カープ日記


9月15日

河内炎上

 対ヤクルト戦、先発河内投手は2回表にラミレス選手への四球の後、 岩村選手のバント安打を自ら一塁へ悪送球して無死一三塁のピンチ。土橋選手の適時打、山部投手の高いバウンドの投ゴロ、 真中選手の適時二塁打で3点を失った。3回表にはラミレス選手の25号2ラン、 岩村選手の14号ソロで3点を追加されてKOされた。 3回裏にディアス選手がヤクルト先発山部投手から27号2ランを放ったものの、 4回表には酒井投手が稲葉選手の適時打とロペス選手の悪送球で2点を追加された。 4回裏にロペス選手の左越え29号ソロで5点差にしたが、 6回表に宮本・稲葉選手の連続二塁打で6点差とされた。 広島最大のチャンスは6回裏。金本・ロペス・野村選手の3連打で無死満塁。 しかし一死後に新井選手の三ゴロの間に1点を返したのみ。 9回裏に松田投手を攻め、西山選手の四球と木村拓選手の左前打で一死一三塁とし、東出選手の左犠飛で4点差とした。 さらにディアス選手の左前打で一二塁としたが後続がなかった。5対9で敗戦。広島は貯金1となった。

 試合結果

 昨日のサヨナラ勝ちに気を良くしてまた広島市民球場に行ってきましたが、 四球と失策絡みで失点する拙い野球を見せられてしまいました。
 河内投手は制球が悪過ぎましたね。6失点はあまりに大き過ぎました。 腕を振ることを意識しすぎてリリースポイントがバラバラだったそうです。 河内投手には、二軍から上がってきた直後は良い投球をするのに、投げるたびに内容が悪くなっていくという印象があります。 一軍に上がってきた時が調子のピークだとしたら、そうなってしまうのもわからないではないですが…。 今季の残りで来季のローテ定着へのメドを立てたいところなんですけれどね。
 継投。6点差があったので、まず、ある程度中継ぎで実績を残している酒井投手を送って様子を見て、 もし点差が詰まれば勝ちパターンの継投をし、もし点差が詰まらなければ矢野投手を送るというプランだったのでしょう。 4回裏に酒井投手に打席が回ってきた時は代打を出さず、酒井投手を引っ張りました (ちなみに酒井投手のプロ入り初打席でした)。二死無走者という場面でしたし、 今節は中継ぎ投手を使い過ぎていますから、なるべく他の投手を休めたかったのでしょう。 しかし先発投手が3回途中KOでは1試合を3投手でまかなうのは無理で、 結局菊地原投手を投入する羽目になってしまいました。
 打線。6回裏無死満塁で1点しか入らなかったのは痛かったですね。 あの場面であと2〜3点取れていれば広島ペースになっていたと思います。 町田選手の本塁打性のファールが惜しかったです。 最終回も金本選手が出塁していればロペス選手の一発で同点という場面だったのですが。 そうなると高津投手を引っ張り出すことができていたと思います。
 明日はぜひヤクルトに勝ってこの3連戦を勝ち越してもらいたいですね。

矢野、3回無失点デビュー

 矢野投手は7回表にプロ入り初登板。7回表8回表を3人ずつで片付け、 9回表二死から土橋選手に四球を与え、小野選手にプロ初被安打したが、無失点に切り抜けた。 3回を1安打1四球4三振無失点。MAXは147キロ。

 矢野投手、プロ初登板おめでとうございます。 直球は常時140キロ台。カーブのブレーキも効いていたようですね。上々のデビューでした。 昨日は「一軍ではまだ厳しいのでは」と書きましたが、この内容だと次回の登板も楽しみです。

岡上プロ初打席

 岡上選手が9回裏無死一塁でプロ入り初打席。松田投手から良い当たりの左直を放った。

 ファールしていた時から思い切りの良いスイングでした。左翼左へのライナーで、 もし左翼手が真中選手でなくラミレス選手だったらプロ初安打になっていたと思います。 あのスイングだったら今後も代打起用がありそうですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 島崎投手が同点の9回裏に3安打でサヨナラ許す。先発林投手は7回2/3を4安打3失点の好投。

9月14日

ムカッ!ドッカーン!金本サヨナラ3ラン!

 対ヤクルト戦、先発長谷川投手は初回に真中選手の左前打、宮本選手の犠打、稲葉選手の右前打で一死一三塁とされ、 ペタジーニ選手の中犠飛で1点を先制された。長谷川投手はその後ピンチを招きながらも粘り強く投げて7回までを零封。 広島打線もヤクルト先発ホッジス投手を攻め切れず、5回裏と6回裏の満塁のチャンスを潰して得点できず。 ようやく7回裏一死から木村拓選手の左中間二塁打の後、東出選手の右翼線適時二塁打で同点とした。 菊地原・小山田・玉木投手で8回9回をしのいで迎えた9回裏、 前田投手を攻めて木村拓選手の右前打と東出選手の犠打で一死二塁のチャンス。 ここでディアス選手が敬遠されて一二塁となり、金本選手が左翼席へ21号サヨナラ3ランを叩き込んだ。 4対1で勝利。広島は今季4度目のサヨナラ勝ちで貯金を2とし、3位に浮上した。

 試合結果

 金本選手が最後の最後で最高の仕事をしてくれました。私も思わずガッツポーズをしてしまいました。 前の打者のディアス選手が敬遠。一死二塁で一塁が空いており、金本選手と前田投手は左対左。 金本選手の直前の2打席はいずれも二ゴロでしたから、わからなくはない作戦ではありましたが、 主砲の心に火を着けてしまいましたね。金本選手は「ムカッときた」とのこと。 4番の意地ですね。燃えていたでしょう。
 5回裏に続いて6回裏にも満塁のチャンスを潰した時はこりゃ駄目かもと思いました。 特に6回裏は一死満塁で緒方・前田選手で得点できませんでしたからね。 7回裏は木村拓・東出選手2人でよく同点にしてくれました。 直後のチャンスで一気に逆転できていれば長谷川投手に勝ち投手の権利が生まれたのですが…。 それがちょっと残念といえば残念ですが、そんな贅沢を言っちゃいけないでしょうね。
 長谷川投手は粘投でした。7回で9安打されながら1失点のみ。 直球の走りはまずまず。カーブが抜け気味でしたが、フォークが良かったようですね。 打線の援護が薄く9勝目はおあずけとなってしまいました。
 そして9勝目を挙げたのは玉木投手。これだけ投げまくってくれているのですから、 ここまできたら2ケタ勝利の勲章をあげたいですよね。 この玉木投手と菊地原投手はここ2試合救援に失敗していましたが、2人とも今日はきっちり投げてくれました。 良い時もあれば悪い時もあるということですね。
 チームのムードが盛り上がってくれそうなサヨナラ勝ち。 ヤクルトを3タテして夢の続きを見たいです。

東出、年間犠打球団新記録達成

 東出選手が9回裏に犠打を決め、年間42犠打の球団新記録を達成した。 これまでの記録は1996年の正田耕三選手の41犠打。

 おめでとうございます。地味な記録ですが、成長が結果として出たのだと思います。

矢野、ラドウィックに代わり出場選手登録

 ラドウィック投手が出場選手登録を抹消され、矢野投手が出場選手登録された。矢野投手は初の一軍入り。

 矢野投手に一軍を感じてもらおうということでしょう。成績を見るとまだ一軍は厳しいかなという気がしますが、 この時期、一軍の投手枠に若手育成枠を設けるのには賛成です。
 ラドウィック投手は今後どうなっちゃうんでしょうか。

ウエスタン情報

 試合結果

 横松投手は8回10安打4失点。負け投手ながらウエスタン初完投。

阪神、ウエスタン優勝

 阪神がウエスタンリーグ優勝を決めた。

 おめでとうございます。最近のカープの戦いぶりを考えると、来年はそこそこやれそうな気がします。

9月13日

赤ヘル進撃急停止

 対中日戦、広島は3回表に中日先発川上投手を攻め、金本選手の左中間二塁打の後、 ロペス選手が中前適時打を放って1点を先制。一死後、野村選手がニ盗三盗を決め、緒方選手の四球で一三塁のチャンス。 西山選手のスクイズで1点を追加した後、横山投手が左翼線へ適時二塁打を放って3点をリードした。 4回まで中日を無失点に抑えていた先発横山投手は、5回裏に2つの四球と犠打で一死二三塁とされ、 二死後、荒木選手に右前へ2点適時打を浴びた。 7回裏にはこの回から登板の2番手菊地原投手が福留選手に右前打。 救援した玉木投手が中村選手の死球を与えるなどして二死一三塁とされ、荒木選手に中前へ同点の適時打を浴びた。 この打球を処理した緒方選手の三塁へ送球を野村選手が大きく弾いて1点を勝ち越された(記録は緒方選手の失策)。 広島打線は7回表二死満塁のチャンスを紀藤投手の好救援で潰し、 8回表一死二塁のチャンスも前田・浅井選手の凡退で生かせなかった。 9回表はギャラード投手を攻めて2つの四球で二死一二塁としたが重盗失敗でゲームセット。 3対4で敗戦。広島は2連敗で貯金1となり、4位に後退した。

 試合結果

 先発は横山投手でした。8月18日以来の先発登板。立ち上がりからボール先行の危なっかしい投球でしたが、 4回までは四球も出さず、ピンチも3回裏だけというまずまずの投球でした。 しかし5回裏無死から連続四球が痛かったです。二死までこぎつけたものの、荒木選手に2点適時打を浴びてしまいました。 結局6回を4安打2失点。最近の投球内容を考えると、予想以上の好投だったと思います。 打でも貢献しましたしね。
 打線は4回表に3点を先制。金本選手の二塁打、ロペス選手の適時打、野村選手のニ盗三盗、西山選手のスクイズ、 横山投手の適時二塁打。鮮やかな攻撃でした。しかしその後は…。特に9回表の重盗失敗にはガックリ来ました。 この試合ではそれまで5盗塁を決めていたので、 最後の最後で足に溺れてしまったという感じでした。
 決勝点はミス絡みで取られたもの。記録は緒方選手の悪送球でしたが、 大きく球を弾いた野村選手のミスのようにも見えましたし、 間に合わない三塁へ送球した緒方選手の判断ミスのようにも見えました。 連勝中はこういったミスが出ても打つ方でカバーできていたのですが…。
 この連敗は大変痛いですが、このまま大型連敗となってしまっては8連勝が水の泡です。 ふんどしを締め直して、明日から1戦1戦大事に戦ってください。

ウエスタン情報

 試合結果

 打線は10安打5得点。2度のビハインドを追いつくも、 9回表に四球と守備の乱れからか無安打3失点で敗戦。

9月12日

ついに連勝止まる

 対中日戦、広島は初回に中日先発バンチ投手を攻め、東出選手の振り逃げとディアス選手の右前打で一死一三塁とし、 金本選手の遊ゴロ併殺崩れの間に1点を先制した。 3回表には木村拓選手の中前打と東出選手の四球で一死一二塁とし、ディアス選手の左前適時打で1点を追加。 金本選手が四球で歩いて満塁とし、二死後、野村選手が右中間へ3点適時二塁打を放って5点をリードした。 先発高橋投手は3回までパーフェクト。しかし4回裏に荒木選手の二塁打と井端・立浪選手への連続四球で無死満塁とされ、 ゴメス選手の犠飛で1点を返された。さらに山崎武選手の三塁強襲安打で満塁とされ、福留選手の一ゴロの間に1点を返された。 5回裏には中村・井端選手の安打と立浪選手への四球で二死満塁とされた後、ゴメス選手に右前へ2点適時打、 山崎武選手に左前適時打を浴びて同点とされた。高橋投手は6回裏一死から中村選手へ四球を出して降板。 玉木投手が二死目を取ったものの、荒木選手の安打と井端選手への四球で満塁とされ、 救援した菊地原投手が立浪選手に押し出し四球を許して1点を勝ち越された。 8回裏にはラドウィック投手が荒木選手のバント安打と盗塁などで二死三塁とされ、立浪選手に適時打を浴び、 さらにゴメス選手に適時二塁打を浴びて駄目を押された。 広島打線は4回以降もチャンスを作ったがバンチ・岩瀬・ギャラード投手を崩し切れなかった。 5対8で敗戦。広島の連勝は8でストップ。貯金は2。

 試合結果

 「5点リードで今日の試合もいただき、9連勝」と思ったのですが甘かったですね。
 高橋投手の投球が誤算でした。3回までパーフェクトだったのに、痛いところで無駄な四球を与えてしまいましたね。 北別府コーチは試合前に先発3本柱の中で高橋投手が心配と言っていたらしいですが、 その心配が当たってしまいました。 勝利にこだわるならば5回裏のピンチ、まだ勝っているところで継投するべきだったように思いますが、 高橋投手には勝利投手の権利がかかっていましたし、 まだまだ発展途上の高橋投手には2ケタ勝利で大きな自信をつけてもらわなければなりませんから、 交代させにくかったのでしょうね。 ちなみに高橋投手はこの試合で年間規定投球回数140をクリアしました。プロ入り初です。
 このところ好調だった中継ぎ投手陣にも高橋投手の投球が伝染してしまったかのようでした。 玉木投手はピンチを広げる四球。菊地原投手は押し出し四球。ま、これも試合の流れでしょうね。
 打線。ディアス選手は相変わらず好調。野村選手はいいところで打ってくれました。 しかし同点とされた後は試合の流れを再び引き戻すことはできませんでした。 最近のチームの勢いから、「ひょっとして」と期待はしたのですが…。
 緒方選手が今季初盗塁を成功させました。足の状態が悪いということは相手チームも知っていますから、 全くの無警戒だったようですね。足の状態が良くなったから走ったのだったら喜べるのですが、どうなんでしょうね?
 ラドウィック投手は救援で登板。明日の先発かと思っていたのですが違いました。 明日の先発は横山投手あたりなのでしょうか?
 連勝はいつかは止まるもの。連勝が止まるのが次のヤクルト戦の最中でなくて良かったと前向きにとらえましょうか。 1敗するごとに夢がしぼんでいくので、とにかく連敗はしないでちょうだい。明日からがまた大事です。

対米テロ、外国人選手が喪章

 11日に起きた対米テロの犠牲者に哀悼の意をあらわすため、 ロペス・ディアス・ラドウィック選手、中日のゴメス・バンチ・ギャラード選手が喪章を着けて試合に出場した。 この喪章はロペス選手が準備したもの。またナイターが行なわれた6球場で半旗が掲げられた。

 現実に起きたこととはとても思えないような恐ろしい事件です。

ウエスタン情報

 試合結果

 伊与田・ブリトー・栗原・甲斐選手の3安打など16安打11得点。 1点差で打撃戦制す。

9月11日

祝!黒田自己最多10勝目を完封で飾る

 対中日戦、広島は初回に中日先発山本昌投手を攻め、木村拓選手の右翼線二塁打と東出選手の犠打で一死三塁とし、 ディアス選手の右犠飛で1点を先制した。しかしその後は山本昌投手の巧みな投球の前に抑えられた。 先発黒田投手は直球・スライダー・フォークのコンビネーションが冴え、初回の1点を守る。 6回裏二死から井端選手の投ゴロを右くるぶしに当てるアクシデントがあったが、そのまま投げ切った。 1対0で勝利。黒田投手はプロ入り初の2ケタ勝利を5試合連続完投、5安打無四球完封で飾った。 広島は1998年4月以来の8連勝で貯金を3とした。

 試合結果

 黒田投手、プロ入り初の2ケタ勝利、おめでとうございます。 ひょっとしたら10勝目で妙なプレッシャーがかかって投球が狂ったりするかなと思いましたが、 全くの杞憂でした。たった1点を守り切って完封してしまうなんて、もうエースと言って良いのでは。 5試合連続完投勝利。今季両リーグトップの12完投。今季3度目の完封勝利。37回連続自責点0で防御率は2点台に。 凄い数字が並びます。唯一ヒヤリとしたのが足に打球を受けたことですが、その後も何もなかったかのように投げていましたので、 きっと大丈夫だったのでしょう。あと4〜5試合登板機会がありそうですから、 この調子でどんどん勝ち星を伸ばしてもらいたいですね。
 打線は初回に速攻で1点を先制。木村拓選手の二塁打、東出選手の犠打、ディアス選手の犠飛。 「こんなに簡単に点が入るの?」といった感じのソツのない攻撃でした。 その後は追加点が奪えませんでしたが、山本昌投手も調子が良かったようなので仕方ないですかね。
 しかし信じられないくらい投打の歯車が噛み合っていますね。 1点しか取れなくて勝つには完封しなければなりませんが、それをやってしまうんですから。

ウエスタン情報

 試合結果

 広池投手が6回8安打3失点で5勝目。田中投手が6月22日以来の登板。 ブリトー選手が3安打3打点の活躍。
 テレビ新広島で中継があったそうなのですが、見逃してしまいました。不覚。

西武、イースタン優勝

 西武がイースタンリーグ優勝を決めた。

 おめでとうございます。

9月10日

SATOの無責任先発予想

 11日からナゴヤドームで中日3連戦。続いて広島でヤクルト3連戦。 計6連戦。比較的好調な中日、マジックが減らず足踏み状態のヤクルトが相手。 7連勝中と絶好調のカープ、どこまで連勝を伸ばせるでしょうか。
 広島の先発は黒田・高橋・ラドウィック・長谷川・河内・鶴田投手と予想します。 中日との初戦には登板間隔の開いているラドウィック投手という手もあると思いますが、 やはり3連戦の初戦は必勝を期して中5日の黒田投手に任せたいです。 ひょっとするとヤクルトとの3戦目にも中4日で黒田投手が投げる可能性もあるのではと思いますが、 まだ特定の先発投手に無理をさせるほど上位との差は縮まっていないと思います。 ローテを崩してラストスパートをかけるかどうか、 少なくとも今節は先発投手中5日以上を守りながら様子見でしょう。
 中日の先発はバンチ・山本昌・川上投手でしょうか。
 さらに上位を狙うために、できればどこまでも連勝を伸ばしてもらいたいですが、 この6連戦は最低でも4勝2敗で行きたいです。

9月9日

ディアス攻守に活躍!破竹の7連勝!

 対阪神戦、広島は初回に阪神先発藪投手を攻め、東出選手の右前打とディアス選手の四球で一死一二塁とし、 金本選手の中堅左を抜ける適時二塁打で2点を先制した。 先発河内投手は球威はいまひとつながらディアス選手の2度の好守に助けられて4回までを無失点。 5回表に矢野選手の中前打と沖原選手への四球、犠打で一死ニ三塁とされた後、上坂選手の中犠飛で1点差とされた。 しかしその裏、河内投手の代打町田選手が四球を選んだ後、 木村拓選手の犠打が敵失を誘って無死一三塁のチャンス。 東出選手が右前適時打を放って1点を追加。 ディアス選手が中堅スコアボードを直撃する特大の26号3ランを放って5点をリードした。 7回表に鶴田投手が沖原選手に3号ソロを浴びたものの、 8回裏に野村選手が成本投手から右翼場外へ5号ソロを放って駄目を押した。 7対2で勝利。広島は1998年4月以来の7連勝で貯金を2とし、3位に浮上した。

 試合結果

 ディアス選手が良い仕事をしてくれましたね。 打では5回裏にスコアボードを直撃する3ラン。ほぼ試合を決定付ける中押しの一打でした。 守りでも3回表二死一塁から赤星選手の中前へ抜けそうなゴロをダイビングキャッチ。 4回表一死一二塁から今岡選手の右前へ抜けようかというゴロをダイビングキャッチして併殺。 いまひとつの調子に見えた河内投手を助けました。
 金本選手。中堅左を抜ける先制の2点適時二塁打。バックホームの間に三塁を狙ってアウトになったのはご愛嬌。 その他3打席は全て四球。巨人の松井選手とトップを争っている出塁率が上がりました。
 東出選手。初回に右前打して先制のホームイン。5回裏には無死一三塁から右前適時打。 いずれも球をバットの芯でとらえたライナー性の打球でした。
 野村選手。8回裏に駄目押しソロアーチ。観客席が大きくない米子市民球場ですが、右翼場外まで運びました。 これで5試合連続打点。
 先発の河内投手は前回ほどの球威はなかったようですが、5回を1失点に抑えてくれました。 セットポジションとスタミナに課題がありそうですが、まだ2年目の投手です。 これから徐々に課題を克服していってくれるでしょう。2勝目。
 これで7連勝。勝星順でも3位に浮上。カープファンの人が見る夢は人それぞれでしょうが、 1勝積み重ねるごとに夢が膨らんでいきます。

9月8日

やった〜!あさい〜!逆転サヨナラ打だ!6連勝だ!貯金1だ!

 対阪神戦、6回裏に阪神先発谷中投手を攻め、 東出・ディアス選手の連打で無死一三塁とし、金本選手の左飛でタッチアップした東出選手が本塁憤死。 チャンスが潰えたかに見えたが、ロペス選手の四球で二死一二塁とした後、 野村選手の右前適時打で1点を先制。緒方選手の四球で満塁とし、代打前田選手の中前適時打で2点をリードした。 6回まで要所を抑えていた長谷川投手は7回表に今岡選手への四球、矢野選手の中前打、 藤本選手の犠打を野村選手が悪送球して無死満塁のピンチを迎えた。 救援した小山田投手は代打八木選手の二ゴロ併殺の間に1点を失った。上坂選手への四球で一三塁とされたが、 菊地原投手が代打和田選手を抑えて1点のリードを保った。 8回表には横山投手が濱中・桧山選手に連打を浴び、桧山選手の盗塁で一死ニ三塁のピンチ。 今岡選手の遊撃左へのゴロを東出選手が好捕したものの、バックホームできず同点(記録は今岡選手の打点)。 一塁へのワンバウンド送球は新井選手がベースを踏んでおらず一死一三塁(記録は東出選手の失策)。 矢野選手を空振り三振させたが、一塁走者のスタートに西山選手がひっかかって二塁へ送球して重盗され、 1点を勝ち越された。 粘る広島は9回裏に抑えの成本投手を攻め、新井選手の四球、木村拓選手の犠打、東出選手の四球で一死一二塁のチャンス。 ディアス選手の中飛で2人の走者がタッチアップして二死ニ三塁。金本選手が敬遠されて二死満塁。 ここで浅井選手が中前へ殊勲の2点適時打を放ってサヨナラ。4対3で勝利。 広島は今季3度目のサヨナラ勝ちで3年ぶりの6連勝。貯金を1とした。

 試合結果

 8回表は横山投手が打たれた上に守備が乱れまくって逆転を許しました。自滅でしたね。 連勝が止まる時はこんなものかなと思っていましたが、見事な粘りで逆転サヨナラ勝ちをしてくれました。 チームが強い時は少々のミスも結局は誰かが帳消しにしてくれるものなんですね。
 浅井選手は9回裏二死満塁から中前へ逆転サヨナラ適時打。文句なしのヒーローですね。 プレッシャーがかかる場面でよく打ってくれました。 中堅手正面へのライナー性の打球だったので二塁走者の東出選手が本塁へ帰れるかなと思いましたが、 よく走ってくれました。中堅手上坂選手が一瞬球を握りかえていたようですが、 その分だけセーフになったような感じでした。
 先発長谷川投手は立ち上がりが不安定でしたが要所を締めて中盤から立ち直っていました。 6回裏の先制点で気持ちに変化が起きたのでしょうか。7回表に無死満塁のピンチを招いてしまいました。 9勝目が目前だったのですが…。
 7回表のピンチはこれまでだと長谷川投手に任せていた場面かも知れませんが、 山本監督は継投策を取りました。中継ぎ投手陣への自信と信頼を持っているからでしょうね。 小山田投手と菊地原投手は見事に期待に応えてくれました。
 誤算だったのは横山投手。いきなり連打を浴びて大ピンチ。 ピンチになってからの方が球速が上がっていたのが横山投手らしいといえばらしいところでした。 同点止まりで抑えることはできていたところだったので、その後の守備の乱れは不運でした。
 玉木投手は9回表を3人でピシャリ。9回裏を良いリズムで迎えることができました。 これで8勝目。中継ぎ投手なので勝ち星は計算できませんが、2ケタ勝利、いけるかも。
 3年ぶりの6連勝で貯金1。いつもいつもミスを帳消しというわけにも行かないと思いますので、 この先も連勝するために、なるべくノーミスでお願いします。

おまけ:
併殺と併殺打の違いについては fj.rec.sports.baseball FAQを御覧下さい。 i-mode版は こちら

井生が右肘を手術

 井生選手が7日に広島市内の病院で右肘関節の形成手術を受けた。

 今年は外野にコンバートされ、打撃面でも成長していたのですが…。お大事に。

9月7日

ウエスタン情報

 試合結果

 打線好調。5試合連続2ケタ安打、12安打で9得点。兵動・栗原選手が3安打。

9月6日

強いぞ赤ヘル、勝率5割に復帰!

 対ヤクルト戦、初回にヤクルト先発山部投手から木村拓選手が左翼席へ先頭打者本塁打。 二死後、四球の金本選手が盗塁を決め、ロペス選手の右中間適時打で2点目。 3回表にはディアス選手が左中間へ24号ソロアーチ。 先発高橋投手は4回裏にペタジーニ選手の中前打とラミレス選手への四球で一死一二塁のピンチを迎え、 岩村選手を二ゴロに打ち取ったもののディアス選手が二塁へ悪送球して1点を失った。 さらに小野選手に左越えへ2号3ランを浴びて逆転された。 広島は5回表にすぐさま反撃。東出選手の四球とディアス・金本選手の連打で無死満塁として山部投手をKO。 代わった島田投手からロペス選手が右犠飛を上げて同点。 野村選手が一塁線を破る適時二塁打を放って1点を勝ち越した。 6回表には寺村投手から高橋投手が右中間へプロ入り初の三塁打を放った後、木村拓選手の左犠飛で1点を追加。 さらにディアス選手が左翼席へ25号ソロアーチを放って3点差とした。 高橋投手はいまひとつの調子ながら6回を投げ切り、7回裏からは玉木・横山・佐々岡投手をつなぐ磐石の継投。 7対4で勝利。広島は今季2度目の5連勝で勝率を5割に戻し、4位に浮上した。

 試合結果

 優勝しようかというチームにミスに乗じられて逆転を許したわけですから、 そのままやられてしまってもおかしくないところでした。 しかし今のカープは強いです。すぐさま再逆転してくれました。 そして終盤の継投は全く危なげなく、安心して見ていられました。
 先発高橋投手はいまひとつの調子だったようです。味方に足を引っ張られた上に小野選手には巧く打たれたとはいえ、 結果的に痛い場面での被弾といういつもの悪い癖が出てしまいました。しかしその後をよく踏ん張ってくれました。 5回表はもし打席が回ってきたら代打かも知れない場面でしたが、運良く(?)打席が回ってこず、 8勝目を手にすることができました(もし町田選手が四球でも選んで二死満塁になっていたら、 山本監督は高橋投手に代打を出していたでしょうか?)。
 ヒーローインタビューはディアス選手。逆転を呼ぶ失策をしましたが、 その後で逆転につながる左前打と駄目押しの一発で汚名返上。 本塁打は25本に達し、打率は3割を越えました。ひょっとすると3割30本行けるかも。
 今季最大の借金9から10勝1敗1分の快進撃でついに借金を完済しました。 この調子が続けば最終的に今季は75勝ぐらいまでいけるかも。 投手陣の成長ぶりに今から来季が楽しみですが、今季の残り試合も楽しみになってきました。

9月5日

黒田4連続完投勝利!4連勝で借金完済へあと1勝

 対ヤクルト戦、広島は3回表にヤクルト先発前田投手を攻め、 黒田投手の右前打と木村拓選手の左翼線二塁打で無死ニ三塁のチャンス。 一死後、ディアス選手が右前へ落ちる幸運な適時打で1点を先制した。 5回表には木村拓選手の右前打と金本・ディアス選手の四球で二死満塁とし、 野村選手の右前適時打で1点を追加した。 先発黒田投手は5回裏二死から東出選手の失策と三木選手の盗塁で二死二塁とされ、 稲葉選手に中前適時打されて1点差とされた。 しかし6回以降ヤクルト打線を完璧に抑え込んで完投。 2対1で勝利。広島は4連勝で借金を1まで減らした。 黒田投手は4試合連続完投勝利で自己シーズン最多の9勝目。

 試合結果

 黒田投手、やってくれましたね。8連勝中のヤクルトを相手に5安打自責点0で完投勝利。 ヤクルトは早いカウントから打っての内野ゴロが多かったですが、 黒田投手の制球は確かでしたし、追い込まれると打てないという意識があったからでしょう。 序盤こそピンチの連続でしたが、終盤はヤクルト打線につけいる隙を与えませんでした。 広島打線が拙攻を繰り返していましたから流れ的にはヤクルトかなと思いましたが、 黒田投手が有無を言わさず押し切ったという感じでした。 これで4試合連続完投勝利で自己シーズン最多の9勝目。2ケタ勝利に王手をかけました。
 打線は再三のチャンスであとひと押しがなく残塁の山を築きました。 でもまあ、全く黒田投手を援護しなかったわけではないので良しとしましょうか。
 そんな中で光ったのは木村拓選手。3回表にはチャンスを広げる左翼線二塁打。 5回表には右前打で出塁してホームイン。6回表には中前打の後、三塁への送球を見て判断よく二塁へ進塁。 打のヒーローでしょう。
 これで借金はついに1。一気に完済と行きたいですね。

金本、球団新シーズン101四死球

 金本選手は2四球を選び、シーズン101四死球の球団新記録を達成した。 これまでの記録は1998年の江藤智選手の100四死球。

 おめでとうございます、と言っていいのかな。 今年は敬遠とはいかないまでも勝負を避けられる場面が目立ちます。 四死球の多さは強打者の証明ですからね。

追加日程

10月11日(木) ヤクルト−広島 18:20(神宮)

8月月間MVP発表

 8月の月間MVPが発表された。 セはヤクルトの高津投手と巨人の高橋由選手。 パはオリックスの大久保投手と日本ハムの小笠原選手。

 おめでとうございます。

9月4日

ヤクルト戦、雨天中止

 神宮球場で行われる予定だったヤクルト戦は雨のため中止となった。

 チーム状態が良いだけにやりたかったですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 打撃戦の末に敗戦。広池投手は3回を5安打自責点6。ウエスタントップだった防御率が大幅に悪化。 矢野投手が8回表に3失点で逆転を許して負け投手。山崎投手が5月15日以来の登板。 打線は兵動・松本・甲斐選手の3安打など計15安打。森笠選手が久々に出場(代打の後に右翼守備)しています。

トレーナー協会がHP

 日本プロ野球トレーナー協会がホームページを開設した。 アドレスはhttp://www.jpbats.org/

 とりあえず各球団にどんなトレーナーさんがいるのかがわかります。 会長はカープの福永トレーナー部長です。

9月3日

SATOの無責任先発予想

 4日から神宮でヤクルト3連戦。1日開けて米子で阪神2連戦。 8連勝で優勝へ秒読み段階に入りつつあるヤクルト、 今年は相性が良い阪神が相手。
 広島の先発は黒田・高橋・長谷川・河内・ラドウィック投手と予想します。 ひょっとするとラドウィック投手の代わりに鶴田投手あたりが投げるかも。
 一方のヤクルトは入来・山部・石井一投手でしょうか。 今のヤクルトに対して互角に戦えれば、 カープの戦力もなかなかのものと言えるでしょう。 ヤクルトの優勝を少しでも遅らせてもらいたいですね。

東出と河内がW杯候補に

 東出選手と河内投手が 11月6日から18日まで台北で行なわれるワールドカップの日本代表候補に挙がっていることが明らかになった。 日本代表は24名で、そのうちプロ各球団から25歳以下、 あるいは入団2年目以内の選手が1名ずつ12人選ばれることになっている。

 今回は主力選手が出るのかなと思っていたのですが、若手選手が出るんですね。 選ばれた選手には良い経験になると思います。

9月30日に入団テスト

 広島球団は9月30日(日)に入団テストを行う。 問い合わせは082-221-2040まで。

 無名の良い選手が見つかるといいんですけど。

来季日程大綱決まる

 プロ野球実行委員会が開かれ、2002年の日程大綱を承認した。

 3月30日 セ・パ開幕
 7月11日 コナミ・フレッシュオールスター(長野)
 7月12日 サンヨー・オールスター(東京ドーム)
 7月13日 サンヨー・オールスター(松山)
10月19日 ファーム日本選手権(松山)
10月26日 日本シリーズ開幕(セ本拠地球場から)
11月 7日 出身地別東西対抗(東京ドーム)
11月 8日 プロ野球コンベンション
11月20日 ドラフト会議

 また、今年10月8日から19日まで関東地区で教育リーグ「コスモスリーグ」を開催することも承認した。

 松山はプロ野球の誘致に積極的ですね。  

9月2日

やった!巨人を3タテ!

 対巨人戦、先発ラドウィック投手は初回に仁志選手に19号先頭打者本塁打を浴びて先制された。 その裏、巨人先発鄭ミン台投手を攻め、木村拓選手の左前打と金本選手の連続四球などで二死一二塁とし、 ロペス選手が中前へ同点適時打を放った。続く野村選手が右翼席中段へ4号3ランを放って勝ち越した。 しかし3回表に松井選手の安打と清原選手への四球で一死一二塁とされ、江藤・元木選手に連続適時打。 二死後、代打後藤選手に四球を与えて満塁とされ、仁志選手に適時打を浴びて同点。ラドウィック投手は3回でKO。 広島は5回裏に桑田投手を攻め、ロペス選手の左前打と野村選手の四球で一死一二塁とし、 二死後、西山選手の左前適時打で勝ち越した。 8回裏には岡島投手から木村拓選手の左前打とディアス選手の四球などで一死一二塁とし、 金本選手がプロ通算1000本安打となる中前適時打を放って追加点。一三塁からロペス選手が右犠飛でさらに1点。 野村選手が四球で歩いた後、緒方選手が中越えへ駄目押しの7号3ランを放った。 投げては4回表から菊地原・鶴田・玉木・小山田・酒井投手をつなぎ巨人打線を零封。 10対4で勝利。広島は3連勝で借金を2とし、率順3位に浮上。

 試合結果

 やってくれましたね。巨人を3タテ。巨人のV争いに引導を渡しました。 これで巨人との対戦成績も12勝12敗1分の五分に戻しました。
 打ちまくった試合の次の試合は打てないというジンクスがありますので心配していたのですが、杞憂でした。 初回から打線が爆発。野村選手、見事な一発でした。中盤は桑田投手の好投で中休みしましたが、 終盤に再び爆発して試合を決めました。
 先発はラドウィック投手。初回のピンチを何とか1点で切り抜け、味方が逆転してくれたので乗れるかと思ったのですが、 3回表につかまってしまいました。前回の登板でも集中打を浴びましたし、 原因をはっきりさせておかないと同じ失敗を繰り返しそうです。
 巨人戦でよくあるノーガードの打ち合いになりそうなところを中継ぎ投手陣が踏ん張りました。 同点、あるいは1点しか差のない厳しい場面で菊地原・鶴田・玉木・小山田投手がよく投げてくれました。 ほんと、中継ぎ投手陣は整備されてきましたね。玉木投手は7勝目。
 先発要員の鶴田投手が救援登板。今節は雨で1試合流れましたし、次節は5試合しかありません。 先発での登板機会がないんですよね。次節前半ぐらいまでは中継ぎスタンバイかも知れません。
 東出選手は3つの犠打。一時期、バントの失敗が目立っていましたが、最近の成功率はかなりのもののはずです。 これで打率がもう少し上がってくると良いのですけど。
 これで借金は2。次節は難敵ヤクルトを撃破して一気に勝率を5割に戻したいですね。

祝!金本プロ通算1000本安打達成

 金本選手は8回裏に岡島投手から中前適時打を放ち、プロ入り通算1000本安打を達成した。

 おめでとうございます。四球攻めでなかなか打たせてもらえませんでしたね。 記録達成の打席は1点リードでどうしても追加点が欲しい場面でした。 またまた良い場面で記録達成の一打となりました。

ウエスタン情報

 試合結果

 先発林投手は5回につかまり4失点。小林投手は4回を1安打無失点の好投。 打線はブリトー選手が3安打1本塁打3打点。松本選手が3安打。 栗原選手、ウエスタン初本塁打は満塁弾。おめでとうございます。

9月1日

球団タイ記録7発で巨人を破壊!河内今季初白星!

 対巨人戦、広島は初回に巨人先発河原投手を攻め、右前打の木村拓選手を東出選手が二塁へ送った後、 ディアス選手が左翼席へ22号先制2ラン。続く金本選手が右翼席最上段へ19号ソロ。 3回裏には中前打のディアス選手を金本選手が左翼線適時二塁打で本塁に迎え入れた後、 ロペス選手が左中間へ27号2ラン。4回裏には野村投手を攻め、 木村拓選手の中前打、東出選手の犠打野選、金本選手の四球などで一死満塁。 代わった三浦投手からロペス選手が中前適時打して1点を追加。 二死後、緒方選手が左中間へ6号満塁弾。6回裏には西山投手から金本選手が左中間へ20号ソロ。 8回裏には河本投手からディアス選手が左中間へ23号ソロ、ロペス選手が左中間へ28号ソロを運んだ。 計18安打14得点はいずれも今季最多。1試合7本塁打は球団タイ記録。先発は一軍登録されたばかりの河内投手。 MAX147キロの速球を軸に3回までパーフェクト。しかし4回表に松井選手に26号2ラン。 5回表は2安打で一死一二塁とされ、村田真選手に適時打。6回表には松井選手の27号ソロ。 7回表に一死から川相・村田真選手の短長打で1点を失ってマウンドを降りた。 しかし以降を大量リードを背に玉木・横山・酒井投手が零封した。14対5で大勝。 広島は2連勝で借金を3に減らした。

 試合結果

 打ちまくりましたね。先の3連戦でボコボコにされたお返しができました。痛快な試合でした。
 クリーンアップが揃い踏み。凄まじい破壊力を見せました。 ディアス選手は3安打2本塁打3打点。打率を3割台に乗せました。 金本選手は3安打2本塁打3打点。通算1000本安打にあと1本。 ロペス選手は4安打2本塁打4打点。自ら37歳の誕生日を祝いました。
 昨日スタメン落ちした緒方選手は試合を決定づける満塁弾。スライダーを狙い打ちだったそうです。 安打も3本。復調のきっかけになれば良いですね。
 河内投手。ちょっと意外な先発でした。3回まではパーフェクト。 前回一軍にいた時は140キロ台前半がやっとだった直球はMAX147キロまで記録しました。 初回の三者連続三振を見た時は全く別人のようだなと思いました。味方の大量点で気が緩んだわけでもないでしょうが、 4回以降に失点を重ねたのは反省点。打線の援護のおかげで勝てたという印象になってしまい、 ローテ入り合格とは言えないと思いますが、 本格派投手の片鱗が垣間見えた今日の投球は、今後に期待を持たせるのに充分だったと思います。

河内、小林に代わり出場選手登録

 小林投手が出場選手登録を抹消され、河内投手が出場選手登録された。

 小林投手。良かったり悪かったりという感じでした。 あと少し何かあれば安定感のある中継ぎ投手になれそうな気がするんですけど。

ウエスタン情報

 試合結果

 広島ホームテレビで中継がありました。
 先発の山内投手は6回まで小刻みに5失点。直球の球威は相変わらずそれほどなく、制球も相変わらずアバウトでした。 解説の大下剛史さんによると、内角さえ厳しく突くことができればまた一軍でやれるとのことでした。 逆に言えば、それができなければ一軍でやっていくのは難しいということでしょう。 山内投手の奮起を期待します。
 打者で目立ったのが伊与田選手。左中間への本塁打、右中間への二塁打、左前適時打を打っていました。
 最近試合に出場していない森笠選手ですが、試合中に怪我をしたそうです。 アナの方は怪我の箇所については言ってくれませんでした。
 解説の大下さんは中日の中里投手のことを将来良い投手になると絶賛していました。 ウエスタンの中継で相手側の選手についてあれだけ多くコメントすることは今までなかったように思います。