カープ日記


8月31日

祝!金本千金弾で連続打席無併殺打新記録を達成

 対巨人戦、広島は4回裏に巨人先発上原投手を攻め、東出選手の左前打とディアス選手のバント安打で無死一二塁とし、 金本選手の右前適時打で1点を先制。金本選手のこの打席で900打席連続無併殺打となり、 元東映の毒島章一選手のプロ野球記録に並んだ。先発長谷川投手は毎回のように訪れるピンチをしのいでいたが、 5回表につかまった。仁志選手への四球と元木選手の中前打で一死一三塁とされ、 高橋由選手の右前適時打で同点。さらに松井選手の右前適時打で1点をリードされた。 しかし6回裏にディアス選手が四球で歩いた後、金本選手が右翼席へ18号逆転2ランを叩き込んだ。 金本選手は連続打席無併殺打のプロ野球新記録を達成。 7回裏には西山選手の左前打と菊地原投手の犠打で一死二塁として上原投手をKO。 代わった田畑投手から木村拓選手が左越えへ適時二塁打して1点を追加。二死後、 ディアス選手が左越え適時打して2点差とした。 投げては7回途中から菊地原・小山田・佐々岡投手をつないで巨人打線を抑え切った。 5対2で勝利。広島は対巨人戦の連敗を5で止めた。借金は4。8月を13勝11敗1分の成績で終了。

 試合結果

 金本選手、プロ野球記録達成おめでとうございます。 逆転2ランという最高の形での記録達成でした。 金本選手は「自分ひとりの力では達成できない記録」といった意味のコメントをしていましたが、 考えて見るとすごい記録で、あのイチロー選手や古くは福本豊選手でも達成できなかった記録なんですよね。 これからは毎試合毎打席が記録の更新となっていきます。 次に話題になるのは1000打席の時か記録が途切れた時でしょうね。 ちなみに前回の併殺打は昨年5月12日中日戦 の3回裏一死一二塁で山本昌投手からの遊ゴロ併殺。
 金本選手。第2打席は無死一二塁で併殺打の可能性がある場面でした。ここでは一二塁間をゴロで割る先制の適時打。 プロ野球タイ記録を達成。第3打席は一死一塁でやはり併殺の可能性がある場面。 「三振でも記録達成なんだけどな」などと思った私はなんと後ろ向きな人間なのでしょうか(^^;。 低めのフォークを技ありの一撃で右翼席へ叩き込んでくれました。 記録達成を逆転2ランで飾るとはまさに千両役者ですね。
 先発の長谷川投手は苦しい投球でした。9安打されてほぼ毎回のピンチ。 どこかで一発打たれていたら前回の巨人戦と同じ結果になっていたかも知れません。 7回途中までを2失点でよく粘ってくれたと思います。 これで黒田投手と並ぶ8勝目。2ケタ勝利が手に届くところに来ました。
 救援投手陣はほぼ完璧。なかでも菊地原投手は良い仕事をしました。7回表二死一二塁のピンチで福井選手を遊飛。 7回裏にはきっちり送りバントを決めました。
 球場は風が吹いていたこともあって肌寒かったです。 明日以降観戦される方は長袖シャツを用意されることをお勧めします(スクワットをされる方には必要ないでしょうが)。

追加日程

10月4日(木)広島−横浜 18:20(広島)

8月30日

横浜戦、雨天中止

 広島市民球場で行われる予定だった横浜戦は雨のため中止となった。

 これで8月の月間負け越しがなくなりました。 8月の勝ち越しを目指して明日は頑張って下さい。

8月29日

6連勝ならず、今季横浜に負け越し

 対横浜戦、先発高橋投手は3回表にドスター選手の二塁打と暴投などで二死三塁とされ、 金城選手の適時二塁打で先制を許した。4回表にも鈴木尚選手の安打をきっかけに二死二塁とされ、 谷繁選手の適時打で2点差とされた。横浜先発三浦投手を攻めあぐねていた広島打線は6回裏に反撃。 木村拓選手の四球と東出選手の右前打で無死一三塁とし、一死後、 金本選手の左前適時打とロペス選手の右前適時打で同点とした。 8回表に救援登板した小山田投手は一死から鈴木尚選手に二塁打され、 二死三塁から佐伯選手の適時打で勝ち越された。 9回表にも先頭ドスター選手に四球。 代わった菊地原投手が一死から石井琢選手の投手強襲安打を一塁へ悪送球して一三塁のピンチ。 代わった玉木投手が金城選手に適時二塁打されて駄目押しされた。 2対4で敗戦。広島の連勝は5でストップ。借金5。今季の対横浜戦の負け越しが決まった。

 試合結果

 打てそうにないなあと思っていた三浦投手を6回裏のワンチャンスでKO。足を絡めた見事な攻撃でした。 しかし同点とした後の一死一三塁のチャンスを潰したのが痛かったですね。 あそこで一気に逆転しておけば…。
 打線では緒方選手に元気がないのが気になります。4タコでポップフライが3つ。 足にかなりの負担をかけながらプレーしているようなので、ちょっと心配です。
 先発高橋投手は7回を2失点。失点はいずれも二死からだったので、もったいなかったです。 あとひと踏ん張りだったのですが…。直球は走っていましたが、変化球がいまひとつでしたね。 ま、7回2失点なので先発の仕事は充分果たしたと言って良いでしょう。 雨で36分も試合が中断したのですが、その影響は感じさせませんでした。
 8回表に救援した小山田投手。今季はここまで無失点だったのですが、ついに失点してしまいました。 もともと左打者に弱かったのですが、今日も左打者に打たれてしまいました。 現在のところ、変化球はスライダーがあるだけです。以前、シンカーも習得しようとしていたはずですが、 試合で使えるようにはなっていないようです。外角に逃げ落ちるシンカーは左打者に対しては有効な武器となるはず。 来年までにぜひシンカーを完全に習得してもらいたいですね。
 これで残念ながら連勝ストップ。ここ最近は連勝の後に連敗してしまう傾向があるので、 何とかそれは阻止して、上位のチームに離されないようにしてもらいたいです。

岡上、廣瀬に代わり出場選手登録

 廣瀬選手が出場選手登録を抹消された。6月に痛めた右膝に違和感があるため。 代わって岡上選手が出場選手登録された。

 廣瀬選手、プロ生活の先は長いのできっちり治して下さい。 慢性化はさせないで。
 岡上選手は内外野を守れますので、起用しやすい選手かも知れません。

8月28日

お知らせ

 いつも「濃恋鯉」を御愛読してくださり、誠にありがとうございます。 大学が停電する関係で、 本サーバを9月1日(土)から9月3日(月)午前中まで停止いたします。 ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。

押し出しサヨナラ!黒田3試合連続完投勝利!

 対横浜戦、広島は4回裏に横浜先発バワーズ投手を攻め、金本選手の四球とロペス選手の中前打で無死一三塁とし、 野村選手の遊ゴロ併殺の間に1点を先制した。 しかし5回表、先発黒田投手はディアス選手の失策と石井琢選手の盗塁で二死二塁とされ、 種田選手の左中間適時二塁打で同点とされた。 その後、両軍先発投手が踏ん張って迎えた9回裏、先頭東出選手が中前打して木塚投手に交代。 緒方選手の犠打、金本選手の敬遠四球、ロペス選手の四球で一死満塁とし、 野村選手が押し出し四球を選んでサヨナラ勝ち。2対1で勝利。広島は今季2度目のサヨナラ勝ちで今季初の5連勝。 借金を4とし、率順4位に浮上。

 試合結果

 黒田投手とバワーズ投手との投手戦でしたが、まさかこのような形で決着がつくとは思いませんでした。 結局、救援に出てきた木塚投手は敬遠四球を含め、12球連続ボール球を投げたことになります。 こういうこともあるんですね。そういえば、 6月5日の横浜戦で佐々岡投手が押し出し四球を許してサヨナラ負けを喫しました。あの時のお返しになりましたかね。
 黒田投手は3試合連続完投勝利。10完投は野口投手と並んでセ最多。 本人はあまり調子が良くなかったと言っていますが、安定感が出てきましたね。 こういった投手戦では一発が恐いのですが、低めを丁寧に突いて横浜打線をわずか5安打1失点自責点0に抑えました。 終盤はフォークボールが高めに抜ける場面も目立ちましたが、うまくチェンジアップ気味に決まったように思います。 これで念願の2ケタ勝利まであと2勝。今の調子が続けば楽々クリアできそうですが、10勝目に壁があるかどうか。
 サヨナラ四球を選んだ野村選手。4回裏には先制の併殺打。一塁セーフのタイミングがアウトと判定され、 あわや退場になってしまうかという剣幕で抗議しました。 そんなことがあったので、9回裏の打席では何かやってくれるのではという期待感がありました。 結局、無手勝流の勝利でしたね。ちょっと地味ですが、本日の全得点を叩き出したことになります (大変残念ながら併殺打は打点になりません。根本塁審の誤審がなければ打点だったのですが)。
 「故意落球」という珍しいプレーがありました。5回表無死一塁でバワーズ投手が送りバント。 これが投飛となって黒田投手がグラブに当てて落とし二塁へ送球。一塁へ転送されて併殺かと思われました。 しかしこれは故意落球というプレーと判定されました。打者がアウトになる場合として、 野球規則6・05(l)には「無死または一死で、走者一塁、一・ニ塁、一・三塁または一・ニ・三塁のとき、 内野手がフェアの飛球またはライナーを故意に落とした場合。ボールデッドとなって、走者の進塁は認められない。 [付記]内野手が打球に触れないでこれを地上に落としたときには、打者はアウトにならない。 ただし、インフィールドフライの規則が適用された場合は、この限りではない。」とあります。 一度バウンドさせて捕れば良かったのですが、 飛球は投直に近い形でしたし、黒田投手は猛ダッシュをかけていたので、バウンドさせて捕るのは難しかったでしょう。
 引き分けを挟んで今季初の5連勝。借金は4まで減って勝率5割とAクラス入りに手が届く位置まで来ました。 この調子を続けてもらいたいですね。

澤崎が右肘を再手術

 澤崎投手が群馬県館林市内の病院で右肘関節の再手術を受けた。 2週間の入院後、投球再開に3か月程度かかる見込み。

 館林市の病院といえば前田選手が手術を受けた病院ですかね。 まだ右肘が痛いらしいという噂は聞いたことありましたが、 完治への過程かと思っていました。まさか再手術するような状態とは…。 今度こそ完治して欲しいですね。

8月27日

SATOの無責任先発予想

 28日から広島で横浜3連戦。続いて巨人3連戦。計6連戦。
 横浜は6連敗中。後半戦開幕直後の勢いが消えています。 今季は相性が最悪なので、そろそろ借りを返したいですね。 巨人には前回の対戦で3連敗を喫していますので、 こちらにも借りを返したいところです。
 広島の先発は、 横山投手の起用法がいまいち見えてこないので予想しづらいです。 先週は雨で流れた火曜日に横山投手を先発させて、 他の投手の中6日登板を守りたいところですが、 さすがに2連投後の中1日での先発はないでしょう。 横山投手がローテに残ると仮定して、今節は他の投手を中5日で回すと読みます。 黒田・高橋・長谷川・鶴田・ラドウィック・横山投手の順と予想します。 もし横山投手が中継ぎに固定されるとすれば、 新しい先発投手が必要になりますが…。
 横浜の先発は、バワーズ・三浦・小宮山投手でしょうか? 4位の横浜とは2勝差なので、 なんとか勝ち越して上位進出の足がかりとしてもらいたいです。

8月26日

「瀬戸決勝犠飛!佐々岡6セーブ!延長制し5連勝!」のはずが…

 対阪神戦、広島は初回に阪神先発藪投手を攻め、東出選手の中前打と緒方選手の四球で一二塁とし、 二死後、ロペス選手の中前適時打で先制した。 先発ラドウィック投手は3回までパーフェクト投球だったが、4回裏につかまり、 上坂選手の安打と濱中選手への四球などで一死一二塁とされ、広澤選手に右翼線へ同点適時二塁打を浴びた。 さらに矢野選手に中前適時打、坪井選手に犠飛を打たれ2点のリードを許した。 直後の5回表に木村拓選手の左前打と暴投などで一死三塁とし、緒方選手の中前適時打で1点差とした。 しかし7回裏に酒井投手が3四球で一死満塁とされた後、代打八木選手に犠飛を打たれて2点差とされた。 粘る広島は8回表に福原投手を攻め、 左前打の金本選手を一塁に置いてロペス選手がバックスクリーンへ起死回生の26号同点2ラン。 その後は両軍ともにチャンスを潰し続けた。 12回表は成本投手からロペス・野村選手の四球と代打新井選手の左前打で一死満塁のチャンス。 瀬戸選手が中飛を放ち、代走木村一選手が本塁を突いたが、友寄主審の誤審でタッチアウト。 12回裏は佐々岡投手が3人でピシャリ。延長12回、4対4で引き分け。

 試合結果

 12回表の木村一選手の本塁タッチアウトですが、矢野捕手は完全な空タッチでしたね。 友寄主審は、 滑り込んでくる木村一選手の体で、矢野選手のタッチしようとするグラブが隠れてしまうような位置で見てましたから、 木村一選手の体と矢野選手のグラブの間にすきまがあったのが見えなかったのでしょう。 友寄主審はVTRを見て反省するように。
 打線。ロペス選手が活躍。初回に先制適時打、そして敗色濃厚になった8回表には起死回生の同点2ラン。 あの2ランで流れが来たと思ったのですが、終盤にチャンスを潰し続けたのは残念でした。
 先発ラドウィック投手は相性のよい阪神相手に3回までは完璧だったのですが、4回裏に突然崩れました。 打たれ始めると頭に血が昇るのでしょうか。
 継投は昨日に続いて早めでした。7回表の打順がラドウィック投手からでしたが、6回裏に玉木投手に交代。 6回裏はラドウィック投手の続投で7回表の打席で代打かなと思ったのですが。 球数や調子を見て交代させているのでしょうね。
 酒井投手は7回裏に登板。自滅気味の内容でした。まだまだ安定した投球内容を求めるのは酷でしょうね。 失敗も経験のうちという気持ちで見守っていきたいです。大量失点にならなくて良かったです。
 横山投手は救援で連投。ピンチの連続でしたが、昨日の試合よりは球が走っていたように見えました。 今後どういう形での起用になるのか。このまま中継ぎ起用なのか、それとも来週末あたりに先発があるのか?
 右ふくらはぎを痛めていた佐々岡投手が登板。12回裏は小林投手か菊地原投手が出てくると思っていたので、 ちょっとびっくりしました。もう投げられるようになったんですね。 昨日書いたように、ひょっとして先発復帰があるかもと思っていたのですが、それはないようです。

祝!野村が1500試合出場

 野村選手がプロ入り通算1500試合出場を達成した。

 おめでとうございます。ちょっと厳しいかも知れませんが、次は2000試合出場を目指してください。

ウエスタン情報

 試合結果

 先発河内投手は8回途中9安打自責点3で今季初勝利。打線は甲斐選手の2安打3打点など12安打で7得点。

8月25日

木村拓が攻守に活躍!育成継投で逃げ切る

 対阪神戦、広島は4回表に阪神先発谷中投手から緒方選手が左越えへ5号ソロアーチで先制。 しかしその裏、先発鶴田投手が広澤選手の9号ソロアーチで同点。 5回表に木村拓選手の敵失と東出選手の中前打で一死一三塁とし、緒方選手が右犠飛を打ち上げて勝ち越し。 しかしその裏、濱中選手の9号ソロアーチで同点。 7回表に福原投手を攻め、代打浅井選手の右翼線二塁打と西山選手の犠打で一死三塁とし、 木村拓選手がスクイズを決めて勝ち越した。 守りでは終盤ピンチの連続。6回裏は玉木投手が一死満塁をしのぎ、 7回裏は酒井投手が一死満塁をしのいだ。8回裏は横山投手が一死三塁のピンチを招いたが、 上坂選手の右飛で本塁を突いた三塁走者藤本選手を木村拓選手が好返球で刺した。 9回裏は小山田投手が2四球で無死一二塁としたが、後続を断った。 3対2で勝利。広島は4連勝で借金5。小山田投手は今季初セーブ。

 試合結果

 「何じゃこの継投は?」と思った人も多いでしょう。 山本監督か北別府コーチから何らかのコメントがあったかもしれませんが、 理由は2つほど想像できます。ひとつは右ふくらはぎを痛めた佐々岡投手が投球できる状態にないのではないかということ。 もしそうならば小山田投手を抑えに起用したことは納得できますし、 中継ぎから小山田投手の抜けた穴を登板間隔の開いている横山投手で埋めようとしたことも理解できます。 もうひとつは佐々岡投手を先発に戻すのではないかということ。 佐々岡投手が先発に戻ると先発投手陣がひとり余りますので、横山投手が中継ぎにまわり、 佐々岡投手の代わりに抑えを小山田投手が務めるわけです。おそらくこのどちらかの理由だと思います。 もし前者の理由だとすると、今日のような継投は佐々岡投手が投球できるようになるまでの一時的なもの。 後者の理由だとすると、投手陣が再編されて今季の残りはこのような継投で戦って行くことになります。 いずれの理由にせよ、今日のような試合を経験したことは小山田投手や酒井投手にとって、よい勉強になったと思います。
 北別府コーチのコメント「佐々岡はまだ走れないから、小山田をストッパーと決めていた」。

ウエスタン情報

 試合結果

 先発広池投手は5回を3安打ながら3失点で負け投手。シュールストロム投手が復帰登板し、1回を1安打無失点。 今季は無理かと思っていましたが、投げられるようになったんですね。山内投手は2回を無安打無失点。

8月24日

さらば最下位

 対阪神戦、広島は初回に阪神先発ハンセル投手を攻め、木村拓選手の右前打と盗塁、 緒方・金本選手の連続四球で一死満塁のチャンス。ここでロペス選手が左犠飛を打ち上げて先制。 ディアス選手が右中間へ2点適時二塁打で続き、新井選手の四球の後、木村一選手が幸運な遊撃強襲適時打を放ち、 初回に一挙4点を挙げた。3回表にもロペス・ディアス選手の長短打と木村一選手の死球で一死満塁とし、 二死後、木村拓選手が押し出し四球を選んで1点を追加。4回表には金本選手の右前打とロペス選手の敵失で一死一二塁とし、 二死後、新井選手が右中間へ適時二塁打して2点を追加。6回表には中込投手から浅井選手が右翼線へ適時三塁打で1点。 8回表には吉田豊投手を攻め、金本選手の左前打、ロペス選手の四球、浅井選手の左前打で一死満塁とし、 新井選手の右犠飛、木村一選手の左前適時打、代打廣瀬選手の右前適時打で3点を追加した。 先発長谷川投手は初回に安打の上坂選手を二塁に置いて広澤選手の適時打で1点を失った。 その後も5回裏の二死満塁など再三ピンチを作りながらも粘り強く投げ、7回までを初回の1失点に抑えた。 8回裏は小林投手、9回裏は菊地原投手で逃げ切った。11対1で大勝。 広島は3連勝で借金6。5年ぶりの阪神戦勝ち越しを決め、最下位を脱出した。

 試合結果

 打線が早々と苦手のハンセル投手を攻略しました。見事な速攻で初回に4点。 その後、若干拙攻気味ながら着々と加点し、最終的には11得点。一方的に押しまくりました。
 先発は2試合連続KO中の長谷川投手。 初回に失点した時は、大量得点をもらいながらKOされてしまった8月11日の横浜戦のことが頭をよぎりましたが、 その後は粘り強く投げてくれました。カーブを効果的に使っていたようですね。 前回の巨人戦でストライクを揃え過ぎたことを反省して、 意識的にボール球も投げたそうです。そのせいか四球も5個と多めで、7回終了時点で126球を費やすことになり、 完投はなりませんでした。黒田・高橋投手と並ぶ7勝目。
 菊地原投手は今日も登板。この展開で登板することになるとは思いませんでしたが、 本人はシーズン最多登板の球団新記録(球団記録は渡辺弘基投手の73試合)を狙っているそうなので、 周りが思うほど酷使されているとは思っていないのかも。3者連続三振の好投でした。
 この勝利で阪神に久々のシーズン勝ち越し。最下位からも脱出しました。 このまま最下位争いからは「おさらば」して、上の順位を争って欲しいですね。

ディアス、腰を痛めて途中交代

 ディアス選手は4回表の打席でスイングした際に腰を痛め、5回裏の守備から交代した。

 3打数2安打2打点の活躍だったのですが…。大事を取っての交代でそれほど大したことはないようです。

追加日程

9月
28(金) 横  浜−広  島 18:00(横 浜)
29(土) 横  浜−広  島 18:00(横 浜)
30(日) 広  島−ヤクルト 18:20(広 島)
10月
 3(水) 広  島−横  浜 18:20(広 島)
 5(金) 広  島−中  日 18:20(広 島)
 6(土) 広  島−中  日 13:30(広 島)
 7(日) 広  島−阪  神 13:30(広 島)
 8(月) 広  島−阪  神 13:30(広 島)
10(水) ヤクルト−広  島 18:20(神 宮)

8月23日

佐々岡、痛みをこらえて5セーブ目

 対中日戦、先発高橋投手は3回表に荒木選手の2号ソロ、ゴメス選手の14号2ランで3点を失った。 広島は4回裏に中日先発山本昌投手からロペス選手が左越えへ25号ソロを放ち2点差とした。 5回裏には木村一選手の敵失と代打町田選手の右越え二塁打で無死ニ三塁とし、 木村拓選手の二ゴロの間に1点を返した。東出選手の四球で一三塁とし、二死後、金本選手が左前へ同点適時打。 さらにロペス選手が中前適時打を放って1点を勝ち越した。 6回表からは玉木・小山田・菊地原・酒井投手をつなぎ、8回まで中日打線を零封。 最終回は佐々岡投手が浅井選手の失策をきっかけに一死二塁のピンチ。 さらに荒木選手の投手返しを右ふくはらぎに受けるアクシデント(内野安打)。 テーピングの治療を受けてマウンドに上がった佐々岡投手は井端選手に四球を与えて一死満塁とさらにピンチを広げたが、 続く立浪・ゴメス選手を抑えて逃げ切った。4対3で勝利。広島は2連勝で借金を7に減らした。

 試合結果

 最後のピンチでは逆転を覚悟しましたが、佐々岡投手が痛みをこらえて頑張りました。 気力だけで投げていたのではないでしょうか。あの必死の形相を見ていると「どうせ逆転されるんだろう」とか 「やっぱり佐々岡の抑えは駄目か」とか考えていたのが申し訳ないような気がしました。 明日以降投げられるかどうか右足の状態が気になります。
 山本監督は珍しく早々と5回裏に勝負手を打ってきました。2点差の無死一塁で高橋投手に代打町田選手。 町田選手は期待に応え、あわや本塁打かという右翼フェンス直撃の二塁打でチャンスを広げました。 これまでですと、あの場面では高橋投手に送りバントをさせて高橋投手は続投だったと思います。 中継ぎ投手陣が3日間の休養を取れたことと玉木・小山田投手が安定していることで、 思い切った投手交代が可能だったのでしょう。で、このチャンスの後に打線がつながって見事な逆転劇となりました。
 その後の継投もバッチリ決まりましたね。玉木・小山田・菊地原・酒井投手がそれぞれにきっちり役割を果たしました。 佐々岡投手が逃げ切ってくれて、彼らの好投が無駄にならなくて良かったです。
 先発高橋投手はまずまずの投球だったのですが、3回表は初球を狙い打ちされましたね。 うかつな点の取られ方という感じがしました。それでも5回を3失点にまとめ、 味方が逆転してくれたことで幸運な7勝目。

8月22日

黒田が1安打完封!金本・ロペス連続弾!

 対中日戦、広島は2回裏に中日先発バンチ投手から金本選手が右中間へ17号ソロを打ち込んで先制。 続くロペス選手もバックスクリーン右横へ24号ソロを運んだ。 4回裏には左前打の緒方選手が二塁へ進み、二死後、野村選手が右中間へ適時二塁打して追加点。 6回裏にも遠藤投手から緒方・金本選手の連続四球とロペス選手の左前打で無死満塁とし、 野村選手の中前適時打で1点を追加。紀藤投手の暴投でさらに1点を加え、5点をリードした。 先発黒田投手は力のある直球とフォークが冴え、中日打線につけいる隙を与えない。 4回表の井端選手の遊撃内野安打のみの1安打に抑え、1度も二塁を踏ませず完封。 5対0で快勝。広島は連敗を3で止めて借金を8とした。

 試合結果

 黒田投手が素晴らしい投球を披露しました。わずか1安打で完封勝利。 完封勝利は6月9日以来今季2度目。前回の登板での完投勝利に続き、2試合連続完投勝利。 完全に不調のトンネルを抜け出したようですね。効果的な打線の援護もありましたし、 安心して見ていられました。直球のMAXは148キロぐらいでしたか。 大阪ドームでは150キロ台を連発していたのですが、 おそらく広島市民球場のスピードガンは辛目の数字が出るのではないかと思います(逆に言えば大阪ドームは甘めの数字)。
 捕手は前回も黒田投手と組んだ木村一選手。前半戦の長谷川・倉コンビと同様、 黒田・木村一コンビは定番となりそうです。道原バッテリーコーチによると、 内角を思い切って攻めることができるのが木村一選手のリードの特徴だそうです。 打撃では1本いい当たりの中飛がありましたが、振り遅れやタイミングを外されることが多く、 ウエスタンの首位打者とはいえ、一軍ではなかなか自分の打撃をさせてもらえていません。 守りの方で手一杯かも知れませんが、ある程度は打たないとレギュラーにはなれないですから、 打つ方でもアピールしてもらいたいです。
 黒田投手がこの試合で許した唯一の安打。俊足井端選手の遊撃右へ飛んだやや高いバウンドのゴロでした。 山本監督が試合後にコメントしたように、東出選手が捕球した後に一瞬球を握り損ねたように見えました。 あれがアウトだったらノーヒットノーランだったのになあと思わないでもないですが、 終盤まで無安打だったらプレッシャーで黒田投手の投球がどうなっていたかわかりませんし、 あのプレーに関して東出クンをいじめるのはやめましょう(^^)。
 巨人戦の3連敗が嘘のような快勝。先発投手が試合を作れば勝負になるんですよねえ。

寺原をドラ1候補に

 前日に続きスカウト会議が開かれ、補強の基本を左投手と捕手としながらも、 日南学園高の寺原投手をドラフト1位指名の第1候補にすることを決めた。 その他、指名候補を約40選手に絞り、 石川雅規投手(青学大)、小田嶋正邦捕手(東海大)、石原慶幸捕手(東海大)、鴨志田貴司投手(水戸短大付高)、 山口弘佑投手(リースキン広島)、岡本直也投手(岡山理大付高)らの名前が挙がった。

 指名確定の際の入団意志、他球団の動向を探りながらということになるでしょう。 最初から指名を降りてしまうにはもったいなさすぎる投手という評価なのでしょうね。

8月21日

スカウト会議で寺原らリストアップ

 広島市中区の球団事務所でスカウト会議が開かれ、日南学園高の寺原隼人投手らをリストアップした。

 高校生の寺原投手は自由競争枠外。当然1巡目で指名されますから、 1巡目を指名できなくなる自由競争枠を使用すると指名できません。 そのために寺原投手獲得を目指す複数球団が自由競争枠を使わないようですから、 自由競争枠で狙える選手の幅が広がり、うまくすると即戦力選手が獲れるかも知れません (最近は逆指名外でも希望球団以外は拒否という姿勢を示す選手も多く、 それをドラフト戦略としてやる球団もあるでしょうから、 実際のところどういう状況になるかわかりませんが)。 ドラフト上位については、最初から高校生1本の指名で行くか、 自由競争枠で大学社会人の即戦力選手の獲得を目指しつつ、 うまく行かなかった場合に高校生を指名するか、大きく2つの方針があると思います。 どちらを選択するかですね。

中日戦、雨天中止

 広島市民球場で行われる予定だった中日戦は、 台風の影響による雨のために中止となった。

 これで先発ローテが少し変わってくるでしょうね。

8月20日

SATOの無責任先発予想

 21日から広島で中日3連戦。続いて阪神3連戦、西京極で1試合、 甲子園で2試合。計6連戦。
 広島の先発は高橋・黒田・鶴田・長谷川・横山・ラドウィック投手と予想します。 先の巨人3連戦では先発投手がさっぱりだったので、 最低でも6回3失点ぐらいの投球はしてもらいたいですね。
 中日の先発は朝倉・バンチ・山本昌投手でしょうか。 中日は6連勝中と波に乗っていますが、 投高打低のチームだけに、カープの投手が少し頑張れば接戦に持ち込めると思います。

8月19日

巨人に3タテ、借金今季最多タイ9

 対巨人戦、先発ラドウィック投手は初回に仁志選手の先頭打者本塁打を浴びた。 4回表にはマルティネス選手と阿部選手にソロアーチを浴びた。 5回表にも高橋由・松井に短長打を浴びて一死ニ三塁とされた後、清原選手に2点適時打を浴びてKO。 代わった小林投手も元木選手に適時三塁打を浴びた。 広島打線は巨人先発入来投手に7回まで零封。8回裏に田畑投手から緒方選手の4号2ランで2点を返して4点差としたが、 9回表に酒井投手が清原選手に2ランを浴びて駄目を押された。2対8で完敗。 広島は3連敗で借金は今季最多タイの9に膨らんだ。

 試合結果

 4連敗中で瀕死状態だった巨人にまさかの3連敗。 これで借金は今季最多タイの9に戻りました。勝率5割復帰とAクラス入りも遠くにかすみ、 最下位脱出を目標に戦わなければならない状況になってきました。
 先発はラドウィック投手。前回の登板の時に背中に痛みを訴えて降板しましたが、ローテ通りの先発でした。 力のある球を投げていたように見えましたが、ちょっと制球が甘かったですかね。 3試合連続で先発投手が中盤までに大量失点ということになってしまいました。 これでチーム防御率はついに4点台に突入。
 中継ぎエースの玉木投手が6点負けている場面で登板。普通ならば登板する場面ではないのですが、 これだけ負け続けると、負けている場面で投げる投手に負担がかかりすぎてしまいます。 中継ぎ投手陣の負荷分散ということで仕方がなかったと思います。
 明るい話題は小山田投手の3者連続三振ぐらいですかね。 来季以降のことを考えると、抑えの適性を試して欲しいと思います。

西山が1000試合出場達成

 西山選手は9回表の守備から出場。プロ入り通算1000試合出場を達成した。

 おめでとうございます。

ウエスタン情報

 試合結果

 投手陣は河内投手の6回2安打零封を含めて8回まで無失点も、林投手が山崎武選手にサヨナラ弾を被弾。 打線はわずか3安打で中日3投手に完封リレー許す。

8月18日

横山がまたひとり相撲

 対巨人戦、先発横山投手は初回に後藤選手の安打と自らの牽制悪送球で一死三塁とされ、 高橋由選手に適時打されて1点を失った。2回表にも元木選手の安打と自らのバント処理のミス、 仁志選手への死球で一死満塁とされ、後藤選手の犠飛で1点。高橋由・松井選手の連続適時打で4点差とされた。 さらに3回表には元木選手に9号ソロ、4回表には高橋選手に23号ソロを浴びてKOされた。 さらに小林投手が7回表に阿部選手の9号2ラン、8回表には後藤選手に1号ソロを浴びて9点差とされた。 広島打線は巨人先発河原投手に7回までわずか2安打に抑えられていたが、 8回裏にディアス選手の21号ソロと代打町田選手の8号ソロ、 9回裏には緒方選手の3号ソロで3点を返して完投負けは免れた。3対9で完敗。 広島は2連敗で借金は8に増えた。

 試合結果

 広島市民球場は今季初の3万2千人、超満員の観客で埋め尽くされました。 観客のパワーがカープナインの力になるかと思いましたが、結果は巨人のワンサイドゲーム。 終盤の3本塁打が最低限のファンサービスにはなったなといった試合でした。
 最大の誤算は横山投手。1日余分に間隔を開けてもらったのですが効果がありませんでした。 自らの守備でピンチを広げて痛打を浴びました。序盤の大量失点は昨日の試合と同じですが、 昨日は途中から長谷川投手が立ち直った分、次への期待が持てました。今日の場合は…。 横山投手はそろそろ本格的に再調整が必要かも知れません。
 救援陣では2番手酒井投手が2回2/3を1安打1四球を無失点と好投。 わけがわからないのが小林投手。2回で2本塁打浴びて3失点なのですが、 奪ったアウトが全て三振で6奪三振。一時期全く落ちなくなっていたフォークがよく落ちているんですよね。 菊地原投手は7点ビハインドの9回表に登板。 確かに他にいないので仕方ないのですが、 貴重な左の中継ぎ投手、しかもチーム最多登板投手を敗戦処理に起用しなければならないっていうのは厳しいですね。

祝!町田が代打本塁打球団新記録達成

 町田選手は8回裏に河原投手から代打本塁打し、通算代打本塁打14本の広島球団新記録を達成した。 これまでの記録は西田真二選手(現コーチ)の持っていた13本。

 おめでとうございます。レギュラーになれなかったからこその記録なので複雑な思いがあるかも知れませんが…。

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 試合結果

 松本選手が延長10回表に決勝本塁打。先発広池投手は7回まで無失点も、完投目前の9回裏に3失点で同点に。 スタミナ切れでしょうか。 昨日の試合で嶋選手が怪我をしたようで、この試合には欠場しています。好調だったのですが…。

8月17日

長谷川、悪夢の初回5失点

 対巨人戦、先発長谷川投手は初回に元木・高橋由・清原選手の安打で二死満塁とされ、 江藤選手の2点適時打、マルティネス選手の7号3ランで大量5点を先制された。 広島は巨人先発上原投手から2回裏に金本選手の左越え16号ソロで1点を返した。 長谷川投手はその後5回までを零封したが、6回表に酒井投手が2安打と犠打で一死ニ三塁とされ、 仁志選手の犠飛で1点を追加された。広島は7回裏に木村拓選手が右中間へ6号ソロを放って4点差に。 8回裏には金本・ロペス選手の連打で無死一三塁として上原投手をようやくKO。 代わった柏田投手から野村選手の二ゴロの間に1点を返したが、反撃もそこまで。 3対6で敗戦。広島の連勝は2で止まり、借金は7。

 試合結果

 長谷川投手は、ローテ通りならば横山投手先発のところを中5日で先発登板。初回に5安打を集中されて5失点。 ストライクを揃え過ぎたようです。2回以降は立ち直ったので、本当に惜しまれる初回の投球でした。
 打線は上原投手から再三チャンスを作りましたが、決定打が出ませんでした。 特に6回裏の無死満塁で無得点だったのは痛かったですね。 いつものノーガードの打ち合いに持ち込めそうな雰囲気はあったのですが…。 あれだけチャンスがありながら、結局取った点はソロ本塁打2本と内野ゴロの間による3点だけでした。

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 試合結果

 打線はブリトー選手の3安打など14安打で7得点。投手陣は山内投手が5回を7安打2失点。救援陣は無失点。 連敗を6で止めました。

8月16日

6回表に集中打で天敵ハンセルを攻略!

 対阪神戦、先発鶴田投手は初回に赤星選手への四球と犠打で一死二塁とされ、濱中選手に適時二塁打されて先制された。 阪神先発ハンセル投手を打ちあぐねていた広島打線は、 6回表に緒方選手の敵失、金本選手の右前打、ロペス選手の四球で無死満塁とし、一死後、新井選手が中前適時打して同点。 代打前田選手が右中間へ走者一掃の適時二塁打を放って3点を勝ち越した。 6回裏に好救援を見せた玉木投手は7回裏に安打と2つの四球で一死満塁とされ、 濱中選手に2点適時二塁打を浴びて1点差とされた。菊地原投手が桧山選手へ死球を与えて一死満塁とされたが、 小山田投手が木村拓選手の好守に助けられてこのピンチを切り抜けた。 9回裏は佐々岡投手が一死二塁のピンチを作ったが切り抜けた。4対3で勝利。広島は2連勝で借金を6に減らした。

 試合結果

 天敵ハンセル投手に苦しめられましたが、6回表のワンチャンスで逆転しました。 1週間ぶりにスタメンの新井選手が一死満塁から中前へ同点適時打。 左の井川投手を予想してのスタメン起用かと思ったのですが、 ハンセル投手の先発をカープの首脳陣は予想していたそうで、 ハンセル投手との相性の良さを考えての起用だったようです。2回表にも右前打を放っていますし、 見事期待に応えてくれました。
 そして前田選手。一死満塁から右中間突破の3点適時二塁打。 カープ打線がいつも苦しめられているチェンジアップを見事に弾き返したものでした。 ほんと良い場面で打ってくれました。さすがですね。
 鶴田投手。4月17日以来の先発になりました。 走者を許しながらも内外角を丁寧に突いてピンチを切り抜けるベテラン投手らしい投球でした。 4月17日以来の勝利で3勝目。
 玉木投手。6回裏は無死一二塁のピンチで好救援を見せました。試合の流れから見て、 あのピンチを切り抜けたことですんなり勝てるかと思いましたが、7回裏の2失点は予想外でした。
 小山田投手。150キロ台連発でした。矢野選手の右飛にはひやりとさせられましたが…。
 佐々岡投手。9回裏はまた先頭打者を出塁させてヒヤヒヤさせてくれました。 ま、終わり良ければ全て良しということで。4セーブ目。
 スタメンマスクは木村一選手。 軟投派の鶴田投手の好投を引き出したことで評価がまた上がったのではないでしょうか。
 木村拓選手。7回裏二死満塁から矢野選手の放った右翼後方への飛球を飛びついて好捕しました。 抜けていれば3点入っていたところでした。素晴らしいファインプレーでした。
 これで今季阪神から14勝目。阪神戦の負け越しの可能性がなくなりました。 去年まで4年連続で負け越していたのですが、これで苦手意識がなくなれば良いですね。

ヤクルトにマジックナンバー33が点灯

 ヤクルトに優勝へのマジックナンバー33が点灯した。

 横浜の勢いが止まってしまったのでヤクルトを追撃できそうなチームが見当たりませんねえ。