カープ日記


7月31日

佐々岡打たれる!5連敗で借金6

 対横浜戦、先発高橋投手は初回に鈴木尚選手の適時打で1点を先制された。 広島は3回裏に横浜先発川村投手を攻め、木村拓選手の適時打と緒方選手の適時二塁打で逆転した。 しかし4回表二死無走者から小川選手への四球と中根選手の安打で一二塁とされ、 種田選手に2号逆転3ランを浴びて2点をリードされた。 5回裏には高橋投手の2号ソロで1点差としたが、6回表一死満塁から代打相川選手の犠飛で再び2点差とされた。 しかし6回裏に中野渡投手から緒方選手の安打と金本選手の四球で無死一二塁のチャンス。 ロペス選手の遊ゴロは6−4−3と渡り、一塁はセーフのタイミングだったが判定はアウト。 二死三塁から野村選手が右翼右へ適時二塁打して1点差に迫った。 8回裏は斎藤投手に二死とされたものの、ロペス選手が左翼席へ起死回生の20号ソロを放ち同点。 8回表と9回表は玉木投手が締め、10回表に佐々岡投手が今季初の救援登板。 しかし佐伯選手に右前打され、 鈴木尚選手の遊ゴロは遊撃手ディアス選手が二塁にベースタッチした後で打球を捕球してしまい、 内野安打となって無死一二塁。 さらに小川選手の送りバントは佐々岡投手とロペス選手の間を抜けて満塁。代打ズーバー選手の左前適時打、 種田選手の左前適時打、谷繁選手の8号満塁弾で一挙6失点。5対11で敗戦。 広島は5連敗で借金は今季最多の6。

 試合結果

 広島市民球場で観戦してきました。今日は打線が5点も取ったのですが、投手が打たれてしまいました。 投打の歯車が噛み合いませんね。ま、9回まではシーソーゲームで楽しめました。
 抑えに転向した佐々岡投手が打たれてしまいました。 同点での佐々岡投手投入については、裏の攻撃で延長戦だったので、 リードしてからの投入という可能性は全くありませんでしたので、問題ないと思いました。 連敗をぜひとも止めたいところでしたし。
 佐々岡投手はかなり不運でしたかね。まずはディアス選手のミス。 鈴木尚選手の遊ゴロは打球を捕って二塁ベースを踏んで一塁へ送球という形になれば良かったのですが、 打球が二塁ベースの少し右に飛んでいて、 二塁にベースタッチしてベースから離れた後に打球を捕ってしまう形になりました。 一塁へは送球しても間に合わないタイミングだったので、捕った後ベースタッチするなり、走者に直接タッチするなりして、 二塁を確実に殺していればなあと思いました。 プレーの流れの中で審判にアウトと判定してもらえるだろうというディアス選手の判断だったのでしょうけど。 「二兎を追うもの一兎も得ず」ってやつですね。 次は小川選手のバント処理のミス。佐々岡投手とロペス選手の間を抜けて行きました。 小川選手がうまいところに転がしたということなのでしょうが、 どちらかといえばロペス選手が処理すべき打球だったようです。 2人とも相手が捕るだろうと思ったように見えました。 と、まあ、結局いつものようにミスが命取りになったように思います。
 6回裏の小林和塁審のミスジャッジも痛かったですね。 「ロペス選手は足が遅い」という予断があってジャッジしてしまったように思います。 あそこは打線がつながったはずのところだっただけに…。 負けたことを審判のせいにするのは格好悪いような気がするので、これ以上は書きません。
 先発の高橋投手。またも6勝目ならずです。4回表を除けばまずまずの投球だったんですけど。 4回表二死無走者から小川選手への四球が痛かったですね。打撃の方は良かったです。 右翼席中段へライナーで本塁打。送りバントもきっちり決めました。
 打線。野村選手の3安打が目立ちました。 6回裏の二塁へのヘッドスライディングはまさに「燃える男」という感じでした。 ロペス選手の同点弾も6回裏の併殺打の借りをきっちり返したという感じで良かったんですけど。 あの一発でイケルと思ったんですけどね。

酒井、山内に代わり出場選手登録

 山内投手が出場選手登録を抹消され、酒井投手が出場選手登録された。

 山内投手は前回の登板では敗戦処理のような形でした。 その時は無失点でしたが、球の勢いが感じられませんでした。
 酒井投手はウエスタンではここ4試合ほど好投が続いているようです。

ウエスタン情報

 試合結果

 矢野投手は8回3安打5四球自責点1で完投負け。井生選手が3安打するも土井投手に完封負け。

7月30日

SATOの無責任先発予想

 31日から地元広島で横浜3連戦、続いて阪神3連戦。計6連戦。 6連勝と勢いに乗る横浜、球宴前の勢いが消えてしまった阪神が相手です。
 広島の先発は阪神戦はローテ通り横山・長谷川・ラドウィック投手でしょう。 横浜戦は先発6人衆のうち、まだ投げていない高橋・黒田・河内投手でしょう。 順番はちょっとわかりません。 連敗ストップに初戦黒田投手と行きたいところですが、 背筋痛の回復具合次第ですね。 河内投手は登板時に誰かを抹消しなければなりませんので、 なるべくあとに投げさせたいのではないでしょうか。 一応、高橋・黒田・河内投手の順番と予想します。
 横浜の先発は、順番はわかりませんが、 バワーズ・川村・細見投手あたりでしょうか。
 とにかく早く連敗を止めて、 1度大きな連勝をしてさっさと勝率を5割に戻したいですね。

7月29日

貧打拙攻、ラドウィックも見殺し

 対中日戦、先発ラドウィック投手は初回にゴメス選手に8号先制2ランを浴びた。 ラドウィック投手はその後を踏ん張り6回をこの2点のみに抑えた。 広島は中日先発野口投手を打ちあぐねていたが、 6回表に木村拓・ディアス選手の連続バント安打、緒方選手の犠打で一死ニ三塁とし、 金本選手の遊ゴロの間に1点差とした。 9回表にも金本・ロペス選手の連続内野安打で無死一二塁としたが、 続く野村選手が犠打を失敗してチャンスを生かせなかった。 1対2で敗戦。広島は4連敗で借金は今季最多の5。対中日戦6連敗。

 試合結果

 9回表の野村選手のバント失敗は痛かったですね。 成功していれば一死二三塁になっていて新井選手の右飛で同点だったのになと思ってしまいました。
 6回表の3連続バント攻撃は見事でした。攻撃で良かったのはあそこぐらいでしたね。
 先発のラドウィック投手は好投しました。まだ今季未勝利ですが、見殺しにされている試合も結構ありますからね。 ゴメス選手の一発ですが、北別府コーチは「低めの好きなゴメスにあの球を投げたのは失投」 といった意味のコメントをしていますが、西山捕手の構え通りのコースに行った球ですからね。 ラドウィック投手は責められません。
 東出選手が今季初のスタメン落ち。9回表に代走で出場しました。 山本監督は「精神的に疲れているようなので休ませないといけないかな」とのこと。 遊撃にはディアス選手が入りました。好プレーもありましたが、ちょっと軽率かなと思えるプレーもありました。
 前田選手は左太もも痛で欠場。
 これで借金は5。前田・緒方選手のスタメン復帰で快進撃が始まることを期待していたので、 正直なところショックは大きいです。ま、地元広島に戻っての巻き返しに期待するしかないですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 広池投手が味方の4失策に足を引っ張られながら9回8安打自責点1で完投勝利。

7月28日

長谷川2失点完投、スタメン復帰緒方追撃二塁打も…

 対中日戦、先発長谷川投手は好投していたが、6回裏に井上・ゴメス選手の短長打、山崎武選手への四球で一死満塁とされ、 関川選手の一ゴロをロペス選手が適時失策して1点を先制された。 7回裏には森野選手の左前打と井上選手への四球などで二死一二塁とされ、ゴメス選手に右前適時打を浴びて2点差とされた。 山本昌・落合投手に7回まで抑えられていた広島打線は、8回表にディアス選手の左前打をきっかけに二死二塁とし、 3月31日以来の先発出場となる緒方選手が右中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち、1点差とした。 しかし後続がなく、9回表はギャラード投手に締められた。1対2で敗戦。広島は3連敗で借金は今季最多タイの4。 率順5位に転落。対中日戦5連敗。

 試合結果

 山本昌投手が良かったんでしょうね。前半戦にもよく見せられた投手見殺しの試合でした。
 長谷川投手は制球はイマイチだったようですが、球に勢いがあり好投しました。8回を2失点。 ロペス選手の失策、6回裏と7回裏のゴメス選手の詰まった飛球がポテンヒットになってしまったのは不運でした。
 7回表はひとつのポイントでしたね。無死一塁で倉選手に代打新井選手。 倉選手を交代させたということは長谷川投手にも代打を出すんだろうなと思っていました。 無死一二塁になって長谷川投手がそのまま打席に。結果はバント失敗の併殺。 直後に木村拓選手に内野安打が出たので、もし送りバントが成功していたら点が入っていたのになあと思ってしまいました。 続く一三塁のチャンスでは、今季ここまでフルイニング出場の東出選手に代打町田選手を送りましたが不発。 この回の拙攻で流れが完全に中日に傾いたように思います。
 7回表、長谷川投手がファーストストライクをバスター攻撃したことについて。 今年はバントの失敗が目立ちますが、カープに限らずどこのチームも結構失敗しているように思います。 これはバント技術の低下という要因もあるかも知れませんが、 守備側が思い切ったバントシフトを敷いてくることも大きいと思います。 極端なバントシフトは打者に大きなプレッシャーがかかりますからね。 ですから思い切ったバントシフトを取らせないためにも、 時々はバスターをやっておかないといけないのではないかと思います。 もちろんバントシフトをかいくぐることができるバント技術を身につけてくれればそれが一番良いんですけど。
 緒方選手は3月31日以来の先発出場。6番中堅手。ようやくスタメンで出場できるようになったんですね。 嬉しいです。打では8回表に右中間フェンス直撃の大きな当たり。 守備でも5回裏に井端選手の右中間を抜けそうな飛球を好捕しました。 今後の活躍に期待します。

前田、左太もも痛で途中交代

 前田選手は1回表の走塁中に左太ももがつり、大事を取って1回裏の守備から交代した。

 前田・緒方選手がスタメンに揃って喜んでいたのですが…。スタメン復帰したと思ったら2試合目にして早くも途中退場。 金本選手の遊ゴロの時に遊撃手の井端選手を避けるような動作をしたのですが、あの時痛めたのでしょうか? 大事を取っての交代ということなので、それほどひどい状態ではないと思いますが、 今後コンスタントに試合に出続けられるのか不安ですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 鶴田投手が5回を3安打無失点の好投。一軍復帰へ向け視界良好か。 打線は9四球で3得点も安打は鶴田投手が放った1本のみ。

7月27日

今季初スタメン前田が2安打するも…

 ペナントレース後半戦がスタート。対中日戦、広島は初回に中日先発バンチ投手を攻め、 二塁打の木村拓選手を東出選手が送り、昨年7月7日以来の先発出場となる前田選手が右前適時打して先制。 さらにロペス選手の右前打で二死一二塁とし、野村選手が右前適時打して2点目。 3回まで2安打と好投していた先発横山投手は、4回裏に四球のゴメス選手を一塁に置き、 山崎武選手に20号2ランを浴びて同点。さらに関川選手に1号ソロを浴びて逆転された。 6回裏には立浪選手に5号ソロを浴び、この回限りでマウンドを降りた。 7回裏には救援の小林投手が二死から福留選手に8号ソロアーチを浴び、井端選手にも二塁打。 代わった菊地原投手が井上選手に適時二塁打、ゴメス選手に7号2ランを浴びた。 2回以降バンチ投手に抑えられていた広島打線は、8回表に前田幸投手を攻め、一死から前田・金本選手の連打の後、 ロペス選手の左中間適時二塁打、野村選手の内野ゴロで2点を返したが、反撃もそこまで。 4対8で敗戦。広島は2連敗で借金3。対中日戦4連敗。

 試合結果

 とりあえず前田選手のスタメン復帰を喜びましょう。3番右翼手。初回にいきなり技ありの先制適時打。 野村選手の右前打で二塁からホームイン。足は大丈夫かなと思いながらちょっとヒヤヒヤしました。 8回表には流し打ちで2安打目。さすがの打撃を見せてくれました。
 前田選手のスタメン復帰で打線が劇的に良くなるかもと期待をしていましたが、 なかなかそうは行きませんでしたね。初回の2点で「やっぱり前田がいると違うなあ」と思わせてくれましたが、 あとがいけませんでした。2回以降バンチ投手からはチャンスらしいチャンスが作れませんでした。 8回表の2点は、中日が大量リードで継投を手加減をしたために取れた点だったように思います。 ま、打線への前田効果については数試合見てからの評価になりますね。
 先発横山投手は3発を浴び、6回4失点KOでした。打たれた本塁打3本はいずれもカットボールが甘くなったもの。 これだけ打たれればカットボールを投げない方が良いのではないかとも思えますが、 カーブが決まらないのでカットボールに頼らざるをえないようです。
 中継ぎ投手陣も踏ん張れませんでした。2点負けていたので玉木投手は出せませんし、 継投についての采配には問題ないと思いました。気になったのは菊地原投手。 今季はほぼ唯一人の信頼できる左の中継ぎ投手として活躍してきましたが、ここ3試合打たれていますし、 交代の際に見せた今にも泣き出しそうな表情。自信を失いかけているのではないかと心配です。 立浪選手の打球が当たった左手も心配ですし。

佐藤康、出場選手登録

 佐藤康投手が出場選手登録された。

 移籍後初の一軍入りです。

ウエスタン情報

 試合結果

 先発横松投手は6回を6安打3失点。今季初登板の小山田投手は2/3を自責点2。 甲斐選手が今季初の欠場。

7月26日

抑えは佐々岡

 山本監督は抑えとして佐々岡投手を起用することを明言した。 また、前田選手を27日から先発起用することも明かした。

 佐々岡投手は威圧感こそないものの投球は安定しています。 立ち上がりが若干不安定なのが気にはなりますが、前回抑えをやっていた時よりは巧さがありますので、 しっかり抑えをやってくれるでしょう。佐々岡投手が抜けた先発陣が大丈夫かどうかの方が気になりますね。
 ちなみに下記の先発予想は佐々岡投手の抑え転向を知る前に書きましたが、 黒田投手はオールスター第3戦に投げていますし、背筋痛だったらしいので、 この中日3連戦での登板はないのではないかと思います。

SATOの無責任先発予想

 27日からペナントレース後半戦がスタート。 広島はナゴヤドームで中日と3連戦。
 今回の先発予想はわからないことが多すぎてあてずっぽうです。 後半戦のスタートということでローテがリセットされたこと、 抑え投手が誰なのかわからないので、ローテ投手が誰かわからないことが理由です。
 まず、抑え投手ですが、オールスター前の北別府コーチの言葉を信じると、 黒田投手か高橋投手。去年から救援時の高橋投手の投球の印象が悪いので、 黒田投手と予想しておきます。 すると、ローテ投手は佐々岡・横山・長谷川・高橋・ラドウィック・河内投手となりそう。 鶴田投手も復帰しそうなので、 ラドウィック・河内投手と合わせてこの3人のうち2人が相手チームとの相性等も考慮しての起用でしょうか。
 対戦相手と各投手との相性を考慮するため、 各投手の対戦チームごとの防御率を見てみましょう。
ヤクルト巨人横浜中日阪神
佐々岡3.60(10)4.35(20.2)2.63(48)4.15(21.2)1.38(26)
横山3.27(11)4.70(7.2)-1.93(14)0.00(2)
長谷川5.00(9)2.08(13)-2.84(12.2)0.71(25.1)
高橋3.43(21)4.81(33.2)7.84(10.1)3.97(22.2)4.09(11)
ラドウィック6.28(14.1)32.40(1.2)5.63(8)2.57(7)3.86(16.1)
河内-0.00(5.2)9.00(2)-3.00(3)
鶴田--0.00(7)0.00(8)3.60(5)
黒田2.79(29)5.40(36.2)1.00(9)1.09(24.2)3.00(6)
となっています(()内は投球回数)。
 7月27日から9月2日までの日程を見ると、 節前半はヤクルト3巨人0中日3横浜6阪神3、 節後半(7月27日〜29日はこちらに入れています) はヤクルト0巨人6中日3横浜3阪神6という試合数です。 8月は6連戦が続きますので、先発投手は6人を中6日で回していくと仮定しますと、 節前半の3人と節後半の3人はいつも同じということになりますので、 相性によって2組にグループ化してみてはどうでしょうか? とりあえず、巨人と阪神に相性が良さそうな長谷川投手は節後半に出てきそうな感じです。 あとはちょっと何とも言えませんね。
 そしてオールスター第3戦で投げた佐々岡投手はこの中日3連戦には投げないと予想します。
 あとはヤマカンに頼るしかないですねえ。 横山・長谷川・高橋投手でどうだっ!

7月24日

球宴、黒田が3連続奪三振

 サンヨーオールスター第3戦、全セは初回に高橋由・ペタジーニ選手のソロアーチで2点を先制。 しかしその裏、全パはカブレラ選手の3ランで逆転。全セは3回表に松井選手の3試合連続弾で同点。 しかしその裏、全パは中村選手の3試合連続となる2ランで勝ち越し。 4回表に全セは木村拓選手の中越え適時三塁打で1点差としたが、 その裏、佐々岡投手が木村拓選手の失策をきっかけにローズ選手に適時二塁打を打たれて2点を追加された。 6回裏には城島選手がソロアーチを放ち、4点差とした。全セ打線は5回以降得点できず、8対4で全パが勝利。 MVPは勝ち越し2ランの中村選手。
 広島勢。金本選手が6番左翼手で先発出場。右前打、遊ゴロ、二ゴロの3打数1安打。
 木村拓選手は9番二塁手で先発出場。中飛、中堅フェンス直撃の適時三塁打、空振り三振の3打数1安打1打点。 球宴初打点を記録。
 佐々岡投手は4回裏から2回を3安打2奪三振2失点自責点0。
 黒田投手は7回裏に登板。中村・カブレラ・小笠原選手を3連続空振り三振のパーフェクト。

 試合結果

 黒田投手の3連続奪三振は見事でした。古田捕手もきっちりリードしてくれましたね。 オールスターと言えば「直球勝負」みたいに言われていますが、それでは打者有利なのは明らか。 中村選手には直球しか投げなかったように見えましたが、カブレラ・小笠原選手にはうまく変化球を使いました。 背筋痛だったようですが、これぐらい投げられれば大丈夫かな。
 木村拓選手、初打点おめでとうございます。本人もびっくりしたようですが、打球がよく飛びましたね。 直後の守備でよりによって佐々岡投手の足を引っ張ってしまったのは拙かったですが…。
 佐々岡投手。ローズ選手に打たれた球は高めの甘い球でしたね。ま、自責点は0ですから。
 今年のオールスターは本塁打がたくさん出て、オールスターらしいオールスターだったような気がします。

岡上が出場選手登録抹消

 岡上選手が出場選手登録を抹消された。

 投手枠を減らして野手枠を増やしていたので、誰かを抹消しなくてはなりませんからね。 岡上選手は足は一軍レベルであることを証明しました。二軍で守備の安定感と打力を磨いてください。

7月22日

球宴、木村拓が左前打

 サンヨーオールスター第2戦、全セは3回裏に松坂投手(武)を攻め、石井琢選手(横)の適時打、 ペタジーニ選手(ヤ)の2点適時打、松井選手(巨)の2ランで一挙5点。 その後も全セ打線は着々と加点し、球宴新記録となる23安打で12得点を挙げた。 全パも松井(武)・中村(近)・田口(オ)・カブレラ(武)選手の一発などで6得点したが失点が大き過ぎた。 12対6で全セの勝利。MVPは球宴新記録となる1試合5安打を打ったペタジーニ選手。
 広島勢。金本選手は7回裏に代打で盛田投手から一ゴロ。 木村拓選手は8回表から二塁守備。8回裏に小林雅投手(ロ)から左前打。

 試合結果

 昨日は全パ打線は迫力あるなあと思いました。全セ打線は見劣りしているかなと思いましたが、 なかなかどうしてやるじゃないですか。23安打の中に金本選手の貢献がないのはちょっと残念かも。 木村拓選手は8回裏二死から左前打して、次打者ペタジーニ選手の5安打目をアシストした形ですね。 佐々岡・黒田投手はここまで登板がなく、札幌ドームで揃い踏みのようです。

長谷川良平氏、殿堂入り表彰

 横浜スタジアムで行なわれたオールスター戦の試合前に野球殿堂入りの表彰式が行なわれ、 カープ関係で創設期のエース・元監督の長谷川良平氏、元監督の故・根本陸夫氏が表彰された。

 おめでとうございます。

カープナインがナイター練習

 18時から広島市民球場でナイター練習が行なわれた。 オールスター組、来日する家族を迎えに行ったディアス選手を除く一軍選手が参加した。

 オールスター期間中、全く身体を動かさず長期休暇というわけにはいかないですからね。

7月21日

球宴、高橋が2回無失点

 サンヨーオールスター第1戦、全パは初回、 全セ先発の入来祐投手からローズ選手の犠飛と中村選手のソロアーチで2点を先制。 2回表、全セは松井選手が全パ先発の黒木投手からソロアーチを放ち、1点差とした。 しかし入来祐投手は3回裏にも谷選手の2点適時二塁打と暴投で3点を失った。 救援した入来智投手も松中選手に適時二塁打を浴びた。4回裏には松井選手のソロアーチで6点差とした。 その後は両軍とも無得点。7対1で全パの勝利。全パは連敗を8で止めた。
 広島勢。金本選手は3番左翼手で先発出場。空振り三振、左飛、中飛の3打数無安打。 試合前の本塁打競争では5スイング中2発。
 木村拓選手は途中出場で二塁守備。9回表に三ゴロ。
 高橋投手は6回裏から2イニング。城島選手に左前打、ローズ選手に四球を与えたが、2回を無失点。

 試合結果

 高橋投手は2回を1安打無失点。入来兄弟が勢いづけた全パ打線を零封。概ね球が低めに集まっており、 まずまずの好投だったのでは。自信にしてもらいたいですね。

7月20日

黒田か高橋を抑えに

 シュールストロム投手の戦線離脱で空席の抑え投手。北別府コーチは 「シュールストロムの復帰までは、黒田か高橋を抑えに回さなくてはならない」と後半戦の構想を明かした。

 佐々岡投手は先発ローテの軸。横山投手は右肩に不安。長谷川投手は救援で結果出ず。 消去法で黒田・高橋投手が残ったということでしょうかね。

F球宴、佐竹が一発浴びてMVPメーカーに

 コナミフレッシュオールスター2001が東京ドームで行なわれた。 全イは4回裏に山本投手(近)から相川選手(サ)の適時失策、飯山選手(日)の左前適時打、 里崎選手(ロ)の犠飛で3点を先制。その後も里崎選手の2ランなどで着々と加点し、10点。 全ウは8回表に蔵本選手が酒井投手から3ラン。 9回表に捕逸で1点を返したが、失点が大き過ぎた。10対4で全イが勝利。
 広島勢。岡上選手が7番左翼手で先発出場。空振り三振、遊ゴロ、空振り三振の3打数無安打。 7回裏に飯山選手の左翼後方への飛球をジャンピングキャッチする好守備を見せた。 8回表に代打を出されて交代。
 木村一選手は6回表に代打で登場し、そのままマスクをかぶった。中飛、遊ゴロの2打数無安打。 遊ゴロは安打性の当たりだったが内川選手(横)の好捕に阻まれた。6回裏には田中充選手(サ)に盗塁を許した。
 佐竹投手は7回裏に登板。高橋信(日)・内川選手に短長打を浴び、一死後、飯山選手の左犠飛で1失点。 続く里崎選手に左越えへ2ランを浴びた。1回打者6人に3安打1奪三振自責点3。

 試合結果

 佐竹投手。右打者には苦しいんでしょうかね。里崎選手には低めのカーブだかスライダーをうまくすくわれました。 MVPメーカーになってしまいました。
 岡上選手。選球眼が悪かったですね。ボール球を空振りばかりしていました。 ウエスタンのテレビ中継で見た事がありましたが、あんなに選球眼は悪くなかったと思ったのですが。 その時はストライクで勝負してくれてたからかな?守備では良いプレーを見せてくれました。
 木村一選手は2打席ともしっかり球をとらえていたように思います。 田中充選手の盗塁は投手がモーションを盗まれていたようです。

7月19日

え?最下位で前半戦終了

 対ヤクルト戦、先発ラドウィック投手は2回裏に古田・岩村選手の連続二塁打で1点を先制された。 4回裏には稲葉選手の20号ソロで2点差とされた。 ヤクルト先発石井一投手の前に6回までわずか1安打の広島打線は、 7回表にロペス選手の左越え18号ソロアーチで1点差とした。 しかし7回裏に長谷川投手が東出選手の失策と岩村選手の遊撃内野安打で無死一二塁とされ、 ラミレス選手にバックスクリーンへ16号3ランを打ち込まれて4点差とされた。 粘る広島は9回表にロペス選手が五十嵐投手から左中間へ2打席連続の19号2ランを放って2点差としたが反撃もそこまで。 3対5で敗戦。広島は勝率順で3位ながら勝利数順で最下位に転落。 36勝38敗5分借金2でオールスターまでの前半戦を終了。

 試合結果

 結果的には長谷川投手がラミレス選手に打たれた3ランが痛かったですね。 オールスター前なので先発投手陣を救援に起用するのは当然ですが、 長谷川投手は前回の救援時も良い結果が出ませんでしたし、救援向きではないのかも知れません。
 その時出していた走者はいずれも東出選手絡みのものでした。 まず古田選手の高いバウンドの遊ゴロを思い切って前に出てバウンドを合わせ損なって失策。 岩村選手の同じようなゴロを今度は待って捕って一塁へ送球しましたが間に合わず内野安打。 直前のプレーを失敗したために消極的になってしまったのでしょうね。
 先発はラドウィック投手。本人は調子が悪かったと言っていますが、 5回を2失点ですからまずまずの好投でしょう。山本監督によると、 後半戦は先発投手陣(佐々岡・黒田・高橋・横山・長谷川・ラドウィック・河内投手か) の中からひとりを抑えに回すそうなので、ラドウィック投手はこのままローテ入りするんじゃないでしょうか。
 当たりの止まっている打線。1番に福地選手、9番に東出選手を入れる工夫をしましたが効果がありませんでした。 石井一投手が良かったこともあって、ロペス選手の2発による3点のみ。
 前田選手は9回表一死一塁で代打。一発出れば同点という場面でした。 良い感じで打球が上がったと思ったのですが、芯を外れていたようで、中飛に倒れました。
 これで前半戦終了。勝利数順ではなんと最下位ということになってしまいました。 借金は2ということで、これは去年の前半戦終了時の借金3とほとんど変わらない数字。 今年は去年より頑張っているなと思っていたのでちょっと意外です。 去年と違うのは、去年は野村・緒方・前田選手が後半戦いなくなってしまったのに対し、 今年はこの3選手がスタメンを張れるかどうかはともかく、チームにいてくれるということです。 それに先発投手陣は充実していますから、前途の明るさは去年の比ではないと思います。

山本監督が前半戦総括

 山本監督が試合前にインタビューに答え、前半戦を総括した。 「毎年そうだが、ペナントレースは8月から9月にかけてが一番の勝負どころ。 そこまで何とか着いて行って勝負は8月9月。そのラインとしては今が最低の目標ライン。 戦える戦力だと思うし、前田・緒方が帰ってきてスタメンで出れるようになると、 打線はかなり厚みを増してくるようになるので、投手陣を含めると、もっと伸びていいんじゃないかという気がしますね」。

 前半戦は先発投手見殺しの試合が目立ちましたし、全体的には投高打低という印象でした。 後半戦は打線の奮起が鍵。前田・緒方選手がスタメンで活躍できるかどうかがひとつのポイントでしょうね。

玉木に第2子誕生

 玉木投手夫人の由美子さんが第2子長男を出産した。

 おめでとうございます。

7月18日

やったぜ!新井千金の決勝弾!

 対ヤクルト戦、広島は初回にヤクルト先発入来投手を攻め、 木村拓・浅井選手の連打で一死一三塁とした後、金本選手の内野ゴロの間に1点を先制した。 先発佐々岡投手は球を低めに集める丁寧な投球で6回まで5安打無失点の好投。 7回裏に岩村・ラミレス選手の連打、土橋選手の犠打で一死二三塁のピンチ。 副島選手の一ゴロで三塁走者岩村選手を三本間に挟んだが瀬戸選手がタッチを空振りして落球。 同点とされた。しかし9回表、代打新井選手が河端投手から左翼席へ千金の13号決勝ソロアーチ。 8回裏無死一二塁のピンチを切り抜けた玉木投手が9回裏も3人で締めた。2対1で勝利。 広島は連敗を3で止め、借金は1。対ヤクルト戦の連敗も4で止めた。

 試合結果

 木村拓選手の打球見失い、瀬戸選手のポロリ、高橋投手の危険球、などなどいろいろあった試合ですが、 佐々岡投手の好投、玉木投手の好救援、そして新井選手の決勝弾で勝利することができました。 ディアス・東出・野村選手らの好守備も見逃せない勝因です。
 新井選手がやってくれました。右の河端投手だったので前田選手の代打起用の可能性もあったと思いますが、 3回表以降無安打で全く点が入る気配がなかったので、山本監督は新井選手の一発に期待したのでしょうね。 ヒーローインタビューでは「来た球を打つだけ」と言っていましたが、ある程度変化球を狙っていたのではないでしょうか。 真ん中やや低めの変化球を見事に左翼席へ運びました。
 玉木投手は好救援。7回裏に嫌な感じで同点にされ、 8回裏は高橋投手の四死球で流れはヤクルトに行きかけていました。 無死一二塁、絶体絶命に近いピンチでしたが見事に切り抜けてくれました。これで4勝目。
 佐々岡投手も好投でした。2回裏一死満塁のピンチは入来投手のスクイズを失敗させて切り抜けました。 7回裏に瀬戸選手の拙いプレーで同点にされたものの、 ヤクルトの走塁ミスにも助けられてその後のピンチを切り抜けたのが大きかったと思います。 この7回限りで交代。まだまだ行けたように思いますが、 首脳陣には前回佐々岡投手を引っ張り過ぎてやられたことが頭にあったのでしょう。 またも打線の援護が薄く、佐々岡投手自身に勝ち星が付かなかったのは残念でしたが、 チームが勝利したことで佐々岡投手の好投が無駄にはなりませんでした。
 これで借金は1。明日勝って勝率5割でオールスターを迎えたいですね。 後半戦、マイナスからではなく、0からの再スタートと行きたいところです。

高橋、危険球で退場

 高橋投手は8回裏にペタジーニ選手の頭部に死球を与え、危険球で退場処分となった。

 何をしに出ていったのかわからない投球でしたね。そろそろ復調してくれないと困ります。

7月17日

前田が帰って来た

 前田選手が出場選手登録された。 対ヤクルト戦、9回表に代打で登場。島田投手から中堅左後方へ良い当たりの中飛を放った。 これが昨年7月20日以来の出場。

 お帰りなさい。いいバッティングをしましたね。トホホな試合の中、ほとんど唯一の見所だったかも。

じ・め・つ・・・

 対ヤクルト戦、広島は初回にヤクルト先発藤井投手を攻め、中前打の東出選手が盗塁を決め、 金本選手が四球を選んで二死一二塁とした後、ロペス選手が左前適時打して1点を先制した。 その裏、先発横山投手は2四球1安打で二死満塁とされ、岩村選手の右中間に上がった飛球でピンチを脱したかに見えたが、 右翼手町田選手が目測を誤って捕れず。3点適時三塁打となって逆転された。 3回裏には東出選手の失策の後、ペタジーニ選手に中越えへ27号2ラン。 4回裏には四球の後、横山投手が自らバント処理をミスして一死一三塁とされ、稲葉選手に適時打を浴びた。 横山投手は4回KO。5回裏は小林投手が岩村・真中選手に適時打を浴びて2失点。 7回裏には山内投手が土橋選手に2点適時打を浴び、8回裏には菊地原投手が稲葉選手に19号2ランを浴びた。 広島打線は7回表に新井・瀬戸選手の短長打で二死二三塁とした後、暴投で1点を返したのみ。 2対12で大敗。広島は3連敗で借金2。対ヤクルト戦4連敗。

 試合結果

 町田選手の拙い守備から始まり、東出選手の失策。 横山投手は味方に足を引っ張られて気の毒だなと思っていましたが、自らも失策。 制球が悪く四球が多かったのも拙かったですね。 攻撃でも金本選手の三塁オーバーラン。ひどい試合になってしまいました。 これだけの大敗が久しぶりということは、これまできわどい試合を続けていたということで、 喜ばしいことなのかも知れません。
 こんな試合になってしまうとどれだけ投手を節約するかが監督の腕の見せ所だと思うのですが、 オールスター前ということもあってか惜しげもなく菊地原投手まで投入。 山内投手を2イニング行っても良かったと思うんですけど。
 ロペス選手が先制打。ここ数試合良く打っていますが、走者がいる時に打っていないのが気になっていました。 チャンスで打ってこそのロペス選手ですからね。この調子で頑張って下さい。

町田が右肩負傷で途中交代

 町田選手が1回裏の守備で岩村選手の右中間への飛球に飛びついた際、右肩を痛めた。 2回裏の守備から大事を取って廣瀬選手と交代した。

 あの守備はいろいろな意味で痛かったということになりますね。

7月16日

SATOの無責任先発予想

 17日から神宮でヤクルト3連戦。オールスター前最後の3試合です。
 広島の先発は横山・佐々岡・黒田投手と予想します。 前節は中継ぎ投手を使いすぎていますので、 先発投手にできるだけ長い回投げてもらいたいですね。 そしてラドウィック・長谷川投手もおそらくリリーフスタンバイでしょう。
 ヤクルトの先発は藤井・入来・石井一投手でしょうか。
 オールスター後の後半戦に望みをつなげるためにも、 率順1位のヤクルトとのゲーム差を1つでも縮めておきたいですね。

前田が一軍練習に合流

 前田選手が一軍の練習に合流した。

 やっと帰って来てくれましたね。

河内、出場選手登録抹消

 河内投手が出場選手登録を抹消された。

 オールスター前に登板機会がないからでしょう。

二軍が社会人と交流試合

 広島球団は今秋から広島県野球連盟に加盟する社会人チームと交流試合を行なう。 ウエスタンの試合減やハイサイリーグの廃止で若手の実戦の場が減った広島と、 レベルアップを図りたいアマ側の思惑が一致した。 広島からは二軍選手が参加し、10月に10試合程度行なう予定。

 どのぐらい勝てるかな?お互いに良い経験になるといいですね。