カープ日記
8月15日
豪腕復活!黒田11奪三振完投で6勝目
対阪神戦、広島は初回に阪神先発カーライル投手を攻め、木村拓選手の安打と金本選手の四球などで一死一三塁とし、
金本選手が牽制で一ニ塁間で挟殺される間に木村拓選手が本塁を陥れて先制。
3回表には四球の木村拓選手を一塁に置いて、東出選手がバスターエンドランで右越えへ適時二塁打。
東出選手三盗後、緒方選手の左犠飛でさらに1点を追加。5回表には木村拓選手の四球と盗塁、
東出選手の犠打で一死三塁とし、二死後、金本選手が右前適時打。金本選手の二盗三盗とロペス選手の四球で一三塁とし、
野村選手の中前適時打で5点をリードした。7回表には伊達投手を攻め、東出選手の四球、緒方選手の中前打、
金本選手の四球で無死満塁とし、ロペス選手が中前適時打して2点を追加した。
投げては先発黒田投手がMAX150キロを越える直球を軸に4回までパーフェクト。
7回裏に濱中選手の8号ソロ、8回裏に塩谷・カツノリ選手の長短打で2点を失ったが、
11奪三振無四球で完投した。7対2で快勝。広島は借金を7に減らした。
試合結果
黒田投手。6月22日以来の勝利、おめでとうございます。
大阪ドームのスピードガンが甘いのかも知れませんが、150キロ台を連発していました。
ここまで直球が走っていたのは久々ではないでしょうか。春先の調子が良かった時の球が戻ってきたように見えました。
去年も今ぐらいの時期から調子が上がって連続完投をやりましたので、
今年も今後は期待できるかも知れません。目指せ2ケタ勝利!
黒田投手と組んだのは今季初スタメンマスクの木村一選手。
この起用が予定通りだったか、西山選手の負傷のために急遽決まったことなのかわかりませんが、
攻守に活躍しました。打っては今季初安打を含む2安打。
守っては黒田投手の好投を引き出す好リードでした
(実のところ、素人の私には捕手のリードについてはどこがどう良いのかわからないんですけど(^^;)。
攻撃では足技が目立ちました。
初回の一三塁から金本選手が一二塁間で挟まれたプレーはトリックプレーだったとは思いにくいですが、
木村拓選手のタイミングの良い本塁突入で先制点につながりました。
3回表には東出選手が見事なバスターエンドランで右越え二塁打。木村拓選手が一塁から長躯ホームインしました。
直後の東出選手の三盗は緒方選手の犠飛を呼びました。5回表にも木村拓選手の二盗、金本選手のニ盗三盗を絡めて2得点。
痛快な攻撃でした。
祝!金本が通算1000試合出場達成
金本選手がプロ入り通算1000試合出場を達成した。
おめでとうございます。
ウエスタン情報
試合結果
先発横松投手は5回で3本塁打を浴びて5失点。
8月14日
谷中に4安打で完投許す
対阪神戦、先発高橋投手は2回裏二死二塁から沖原選手に不運な適時三塁打を浴びて先制を許した。
広島は3回表に阪神先発谷中投手を攻め、西山選手の死球と木村拓選手の四球などで一死一二塁とし、
東出選手の右中間への2点適時三塁打で逆転した。
先発高橋投手は毎回のピンチを粘り強く抑えていたが、
5回裏二死二塁から広澤選手に7号逆転2ランを浴びた。
7回裏にも広澤選手に8号ソロを浴び、矢野選手に三塁打されたところで降板。
代わった小山田投手が塩谷選手に適時二塁打を浴びて3点差とされた。
8回まで谷中投手に東出選手の2安打のみに抑えられていた広島打線は、
9回表にロペス選手の中前打をきっかけに二死二塁とし、ディアス選手の中前適時打で2点差としたが、そこまで。
谷中投手に完投を許した。3対5で敗戦。広島は借金8。率順5位に後退。
試合結果
谷中投手にしてやられましたね。球に切れがあって内外角をうまく突いていたように思います。
東出選手の2安打だけに抑えられるかと思いました。あとから考えると、
3回表に東出選手が三塁打を打った時に三塁をオーバーランした走塁ミスがもったいなかったですね。
一死三塁だったらもう1点くらい追加できていたかも。でもまあ、東出選手はよく打ってくれたので責めたくないです。
高橋投手。球に切れはあったと思います。ピンチの連続でしたが、走者を出してから良い球を投げていました。
しかし広澤選手の2発に沈みました。5回裏の逆転2ランは直球を続け過ぎましたね。
ベテラン選手への直球攻めはセオリー通りではあるのですが…。
あと、桧山選手の連続試合安打は止めてくれました。ここ4年ほど桧山選手にはヒットを打たれていないそうです。
西山、打球を受けて途中交代
西山選手は4回裏の守備中に沖原選手のファールチップを右鎖骨に受け、
6回裏から瀬戸選手に交代した。
大事でなければ良いですけど。
倉、あごを5針縫う
倉選手はウエスタンリーグ・ダイエー戦の9回表の守備の際、バックホームをあごに受けた。
広島市佐伯区の病院で5針縫い、全治10日の見込み。
嶋選手のバックホームが中途半端なバウンドになりました。あるいはちょっとイレギュラーしたのかも知れません。
お大事に。
ウエスタン情報
試合結果
テレビ新広島で中継がありました。
先発河内投手は7回を1失点の好投。なかなか良い投球だったようです。
林投手は球の伸びを解説の達川さんの褒められていました。MAX136キロぐらいですが、
確かに球に力はあるように見えました。スライダーの切れもなかなかのもの。制球がまだまだ大雑把な感じなので、
そこらへんが課題でしょうか。
野手で目立ったのは嶋選手と岡上選手。嶋選手は高め内角寄りの球をうまく引っ張って本塁打、
左前へのうまい流し打ちで計2安打。そろそろ一軍で経験を積ませたい気がしますね。
岡上選手は足の速さを再確認。足の回転がすごいですね。
8月13日
SATOの無責任先発予想
14日から大阪ドームで阪神3連戦、続いて広島で巨人3連戦。計6連戦。
阪神とは最下位攻防戦となりますね。注目点のひとつに阪神の桧山選手の連続試合安打があります。
現在28試合連続安打。もしこの3連戦で連続試合安打を継続されれば31試合になります。
ご存知のようにプロ野球記録は元広島の高橋慶彦選手の33試合。
広島投手陣にはぜひ桧山選手を抑えて、高橋選手の連続試合安打の記録を守って欲しいと思います。
では広島の先発予想を。河内投手の二軍落ち、ラドウィック投手の背筋痛で予想が少し難しくなっています。
河内投手の代わりは鶴田投手、ラドウィック投手の背筋痛は大したことがないと予想し、
高橋・黒田・鶴田・横山・長谷川・ラドウィック投手と予想します。
阪神の先発は谷中・カーライル・井川投手でしょうか。
今節は何とか最下位を脱出してもらいたいですね。
右足違和感の緒方が練習に参加
右足違和感で欠場している緒方選手。大阪市内のグラウンドで行なわれた練習に参加し、
フリー打撃を行なうなど軽めの調整を行なった。
無理は禁物です。
セが合同で入団テスト実施
セ・リーグ理事会が開かれ、12球団の自由契約選手を集めた合同入団テストを今秋2度行なうことを決めた。
また、近鉄・オリックスを除く10球団が参加する秋季教育リーグを11月8日から19日まで関東地区で開催する。
教育リーグは結局行なうんですね。
8月12日
8点差で快勝、横浜戦の連敗止める
対横浜戦、広島は4回表に横浜先発川村投手を攻め、金本・野村選手の安打と暴投で二死二三塁とし、
西山選手の中前適時打で先制。さらにラドウィック投手の中前適時打で2点目。
6回表には森中投手からディアス選手の左中間適時打で1点を追加。
8回表には吉見投手から野村・代打町田選手の短長打で二死ニ三塁とし、
木村拓選手の左前適時打、東出選手の右翼線への2点適時三塁打、浅井選手の左前適時打で4点を追加。
9回表にもディアス選手の20号ソロで1点を追加。
投げては先発ラドウィック投手が走者を許しながら6回途中まで無失点の好投。背中に痛みを訴えて6回裏に途中降板したが、
以降を小山田・菊地原・小林・玉木投手が抑えて完封。8対0で快勝。広島は連敗を3で止め、
対横浜戦の連敗も5でストップ。借金を7に減らし、率順は4位。
試合結果
打線は先制、中押し、駄目押しと理想的に加点。投手陣は先発ラドウィック投手が要所を締めて好投。
故障での途中降板は計算外でしたが、急遽救援登板の小山田投手をはじめ、救援投手陣が踏ん張って完封リレー。
投打がガッチリ噛み合っての快勝でした。ただし、7回終了時点までは3点差でしたし、
昨日のことがありますので、点差ほど楽勝といった感じはありませんでした。
菊地原投手。3点差の7回裏一死一二塁の場面で救援登板。昨日打たれた佐伯選手を見事三振させ、
鈴木尚選手も打ちとって昨日の雪辱を果たしました。登板試合はついに50試合。
ちなみに昨年度のカープの最多登板投手は高橋投手で、50試合でした。
ラドウィック、背中に痛みを訴えて途中降板
ラドウィック投手は6回裏の投球中に背中に痛みを訴えて降板した。アイシングの治療を受け、
様子を見て明日病院に行くかどうか決める。
ラドウィック投手は四球が多めでピンチの連続でしたが、伸びのある直球と切れのある変化球で好投しました。
これで2勝目です。ローテ投手の中では今一番調子が良いのではないでしょうか。
試合途中でのアクシデント降板はこれで何度目ですかね。次回の登板に影響がないと良いのですが…。
末永が左手中指骨折
末永選手がこの日のウエスタンリーグ近鉄戦の初回にバントしようとした際に投球を受け、左手中指を骨折した。
加療3週間。
9試合連続安打と好調だったのですが残念です。お大事に。
ウエスタン情報
試合結果
矢野投手が4回途中8安打でKO。救援佐竹投手も乱れる。打線は12安打で7得点。
8月11日
まさか8点リードを逆転されるとは
対横浜戦、広島は緒方選手の2号2ランや金本選手の15号3ランなどで4回表までに10対2と8点のリード。
しかし先発長谷川投手は谷繁選手に3ランを浴びるなど6回途中でKO。その後も横浜打線の猛追を受け、
10対9の1点差で迎えた9回裏、抑えの佐々岡投手が一死から代打中根選手を遊撃強襲安打で出塁させ、
今季ここまで4本塁打されている谷繁選手に逆転サヨナラ2ランを浴びた。
10対11で敗戦。広島は3連敗で借金8。対横浜戦5連敗。
試合結果
う〜ん。今日の負けはキツイっす。大勝のはずが大逆転負け。う〜ん。
一番の誤算は長谷川投手の不調。最近は安定感があったのですが、余計な四球を出していましたね。
大量リードで雑念が入ったのでは。まさかやっぱり倉捕手じゃないと駄目とか?う〜ん。
ミス絡みの失点もかなりありましたね。う〜ん。
中盤以降打線に追加点がなかったのも痛かったですが、10点も取っているんですから、ふつーそれで充分でしょう。
う〜ん。継投は長谷川投手をちょっと引っ張り過ぎだったかも。あとは8回裏も玉木投手続投で良かったかも。
鶴田投手は横浜に相性が良いですからわからないではないですけど。う〜ん。
佐々岡投手は谷繁選手に今季5本塁打目ですか。
佐々岡投手ほどの投手がどうして同じ打者にこれだけ打たれ続けるのか。う〜ん。
明日負ければ4連敗で、直前の4連勝がチャラになってしまいますねえ。う〜ん。
ベイスターズのみなさんには素晴らしい粘りを見せてもらいました。
カープナインのみなさんにも見習ってもらいたいです。
ウエスタン情報
試合結果
広池投手は8回を11安打自責点6。ここ3試合で24イニングを投げています。スタミナはかなりついてきているのでは。
打線はわずか4安打でスミ1。
8月10日
横山、5回を3安打なのに5失点KO
対横浜戦、先発横山投手は初回に石井琢選手への四球・盗塁、鈴木尚選手への四球で二死一三塁とされ、
小川選手に先制の適時打を浴びた。
4回裏には鈴木尚選手の死球・盗塁などで二死三塁とされた後、中根・谷繁選手へ連続四球で満塁とされ、
小宮山選手に2点適時打を浴びた。5回裏にも種田選手への四球などで二死二塁とされ、小川選手に12号2ランを浴びた。
横山投手はわずか3安打で5点を失い、5回でKO。広島打線は横浜先発の小宮山投手のコーナーを丁寧に突く投球にてこずり、
7回表に金本選手の四球とロペス選手の安打で作った一死一三塁から野村選手の一ゴロ併殺崩れの間に1点を返すのがやっと。
小宮山投手に完投を許し、1対5で完敗。広島は2連敗で借金7。対横浜戦4連敗。
試合結果
横山投手。打たれた安打はわずか3本でしたが、
初回の小川選手の適時打、4回裏の小宮山選手の2点適時打、5回裏の小川選手の2ランと、実に効率良く打たれました。
特に痛かったのが小宮山選手の適時打ですかね。二死三塁から中根・谷繁選手とは無理に勝負せず、
小宮山投手と勝負したのですが、初球の甘い直球を弾き返されました。
ま、とにかく四死球で走者を貯めたのが拙かったです。一人相撲で自滅したと言って良いでしょう。
横山投手の実力はこんなもんじゃないはずなので、本当にもどかしいです。
打線は小宮山投手から7安打で1点のみ。2試合連続で不発でした。ロペス選手がひとり3安打と気を吐きました。
緒方選手は左膝に疲れがたまっているという首脳陣の判断でスタメン落ち。
先のヤクルト戦では精彩を欠いていましたし、無理は禁物ですからこの判断は良いと思います。
8回表に代打で登場。中途半端なスイングで一ゴロでした。
小山田、河内に代わり出場選手登録
河内投手が出場選手登録を抹消され、小山田投手が出場選手登録された。
小山田投手はさっそく今季初登板。6回表1イニングを2安打無失点。直球は140キロ台の後半を連発していました。
ウエスタンでは150キロを出したそうで。今後に期待が持てそうです。
8月9日
河内連続KO!打線沈黙で5連勝ならず
対ヤクルト戦、先発河内投手は2回表にペタジーニ選手への四球と古田選手の二塁打で無死ニ三塁とされ、
岩村選手に右前適時打。木村拓選手の失策が絡んで2点を先制された。さらに一死三塁とされた後、
土橋選手の適時打で3点目。二死後、真中選手への死球で一二塁とされ、
宮本選手に2点適時二塁打を浴びてこの回大量5失点。3回途中でマウンドを降りた。
その後は小林・酒井投手が好投して味方打線の反撃を待ったが、
広島打線は3か月ぶりに登板したヤクルト先発山部投手に8回をわずか4安打に抑え込まれた。
9回表には菊地原投手が池山選手に4号ソロを浴びて駄目押し。
9回裏は五十嵐投手に抑えられ完封。0対6で完敗。広島の連勝は4で止まり、借金は6となった。
試合結果
河内投手は前回の登板と同じような結果に終わりました。
打たれ始めると歯止めが効きませんね。四死球が絡んで大量失点となっているのも痛いです。
山本監督は「1回下(二軍)に行って調整してもらう」とコメントしています。
一軍での実績も少なく、2試合連続での大量失点ですから仕方ないでしょう。
しっかり二軍で鍛えてきて欲しいです。これで鶴田投手がローテ入りしますかね。
一方、小林・酒井投手は好投しました。特に酒井投手は直球に伸びがありましたし、
落ちる球が面白いように決まっていました。3回を2安打5三振無失点。
敗戦処理から格上げされて、次は僅差の場面で起用されるかも知れません。
打線は山部投手を打てませんでした。久々の一軍マウンドということで、ある程度は打てると思ったんですけど。
初回の無死三塁で点が入らなかったのが痛かったですね。
あそこで山部投手の出鼻をくじいておけばまた違った展開になったかも知れません。
その他のチャンスらしいチャンスは6回裏の一死一二塁だけでした。
中継ぎ投手陣が頑張っていたので、早めに反撃していれば勝負になったんですけど。
木村一、倉に代わり出場選手登録
倉選手が出場選手登録を抹消され、木村一選手が出場選手登録された。
前節、長谷川・西山コンビで好結果が出たことで、こうなることを予想した人も多いのではないでしょうか。
捕手はディフェンス第一ですが、倉選手はあまりに打てなさ過ぎました。
木村一選手は3回表途中からマスクを被り、小林・酒井投手の好投を引き出しました。
先発起用もありそうですね。楽しみです。
田村恵、ヘルニア手術
田村恵選手が広島市内の病院で頚椎ヘルニアの手術を受けた。2週間程度入院する見込み。
お大事に。
ウエスタン情報
試合結果
先発山内投手は4回を8安打自責点4。二軍相手にこれでは厳しいですね。
8月8日
首位ヤクルトを連破!4連勝
対ヤクルト戦、広島は初回にヤクルト先発ホッジス投手を攻め、木村拓選手の安打、東出選手の四球、
緒方選手の犠打で一死ニ三塁とし、金本選手が右中間へ適時二塁打して2点を先制。
さらにロペス選手が左前適時打し、野村選手が左翼線二塁打で続いた後、ディアス選手の右犠飛でこの回計4点。
先発黒田投手は2回表に土橋選手の適時打、3回表に真中選手に3号ソロを浴びて2点差とされたが、
3回裏にディアス選手が右中間に19号2ランを放って再び4点差に。
しかしピリッとしない黒田投手は4回表に土橋・副島選手に適時打を浴びて2点差とされ、この回限りでマウンドを降りた。
広島は菊地原・小林投手で5回表をしのいだが、6回表に登板した鶴田投手が二死から安打と四球の後、
稲葉選手に21号逆転3ランを浴びた。その裏、2つの四球などで二死一二塁とした後、
木村拓選手が松田投手から右翼フェンス直撃の2点適時三塁打を放ち、再逆転に成功。
7回表からセットアッパー玉木投手を送って逃げ切りを図ったが、8回表に飯田・宮本選手の長短打で同点とされた。
その裏、寺村投手を攻め、ディアス選手の左前打、西山選手の犠打、代打前田選手の敬遠四球で一死一二塁のチャンス。
二死後、東出選手が中前へ適時打を放って1点を勝ち越した。9回表はストッパー佐々岡投手が3人でピシャリ。
9対8で勝利。広島は4連勝で借金5。
試合結果
3連勝中の勢いでしょうか。初対決のホッジス投手からいきなり4点。黒田投手の立ち上がりはまずまずで、
ひょっとしたら楽勝かもと思いましたが、さすがに首位を行くヤクルトは強いです。
1度は逆転され、結局ノーガードの打ち合い、追いつ追われつのシーソーゲームになりました。面白い試合でした。
投手陣が打たれましたが、それを打線がカバーしました。8回裏に決勝打を放った東出選手。
最近打撃絶好調です。打った瞬間は遊直かと思いましたが、宮本選手が左寄りの守備位置だったので、
きれいに中前へ抜けました。6回裏に逆転三塁打を放った木村拓選手。積極的な初球攻撃でした。
逆転されてヤクルトに流れが傾いていたのですが、あれで「行けるぞ」という感じになりましたね。
その他、みなさん、よく打ってくれました。
佐々岡投手は3試合連続セーブ。昨日「1点差だと恐い」と書いたのですが、
1点差の今日の試合では3人でピシャリ(「3人でピシャリ」良い響きだぁ)。変化球が多めの配球で、
特にスライダーが良かったと思います。下手にまっすぐの勢いで勝負しなかったのが良かったように思います。
この調子でお願いします。
故障から復帰の鶴田投手は救援で登板。稲葉選手に3ランを浴びました。宮本選手への四球が痛かったです。
玉木投手とともに右の中継ぎの2枚看板になってくれると嬉しいのですが…。
黒田投手。4点リードをもらって6勝目のチャンスだったんですけどね。点をもらった直後に失点という悪いパターン。
3回裏にディアス選手に2ランを打ってもらったところで立ち直らないといけませんでしたね。
球はそこそこ走っていたようなんですけど。来週は良い投球を見せて下さい。
ウエスタン情報
試合結果
横松投手は初回に平下選手に2ラン。2回表に無死満塁のピンチを切り抜けると、3回表と4回表は3人ずつ。
しかし5回表に梶原・根本・寺田選手に適時打されて一挙6失点。
佐藤康投手は7回裏に吉本・新井選手にソロアーチ。
打線は2回裏に兵動選手の2ランと伊与田選手のソロで1度は逆転。
7回裏には伊与田選手のこの試合2本目のソロアーチ、末永選手の適時打で2点。
8月7日
高橋好投、6勝の壁破った
対ヤクルト戦、先発高橋投手は2回表に古田選手に12号ソロ、
3回表に飯田選手に1号ソロを浴びて2点のリードを許した。
広島打線は4回裏にヤクルト先発入来投手から金本選手が中堅左へ14号ソロ、
5回裏に木村拓選手が右中間へ5号ソロを放って同点。
8回裏には河端投手を攻め、木村拓選手の四球、金本選手の敬遠四球などで二死一二塁とし、
ロペス選手が左前適時打して勝ち越し。さらに野村選手の右前適時打、ディアス選手の左前適時打で3点をリードした。
4回以降再三のピンチを切り抜けた高橋投手は8回2失点で9回表のマウンドを佐々岡投手に譲った。
佐々岡投手はラミレス・土橋・副島選手に安打されて1点を失ったが何とか逃げ切った。
5対3で勝利。高橋投手は自己シーズン最多の6勝目。広島は3連勝で借金6。
試合結果
高橋投手、自己シーズン最多の6勝、おめでとうございます。
なかなかこの6勝目が挙げられなくて苦労していましたが、ようやく勝ってくれました。
実に5月19日以来の勝利となります。
5回表の無死満塁をはじめ、かなりのピンチがありましたが、よく踏ん張ってくれたと思います。
次回も好投すればひとつの壁を越えたと見て良いのではないでしょうか。
打線は金本・木村拓選手の久々の本塁打で同点。8回裏は見事な集中打。
ロペス選手は前の打席での併殺打を帳消しにする決勝打。
その後、野村・ディアス選手が続いたのも結果的には大きかったですね。
一方で不安を残したのが佐々岡投手。1点を失い、一発出れば同点の場面を作ってしまいました。
3点差でこれでは1点差とかだとちょっと恐いです。
やっているとは思いますが、とにかく先頭打者を打ち取ることに全力を尽くしてもらいたいです。
これで3連勝。ミスも相変わらず出ているんですが、その後を踏ん張ってミスを帳消しにしているのは良いと思います。
この調子で連勝を伸ばしてもらいたいですね。
鶴田が出場選手登録
鶴田投手が出場選手登録された。
さて、どういった形での復帰後初登板になるでしょうか?
河野と朝山が手術
河野投手が右肘関節内の軟骨切除手術を受けた。2週間程度の入院後、9月中旬に投球練習を再開できる見込み。
また、朝山選手は左膝関節の遊離軟骨除去手術を受けた。2週間入院する見込みで復帰時期は未定。
去年から右肘を痛めていた河野投手ですが、結局手術ということになりました。
朝山選手ともども今季中の復帰は無理そうですね。お大事に。
ウエスタン情報
試合結果
両軍計8本塁打が乱れ飛ぶ打撃戦の末に敗戦。先発遠藤投手は7回を13安打9四死球11失点。
1試合被本塁打5はウエスタンタイ記録。嶋選手は2本塁打で5打点。岡上選手は3安打。
8月6日
西山がホームページを開設
西山選手がカープの現役選手としては初の公式ホームページを開設した。
アドレスはhttp://www.nishiyama32.net。
西山選手、ページ開設おめでとうございます。今後が楽しみです。
佐藤康、出場選手登録抹消
佐藤康投手が出場選手登録を抹消された。
1試合しか登板機会がありませんでした。まずまずの初登板だったのですが…。
SATOの無責任先発予想
7日から広島でヤクルト3連戦、続いて横浜で横浜3連戦。計6連戦。
優勝へ驀進中のヤクルト、好調が続く横浜が相手。広島も投打が噛み合って2連勝しましたが、
厳しい6連戦になりそうです。
広島の先発はローテ通り、高橋・黒田・河内・横山・長谷川・ラドウィック投手と予想します。
鶴田投手が投げる可能性もあるかな?
ヤクルトの先発は入来・ホッジス・寺村投手か。
チーム浮上のため、セ・リーグを盛り上げるため、ぜひとも3連勝してもらいたいですね。
8月5日
やった!ラドウィック来日初完封勝利
対阪神戦、阪神先発星野伸投手の前にチャンスを作りながら4回まで得点できなかった広島打線は、
5回裏に登板した中込投手を攻略。西山・ラドウィック選手の連続四球、木村拓選手の犠打、
東出選手の敵失で一死満塁のチャンス。緒方選手が中犠飛を上げて先制。
金本選手が一塁線を破る適時二塁打、ロペス選手が左中間へ23号3ランを放ち、この回一挙5点。
6回裏には西川投手を攻め、二死からラドウィック・木村拓・東出選手の3連打で満塁とし、
緒方選手が左前へ適時打して2点を追加した。
先発ラドウィック投手は直球と変化球の切れ・制球ともに抜群。
5回以降をパーフェクト、1度も三塁を踏ませず、2安打無四球で阪神打線を零封。
今季初勝利を来日初完封で飾った。
7対0で勝利。広島は2連勝で借金を7に減らし、率順4位に浮上。
試合結果
ラドウィック投手、今季初勝利、来日初完封勝利、おめでとうございます。
一軍再昇格以降、打線の援護に恵まれず勝ち星こそ付いていませんでしたが、安定した投球が続いていました。
ついにやってくれましたね。わずか2安打というのも凄いですが、やはり無四球というのが大きかったですね。
ヒーローインタビューを見て気がついたのですが、いかつい顔も笑うとかわいい顔になりますね(^^)。
打線は星野伸投手から散発的に安打してチャンスを作っていましたが、
緩急を使う巧い投球にしてやられていました。それだけに5回裏に投手が変わった時はビックリしました。
あれで流れが変わったように思います。5回裏は阪神のミス絡みとはいえ、見事な集中打でした。
6回裏も二死からあれだけ打線がつながるとは。これで6試合連続の2ケタ安打。この調子を維持して下さい。
ウエスタン情報
試合結果
前日の貧打一転。松本選手の2発など5本塁打11得点で快勝。
8月4日
やっと止めた
対阪神戦、先発長谷川投手は初回に赤星・桧山選手の長短打で1点を先制された。
広島はその裏、阪神先発ハンセル投手を攻め、東出選手の中前打、ハンセル投手の牽制悪送球、
緒方選手の死球で一死一三塁とし、金本選手の二ゴロが敵失を誘って同点とした。
2回表に塩谷選手の1号ソロを浴びたものの、その裏、西山選手の左前打と木村拓選手の四球で二死一二塁とし、
東出選手の中前適時打で同点とした。3回裏には金本・ロペス選手の連続中前打で一死一三塁とし、
野村選手の中前適時打で1点を勝ち越した。3回以降立ち直った長谷川投手だったが、
5回表に赤星選手にプロ初アーチを浴びて同点とされた。
試合は膠着状態に入ったが、8回裏に弓長投手から先頭金本選手が死球を受け、一死後、盗塁と暴投で三塁へ。
野村選手が左中間へ適時二塁打を放って勝ち越した。さらに葛西投手からディアス選手の左中間適時三塁打で1点を追加し、
西山選手の四球で一三塁。代打前田選手が代わった遠山投手から中前適時打を放って3点をリードした。
9回表は佐々岡投手が先頭エバンス選手に安打されたが、後続を抑えた。6対3で勝利。
広島は連敗を8で止め、借金を8に減らした。
試合結果
ようやく連敗を止めてくれました。長かったですね。これからどれだけ巻き返せるかわかりませんが、
8月中に借金を完済することを目標に頑張ってもらいたいです。
決勝打を放ったのは野村選手。左の弓長投手からうまく左中間へ運びました。
3回裏にも1度は勝ち越しとなる適時打を放っています。
苦しいチーム状況の中、ベテランの意地を見せてくれました。
先発はタイガースキラーの長谷川投手。塩谷・赤星選手という伏兵に一発を浴びてしまいましたが、
8回を3失点の好投。チーム最多タイの6勝目を挙げました。
コンビを組む捕手はいつもの倉選手ではなく西山選手。捕手が変わったことを不安に思いましたが、大丈夫だったようですね。
ガムとか倉選手とか依存するものが減って行って、どんどん一本立ちしていく感じです。
ここまで来たらぜひ2ケタ勝利を狙って欲しいですね。
佐々岡投手は1998年6月3日以来のセーブ。
先頭打者にヒットを打たれた時は前回のメッタ打ちの記憶が頭をかすめて嫌な予感がしましたが、
杞憂に終わりました。さすがに3点差あれば大丈夫でしたね。僅差で先頭打者に打たれるのは拙いので、
そこだけ気をつけてこの調子で頑張って下さい。
ウエスタン情報
試合結果
先発広池投手は6回まで無失点の好投も7回裏に相川選手に逆転満塁弾を浴びています。
打線は13四球を選んで3得点も、安打は8回表の末永選手の1本のみ。
川口投手との対戦は前回も同じような内容でした。暴投が6もありますし、荒れまくりで打てないのでしょうね。
8月3日
12安打でわずか2点、8連敗
対阪神戦、先発横山投手は2回表に1四球と2安打で一死満塁とされ、
沖原選手の遊ゴロを東出選手が適時失策して2点を先制された。
その裏、ロペス選手が阪神先発井川投手から22号ソロを放ち1点差としたが、
3回表に四球の赤星選手に盗塁された後、桧山選手に適時打を浴びた。
5回裏に西山選手が2号ソロを放って1点差とし、なおも二死満塁として井川投手をKO。
しかし7回表に玉木投手が二死から星野修選手に四球を与え、盗塁された後に上坂選手に適時打を浴びた。
広島打線は12安打したが5併殺が響き、決定打が出なかった。
2対4で敗戦。広島は今季初の8連敗で借金は9。
試合結果
12安打もしながら5併殺が響きわずか2得点。その2得点はソロアーチ2本によるもの。
効率が悪いったらありゃしない。せめて走者がいる時の本塁打だったら良かったんですけどね。
横山投手は直球が全く走っておらず、制球も悪かったです。直球のスピードは140キロに届かないことが多かったです。
先頭打者に四球を許すことも4度。よく6回3失点で済んだものです。
東出選手は3安打猛打賞。初回の失策は痛かったですが、
高いバウンドだったので失策がなくても1点は入っていたでしょう。
明日は長谷川投手の先発が予想されます。ここ最近では先発投手陣の中で最も安定しているように思います。
阪神との相性も良いですし、連敗を止める最大のチャンスでしょう。
ウエスタン情報
試合結果
鶴田投手が4回2安打、佐竹投手が5回無安打で完封リレー。森笠・松本選手が3安打。
7月月間MVP発表
7月の月間MVPが発表された。セは横浜の木塚投手と阪神の桧山選手。
パはダイエーの星野投手とロッテのボーリック選手。
おめでとうございます。
セ順位決定方式変更へ
勝利数優先のセ・リーグの順位決定方式が変更される見通しとなった。
順位決定は勝率を優先し、勝率1位チームと勝利数1位のチームが違う場合にプレーオフが行なわれるように変更される。
今季終了後に正式決定される。
優勝チームの決め方自体は実質今年と変わらないですが、今年の方式だと途中経過で盛り上がれないですからね。
同じ成績でも今年と来年で順位が違ってしまうことがあるんですね。
カープは引き分けが多いので、今年も勝率順ならば少しでも順位が上になる可能性があるのですが…。
8月2日
14安打9得点も連敗止まらず
対横浜戦、初回にプロ初先発の横浜吉見投手を攻め、緒方選手の中前適時打と野村選手の内野ゴロで2点を先制した。
しかし先発河内投手は2回表にドスター選手の犠飛で1点差とされ、
3回表に5安打を集中されて4点取られたところでKO。代わった小林投手も吉見投手の適時打と内野ゴロの間に失点。
さらに5回表には谷繁選手に3試合連続の10号2ランを浴びて7点差とされた。
広島は5回裏に緒方選手の適時打と金本選手の犠飛で2点を返し、プロ初勝利の権利を得る目前の吉見投手をKO。
6回表に菊地原投手が谷繁選手の適時打で1点を失ったが、6回裏に米投手から東出選手の適時打で1点。
さらに杉山投手から金本選手が右中間へ2点適時二塁打して3点差とした。
7回表に石井琢選手の3号ソロで4点差とされたが、
8回裏に緒方選手が斎藤投手から左越えへ1号2ランを放って2点差に追いすがった。
しかし反撃もここまで。9対11で敗戦。広島は今季初の7連敗で借金は8。
試合結果
5回表の時点で7点差をつけられたにもかかわらず打線は猛反撃。「ひょっとして逆転するかも」と思わせてくれました。
前の2試合でも5点ずつ取っていますし、打線は上向きになっていると思いたいですね。
河内投手は初回を3人で片付けたので調子良いのかなと思ったのですが、
あんなに打たれてしまうとは。なにごとも経験なので、また先発のチャンスを与えてあげて欲しいです。
中継ぎ投手陣が小刻みに失点したのも結果的には痛かったですね。
今年はここまで投高だったのですが、3試合連続の2ケタ失点でチーム防御率4点台が目前に迫ってきました。
緒方が球団6000本塁打
緒方選手は8回裏に斎藤投手から今季初アーチを放った。これが球団創設以来通算6000本塁打。
勝って記録に花を添えたかったところです。
河内、森笠に代わり出場選手登録
森笠選手が出場選手登録を抹消され、河内投手が出場選手登録された。
森笠選手、ニ軍でガンガン打って、また一軍に戻ってきて下さい。
ウエスタン情報
試合結果
先発横松投手は7回途中で10安打自責点3。ちょっと打たれ過ぎか。
ヤング投手は1回打者7人を1安打自責点3。四球連発でしょうか。兵動選手が1本塁打を含む3安打。
8月1日
黒田も火だるま!6連敗で借金7
対横浜戦、先発黒田投手は2回表に種田選手の適時打と谷繁選手の9号3ランで4失点。
3回表にはズーバー選手の2点適時打を浴びてKO。代わった小林投手も谷繁選手に適時打を浴びた。
さらに4回表には小川選手に12号3ラン、5回表にも石井琢選手に適時打を浴びて11点差をつけられた。
横浜先発バワーズ投手を攻め切れなかった広島打線は、
7回裏に野村選手の二塁打をきっかけにディアス選手の左犠飛で1点を返した。
8回裏には細見投手を攻め、東出・廣瀬選手の短長打の後、金本選手が右前適時打して2点。
ロペス選手が左越えへ2試合連続の21号2ランして6点差とした。
しかし9回表に酒井投手が相川選手に2号ソロを浴びた。5対12で敗戦。
広島は6連敗で借金は今季最多の7。
試合結果
黒田投手、どうしちゃったんでしょうか。オールスターでの3者連続三振の面影が全くありませんでした。
直球も走っていなかったようですし、背筋痛の影響があったのでしょうか?
移籍初登板となった佐藤康投手。低めを丁寧につく投球でまずまずの結果。
ウエスタンで投げていない時期がありましたが、腰が悪かったようですね。
今季初登板の酒井投手。一発を浴びて1点を失いましたが、ハツラツとした活きの良い投球でした。
2回で4奪三振。
後半戦無安打だった東出選手。ようやく後半戦初安打を放ち、計2安打でした。
この調子でヒットを量産してもらいたいですね。
ウエスタン情報
試合結果
17安打11得点で打ち勝つ。末永・松本・鈴衛選手が3安打。
先発遠藤投手が中盤大量失点するも小山田投手で逃げ切る。