カープ日記


3月15日

4番新井2連発!5発で巨人に圧勝!

 対巨人オープン戦、広島は初回に鄭ミン台投手から野村選手が1号先頭打者本塁打。さらに新井選手が3号ソロを放ち、 2点を先制した。その裏、先発高橋投手は仁志・高橋由・松井選手の3連打で一死満塁とされ、 二死後、江藤選手に左前へ2点適時打を浴びて同点。 しかし3回表に二死無走者から東出選手の安打と盗塁、ディアス選手の四球で一二塁とし、 新井選手が左越えへ2打席連続の4号3ランを放って勝ち越し。7回表には三浦投手を攻め、 敵失をきっかけにチャンスを作り、東出選手の適時打、ディアス選手の犠飛、浅井選手の2号3ランで5点を挙げた。 8回表には木村拓選手が酒井投手から駄目押しの2号ソロアーチ。投げては高橋投手が2回から立ち直り、 5回裏からは横山・ベルトラン・小山田投手が巨人打線に反撃を許さなかった。11対2で圧勝。

 試合結果

 正三塁手争いが激しくなってきましたね。野村選手が先頭打者本塁打を放ったかと思えば、 初めて4番に入った新井選手は2打席連続本塁打。 山本監督もどちらを起用するか贅沢な悩みとなりそうです。
 投手陣では前回散々な出来だった横山投手が3回を1安打無失点と好結果を出してくれました。 とりあえずひと安心です。

3月14日

新井が4番

 金本選手は居残り特打のため、15日の岐阜遠征に帯同しない。 ロペス・前田選手も遠征に不参加。 15日の巨人戦で4番を務める予定の新井選手は「ただ4番目に打つだけなので、全く関係ないですよ、それは」。 先発予定は高橋投手。

 新井選手。4番でしかも相手が巨人。絶好のアピールチャンスですね。

3月13日

「カープ激励の集い」開かれる

 広島市中区のホテルで広島県・広島市・広島商工会議所などが主催して 「広島東洋カープ激励の集い」が開かれ、 秋葉広島市長や藤田広島県知事らが出席。 山本監督や選手らが激励を受けた。 山本監督は「選手も今年は優勝できるという気持ちをひとりひとりが持ってくれている思います。 1年間精一杯プレーして、そして戦って行きたいと思います。 どうぞ1年間ご声援などよろしくお願いします」と挨拶した。

 「カープの活躍で広島を元気に」という感じの会だったのでしょうね。

3月12日

貨物ヤード跡地活用策、6月にも結論

 広島市議会予算特別委員会で秋葉広島市長は、広島新球場が検討されている東広島貨物ヤード跡地の活用策について、 早ければ今年6月にも結論を提示することに前向きであることを明らかにした。 また開閉式屋根を架ける案については、カープ球団が負担になるとして反対していることも明らかにされた。

 いよいよ大詰めになってきているようですね。結論が先延ばしにならないといいですが。

3月11日

新井4安打!猛打で快勝!

 対ダイエーオープン戦、広島は初回にディアス選手がダイエー先発カスティーヨ投手から1号2ランを放って先制。 3回表にはロペス選手の適時打、新井選手の2号3ランで4点を追加。4回表にもディアス選手の適時二塁打、 金本選手の内野ゴロの間に2点。5回表には吉武投手から木村拓選手が2点適時打。 6回表には浅井選手が養父投手から左犠飛で1点。8回表には篠原投手から浅井選手が1号ソロアーチ。 広島打線は16安打で12得点。投げては先発黒田投手が2回をパーフェクト。 スタニファー投手が4回裏に松中選手の2ランなどで3失点、 シュールストロム投手が8回裏に松中・バークハート選手の長短打で1失点したが、 小林・広池・酒井・小山田投手がダイエー打線を抑えた。12対4で快勝。

 試合結果

 打線が爆発しました。16安打で12得点。中でも新井選手は本塁打と二塁打を含む4安打と大爆発。 ここまでのオープン戦では今ひとつアピール不足でしたが、猛アピールですね。 オープン戦で本塁打王を獲るくらいの勢いでないと開幕スタメンは難しいでしょうから、 これからもガンガン打ちまくって欲しいですね。
 浅井選手は3安打。8回表の本塁打は左の篠原投手からバックスクリーンへ叩き込みました。 外野守備では少し拙いプレーもありましたが、スーパーサブ返上へこちらも猛アピール。
 ディアス選手はオープン戦初アーチ。左越え二塁打も放ち、ようやくエンジンがかかってきました。 まあ、全体で16安打もしているんですから、打ってない選手を探す方が早いかも知れませんが。
 東出選手は2失策。いずれも送球ミスで高投した後に低投と、同じミスをするまいとしたと思えるものでした。
 投手陣。黒田投手は2回を完璧。ただしカウントを0−3にするなど制球は今一つだったように見えました。
 スタニファー投手。球威はそこそこ出てきているようですが、制球が今ひとつなのでしょうね。
 広池投手。1回を完璧。3者連続三振の素晴らしい内容でした。球の切れが抜群でした。 いつもこれぐらいの投球をしてくれれば左投手不足の悩みは解消できるでしょう。

3月10日

佐々岡順調、3回1安打無失点

 対ダイエーオープン戦、広島は2回表にダイエー先発田之上投手を攻め、 金本選手の四球とロペス選手の右前打で一三塁とし、一死後、新井選手の二ゴロの間に1点を先制した。 さらに西山選手の左翼線適時二塁打で2点目。3回表には敵失の東出選手が盗塁などで三塁へ進み、 金本選手の二塁適時内野安打で1点。ロペス選手の敵失の後、浅井選手が中前適時打を放ってさらに1点。 5回表には東出・ディアス選手の連打で無死一三塁とし、金本選手の中犠飛で5点をリードした。 先発佐々岡投手はほぼ完璧な投球。MAX143キロの直球と変化球も冴え、3回を1安打無失点に抑えた。 しかし2番手鶴田投手が5回裏につかまった。秋山選手のソロアーチをきっかけに、 この回6安打を集中されて6失点し、一気に逆転された。 7回裏にはベルトラン投手が野々垣選手にソロアーチを浴びて2点をリードされた。 広島打線は6回以降を吉武・吉田・ペトラザ投手に零封された。5対7で敗戦。

 試合結果

 佐々岡投手が非常に良い投球を見せてくれました。3回を1安打無失点。直球のMAXは143キロ。 カーブ・シュート・フォークも良いところへ決まっていました。 特徴的だったのは高めの直球、新ストライクゾーンを使っていたところ。 キャンプ中のインタビューではその高さには狙っては投げられないと言っていたと思いますが、 どのあたりまでがストライクか確かめる意味もあって投げていたように感じました。 さすがだと思いました。
 その佐々岡投手をリードしたのが、オープン戦初出場の西山捕手。佐々岡投手がこの出来ですと、 リードするのも楽だったのでは。打でも2回表に左翼線へ適時二塁打を放ちました。
 東出選手は3打数1安打。敵失で出塁した3回表には盗塁。そしてディアス選手の三ゴロで抜け目なく二塁から三塁へ進塁。 三進していたお陰で金本選手の内野安打でホームインできました。
 誤算だったのは2番手鶴田投手。直球のMAXは140キロとまずまずでしたが、制球が甘かったように思います。 さらに直球と変化球を混ぜてはいましたが、タイミングが外せておらず、 持ち味の緩急を使った投球ができていなかったように思います。メッタ打ちという感じでした。 シーズン中ですと回の途中でKOされていた内容ですね。 鶴田投手にはローテ投手としての期待がかかっていますので、開幕までには調子を上げてもらいたいですね。

3月9日

木村拓・新井連続弾!

 対横浜オープン戦、先発長谷川投手は初回に連続四球で無死一二塁とされ、鈴木尚選手の右前適時打で1点を先制された。 2回表にも2四球と長打で二死満塁とされ、種田選手の中前適時打で1点を追加された。 広島打線は4回裏に横浜先発森中投手を攻め、緒方選手の四球と瀬戸選手の左前打で二死一二塁とした後、 木村拓選手が左中間へ1号3ランを運んで逆転。続く新井選手も左翼席へ1号ソロを放ち、2点をリードした。 球威・制球ともに不足していた長谷川投手は3回以降立ち直り、6回までを零封した。 7回からは小林・酒井・シュールストロム投手がパーフェクト救援。4対2で勝利。広島は3連勝。

 試合結果

 野村選手が1番三塁手で、緒方選手は6番DHでスタメン。オープン戦初出場を果たしました。 野村選手は2打席1打数1四球。守備機会は1度だけで軽快に三ゴロを処理しました。
 緒方選手は2打席1打数1安打。2回裏に三塁線を破る二塁打。瀬戸選手の右前打で二塁から本塁を狙いましたがタッチアウト。 ブロックされたのでヒヤリとしましたが(去年の開幕2戦目で怪我をした時のプレーを思い起こさせるようなプレーでした)、 何ともありませんでした。あれだけ走れるのは喜ばしいことなのですが、まだ無理して欲しくないなあというのが本音です。
 木村拓選手は逆転3ラン。調子は上向いて来たようですね。守備でも2回表に中堅からのバックホームで3点目を阻止しました。 長谷川投手があっぷあっぷな状態だっただけに大きなプレーでした。
 瀬戸選手は2安打。2回裏の右前打は緒方選手が本塁で憤死したものの、チャンスでの一打。 4回裏は木村拓選手の逆転弾を呼ぶ左前打。守備でも2回表に好ブロック (キャッチングでいろいろ言われることが多い瀬戸選手ですが、ブロックは本当に上手です)。 さらに2度の盗塁を刺しました。5人で3つの一軍捕手枠を争っていますが、 そう簡単に若手に取られてたまるかといったところですね。
 新井選手は初アーチ。三塁を争う野村選手が出場したことが刺激になったのかどうかわかりませんが、 とにかく打ちまくってアピールしないといけませんね。
 先発の長谷川投手は今ひとつの出来。制球が悪かったですし、球の走りも悪かったと思います。 前回の登板ではストライクを揃え過ぎたと反省していましたが、この試合ではボール球を投げ過ぎ。 そんな中、守備に助けられた面があるとはいえ、6回を2失点にまとめたのは成長した証かも知れません。 今後の登板ではシャキッと好投するところを見せてもらいたいです。

3月7日

鯉粘り勝ち

 対近鉄オープン戦、広島は初回に近鉄先発山村投手を攻め、東出選手の安打と金本選手の四球などで二死一二塁とし、 ロペス選手が左前適時打して先制。さらにディアス選手が三塁適時内野安打、 新井選手が中越えへ2点適時二塁打を放ち、この回4点を挙げた。 先発横山投手は2回裏に礒部・川口選手の長短打で1点。二死二塁から的山選手の適時打で2点目。 続く大村選手に右越えへ2号2ランを浴びて同点とされた。 広島は6回表に加藤投手から浅井選手が中前打。一死後、ロペス選手が中越えへ適時二塁打して1点を勝ち越した。 3回裏から高橋・ベルトラン・筒井投手とつないで近鉄打線を抑えていたが、 8回裏に登板したスタニファー投手が礒部選手に右中間へ1号2ランを浴びて逆転された。 粘る広島は9回表に三澤投手を攻め、新井選手の遊撃内野安打と代走福地選手の盗塁で無死二塁のチャンス。 木村一選手の送りバント失敗でチャンスが潰えたかに見えたが、 倉選手が左前打でつなぎ、木村拓選手が右前へ同点適時打。東出選手の左前打で一死満塁とし、 町田選手が押し出し四球を選んで勝ち越した。さらに森笠選手の中犠飛で2点差とした。 9回裏は小山田投手が一死後に2連打されたが、後続を抑えた。 8対6で勝利。

 試合結果

 先発の横山投手。高めに抜ける球が多かったです。直球は伸びが感じられず、 130キロ台中盤でした(MAXで139キロ程度。 141キロが計時された時は球がバットに当たっていましたので、おそらく正確な数字ではないと思われます)。 120キロ台の中途半端なスピードの球がかなりあって打たれていましたが、 封印したはずのカットボールを投げていたのでしょうか。大村選手はホームランした球をカットボールだったと言っています。 まだまだ調整不足のようでした。
 左腕エースの高橋投手がオープン戦初登板。MAX141キロ。これからまだまだ速くなるはず。 スライダーが使えていて無難にまとめたという感じです。
 ベルトラン投手は1イニング目は球が高めに集まっていて危なっかしい投球。 2イニング目には低めに行くようになりました。MAX137キロ。 紅白戦の頃と比べるとスピードが上がってきています。
 筒井投手は1回を1安打無失点。MAX145キロ。五十嵐選手を空振り三振させた球はフォークだったようです。
 スタニファー投手は礒部選手に逆転2ランを浴びました。負け投手になるはずが、 味方が逆転してくれたおかげでタナボタの勝ち投手に。MAX141キロ。
 小山田投手はオープン戦2セーブ目。MAX143キロ。2安打されてちょっとヒヤヒヤさせてくれました。 鷹野選手を三振させた球は低めへの変化球でした。
 打線は最終回に粘りました。木村一選手の送りバントが失敗した時はここまでかと思いましたが、 そこから粘りました。倉選手のエンドランが効きましたね。
 2安打したのは木村拓・東出・ロペス・新井・倉選手。木村拓選手はようやく調子が上がってきた感じ。 東出選手は下半身に安定感があり、いかにも打ちそうな感じがあります。 ロペス選手は相変わらず好調。高めの球をうまく打っていますので、新ストライクゾーンに対応できそう。 新井選手は風邪で体調が悪いそうです。2安打の内容もポテンヒットと内野安打ということでイマイチ。 倉選手は打撃で開幕一軍入りを猛アピール。

3月6日

黒田順調、3回1失点5奪三振

 対中日オープン戦、広島は3回表に新井選手の左前打を足場に中日先発川上投手を攻め、 木村拓選手の右前適時打で1点を先制した。先発黒田投手は3回裏に森野選手に左越えへ同点ソロアーチを浴びたが、 3回を投げてこの1安打のみ。150キロ台の直球、スライダー、フォークで5三振を奪う好投を見せた。 6回表には平松投手からロペス選手の中越え適時二塁打で1点を勝ち越し。 8回表には福地選手が栗山投手から右中間へ1号2ランを放って中日を突き放した。 投げては黒田投手の後を佐竹・酒井・小林投手がつないで中日打線を零封。 最終回にシュールストロム投手が井上選手の中越え適時二塁打で1点を失ったものの逃げ切った。 4対2で勝利。

 試合結果

 黒田投手は投球の内容が良かったようですね。今季もローテの柱となる投手ですので、 はっきりと好結果を出してくれると安心します。この調子で開幕へ向けて調整して下さい。
 その他の投手では酒井投手が2回1/3を無安打無失点。これまた5三振を奪っております。 3日の西武戦で見たときはイマイチかなと思いましたが、調子が上がってきたのでしょうか。
 打線では東出・ロペス選手が2安打して好調さをキープ。 これまで非力なイメージがあった福地選手ですが、本塁打を放ったということで、 かなりパワーアップしてきているということでしょうか。

3月5日

大量失点で2連敗

 対オリックスオープン戦、広島は初回にクデソン投手から東出選手の二塁打をきっかけにロペス選手の適時打で1点を先制。 しかしその裏、先発山内投手が谷選手に同点ソロアーチを浴び、2回裏には日高選手のソロアーチを浴びて勝ち越された。 広島は3回表に右中間二塁打の木村拓選手が三塁へ進んだ後、石原選手の適時内野安打で同点とした。 しかしその裏、山内投手は谷選手の安打と自らの失策で一死ニ三塁とされ、シェルドン選手の2点適時打、 自らの適時失策、藤井選手の適時打で一挙4失点。4回裏にはオープン戦初登板のベルトラン投手が4安打を集中されて2失点。 その後、両軍1点ずつを加え、3対9で敗戦。

 試合結果

 この試合についてはRCCのLive Scoreで試合経過を、Yahoo!で成績を確認しただけです。 ローカルニュースで少しは映像が流れるかなと思ったのですが…。
 打線ではロペス選手の3安打が明るい話題。 新井選手がチャンスでことごとくブレーキになったようです。
 投手陣。山内投手が3回7安打6失点。自らの失策で大崩れしたようです。 もう1度チャンスはもらえると思いますが、次に結果を出せないと開幕一軍は苦しそうです。
 新外国人2投手がオープン戦初登板。ベルトラン投手は1回を4安打2失点。 スタニファー投手は1回を1安打無失点MAX142キロ。明暗が分かれたようです。
 町田選手が初回に死球を受けた後に交代していますが、大丈夫でしょうか。 代走は出ていないので、大事を取ってのものだとは思いますが…。

危険球ルールをセパで統一

 プロ野球実行委員会が開かれ、セパで異なっていた危険投球ルールなどを統一することを決めた。 頭部に当たる投球は審判が危険投球と判断した場合は即退場とする、 危険投球とまでは言えないと判断した時は警告を発し、その後どの投手の投球でも再び頭部に当たった時は退場とする、 と統一された。また捕手がマウンドに行く回数は1試合(9イニング)3回、延長で1回を越えた場合、 捕手を即退場とするよう統一された。
 また11月9日からの9日間で8試合の日米野球を開催することを承認した。

 捕手がマウンドへ行く回数制限なんてルールがあったんですね。 ピンチの時には頻繁に声を掛けに行けばいいのになんて思っていました。

3月4日

廣瀬が右肘痛

 廣瀬選手が広島市内の病院で右肘の検査を受け、「右橈側側副靱帯炎」で全治3週間の診断を受けた。 キャンプの練習中に痛め、ハレと痛みがあるとのこと。

 3日の試合で姿が見えなかったので、「もしかして故障かも」とは思っていたのですが…。お大事に。

スカウト会議開かれる

 スカウト会議が開かれ、担当地区や活動方針が確認された。 各スカウトの担当地区は以下の通り:
 関東方面はなんだか細かく分かれているような感じですね。

緒方が養護施設児童を招待

 緒方選手が広島県内の養護施設児童を広島市民球場全58試合に各4人ずつ招待する。

 佐々岡シートに続き、緒方シートの誕生ですね。

3月3日

大丈夫?守乱で失点重ねる

 対西武オープン戦、広島は初回に西武先発松坂投手を攻め、東出選手の右越え二塁打と三盗などで一死一三塁とし、 金本選手の左犠飛で1点を先制した。先発長谷川投手は2回表に和田選手のソロアーチで同点とされた。 3回表には二死無走者から小関・高木大・カブレラ選手の3連打で1点を勝ち越され、なおも二死一三塁。 和田選手の遊ゴロを東出選手が適時失策して1点。さらにマクレーン選手の中飛を木村拓選手が落球する適時失策で2点。 この回大量4失点。5回表には佐竹投手が高木大・和田選手の安打で二死一二塁とされ、 マクレーン選手の三ゴロを新井選手が適時失策して5点をリードされた。 4回裏まで松坂投手にわずか1安打に抑えられていた広島打線は、5回裏に星野投手から町田選手が左中間へソロアーチ、 続く倉選手が左翼席中段へソロアーチを打ち込んで3点差とした。 しかし8回表に筒井投手がつかまり、犬伏・野田選手の連打で一死一二塁とされ、 古屋選手の三塁内野安打を新井選手が一塁へ悪送球して1点。さらに松井選手に左前適時打されて5点差とされた。 その裏、橋本投手を攻め、石原選手が失策で出塁した後、代走福地選手が盗塁を決めて二死二塁とした後、 新井選手が左前適時打して1点。嶋選手が左中間へ適時二塁打を放ち3点差とした。 しかし反撃もここまで。最終回は森投手にピシャリと抑えられた。5対8で敗戦。広島はオープン戦初黒星。

 試合結果

 守備が乱れ過ぎましたね。4つの失策はいずれも失点に直結しました。 守備力向上がキャンプの課題だったのにこの結果では心配になります。 しかし、この1試合だけ見て今年の守備も駄目だと結論付けたくはないです。 失策は起きる時は起きるものなので、ある程度長い期間見て増えただの減っただのと言えるものだと思うからです。
 初回は長谷川投手がボーク。ロペス選手がバント守備のために前進したところで一塁へ牽制球を投げようとしたためでした。 サインミスでしょうか。
 3回表の東出選手の失策。遊撃左へのゴロ。少しイレギュラーしたようにも見えましたが、 捕れない球ではありませんでした。
 続く木村拓選手の失策。中堅右に高く上がった飛球を落球。右翼手が気になったのでしょうか。 信じられないプレーでした。
 新井選手は2つの失策。5回表の失策はイージーな三ゴロに見えましたが、バウンドを合わせ損なったようですね。 8回表の失策はボテボテの三ゴロを素手で捕って一塁へ送球して悪送球となったもの。 たぶん良い球でも一塁は間に合わなかったので、一塁へ投げた判断は拙かったと思いますが、 積極的な守備ではあったので…。
 打で目立ったのは町田選手。5回裏にソロアーチ。8回裏の左翼ポール際へ大飛球はファールと判定されました。 私の見ていた位置からはフェアかファールか判断できませんでしたし、 テレビ放送は録画中継でその部分はカットされていましたから、実際どうだったかはわかりません。 山本監督が一応抗議に出てくるぐらいの打球でした。町田選手は昨日も2安打していますし、絶好調のようですね。
 東出選手は松坂投手から右越え二塁打。松坂投手の速球に全く力負けしていません。 その後、三盗を決めたのが大きく、金本選手の左飛で先制のホームを踏みました。
 福地選手は8回裏に代走で登場して盗塁を決めました。5点差だったので公式戦では盗塁する場面ではありませんし、 そもそも福地選手が代走に出てくる場面でもありません。ここらあたりがオープン戦ならではで、 僅差の試合という場面を想定しての練習だったのでしょう。走り屋福地健在をアピールしました。
 投手陣。先発長谷川投手は守備に足を引っ張られて4回を5安打5失点。MAXは144キロでした (ちなみに松坂投手のMAXは153キロ)。全体的に球が高かったのではないでしょうか。
 佐竹投手は1回を2安打1失点。MAX138キロ。 酒井投手は2回を1安打無失点。MAX141キロ。 筒井投手は1回を4安打2失点。MAX143キロ。 小林投手は1回を1安打無失点。MAX142キロ。
 デーゲームとはいえ、まだまだ寒いです。観戦される方は防寒対策をしてお出かけ下さい。

3月2日

東出決勝弾!投手陣完封リレー!オープン戦初星!

 対西武オープン戦、先発矢野投手は3回を1安打無失点の好投。その後も苫米地・広池・林投手が好投し、 8回までを零封。広島打線は西武三井投手に5回まで散発3安打で無得点。 7回裏に6回裏から登板した帆足投手を攻めて無死満塁のチャンスを作ったものの、石原選手の併殺打などでチャンスを潰した。 ようやく8回裏に東出選手がこの試合3本目の安打となるソロアーチを右翼席へ運んで均衡を破った。 9回表は小山田投手が先頭佐藤友選手に中前打されたものの後続を抑えて逃げ切った。 1対0で勝利。広島はオープン戦初勝利。

 試合結果

 打線は2試合連続で得点力不足。そんな中で気を吐いたのが東出選手。 球に逆らわない打撃で左の三井投手から中前打と左越え二塁打。 そしてこれも左の帆足投手から右翼席へ決勝本塁打。本日の打のヒーローとなりました。 公式戦に入ってもこんな調子で打ちまくって欲しいですね。
 投手陣は完封リレー。矢野投手は好調時の球速には達していませんが、変化球が制球されており、 まとまりのある投球だったと思います。2試合連続して結果を出したことで開幕一軍が見えてきました。
 苫米地投手は2回を1安打無失点。球速自体は矢野投手よりも出ていたようです。 結構良い当たりをされていました。
 広池投手は2回を1安打無失点。やや荒れ気味の投球が持ち味だと思うんですが、 それが新ストライクゾーンの恩恵をかなり受けるのではないかと感じました。
 林投手は1回を無安打無失点。いきなり先頭打者にストレートの四球を許し、 せっかくのチャンスを無にしてしまうかと思いましたが、西武の中途半端な攻めのお陰で助けられたという印象です。 勝ち投手になりました。
 抑えは小山田投手。1回を1安打無失点。いきなり先頭の佐藤友選手に安打されましたが、後続を抑えました。 この試合でただ一人140キロを出しましたし、高木大選手を新球フォークで空振り三振させました(その後の中国新聞の情報によると、 フォークではなくシュートだったようです)。 上々の試運転だったと思います。
 捕手はルーキー石原選手でした。素人の私にはリードのことはよくわかりませんが、 全体的には外角主体の無難なリードだったように思いました。完封したのですから好リードだったのでしょう。 肩の方は盗塁をひとつ許し、ひとつ刺しました。なかなかの強肩ですね。
 脇腹痛の金本選手はスタメン出場。2打席凡退して交代しました。 腰のすわった打撃ができていないように見えましたが、活きた球を見るという練習にはなったのかなという感じです。 チームの顔ですし、簡単に欠場はできないのでしょうね。

3月1日

広島市民球場公式戦入場券発売

 広島市民球場でのセ・リーグ公式戦全58試合の前売入場券が発売された。 広島市民球場三塁側前売窓口には徹夜組を含め約400人が列を作った。 カープ球団は予定の10分前の9時50分から発売を開始した。

 去年よりも並んだ人の数が多かったようですね。期待の大きさがうかがえます。希望の試合のチケットはお早めに。

山本監督がカープV預金

 山本監督は中区胡町の広島総合銀行本店と中区紙屋町のせとうち銀行広島支店を訪れて「カープV預金2002」に預金した。 この定期預金はカープの順位によって利率がアップするもの。 山本監督は「利率が高くなるように頑張らなきゃ」。

 私はまだ1度もこの預金をやったことがないのですが、今年はぜひやりたいと思います。

カープナイン、広島市民球場で練習

 カープナインは2日のオープン戦に備え、午前10時から広島市民球場で練習を行った。 練習開始前には前スカウト部長の備前氏が山本監督やナインらに別れの挨拶を行った。 脇腹痛の金本選手はティー打撃は行ったが、フリー打撃は行わなかった。

 金本選手。まだ違和感があるようならば試合への出場は慎重になって欲しいです。

横山投手の弟さんが亡くなる

 横山投手の弟、幸平氏が骨肉腫のため亡くなった。19歳。

 難病という話は聞いていましたが…。ご冥福をお祈りします。