カープ日記


12月28日

金本FAについて話す

 金本選手が広島ホームテレビ「げっきんLIVE年末スペシャル」に生出演。 来季取得するFA権について「広島に残留するのが基本。 気持ち良く残れるような条件を出してくれれば嬉しい」と話した。

 ひょっとするとカープのFA宣言残留第1号になるかも知れませんね。

12月27日

「Red Power 燃えろ!」

 カープの2002年のキャッチフレーズが「Red Power 燃えろ!」に決まった。

 今年の「Red Attack〜攻めろ!」と似た感じのキャッチフレーズなので、 違和感はないですね。なかなか良いかも。

球団仕事納め

 広島球団はこの日で仕事納め。新年は5日が仕事初め。 11日に球団幹部とスタッフが広島護国神社で必勝祈願を行なう。

 1年間お疲れ様でした。来年はホクホクの年末が迎えられることを祈ります。

お知らせ

 3日間ほどお休みします。正月もネタがなければ更新しませんので、 ご了承下さい。

12月25日

広島市への寄付が総計3億円に

 広島球団は広島市のスポーツ振興基金に1000万円を寄付した。これが22回目で、総計3億円となった。 この日、松田耕平オーナーが広島市役所を訪れて森元助役に1000万円の目録を手渡した。 広島市からは感謝状が贈られた。

 毎年恒例の寄付が積もり積もってついに3億円になりました。

12月24日

新人体力測定

 新入団9選手の体力測定が大野練習場で行なわれた。 スクワットで石原選手は265kg、筒井投手は261kgと一軍選手の平均(約250kg)を上回る数値を出し、 大島投手はベンチプレスで9選手最高の101kgを記録した。

 驚くほどの数字を出した選手はいなかったようですね。これから徐々に体力をつけていってください。

12月23日

新入団9選手を発表

 カープの新入団選手発表が広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で行われた。 松田耕平オーナーと山本監督が同席し、 新入団選手の家族らが見守る中、以下のドラフト指名9選手が勢揃いした。

 1巡目 大竹  寛 投 手 浦和学院高  (17)
 3巡目 大島 崇行 投 手 山梨学院大付高(46)
 4巡目 石原 慶幸 捕 手 東北福祉大  (31)
 5巡目 山本  翔 捕 手 東筑高    (61)
 6巡目 国木 剛太 投 手 上宮高    (62)
 7巡目 山本 芳彦 内野手 和歌山工高  (59)
 8巡目 筒井 正也 投 手 ヤマハ    (55)
 9巡目 天谷宗一郎 外野手 福井商高   (69)
10巡目 天野 浩一 投 手 四国学院大  (48)

()内は背番号。

 大竹投手は「(山本監督の印象は)今日初めて見たんですが、 とてもどしっとしててオーラを感じます。練習で気合入れて元気出してやっているところを見てもらいたいです。 あわよくば一軍で1試合でも1イニングでも投げたいという気持ちがあるんで、 それを常に置いて、練習していきたいです。身体を作って1日も早く一軍で投げれるように努力していきたいと思います。 早くこの17番を自分のものにできるように、17番といったら大竹と言われるように、やっていきたいです」。
 大島投手は「早く一軍のマウンドに上がれるように頑張っていきたいです。 あと、チームの優勝に貢献できるような投手になっていきたいと思います。 金田投手のような投手になりたいです。400勝できるような投手になりたいと思っているので。 なるべく早く一軍のマウンドに上がりたいんですけど、 その前に怪我をしないような身体をじっくり作って、そこから自分の目標に向かって頑張っていきたいと思います」。
 石原選手は「怪我をしない身体を作ることを第一に考えて、開幕一軍を目指して頑張りたいと思っています」。
 山本翔選手は「野手や投手に信頼される、そして三拍子揃ったプレーヤーになりたいです」。
 国木投手は「まず1〜2年しっかり身体を作って、3年目から一軍で投げれるよう焦らず頑張りたいと思います」。
 山本芳選手は「足を使ったこともできるということと、肩も強いということを見てもらいたいですね」。
 筒井投手は「1年目からアピールできることはどんどんアピールして、 監督さんの使いたくなるような投手を目指して頑張りたいと思います」。
 天谷選手は「足を絡めた攻撃を見て欲しいです。(目標とする選手は)前田選手と金本選手、両選手」。
 天野投手は「自分で厳しい練習も取り組んでいこうと思っていますし、 早く首脳陣の方にも自分の投球をアピールできたらいいなと思ってます」。
 山本監督は「今日という日はおそらく9選手、何年経っても憶えていると思いますし、 つらくなった時はこの気持ちを忘れないで。 プロとして自分に妥協しないで誘惑に負けないで、自分の今の素直な気持ち、 それに精進していってほしいと思います」。
 新人選手の大野寮への入寮は1月10日。選手会合同自主トレが始まる1月15日からチームに合流する予定。

 プロ野球選手になることだけでもすごいことではあるのですが、それだけで満足せず、 自らを磨いて一流の選手になって欲しいと思います。

広池が挙式

 広池投手が東京都港区のホテルで挙式した。お相手は横浜市の会社員小島靖子さん(28)。

 おめでとうございます。

12月22日

トレーナー部を増強

 広島球団はトレーナー部門を7人に増員した。この12月に契約が決まったのは橋本恒トレーニングトレーナー(29)。 橋本氏は全米アスレチックトレーナー協会で1500時間の実習を積み、 この夏までサンフランシスコジャイアンツに所属していた。 8月からは臨時トレーナーとしてチームに帯同していた。

 毎年のように怪我人に泣かされていますから、球団が積極的にトレーナー部門を充実させるのは大歓迎です。

12月21日

金本が結婚披露宴

 金本選手と夫人の裕美さんの結婚披露宴が広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で行なわれた。 山本浩二監督や松田耕平オーナーらカープ関係者、マリナーズの佐々木投手ら球界関係者、 地元財界人など約400名が出席して2人(3人)の門出を祝った。 また9月に誕生した長女の智萠美(ちほみ)ちゃんもお披露目された。

 おめでとうございます。良い家庭を作ってください。

12月20日

澤崎に長女誕生

 澤崎投手夫人の由季さんが千葉市内の病院で第一子・女児を出産した。

 おめでとうございます。

12月19日

外国人同時出場4人へ

 プロ野球実行委員会が開かれ、外国人選手の同時出場を現行の3人から4人へ拡大することを決めた。 一軍登録枠も現行の野手2投手2から、野手3投手1あるいは野手1投手3も可能とする。 しかしプロ野球選手会の反発は必至。
 また、来季の出身地別東西対抗、プロ野球コンベンションを名古屋で行なうことを決めた。

 日本人選手の活躍の場が奪われるということで選手会が反対するのもわかりますが、 日本人選手が海外へ活躍の場を求めることも多くなってきましたから、 こういう流れになるのは必然かなという気がしています。

12月17日

ディアスとの契約ほぼ合意

 松田元オーナー代行は、ディアス選手との契約が22万5000ドル増の年俸52万5000ドル(約6700万円)の 1年契約でほぼ合意に達したことを明らかにした。近日中に正式契約する。(金額は推定)

 心配していたのですが、これでホッとしました。来季も今季並の活躍を期待します。

新外国人2投手を獲得

 広島球団は新外国人選手として、左腕リゴ・ベルトラン投手と右腕ロブ・スタニファー投手を獲得したと発表した。 ベルトラン投手とは45万ドル(約5800万円)プラス出来高の1年契約、 スタニファー投手とは32万5000ドル(約4100万円)プラス出来高の1年契約で合意した。(金額は推定)

 投手陣は全体的にレベルアップしているので、まずは一軍入りを目指して頑張って欲しいですね。

12月15日

小山田がハワイで挙式

 小山田投手がハワイ・オアフ島で挙式した。お相手は兵庫県伊丹市の板垣麻衣子さん(24)。 今年1月に入籍していた。

 おめでとうございます。

12月14日

金本2億4千万、野村微減で更改

 金本選手は自らの球団史上最高額を更新する年俸2億4000万円(1800万円増)で契約を更改した。 金本選手は「現状維持と言われた最初の提示から、ちょっと寂し過ぎると多少粘らしてもらって、 お互いに譲り合って2億4千という数字になりました。 今年1年の印象は四球の印象しかないんで、調子の悪い時には四球で助けられましたし、 調子良い時には四球というかきわどいところを突かれてそれでまた崩したりとかね。 おかげでホームランも減りましたし、打点も思うように稼げなかったんですけど。 打率に関しては去年と同じで、自分としてはよくやったなと思いますけど、 ホームランの数ですね、やっぱり。とにかく接戦でというか、勝ちにつながる活躍をしたいですね。 数字的な目標というのはあんまりないんですけど、やはりチームの優勝というか、本当、今のメンバーで優勝したいので。 去年監督が『優勝する戦力がある』と、僕はないと思ってましたけど、 来季は戦力的にあると思うので、本当にそれを意識して勝ちに行きたいと思います」。
 野村選手は500万円減の年俸1億7000万円で契約を更改した。 野村選手は「ダウンだから満足というわけはないんですけど、しょうがないなと。 来季は1番バッターを打って、全てのゲームに出場する、そしてチームを引っ張って行く、それが個人的な目標ですけど、 一番大きな目標は山本浩二監督を胴上げするという、この大きな目標に向かってチーム一丸となって頑張って行きたいと思います」。
 これで広島の日本人選手の契約更改は全て終了した。 (金額は推定)

 金本選手。全試合全イニング出場と頑張ってくれましたし、数字に表れている以上の貢献度があったように思います。 ただ、少々の活躍では大幅増は無理な金額まで年俸は上がってしまっています。
 野村選手。今年は規定打席に到達するなど盛り返しました。来年は今年以上の活躍を期待したいですね。
 これで日本人選手の更改は無事終了。あと気になるのはディアス選手の動向です。

12月13日

黒田7200万、佐々岡・西山・町田も更改

 黒田投手が1時間強の契約更改交渉を行ない、3700万円増の年俸7200万円で契約を更改した。 黒田投手は「チームの中での貢献度はトップクラスというのを言ってもらったので、そういう面ではすごいうれしかったですね。 何かひとつタイトルを獲ってみたいなという気はあるので、 そういう面でこのオフしっかり鍛えて、来年ひとつでもタイトルを獲れるように頑張りたいなとは思います。 今年1年だけではなくてまた来年も2ケタして、 今のチームで優勝したいなというのがあるので、それに貢献できるように頑張りたいなと思います」。
 佐々岡投手は現状維持の年俸1億7000万円で契約を更改した。 佐々岡投手は「途中で抑えをやったという評価も十分いただきましたし、 まあ、金額も金額で元が多いですから、やはりそれなりの働きをしないと上がらないと思いますし、 現状維持で十分評価して頂いたなとそう思っています。 自分ももう1回来年は先発で行きたいという意志はもう監督に伝えましたし。 4〜5人が1年間ローテーションを守って、その中でみんなで競え合えば、優勝が近くなると思いますし、 その中で自分が軸となって引っ張って行けたら良いなと思います」。
 西山選手は200万円増の年俸8000万円で契約を更改した。西山選手は 「ちょっと給料上がったんすけど、それが今年途中からの、 後半出て厳しい場面で出ていっての部分が評価して、上げてもらったすから。 スタメンやろうがベンチおろうが、とにかくチームの役立つように頑張りたい思ってます」。
 町田選手は200万円減の年俸4500万円で契約を更改した。 町田選手は「少しダウンです。やっぱり常に試合に出るという気持ちが一番なんで、 怪我したことによってちょっと休んだ時期もありましたんで、怪我が一番怖いなというのをまた改めて思いました」。 (金額は推定)

 黒田投手。毎年の成績を見ると着実に実力をつけてきた感があります。 来年も2ケタは確実に勝ってくれるでしょう。15勝すれば来年の更改では1億の大台も夢ではないですね。
 佐々岡投手。7勝7セーブという成績だけ見れば今年は物足りないですが、 抑えへの転向さえなければ2ケタは勝っていたと思います。 現状維持の査定は妥当なところではないでしょうか。
 西山選手。今年の後半戦はスタメンマスクを譲ることが多くありました。 来年は若手捕手が乗り越えるべき高い壁になってくれることを期待したいですね。
 町田選手。絶好調時に怪我をしたのが痛かったですね。出場試合数も減っていますし、 この査定は仕方ないでしょう。

12月12日

ディアスとの更改交渉難航

 ディアス選手との契約更改交渉が難航している。 ディアス選手は代理人を通じて年俸8000万円から1億円を希望(今季の年俸は3600万円)。 球団側は年俸6000万円プラス出来高の1年契約と5000万円プラス出来高の複数年契約を提示している。 12日に渡米した松田元オーナー代行が契約交渉を行なう予定。
 また、ロペス選手は年俸8000万円プラス出来高で、 シュールストロム投手は年俸1200万円プラス出来高でほぼ合意している。 (金額は推定)

 ディアス選手。日本人選手に比べて身分が不安定な外国人選手ですから、 今年の活躍を考えると年俸倍増あたりが妥当な線かと感じます。 双方歩み寄ってそこらあたりで手を打って欲しいところですね。

12月11日

玉木が2度目で更改

 玉木投手が2度目の契約更改交渉を行ない、前回提示と同じ1700万円増の年俸3800万円で更改した。 玉木投手は「3800万でサインしました。中継ぎの評価とかいろいろ言ってもらいましたので、 納得してのサインです。球団としてそんなに9勝9勝という考えではなくて、 その内容と。今年より来年という考えで、またこれより良い成績を残したいですね。 別に勝ち星は考えずに、やっぱり内容的に防御率とかイニングとか」。 (去年の金額は推定)

 前回の交渉の際の報道では3500万という数字が出ていましたが、「前回提示と同じ」ということなので、 元々3800万円だったようですね。粘ったから上がったというわけではないようですが…。

来季オープン戦日程発表

 来季のオープン戦の日程が発表された。広島は17試合を戦う。 日程はこちら

 試合時間が発表されましたら、情報を追加します。

12月10日

緒方・前田・瀬戸、ダウン更改

 緒方選手は2000万円減の1億1000万円で契約を更改した。 緒方選手は「金額のことは今日はほとんど話はなかったですね。今年で15年目のシーズンが終わったわけですけど、 今までのシーズンの中で一番精神的にも肉体的にも苦しいシーズンだったですね。 ひとつでも不安が自分の中でなくなるように、しっかり体調を整えながら練習してキャンプまでに臨みたいと思います。 目標うんぬんよりは、自分の中で、もう来年は正念場だと思ってますので、とにかくやるしかないという気持ちです。 帰り際に『ダウンした分は来年取り戻しますのでよろしくお願いします』とひとこと言ってきました」。
 前田選手は2000万円減の1億7000万円で契約を更改した。 前田選手は「自分の中では、いつ良くなるんだろうというか、 回復するのか上向きになるのかという日を毎日過ごして今日があるんですけど。で、そのまま1年が終わったかなと。 いろんなことをやってきましたし、神頼みもしましたし、もうやり尽くしたんで。 昨年手術をして、今年なんとか復帰を目指す年にはしたかったんですけど。 悔しさを通り越すというんですか、そういう日の戦いとの繰り返しだったと思うんですけどね。 なかなかうまくいかないですね。 監督にはもちろんですし、球団にももちろん、このまま恩返しをせずに終わるわけにはいきませんので、 何らかの形で恩返ししていきたいなと、貢献できることに対して精一杯取り組んで行きたいと。 今はもうマイナスからのスタートなので、開幕一軍を目標に頑張ると」。
 瀬戸選手は300万円減の年俸2700万円で契約を更改した。 瀬戸選手は「全体的な数字を上げなきゃ駄目だということと、また新人が入ってきますし競争が厳しくなるということ。 新人のような気持ちでアピールしていけるよう、今から準備して身体を作って行きたいなと思っています」。 (金額は推定)

 注目されていた緒方選手と前田選手の契約更改でしたが、 「上げないけど下げない」カープの更改らしい下げ幅のように思います。
 緒方選手と前田選手にはぜひとも復活してもらいたいと思っています。 ただし球団や首脳陣には緒方・前田選手抜きでも戦えるようなチーム作りを求めたいです。 「怪我人さえ出なければ」という言い訳はもう聞きたくありません。
 瀬戸選手。即戦力という噂の石原捕手も入団しますので、一軍争いも激しくなりそうですね。正念場です。

12月9日

森笠が結婚披露宴

 森笠選手が広島市内のホテルで結婚披露宴を開いた。お相手は宗吉圭子さん(24)。 今年3月4日に入籍していた。

 おめでとうございます。

12月7日

高橋5000万、東出2400万で更改

 高橋投手は1時間20分の交渉の末、1700万円増の年俸5000万円で契約を更改した。 高橋投手は「(サインは)やっぱり迷うところがあったんですけどね、 これからちょっとずつ整理をつけて来年に臨みたいと思いますけど。 去年ぐらいから査定を細かくやってもらっているので、そこらへんを聞かせてもらって、 それで結構時間が経った感じですね。(来季は)2ケタ以上、 防御率も3.5以内とかそこいらを目標にしてやりたいですね。2ケタ続けて勝ちたいんで、 しかも今年10勝で終わったので来年はそれ以上勝ちたいですね。あと、負けが8つ付いてしまったので、 負けも少なくしていきたいと思いますけどね」。
 東出選手は600万円増の年俸2400万円で契約を更改した。 東出選手は「金額(の話)はやめときます。ただ、上がったというだけで。 自分という選手に対する評価は意外にも結構していただいたんで。 自分自身では現時点でこれぐらい金額をくれと言えないぐらい恥ずかしい成績だと思っているので、 来年以降は堂々と契約の場に、会見の場にも堂々と立てるように良い成績を残したいですね。 守備の方で投手の人にはすごい迷惑をかけたと思いますので、良い方は少ししかなかったですけど。 常に自分が先頭を切って、というぐらい強気で行ったら守備も攻撃も良いように結果が出てくるんじゃないかなと思うので、 強い気持ちというのを常に持っていきたいなと思いますね。 みんなシーズン終わって湯布院の温泉の方に行かれたので、僕は行ってないんで、 ひとりで3日間ぐらい行こうと思ったんですけど、またいろいろ仕事が入ったんで、行けなくなったんで、 ちょっとがっかりしていますね」。 (金額は推定)

 高橋投手。ついに5000万円に到達しました。しかし年俸2倍を狙っていたそうなので、 希望額とはかなりの開きがあったようです。 来季は調子のムラをなくして15勝ぐらいしてもらいたいと思います。
 東出選手。今年の年俸は2100万円と報道されていましたが、それより低かったようですね。 失策は多過ぎましたが、全試合出場は立派。来年はさらに成長した姿を見せてくれることを期待しています。

12月5日

長谷川が1200万円増で更改

 長谷川投手が1200万円増の年俸1800万円で契約を更改した。 長谷川投手は「シーズン途中からにしては良い成績を残せたかなという気がするんですけど、 内容とか見たらもったいない試合も多くて、まだもう少し良い成績を残せたんじゃないかなというのがあって、 満足しているようで実際はしていないような感じです。 今年1年やってみて一軍という場がどういう雰囲気なのかもわかりましたし、 いろいろな打者と対戦して、いろいろ勉強になった1年だったので。 来季は今年以上の成績を残したいということは言いましたけど。 開幕からずっと先発ローテーションで投げるということが一番の今は目標です」。 (金額は推定)

 長谷川投手のブレークは今年の大きな出来事でしたね。 年俸は3倍になりましたが、元々の年俸が低かったですから、今年の成績を考えると驚くほどではないですね。 来年は実質2年目ですから2年目のジンクスにはハマらないようにして、 ぜひローテに定着して2ケタ勝って欲しいと思います。

黒田が小学生と交流

 黒田投手が広島市中区の本川小学校を訪れて生徒たちと交流した。 体育館での質問コーナーでは「最高球速は何キロですか?(答え:大阪ドームで投げた時に152キロ)」 「年俸何億ですか?(億はもらってないんで)」「彼女はいるんですか?(どうですかね?)」などの質問を受けた。 グラウンドではキャッチボールの指導をしたり、投手として生徒と対決したりした。 黒田投手は「みんな目を輝かせていて、僕もやりがいもありましたし、 僕とこういう交流を持てたということでまた来年応援してもらえたら良いと思います」。

 ニュースの映像だと、ちょっと照れくさそうな感じで先生をやっていたように見えました。

12月4日

大島・山本翔と仮契約

 渡辺スカウトが甲府市内のホテルで山梨学院大付高の大島投手と入団交渉を行ない、 契約金6300万円年俸550万円で仮契約を結んだ。背番号は「46」。 大島投手は高校のチームメイトから贈られた「向上一心」という言葉を色紙に書いた。 「こうじょういっしん。(意味は)ひたむきに一心で上を目指して行くという考えです。 プロ野球選手という夢の舞台で入団できたというか契約できたということは嬉しく思っています。 目標はヤクルトの石井一投手のような投手が良いんですけど、(カープ)球団にいないような投手になりたいです。 早く一軍で投げられるよう頑張って行くので応援よろしくお願いします」。
 また村上スカウトが東筑高の山本翔選手と北九州市内の同選手の自宅で入団交渉を行ない、 契約金4000万円年俸540万円で仮契約を結んだ。背番号は「61」。 東筑高で行なわれた会見で山本翔選手は 「今までいろいろ野球以外にも大変だったんですけど、やっとプロという世界に入れて野球だけができると喜んでいます。 信頼される捕手になりたいですね。そしてあとは三拍子揃ったプレーヤーになりたいです」。
 これで広島はドラフト指名9選手全員の入団が決まった。入団発表は23日に広島市内のホテルで行なわれる予定。 (金額は推定)

 大島投手は美形と早くも女性ファンから注目。山本翔選手は意志の強そうな面構えですね。 広島でお待ちしております。

12月3日

木村拓・浅井が更改、玉木は保留

 主力選手の契約更改が始まった。
 木村拓選手は400万円増の年俸4800万円で契約を更改した。 木村拓選手は「貢献度という面では評価してもらいました。 1番打者としての成績を考えた時に自分でも納得してないし、 球団の方も納得してないし。 数字で顕れている通り、三振の数がね、 あんな数字になるとは思ってなかったものですから。 僕のプレースタイルとしてああいう打撃では当然自分でも納得できないし、周りの人も認めてくれないと思うんでね。 そのへんを考え直さないと。打率3割を打ちたいな、というか打たないといけないと思いますね。 来年もスタメンで140試合出れるように頑張りたいと思います」。
 浅井選手は2時間40分の交渉の末、200万円増の年俸4700万円で契約を更改した。 浅井選手は「サインした以上は納得してしてるわけですからね。金額に関しては全然不満なく。 普通に自分のレベルだとこれぐらいはできたという数字じゃないかと思います。 チームが勝つために、カープが優勝するために、 自分は何をするべきかということに、もう頭の中はそっちの方に切り替わっていますから。 とにかくチームが勝つために、ですね」。
 玉木投手は1時間以上の話し合いを行なったが、 希望の年俸倍増に届かなかったため、1400万円増の年俸3500万円の提示を保留した。 11日に再交渉する予定。 (金額は推定)

 木村拓選手。本人も言っているようにトップバッターとしては物足りない成績でした。 怪我人が復帰してくれば来年もレギュラー争いをしなければいけない立場でしょう。 とにかく出塁率を上げて欲しいですね。
 浅井選手は長い交渉だったようですね。ただし、長々と金額の話をしたわけではないようです。 スーパーサブとしてチームになくてはならない存在ですが、レギュラーを獲らないと年俸は頭打ちですよね。
 玉木投手は年俸倍増を狙っていたそうです。菊地原投手に次ぐチーム2位の登板数。 防御率も2点台ということで内容も良かったですしね。 活躍した玉木投手でこれですから、全体的に厳しい更改になりそうな予感がします。

新外国人左腕獲得へ

 広島球団は米大リーグフィリーズ傘下3Aスクラントンのリゴ・ベルトラン投手の獲得を目指している。 ベルトラン投手は32歳180cm91kg左投左打。今季3Aでの成績は、 37試合2勝5敗2セーブ防御率2.96。 メジャー通算では76試合2勝3敗1セーブ防御率4.34。

 「当たり」だといいですね。
 外国人投手が2人増えると選手は68人になって、70人の選手枠へあと2人となります。 これ以上選手の異動がないとすれば、ドミニカ勢からは2人の採用ということになりそうです。

メイプルヒル病院を慰問

 福地・河内・苫米地・松本選手ら7選手が大竹市のメイプルヒル病院を慰問し、餅つきなどを行なった。

 毎年恒例の行事です。

TSS・MIP賞に黒田

 黒田投手がテレビ新広島本社で行なわれたTSS・MIP賞の受賞式に出席した。 この賞はインターネットと葉書によってファンが今年最も活躍したカープ選手を選ぶもの。 黒田投手は「全国から選ばれたということで光栄に思います。若い投手もたくさん出てきましたし、 それに負けないようがんばりたいと思います」。賞金50万円。
 またMIPヤング賞は長谷川投手に贈られた。長谷川投手は「そんなにヤングではないんですけど、 もらえたことに感謝してます」。賞金30万円。

 おめでとうございます。

勝率優先を正式決定

 セ・リーグ理事会が開かれ、来季から順位決定を勝率優先とすることを正式決定した。 勝率1位チームと勝数1位チームが異なる場合には3試合のプレーオフを行なう。
 また、狭くなりがちなストライクゾーンをルール通りやや高めに広げる方針も確認された。

 ストライクゾーンが広がると投手戦が増えて、試合時間が短くなるかも知れませんね。

12月2日

自由契約選手公示

 自由契約選手が公示された。 広島では、山崎健投手、島崎毅投手、佐藤康幸投手、小畑幸司捕手、佐藤裕幸内野手、伊与田一範内野手、 福良徹外野手、ラドウィック投手、ヤング投手、ブリトー内野手。

 進路がはっきり決まっていない選手が何人かいるようですが、早く決まると良いですね。
 追記:西武を自由契約になった高山健一選手はスカウトとしてカープに戻ってきました。

12月1日

OB会開かれる

 広島東洋カープOB会が広島市内のホテルで行なわれた。 席上、山本監督は今のカープを「優勝できる戦力」と発言した。

 リップサービスとも取れますが、1年戦って戦力にある程度の手応えを感じているのは確かでしょうね。