1敗を喫してしまいましたが、今日は今季初勝利を挙げました。
 調子が上がってきたかと思ったらまた不調に戻ってしまっていた金本選手。 先制3ランと2点適時打で5打点の活躍。大学時代を過ごした第2の故郷で良い活躍ができました。
 町田選手がようやく今季初安打。おめでとうございます。 今季初スタメン、しかも1番中堅手ということでかなりびっくりしました。 山本監督によると気分転換ということらしいです。 確かにあのまま代打で1打席のみの起用ではなかなかヒットは出なかったでしょうし、 プレッシャーがかかって代打として良い仕事ができない状態が続いたでしょうね。 町田選手がこのまま1番中堅手で定着するとは思いませんけど、 対処療法としてこの起用は大ヒットだったと思います。

ウエスタン情報

 試合結果

 こちらも一軍同様大乱戦。8対9で敗戦。大竹投手、打ではウエスタン初安打初打点も、 投げる方では5回を9安打7失点(自責点5)。田中投手が今季初登板。

5月28日

2連敗で借金2

 対中日戦、先発佐々岡投手は初回にブレット選手の4号ソロ、2回表に森野選手の4号ソロで2点を失った。 しかしその後はピンチもあったが7回まで無失点に抑えた。 広島打線は中日先発川上投手を攻めきれず6回まで無得点。 ようやく7回裏に新井・木村一選手の短長打で一死二三塁とし、 代打浅井選手の右中間適時二塁打で同点とした。
 そして延長10回表。8回表から完璧な救援を続けていた小林投手が一死後、井端選手に四球。 代わったベルトラン投手が大西選手のバント安打で一二塁とし、さらに暴投と福留選手への死球で満塁。 救援した苫米地投手がゴメス選手に左前へしぶとく落とされる適時打で2点を勝ち越された。 2対4で敗戦。広島は2連敗で借金2。

 試合結果

 7回裏によく粘って追いついたとも言えるのですが、やはり9回で2得点ではいけませんな。 もっと点を取らないと。
 10回表一死一塁から大西選手のバントでベルトラン投手が大西選手にダイビングタッチした場面ですが、 VTRで見るとアウトに見えます。背中にもタッチしていますし、 背中にタッチしていないとしても足にタッチしてます。ミスジャッジですね。しっかりしてよ、本田さん。
 小林投手は今季初の敗戦投手。救援で好投したのですが、あの内容で敗戦投手とはお気の毒です。 それまでの出来から見て10回表は続投でも良かったと思いますが、 左打者が2人続くところで左投手の投入はセオリー通りですからねえ。 また、小林投手をあまり長い回投げさせると明日以降登板できなくなるので、 そのあたりの配慮もあったのでしょう。
 佐々岡投手。先制点を許したのは拙かったですが、7回2失点の好投でした。 腰痛の心配は全くないようですね。
 4回裏二死満塁で山本監督は西山選手に代打野村選手を送りました。 最近の西山選手の打力には期待できませんから、積極的な良い采配だと思いました。 もう一歩積極性を進めると、佐々岡投手の時でも木村一捕手を起用するという手もあるかと思いますが、 諸々の理由で山本監督は西山選手の出場機会を確保しておきたいと配慮しているのでしょう。 佐々岡投手と組むことは木村一捕手の勉強になると思うんですけどね。

シュールストロムが左膝手術

 シュールストロム投手が27日、広島市内の病院で左膝関節の手術をした。 2週間で本格的な練習を再開できる見込み。

 ウエスタンで4月10日以来登板していなかったので、どうしたのかと思っていましたが、 やはり故障でしたか。 スタニファー投手が抹消されて外国人選手枠が開いているのでチャンスだったんですけどね。

ウエスタン情報

 試合結果

 河内投手は7回を5安打2失点の好投。ラミーレス投手がウエスタン初登板し、1回を無安打無失点。 廣瀬選手が3安打。

5月27日

SATOの無責任先発予想

 28日から仙台で中日2連戦。1日開けて31日から東京ドームで巨人3連戦。
 広島の先発はローテ通り、佐々岡・鶴田・黒田・高橋・長谷川投手と予想します。 今節はこれで固いと思います。
 中日の先発は川上・小笠原投手でしょうか。 中日に一時の勢いがなくなっているので、2連勝で貯金生活へ戻りたいですね。

菊地原に第一子誕生

 菊地原投手夫人の百恵さんが第一子女児を出産した。

 おめでとうございます。

5月26日

巨人3タテならず

 対巨人戦、先発長谷川投手は2回表に高橋由選手に8号ソロアーチを被弾。 四球で歩かせた斉藤選手を盗塁と木村一選手の悪送球で三塁へ進め、 元木選手の右犠飛で2点目。4回表には高橋由・斉藤選手の短長打で1失点。 6回表には江藤選手に四球を与えた後、松井選手に10号2ランを浴びてKO。 7回表にはベルトラン投手が2本の安打で一死一三塁とされ、 酒井投手が仁志選手の遊ゴロの間に1点を失った。
 広島打線は巨人先発高橋尚投手に手を焼き、5回までわずか2安打。 ようやく6回裏に木村拓選手が左中間へ2号ソロを放ち1点を返した。 さらに7回裏にはロペス・前田選手の連打などで二死一三塁とし、 代打緒方選手の中前適時打で1点。木村拓選手が右翼右へ適時二塁打して3点差に迫った。 福地選手が四球を選び、二死満塁として高橋尚投手をKO。 しかしディアス選手が代わった條辺投手に左直に打ち取られた。
 8回裏9回裏は岡島・河原投手に締められて万事休す。3対6で敗戦。 広島の連勝は2で止まり、借金1。

 試合結果

 中盤までで大量点差がつき、高橋尚投手も好投。 そのまま終わっていたら全くつまらない試合だったのですが、打線が粘りを見せました。 7回裏二死満塁でのディアス選手の左直。もう少し打球に角度があれば逆転満塁弾だったのですが、残念。
 昨日の試合では初回に3失点した後、巨人に追加点を奪われなかったことが逆転につながりました。 しかし今日の試合では中盤に追加点を奪われたのが結果的には痛かったですね。
 先発は中4日で長谷川投手。首位巨人(試合開始時点では2位でしたが)が相手で、 少しでも差を詰めたいところですし、日程を見るとここさえちょっと無理をすればうまくローテが回りますから、 最近安定している長谷川投手を中4日で起用する作戦は納得できるものだと思います。
 その長谷川投手はいつもより直球の走りが悪く、変化球の制球も悪かったように思います。 来週も巨人戦での登板になりそうですから、リベンジを期待します。
 打線では木村拓選手の活躍が目立ちました。3安打1本塁打2打点。慣れない遊撃手をやっていますが、 とりあえず今のところ打撃への悪影響は見られません。
 一気に巨人を3タテして勢いをつけたいところだったのですが、まあ、 首位巨人相手に2勝1敗は御の字ではないでしょうか。 戦力が整いつつあるような、ないような、微妙なチーム状態ですが、 少しずつでも勝ち越して行ってくれれば良いと思います。

東出、右大腿二頭筋肉離れで登録抹消

 東出選手は広島市内の病院で検査を受けた結果、「右大腿二頭筋肉離れ」で全治2週間と診断され、 出場選手登録を抹消された。

 昨日は登録抹消されるほどではないと書きましたが、意外と重い怪我だったんですね。 足が持ち味の選手なので走塁と守備ができるようになってからの一軍復帰になるでしょう。 となるとかなり時間がかかりそうですね。お大事に。

緒方と林が出場選手登録

 緒方選手と林投手が出場選手登録された。

 緒方選手は7回裏に代打で登場して中前適時打を放ちました。 まだ足の状態は万全ではないようなので、しばらくは代打専門となりそうです。 ちなみに、試合前の守備練習は行っていました。
 林投手はファームでは中継ぎと抑えでがんばっており、防御率1.19の好成績です。 まずは楽な場面からの登板となるでしょうが、そこで結果を出してステップアップしてもらいたいと思います。

スタニファーが出場選手登録抹消

 スタニファー投手が出場選手登録を抹消された。夫人の出産で米国に一時帰国したため。

 戻ってきたら二軍で先発の適性を試してみてもらいたいです。 このまま敗戦処理という役割だといろいろなことがもったいない気がします。

ウエスタントーナメント優勝!

 ウエスタントーナメント大会決勝、広島は中日を5対1で下して優勝した。

 試合結果

 優勝おめでとうございます。
 松本選手が2安打1本塁打4打点の大活躍で最優秀選手。

5月25日

前田同点打!新井決勝打!逆転でGに連勝

 対巨人戦、先発高橋投手は初回二死一二塁から高橋由選手に7号3ランを浴びて先制された。 しかし2回以降は粘り強い投球で巨人打線に追加点を許さず。 広島打線は巨人先発上原投手に手こずっていたが、5回裏に前田選手が右翼席中段へ8号ソロを放ち2点差に。
 粘る広島は8回裏に救援した岡島投手を攻め、左中間二塁打の木村拓選手が福地選手の犠打で三進した後、 暴投で1点差とした。さらにディアス選手の四球と金本選手の死球で一死一二塁とし、 二死後、前田選手が左前適時打を放ち同点。救援した條辺投手から新井選手が左前適時打してついに逆転。 9回表は小山田投手が締めた。4対3で勝利。広島は2連勝で勝率を5割に戻した。 勝利投手は8回表を抑えた苫米地投手。

 試合結果

 初回にいきなり3点取られた時はどうなることかと思いましたが、投打に粘りましたね。 8回裏の逆転劇には大興奮でした。
 打線はここ数試合つながりを欠いていましたので、打順をまた元の形に近い形に戻しました。 7回裏までは相変わらずつながりませんでしたが、8回裏、上原投手がマウンドを降りたとたん、 見事につながりました。前田選手や新井選手がここぞという場面で打ってくれたのがもちろん大きいのですが、 感じたのはやはり四死球が絡むと点になるということですね。
 決勝打は新井選手。最近安打は出るものの調子は今ひとつの感じでしたが、3安打猛打賞。 良い場面で打ってくれました。
 同点打は前田選手。左の岡島投手から球に逆らわず左前適時打。 5回裏には右翼席中段へ追撃弾。 圧巻だったのは6回裏二死一二塁から放ったあわや逆転3ランとなりそうだった右翼ポール際へのファール。 高めの完全なボール球を大根斬りに近い形で運びました。 あれが本塁打になっていたら伝説の一発になっていたかも知れません。
 高橋投手は初回に3失点。 初球打ちが目立つ高橋由選手に初球を打たれてしまうと何をやっているんだという気になりますが、 その後は粘ってよく抑えてくれました。高橋・苫米地投手が追加点を許さなかったことが逆転を生みました。
 小山田投手は9回表にクリーンアップと対決。 長打力のある打者を相手に一発浴びれば同点になる厳しい場面でしたが、よく抑えてくれました。 11セーブ目。
 福地選手が2番中堅手として今季初スタメン。4回裏に右前打の後、盗塁を決め、 持ち味は出してくれました。今日の仕事がどれだけ首脳陣へのアピールになったでしょうか。
 最下位横浜に連敗したかと思えば首位巨人に連勝。カープは強いのか弱いのかよくわかりませんね。

東出が右太もも痛で欠場

 24日の試合で右太もも裏を痛めた東出選手が欠場した。

 登録を抹消するほどの状態ではないようですが、無理はさせないということらしいです。 遊撃には昨日に続き木村拓選手が入り、ノーエラーでした。

ウエスタン情報

 試合結果

 4対4で引き分けも抽選で決勝進出。目指せ優勝!

5月24日

黒田ふっか〜つ!

 対巨人戦、広島は3回裏に巨人先発桑田投手を二死無走者から攻め、 東出選手の左翼線二塁打の後、木村拓選手が右前適時打を放って先制。 腰痛から復帰、4月6日以来登板の先発黒田投手は直球・フォークの切れが素晴らしく、 8回まで2安打13奪三振で三塁を踏ませない好投。 9回表に二死一二塁のピンチを迎えたが、松井選手を抑えて逃げ切った。 1対0で勝利。広島は借金を1に減らした。黒田投手は今季初完封勝利。

 試合結果

 黒田投手。故障明けで不安がありましたが、素晴らしい投球を見せました。 序盤から飛ばしていたようで、フォークでくるくるくるくる面白いように三振の山。 スタミナがどこまで持つか不安に思っていましたが、 最後まで投げ切ってくれました。腰痛の影響で開幕直後はふがいない投球をしていましたが、 これでこそ黒田投手。あとの問題は投げた後の腰の状態がどうかという点だけですね。
 打線は今日も10残塁の拙攻。そんな中で3回裏は打線がつながりました。 決勝打は木村拓選手。初回のチャンスで走者を進められなかったので、 今度は何とかしたいと思っていたそうです。しかしまさかあの一打が決勝点になるとは。
 最高の形で黒田投手が戻ってきてくれました。 これを弾みにしてチームを浮上させないといけませんね。

東出が右太もも痛で途中交代

 東出選手は3回裏に木村拓選手の右前適時打で三塁を回った際に右太もも裏を痛め、 5回表の守備から交代した。

 心配ですね。調子が上がってきたところだったのですが…。 遊撃には木村拓選手が入り、守備機会は無難にこなしました。

黒田・野村が出場選手登録

 黒田投手と野村選手が出場選手登録された。

 野村選手は9回表に守備固めに入りました。 スタメンが無理でも、チームリーダーとしてベンチを盛り上げてくれるでしょう。

河野・嶋が出場選手登録抹消

 河野投手と嶋選手が出場選手登録を抹消された。

 河野投手は良かった時と比べると明らかに球威不足でした。 体を鍛え直してまた一軍に挑戦してもらいたいと思います。
 嶋選手は代打で1打席だけ。二軍では好調だったので、 もう少しチャンスを与えてあげてほしかったです。

ウエスタン情報

 試合結果

 トーナメント大会1回戦サーパス戦に12対3で快勝。準決勝に進出。
 大島・天野投手の新人リレー。リーグ戦では未勝利の大島投手が勝ち投手。 打でもリーグ戦無安打の山本翔・天谷選手がそれぞれ1安打ずつ。 怪我で出遅れていた松本選手が先発出場しています。

5月23日

ハマに今季初の連勝を許す

 対横浜戦、広島は2回表にロペス選手が横浜先発後藤投手から左越えへ4号先制ソロアーチ。 しかし2回裏に先発鶴田投手がグラン選手とロドリゲス選手に連打されて無死一三塁とされ、 二死後、石井琢選手に右前適時打を浴びて同点。 5回裏に代打内川選手の不運な左前打と犠打で一死二塁とされ、種田選手に左前打。 金本選手の本塁への返球が内川選手に当たる不運で1点を勝ち越された。 代わった広池投手も佐伯選手に中前適時打を浴びた。
 広島打線は3回表4回表のチャンスを潰すと、横浜の小刻みな継投に目先をかわされて反撃できず。 8回裏にベルトラン投手が小池選手にプロ初本塁打となるソロアーチを浴びて駄目押しされた。 1対4で敗戦。広島は2連敗で借金2。横浜は今季初の連勝。

 試合結果

 試合に流れがあるように3連戦にも流れがあるということを感じました。 勝利したものの初戦の終盤に反撃されたことが、この2連敗につながったように感じました。
 鶴田投手は調子が良くなかったようですが、何とか粘っていました。 5回裏の失点は新井選手が打球を照明に入れた不運な安打がきっかけ。 種田選手の適時打も本塁余裕でアウトのタイミングが金本選手の本塁への返球が悪く、 内川選手に当たる不運。
 中継ぎでは苫米地投手が好投しましたね。2回を無安打無失点3奪三振。 しかしここで投げたということは巨人戦での先発はまずありませんね。
 絶不調の横浜に連敗したのは痛いです。長期遠征も終了したことですし、 気持ちを切り替えて巨人相手に3連勝でもしてもらいましょう。

5月22日

鯉、ハマの連敗を13で止める

 対横浜戦、先発佐々岡投手は初回に石井琢選手への四球と種田選手の左前打で無死一三塁とされ、 鈴木尚選手の中犠飛で1点を先制された。 広島は3回表に横浜先発杉本投手を攻め、佐々岡投手の中越え二塁打と木村拓選手の犠打で一死三塁とし、 東出選手の中前適時打で同点とした。
 しかし、佐々岡投手は直後の3回裏に石井琢選手の中前打と盗塁で二死二塁とされ、 鈴木尚選手の中前適時打で1点を勝ち越された。6回裏には二死からロドリゲス選手に9号ソロを浴びて2点差に。 広島打線は5回途中から河原・木塚・斎藤投手からチャンスを作りながらも得点できず。 1対3で敗戦。広島の連勝は2で止まり、またも借金1。横浜の連敗は13でストップ。

 試合結果

 昨日の試合で終盤追い上げられて嫌な感じがしていたのですが、 やられてしまいましたね。横浜の連敗を止めてしまいました。
 先発は腰痛上がりで5月3日以来の登板となる佐々岡投手。6回を8安打3失点。 2回裏以外は毎回安打の苦しい投球でしたが、いつも通り粘ったという感じ。 久しぶりの登板にしてはまずまずというところでしょうか。 打では2本の二塁打を打つ活躍でした。
 今日は打線が不発でした。チャンスは多くあったのですが。特に2点を追う8回表の攻撃は惜しかったです。 一死一二塁からロペス選手が右前打。金本選手が二塁から本塁を狙いましたが田中一選手の好返球でタッチアウト。 送球が少しでも逸れていれば得点できていたかもしれないタイミングでした。 1点差に迫ってなおも一死一三塁というところだったのですが…。
 これでまた借金1。チームに勢いが出てきませんね。

ウエスタン情報

 試合結果

 RCCテレビで中継がありました。最初は録画で最後は生でした。 先発大竹投手が初回に前田新選手の左犠飛で先制を許しましたが、 3回裏に甲斐選手が左翼席へ特大の一発を放ち同点。 8回裏に兵動選手の左越えソロアーチで勝ち越すものの、 9回表に矢野投手が森選手に流されて同点ソロアーチ。 延長10回表に横松投手が前田新選手の適時三塁打、高橋光選手の左犠飛、 森選手の2ランで4点を失いました。10回裏に兵動選手の左前打が出た場面までで中継は終了。 てっきり負けたと思っていたのですが、驚異的な粘りで6対6の引き分け。
 注目のドラ1大竹投手。初回に打球を右手に当ててしまいましたが、5回を1失点の好投でした。 直球のMAXはファールさせた時でしたが、140キロでした(見逃した時で139キロ)。 制球力はまずまずで、四球連発で大崩れするタイプではないですね。 ただし、意図せず完全なボール球になることも多かったように思います。 変化球はスライダーを投げていました。ひょっとするとカーブも投げていたのかも知れませんが、 私には区別できませんでした。変化球ではしっかりとストライクを取れておらず、課題でしょう。 クイックモーションや牽制はしっかりできており、そのことへの清川コーチの評価は高いようです。 球の切れや球威が今ひとつ足らない感じがしましたので、 すぐに一軍入りというわけにはいかないように思いました。
 野村選手は4打数無安打。二ゴロ、空振り三振、二ゴロ、三ゴロ。三塁線へのゴロに飛びついたり、 振り逃げしようとしていましたから、足はもう大丈夫なのでしょう。
 栗原選手。6回裏の中前打ですが、おっつけが効いていて球を運ぶ感じ。 打ち終わった時のフォロースルーの感じが落合博満選手にちょっと似ているなと思いました。
 甲斐選手は2試合連続弾。左翼芝生席の上の方まで飛んでいましたから、かなりの飛距離でした。 去年0本塁打で今年既に3本ですから、数字の上からも成長が見て取れます。

5月21日

ハマの猛追に冷や汗、勝率5割復帰

 対横浜戦、広島は初回に横浜先発森中投手を攻め、木村拓選手の二塁打などで二死三塁とした後、 金本選手が右越えへ4号2ランを放って先制。3回表にも前田選手が右越えへ7号ソロを放ち、 金本選手が右翼線二塁打で続き、森中投手をKO。 代わった細見投手からディアス選手が右越えへ13号2ラン。 5回表にも木村拓選手の投手強襲二塁打と東出選手の犠打で一死三塁とした後、 前田選手が右前適時打。大量6点をリードした。
 先発長谷川投手は6回まで4安打無失点の好投。しかし7回裏にグラン選手の5号ソロ、 多村・石井琢選手の二塁打で4点差とされ、この回を投げ切って降板した。 8回裏にはベルトラン投手が残した走者を一塁に置いて、酒井投手がグラン選手に6号2ランを浴びた。 9回裏には小山田投手が多村選手の二塁打などで一死三塁とされ、石井琢選手の右犠飛で1点差とされたが、 逃げ切った。6対5で辛勝。広島は2連勝で勝率5割復帰。横浜は13連敗。

 試合結果

 12連敗中の横浜。広島の大量リードでシュンとしてしまうかと思いましたが、死んでいませんでしたね。 終盤の追い上げには焦らされました。明日が怖い。
 先発は長谷川投手。良い球と悪い球がはっきりとしていたようで、 それほど好調というわけではなかったようです。それでも7回を2失点としっかり試合を作ってくれました。
 横浜に追い上げを許したということで救援投手陣には不安が残りました。 8回裏一死一塁で酒井投手が救援したわけですが、 あの場面は小林投手の方が良いのではないかと思いました。 ブルペンでの調子はわからないので、両投手の前回登板時の内容で判断しての話ですが…。
 打線。前田・金本・ディアス選手、クリーンアップ3人が本塁打の揃い踏みでした。 前田選手は首位打者。金本選手は完全復調。ディアス選手は単独ホームラン王。 欲を言えば、終盤に1点でも良いので駄目押しが欲しいところでした。
 これで勝率5割復帰。ズルズルと借金が膨らむ可能性もありましたが、踏みとどまりました。

ウエスタン情報:野村が先発出場

 右太もも痛の野村選手が3番三塁手として先発出場。4打数1安打。 守備や走塁でも順調な回復ぶりを示した。

 試合結果

 野村選手は一軍復帰間近のようですね。朗報です。
 試合の方は栗原選手の3安打などチーム13安打9得点で打ち勝ちました。 先発河内投手は5回を9安打4失点と今ひとつのようです。廣瀬選手も今季初スタメン。

5月20日

SATOの無責任先発予想

 21日から横浜スタジアムで横浜3連戦。続いて24日から広島で巨人3連戦。 計6連戦。
 横浜は12連敗中と絶不調。 そろそろ連敗が止まる頃かと思うとちょっと嫌な感じもしますが、 最悪でも2勝1敗と勝ち越して、 勝率5割で巨人との3連戦を迎えたいですね。
 広島の先発は佐々岡・長谷川・鶴田・苫米地・黒田・高橋投手と予想します。 佐々岡・黒田投手がどこで登板するかが予想しづらいので、 全体的な予想も難しいです。
 佐々岡投手を先週の土曜日に登板させようとしたのは、 長谷川投手を今節の火曜日日曜日と中4日で登板させるつもりだからではないかという気もしています。 この6連戦が終わると7月まで6連戦はないので、 多少無理もできるかなということで。 その場合は、長谷川・佐々岡・鶴田・黒田・高橋・長谷川投手という順番になりますかね。 横浜との初戦に佐々岡投手が投げれば、この案はその時点でボツです。
 横浜の先発予想も難しいです。前回のローテを見ると、 森中・バワーズ・後藤投手なのですが…。

フレッシュ球宴に横松・石原・栗原

 7月11日に長野で行われるフレッシュオールスターゲームの出場選手が発表された。 広島からは横松投手、石原捕手、栗原内野手が出場する予定。

 こういう試合では目立つことが第一。MVPを目指して欲しいですね。

ラミーレスが支配下選手登録

 ラモン・ラミーレス投手が支配下選手登録された。

 入団おめでとうございます。

5月19日

ディアス&金本爆発!高橋完投で連敗止める

 対ヤクルト戦、広島は初回にヤクルト先発坂元投手を攻め、2つの四球などで二死一二塁とし、 ディアス選手が左越えへ11号先制3ラン。先発高橋投手は2回表に古田選手に1号ソロ。 4回表には古田選手の左前打、ディアス選手の悪送球、土橋選手への敬遠四球などで二死満塁とされ、 代打度会選手に中前へ2点適時打を浴びて同点。
 しかし5回裏に萩原投手を攻め、二死無走者から前田選手の左前打の後、 金本選手が右翼場外へ3号2ランを放って勝ち越し。 6回表に岩村・ラミレス選手の連続二塁打で1点差に迫られたが、 7回裏にニューマン投手から金本選手が右前適時打、 河端投手からディアス選手が左翼場外へ12号3ランを放って突き放した。 9対4で勝利。広島は連敗を2で止め、借金1。高橋投手は今季2度目の完投勝利。

 試合結果

 打のヒーローはディアス選手と金本選手。 ディアス選手は初回の11号先制3ランと7回裏の12号駄目押し3ラン。 計6打点の活躍。現時点で12本塁打はセ・リーグトップタイ。30打点はセ・リーグトップ。 二冠王です。
 金本選手は同点で迎えた5回裏に勝ち越し2ラン。初回に先制したものの、 4回表に嫌な形で同点に追いつかれていただけに大きな一発でした。 7回裏にも貴重な追加点となる右前適時打。計3打点。 「FA権取得記念」の活躍となりました。
 高橋投手。2回表、6回表と味方が得点した直後に失点しているのはちょっと気になりますが、 概ね好投でした。9回を10安打されながらも粘って自責点2。今季2度目の完投勝利で3勝目。
 試合の流れで気になったのが4回表。二死二三塁で土橋選手を敬遠して満塁策。 坂元投手の代打度会選手に同点適時打。先の中日戦でも同じようなケースがあったので、 広島ベンチは相手ベンチの動きを読み切れていないのかなという気がしました。

金本がFA権取得

 金本選手がFA権を取得した。

 おめでとうございます。「行使せず残留か」という新聞記事が出ていますが、 そうなれば良いと思います。

黒田が二軍紅白戦に登板

 黒田投手が二軍紅白戦に登板。4回を4安打1失点。MAX146キロ。

 ちょうどウエスタンの試合がない時期。黒田投手のための紅白戦という感じがします。 これで次の巨人3連戦での先発が濃厚ですね。

5月18日

ラミーレス投手と契約

 広島球団はドミニカアカデミーから練習生として来日しているラモン・ラミーレス投手と契約を結んだ。 推定年俸440万円、背番号は70。

 ようやく正式契約ということになりました。これでウエスタンで試合経験を積むことができます。 秘密兵器となってくれるかどうか。

ヤクルト戦、雨天中止

 秋田八橋球場で行われる予定だったヤクルト戦は雨のため中止となった。

 秋田で試合を楽しみにしていたファンのみなさんには残念でした。
 これで3日間試合がありません。6連戦中の雨ならばローテが楽になって良かったとも言えるのですが、 3日間も休みではねえ。

5月17日

SATOの無責任先発予想

 18日から秋田と盛岡でヤクルト2連戦。
 広島の先発は高橋・長谷川投手と予想します。 佐々岡投手がわざわざ秋田で合流したということで先発しそうな感じですが、 先週同じヤクルト戦で好投した2投手が中6日で投げられるわけですから、 佐々岡投手にはもう少し休んでもらっても良いのではないでしょうか。
 ヤクルトの先発は藤井・坂元投手でしょうか。 腰痛の藤井投手が既に投げられる状態かどうかはわからないですが、 他に予想のしようがないので。
 何とか先発投手に踏ん張ってもらって、 少し当たりの出てきた打線が3〜4点取って勝つというパターンに持ち込みたいですね。

5月16日

佐々岡合流、黒田復帰間近

 腰痛で前回の先発を回避した佐々岡投手が秋田に遠征しているチームに合流した。
 また、腰痛のため三軍で調整している黒田投手が大野練習場で100球以上の投げ込み。 復帰間近と見られる。

 朗報ですね。黒田投手は実戦から遠ざかっているので、 短い回でもいいので一度二軍の試合で投げてから一軍復帰した方が良いような気がします。

高額納税者番付発表

 高額納税者番付が発表された。カープ選手の納税額は以下の通り(単位は千円):
金本 知憲 58023
廣瀬  純 52051
前田 智徳 50421
佐々岡真司 47979
野村謙二郎 39625

 昨季チーム最高年俸の金本選手がトップ。廣瀬選手は契約金が効いているんですね。