カープ日記


6月30日

黒田が3発浴びて連勝止まる

 対巨人戦、先発黒田投手は2回裏に高橋由選手に10号ソロを浴びて1点を先制された。 広島は3回表に巨人先発入来投手を攻め、ディアス選手が左越えへ15号ソロを放ち同点。 金本選手が四球で歩いた後、ロペス選手が右中間へ適時二塁打して1点を勝ち越した。 好投していた黒田投手は7回裏に清水選手に6号ソロを浴びて同点。 8回裏には清原選手の内野安打の後、高橋由選手に11号2ランを浴びて勝ち越された。 粘る広島は9回表に條辺投手から野村・緒方選手の安打で一死一二塁としたが、岡島投手に後続を切られた。 2対4で敗戦。広島の連勝は3でストップ。対巨人戦の連勝も5でストップ。 借金1。6月を8勝9敗1分で終えた。

 試合結果

 黒田投手。8回を投げて3本塁打で4失点。 まずまずの好投でしたが、序盤から球が高めにくることがしばしばで、 巨人の重量打線を相手にした場合にこの結果は仕方ないかなという気がしました。 清水選手の同点弾、高橋由選手の勝ち越し弾の時、マウンド上でガックリとへたり込む姿が印象的でした。
 打線。先制された直後の3回表にはディアス選手の本塁打とロペス選手の適時二塁打ですかさず逆転しました。 しかしその後追加点が取れませんでした。 6回表にディアス選手の安打と盗塁でつかんだ無死二塁のチャンスを潰したのが痛かったですね。 9回表も野村選手、緒方選手がよく打ってくれて粘ったのですが…。 2得点だけでは勝つのは難しいでしょう。
 山本監督の采配で気になったのは、ひとつは7回裏から新井選手に代えて守備固めで廣瀬選手を起用したこと。 まだ1点差でしたし、守りに入るのが早過ぎるかなと思いました。 結果論ですが、9回表の最後の代打が倉選手ということで、攻めゴマが足りなくなってしまいました。 もし新井選手を右翼に置いたままにしておいて守備でミスしたりしていたら、 どうして守備固めをしなかったんだということになったかも知れませんが…。
 もうひとつ。9回表、代打浅井選手に対して投手が岡島投手に交代。浅井選手に代打町田選手を起用したこと。 「浅井対岡島」よりも「町田対岡島」の方が期待できそうです。しかし次の打者まで考えた場合、 「町田・倉対岡島」より「浅井・町田対岡島」の方が期待できたのではないかと思いました。
 6月は1つ負け越しで終了。6連敗があったにしてはまずまず。 ただし、ヤクルトがかなり貯金を増やしていますから、 上位を狙うならばそろそろ貯金モードに入っていかないといけません。

ウエスタン情報

 試合結果

 雨天中止続きで久々の試合でした。今季ダイエー戦初勝利。ラドウィック投手は6回を3安打1失点の好投。

6月28日

阪神を3タテ!勝率5割復帰

 対阪神戦、4回表にロペス選手が阪神先発福原投手から左越えへ16号先制ソロアーチ。 5回表には一死から木村拓選手の中前打と東出選手の四球で一二塁とし、 ディアス選手の右前適時打、金本選手の中犠飛で2点を追加した。 7回表には弓長投手を攻め、内野安打の木村拓選手を東出選手が二塁へ送った後、ディアス選手が2試合連続の14号2ラン。 4回裏二死満塁以外は危なげない投球を続けていた先発長谷川投手は、 7回裏二死一塁から代打広澤選手に右越え適時三塁打を浴びて4点差とされた。 しかし9回表に二塁打の東出選手がカツノリ選手の捕逸で二塁から一気にホームインして再び5点差に。 9回裏、完投目前の長谷川投手はクルーズ選手に13号ソロを浴びた後、 エバンス選手の安打とカツノリ選手への四球で一死一二塁とされて降板。 最後は玉木投手が締めた。6対2で勝利。広島は阪神を3タテ。勝率を5割に戻した。 対阪神戦の3タテは1996年5月17日〜19日以来。

 試合結果

 長谷川投手が好投しました。完封ペースだったのですが、7回裏に失点。 9回裏にはクルーズ選手の本塁打の後にピンチを招いて完投も逃してしまいました。 試合後のヒーローインタビューでは「完投できず情けない」といった意味のことをコメントしていました。 これまでならば「勝てばOK」だったと思うのですが、目指すレベルが一段上がったということなのでしょう。 4勝目。
 打線は6得点。2回表に無死満塁のチャンスを逃した時は阪神に流れが行くかと思いましたが、 その後、小刻みに得点しました。中でも目立ったのは3安打3打点のディアス選手。 5月初めの猛打が戻ってきましたね。この調子をできるだけ長く続けて欲しいです。
 抑えに登板したのは玉木投手。シュールストロム投手はやはり一昨日足を痛めた影響があるのでしょうね。 玉木投手はピシャリと2人を抑えて2セーブ目。
 これで30勝30敗、借金を完済しました。ズルズル行きそうなところで何とか踏ん張ってくれました。 できれば連勝を伸ばして上位2チームに少しでも近づきたいですね。

6月27日

心やすらか、佐々岡スイスイ完投勝利

 対阪神戦、広島は3回表に阪神先発ハンセル投手を攻め、一死から東出選手が二塁内野安打で出塁して盗塁を決め、 ディアス選手が左中間へ13号先制2ランを放った。7回表には野村選手の敵失と新井選手の四球、 西山選手の犠打で一死ニ三塁とし、ハンセル投手の三塁牽制をエバンス選手が後逸する間に2点を追加した。 先発佐々岡投手は低めを丁寧に突く投球。 4回裏に藤本・濱中選手の長短打で1点を失ったものの、内野ゴロの山を築き、7安打で完投した。 4対1で勝利。広島は2連勝で借金1。

 試合結果

 佐々岡投手が今季3度目の完投勝利で5勝目。4回裏と5回裏にちょっと危ない場面もありましたが、 それ以外はスイスイと投げました。低めへの制球が良く、内野ゴロの山を築きました。 ここのところ打線の援護がなく気の毒な状況が続いていましたが、 3回表にディアス選手の2ランで早々と得点してもらい、終盤には阪神のミスで幸運な駄目押し点。 4点あれば充分でした。
 打線はこれまで5連敗中の天敵ハンセル投手から4得点。 3回表に東出選手が足で揺さぶってディアス選手が一発。 7回表の棚ぼたの2点も、しっかり西山選手が送りバントを決めたから取れたものです。 ハンセル選手を完全に攻略したという感じではないので、次回の対決でどうなるかわかりませんが、 とにかく対ハンセル投手の連敗を止めたのは良かったと思います。
 ディアス選手。先制2ランを含む3安打猛打賞。19日20日にスタメン落ちしましたが、 その後4試合では14打数9安打と絶好調です。
 新井選手は右投手が先発にもかかわらず右翼手で先発。昨日の一発がアピールになったようですね。 この試合でも2安打2四球と好結果を出しました。
 これで借金は1に減りました。この調子で明日は一気に借金完済と行きたいですね。

今秋W杯にプロ各球団1選手派遣

 全日本野球会議幹事会が開かれ、11月6日から台湾で行なわれるワールドカップの日本代表選手24名のうち、 プロは各球団1選手、計12選手を派遣することが確認された。

 今回はセからも主力選手が派遣されるようですね。カープからは誰が選ばれるでしょうか。

6月26日

心臓バクバク、勝ってヨカッタ

 対阪神戦、先発高橋投手は2回裏二死からエバンス・山田選手の長短打で1点を先制された。 3回裏にも自らのミスでピンチを広げ、濱中・クルーズ・エバンス選手の適時打で4点差とされた。 3回まで阪神先発井川投手に完璧に抑えられていた広島打線は4回表に猛反撃。 木村拓選手の遊撃内野安打と東出選手のバント安打で無死一二塁とし、ディアス選手の左中間適時二塁打で2点。 金本選手の一塁内野安打で一三塁とし、ロペス選手の中犠飛で1点差とした。 さらに二死後、新井選手が左翼席へ10号2ランを運んで逆転。 しかし高橋投手はその裏に上坂選手に2号同点ソロを浴びてKO。 広島は7回表に西山選手の左翼線二塁打と木村拓選手の左前打、盗塁で一死ニ三塁とし、 東出選手が中犠飛を上げて1点を勝ち越した。広島は5回以降を山内・菊地原・玉木・シュールストロム投手の継投。 7回裏二死満塁は玉木投手が、9回裏一死満塁はシュールストロム投手が抑えて逃げ切った。 6対5で辛勝。広島の借金は2に減った。

 試合結果

 9回裏はサヨナラ負けも覚悟しましたが、シュールストロム投手がよく踏ん張ってくれました。 打球を足に当て、打者走者の濱中選手ともぶつかって右足を痛めたようですが、我慢して投げ切ってくれました。 次回の登板に影響がないことを祈ります。11セーブ目。
 山内投手は2回0/3を投げて勝ち投手。3勝目です。
 菊地原投手は7回裏無死一塁で救援。クルーズ選手を空振り三振させたかに見えましたが、判定はボール。 山本監督は猛抗議しました。確かに微妙なスイングでした。 ハーフスイングに厳しくなっている最近の判定の流れから言えば、スイングしていたかもという感じでした。 菊地原投手はその後の檜山選手の送りバントでは好守備を見せました。
 腰痛が心配されていた玉木投手は好救援でした。7回裏のピンチを切り抜け、8回裏は3人でピシャリと抑えました。 このように救援投手陣の踏ん張りが勝利につながりました。
 打線。3回が終わった時点で4点をリードされていました。阪神先発井川投手は抜群の立ち上がりで、 早くも勝負あったかと思われましたが、4回表に一挙5得点。バント安打あり、適時打あり、犠飛あり、盗塁あり、 本塁打ありで、いったいどうしたことかと思われるほど打線がつながりました。
 ヒーローインタビューは東出選手。7回表に犠飛で決勝点。きっちりと打ち上げてくれました。 4回表には大量点のつなぎになるバント安打。9回表にスクイズを失敗していますが、 これはカウント2−2からとんでもないボール球を何とかバットに当ててファールしたもの。 空振りならば三塁走者も挟殺されていたはずなので、好プレーだったといえるでしょう。
 新井選手。阪神の先発が井川投手ということで、偵察要員長谷川投手に代わり右翼手で準スタメン。 4回表に左翼席に豪快に逆転2ラン。7回裏二死満塁で八木選手の右邪飛を落球してしまいました。 フェンスがかなり気になったみたいで、やはり本職の外野手ではないからなのかなと思いました。 ここは玉木投手が踏ん張ってくれて事無きを得ました。あのピンチを切り抜けて一番ホッとしているのは、 たぶん新井選手でしょう。
 高橋投手は4回5失点KO。ピンチで粘れなくなりましたね。 そのうちまた勝ち始めるだろうとタカをくくっていたのですが…。 このあたりでローテを飛ばしてミニキャンプを張るなどして本格的に再調整した方が良いのではないでしょうか。 このままではシーズン序盤良くて、中盤以降駄目になった去年と同じになってしまいそうです。

緒方が代打で二塁打

 緒方選手が出場選手登録された。9回表無死一塁で代打で登場し、左翼線へ二塁打を放った。

 いきなり二塁打とはさすがですね。少し泳ぎ気味で運んだ感じでした。
 9回表は復帰の緒方選手が打って作ったチャンスだったので、チームはノリノリのはず。 追加点は確実だろうと思ったんですけど。この回に得点できなかったことが、 9回裏に反撃される伏線になってしまいました。

6月25日

緒方が一軍に合流

 右足を負傷していた緒方選手が一軍の練習に合流した。26日の阪神戦から一軍に復帰する。 当面は代打での起用になる予定。

 待ちに待った一軍復帰です。代打の切り札として活躍してもらいたいですね。 走塁ではあまり無理しないようにして下さい。

SATOの無責任先発予想

 26日から甲子園で阪神3連戦。1日開けて東京ドームで巨人2連戦。
 率順1位のヤクルトとは9ゲーム差となり、 当面は手の届かないところまで離されてしまいました。 借金3ということで、当面は勝率5割を目指した戦いとなります。
 広島の先発は、高橋・佐々岡・黒田・長谷川・横山投手と予想します。 長谷川投手は24日に1イニングしか投げていないので、 阪神戦に先発させて、黒田投手を巨人戦に回すという手もありますが、 下手にローテを崩さない方が良いでしょう。
 阪神の先発は井川・ハンセル・福原投手でしょうか? 攻略するには厳しい投手が並びますが、 そろそろ打線にも調子を上げてもらわないとね。

佐藤裕、出場選手登録抹消

 佐藤裕選手が出場選手登録を抹消された。

 あまり出場機会に恵まれませんでした。

6月24日

横山6回無失点好投フイ

 対中日戦、先発横山投手と中日先発バンチ投手が粘投。 広島は6回裏に浅井選手の敵失、金本選手の中前打、ロペス選手の犠打で一死ニ三塁のチャンス。 二死後、ディアス選手が敬遠されて満塁とし、代打町田選手が押し出し四球を選んで先制した。 しかし7回表に救援した長谷川投手が誤算。バンチ投手の安打、ティモンズ選手の安打、ゴメス選手への四球で二死満塁とされ、 立浪選手に逆転の2点適時打を浴びた。9回表には小林投手が井端選手の二塁打をきっかけに二死三塁とされた後、 敬遠を含む3連続四球で押し出し。中村選手に2点適時打を浴びて駄目押しされた。 広島打線は7回以降、岩瀬・ギャラード投手の前にわずか1安打。1対5で敗戦。

 試合結果

 先発ローテ投手を救援で使うことの是非については議論があるでしょう。 今年の広島は個々の投手のレベルアップもありましたが、投手の役割をかなり明確に分けることでうまくやってきました。 この試合ではローテ投手の長谷川投手を救援で起用。それが裏目に出てしまいました。 采配ミスではないかという気もしているんですが、なぜそのような起用をしたのかを想像することは容易です。
 まず、雨で昨日の試合が流れました。今日の先発投手は横山投手のスライドか、長谷川投手の先発かどちらかでした。 そして先発したのは横山投手でした。次節も5試合しかありませんので、ローテをずらさないとすれば、 長谷川投手の次回の先発は次節の土曜日か日曜日になります。登板間隔が中12日か13日となって、 間隔が開き過ぎます。これが第1の理由。
 第2の理由は、これまで長谷川投手は先発投手として好投を続けてきました。 救援で起用しても同じように好投してくれるという期待があったと思います。 信頼感が生まれてきているんですね。
 第3の理由。これはあまり想像したくないのですが、あの場面で今まで登板する投手と言えば玉木投手でした。 20日の横浜戦でも玉木投手が出てきそうな場面で河野投手が登板しました。 ひょっとすると玉木投手が故障しているのではないかと想像します。この第3の理由が杞憂に終われば良いのですが…(デイリースポーツによると、玉木投手は腰痛だそうです)。
 横山投手はボールが先行する場面が目立ったり、ピンチがたくさんあったりと今ひとつの調子だったようです。 しかしそんな中でも要所を抑え、6回を無失点に抑えました。勝ち投手の権利を得て交代したのですが…。 今季初勝利はまたもおあずけです。
 長谷川投手は7回表に2点を失って2敗目。先頭のバンチ投手に安打されたのが痛かったですね。 ちなみに、またガムを噛んでいました。
 小林投手。すごく良い球も投げていたのですが、四球連発で自滅しました。
 佐竹投手は今季初登板。横手投げになってからは初めての一軍ですね。波留選手を空振り三振させました。
 打線はバンチ投手から毎回チャンスを作ったのですが、決定打が出ませんでした。 何人かブレーキになっている選手がいましたね。

スカウト会議開かれる

 松田元オーナー代行と7人のスカウトが参加し、球団事務所でスカウト会議が開かれた。 会議ではバッテリー中心の補強を確認。石川雅規投手(青学大)、山口弘佑投手(リースキン広島)、 小田嶋正邦捕手(東海大)、石原慶幸捕手(東北福祉大)ら約100選手をリストアップした。

 一軍の状況だけを見ると野手の方を何とかしてもらいたいような気もするのですが、 ここ2年は野手を多めに指名してますので、全体を考えるとバッテリー中心の補強ということになるのでしょう。

6月23日

中日戦、雨天中止

 広島市民球場で行なわれる予定だった中日戦は雨のため中止となった。

 梅雨時とはいえ、雨天中止が多過ぎますね。

6月22日

黒田完投!東出先制打!連敗止める

 対中日戦、広島は3回裏に中日先発川上投手を攻め、ディアス・木村拓選手の安打で二死一三塁とし、 東出選手が右越えへ2点適時三塁打を放って先制。 先発黒田投手は4回表に山崎武選手の適時二塁打で1点差とされた。 しかし4回裏にロペス選手が左中間へ15号ソロアーチを放って2点差とした。 6回裏には左中間二塁打の金本選手が三盗を決め、野村選手が四球を選んで一死一三塁とし、 ディアス選手の中犠飛で1点を追加。黒田投手は5回以降を1安打に抑えて完投した。 4対1で勝利。広島は連敗を6で止め、借金を2とした。

 試合結果

 ようやく連敗を止めてくれました。今回6連敗というかなり大型の連敗になってしまいましたが、 借金はわずか2。まだまだ巻き返せます。
 黒田投手が5安打1失点で今季3度目の完投勝利。 黒田投手本人も北別府コーチも「良くも悪くもない調子」とコメントしていましたが、 そんな中で上々の結果を出しました。序盤は球が高めに上ずったようですが、 中盤以降は低めを丁寧に突いて内野ゴロの山を築きました。 一昨年も13連敗を止めてくれましたが、またやってくれましたね。
 打線。初回に東出選手が送りバントを失敗した時は「またか」と思いましたが、 その東出選手が3回裏に先制の適時三塁打。汚名返上の一打でした。 直後に1点を取られましたが、そのまた直後にロペス選手が豪快な一発。 6回裏には二塁打の金本選手が三盗成功。ここのところ警戒されて思うように走れなくなっていましたが、 完全に意表を突きました。この盗塁が効いてディアス選手の中飛が犠飛になりました。 硬軟織り交ぜての4点でした。
 久々に投打の歯車が噛み合ったカープ。この調子で連勝して早めに借金を返済してもらいたいですね。

緒方が二軍戦に出場

 右足を負傷して戦列を離れている緒方選手がウエスタンリーグ・サーパス戦に3番中堅手として先発出場した。 第1打席は左飛。第2打席に左前適時打を放った後、代走と交代した。 緒方選手は「足は痛くなかった。不安はありません。現状でここまでできるようになったので、 まずは良しとしないと。ただ、走る方で自分の思うレベルにいってない。」。 木下二軍監督は「空振りした時やベースを回った時、まだ無意識に足をかばっているようだ。 ただ、打つ方はもう大丈夫だ」。

 待ってました!試合に出られるようになったんですね。代打ならばすぐにでも一軍復帰できそうな雰囲気です。

佐竹が出場選手登録

 佐竹投手が出場選手登録された。ウエスタンでの成績は20試合1勝0敗防御率3.13。

 最初から厳しい場面での登板は苦しいかも知れませんが、良い結果を出して信頼感を得て行ってもらいたいです。

ウエスタン情報

 試合結果

 6回表に田中投手が大量失点。ラドウィック投手は5回を3安打無失点。 ルーキー玉山投手がウエスタン初登板し、1回1/3を無安打自責点0。 木村一選手が6月3日以来の出場。岡上選手の二塁、甲斐選手の遊撃スタメンは久々。

6月21日

河野、出場選手登録抹消

 河野投手が出場選手登録を抹消された。

 いつまでたっても球威が戻りませんでした。 二軍で鍛え直して下さい。

6月20日

お知らせ

いつも御愛読ありがとうございます。 6月23日(土)24日(日)は都合により更新できません。 ご了承下さい。

またサヨナラ負けで6連敗

 対横浜戦、先発佐々岡投手は立ち上がり乱れ、初回に鈴木尚・ズーバー選手の適時打で2点を先制された。 広島は4回表に横浜先発細見投手から東出選手の4号ソロで1点差とした。 5回表には森笠・西山選手の連打と佐々岡投手の犠打で二死ニ三塁とし、木村拓選手が中前へ2点適時打して逆転。 細見投手をKO。 佐々岡投手は3回裏に左すねに打球を受け、痛みをこらえながら力投したが、 7回裏に痛みがひどくなり降板。救援した小林投手がズーバー選手への四球をきっかけに二死二塁とされ、 種田選手に適時二塁打を浴びて同点となった。その後、両軍救援投手が踏ん張ったが、 延長10回裏、河野投手が石井琢選手を東出選手の悪送球で出塁させ、 金城選手の犠打で二死二塁のピンチ。佐伯選手に右前適時打を浴びてサヨナラ。 3対4で敗戦。広島は今季初の6連敗。対横浜戦も6連敗。

 試合結果

 先制されたものの逆転し、佐々岡投手が尻上がりの好投。勝ちパターンかと思ったのですが、 佐々岡投手の降板で試合が暗転しました。
 佐伯選手のサヨナラ右前打。森笠選手が好返球して余裕で本塁アウトのタイミングだったのですが、 なぜか西山捕手が捕れませんでした。「???」って感じです。返球を見失っていたのでしょうか? それにサヨナラの走者は失策で出したもの。ミスが敗戦に直結した感じですね。
 10回裏に河野投手が出てきました。当然、玉木投手が出てくるものと思っていましたので、 ちょっとびっくりしました。玉木投手の登板過多に配慮したのでしょうね。 5連敗中にシーズンの先を見た采配をするとは山本監督も肝っ玉がすわっています。
 打線は3得点。もう少したくさん取ってもらいたいところですが、 苦手にしていた細見投手を5回途中でKOしたことは評価できると思います。
 これで6連敗。勝ち数では横浜・阪神に並ばれました。借金は3。 これ以上借金が増えると、ちょっとやそっとじゃ勝率5割に戻すことができなくなります。 踏ん張りどころですね。

佐々岡、無念の負傷降板

 先発の佐々岡投手は3回裏に佐伯選手の打球を左足すね付近に受けた。テーピングをして続投したが、 7回裏、先頭打者のズーバー選手に2球投げたところで痛みとハレがひどくなって降板した。

 初回は4安打されて不安な立ち上がりでした。3回裏に打球を受けたものの、降板するまで無安打の好投でしたので、 私は佐々岡投手が打球を受けたことなど忘れていました。エースの意地で痛みを我慢して投げていたんですね。 結局、その意地も勝利につながりませんでした。

6月19日

がーん!9回二死無走者からまさかのサヨナラ負け

 対横浜戦、広島は初回、横浜先発川村投手から金本選手が8号2ランで先制した。 先発高橋投手は3回裏に金城選手に3号ソロを浴びた。 4回表に浅井選手の左中間二塁打と野村選手の四球などで二死一三塁とし、 森笠・西山選手の連続適時打で3点差とした。 5回まで横浜打線を3安打に抑えていた高橋投手は、6回裏に小川・中根選手の長短打で2点差とされ、 佐伯選手に安打されて一死一二塁となったところで交代。 小林投手がドスター選手に四球を与えて満塁とし、菊地原投手は二死にこぎつけたものの、 代打相川選手に2点適時打を浴びて同点とされた。 広島は8回表に浅井・金本選手の連続二塁打で1点を勝ち越した。 7回裏と8回裏を無安打に抑えた玉木投手の後を受けたシュールストロム投手は、 9回裏に2者を抑えて二死無走者とした。しかし金城選手の二塁打と小川選手への四球で一二塁とされ、 鈴木尚選手に3号サヨナラ3ランを浴びた。5対7で敗戦。広島は今季初の5連敗。対横浜戦も5連敗。

 試合結果

 抑えの切り札のシュールストロム投手が打たれたのならば、もう仕方ないですね。 ただ、シュールストロム投手は6月3日以来の登板で、登板間隔が開き過ぎという不安はありました。 どこかで調整登板させるチャンスはなかったのかなという気はします。 ま、抑えの切り札といえども何回かに1回は失敗するものです。続けて失敗しないことが重要です。 1回失敗したぐらいで抑え失格とか騒いでは駄目ですよ。
 打線は5点も取りました。山本監督は打線を組み替えてきました。 ディアス選手をスタメンから外し、二塁に木村拓選手、中堅手に森笠選手、 右翼手に浅井選手を入れました。新たにスタメン起用となったのは浅井選手と森笠選手。 浅井選手はいずれも得点に絡む2本の二塁打。森笠選手はチャンスが潰れたかなと思われた場面で適時打。 選手起用が当たりました。
 打でもっとも活躍したのが金本選手。初回に先制2ラン、8回表には勝ち越し適時二塁打。 4打数3安打でついに打率は3割になりました。東北福祉大出身の金本選手には仙台は第2の故郷。 球場に招いた知人の前で活躍する姿を見せることができました。ただし9回裏の守りはちょっと拙かったですね。 金城選手を一塁に止めておけば、シュールストロム投手はもう少し楽な気持ちで投げることができたように思います。
 先発は高橋投手。走り込みで鍛え直したそうで、まずまずの好投でした。しかし自己シーズン最多の6勝目は遠いですね。 6回裏一死一二塁で交代。あそこで続投して打たれてしまうと、結局またKOだったということになってしまいます。 まずまずの好投という結果で次回につなげてもらいたいという首脳陣の配慮があったように思います。 もちろん、球数が100球を越えていたというのもあるでしょうし、 高橋投手に対する首脳陣の信頼感が以前ほどではないというのもあるでしょうが…。 4月の好調時ならば続投だったでしょう。
 中継ぎ投手陣。玉木投手が好投しましたね。小林投手はドスター選手に四球を出して降板しましたが、 良い球を投げていたので、続投でも良かったかなと思いました。 これまで綱渡りの投球で抑えてきていますしね。 菊地原投手は相川選手に同点適時打を打たれました。その前の種田選手は抑えましたが、 タイミングが合っていたのでちょっとヤバイかもと思っていました。
 これで5連敗ですか。投打の歯車がガタガタですね。投手が好投すれば打線が打たない。打線が打てば投手が打たれる。 今日は一部拙い攻めもありましたが、打線がある程度打ったのが救いです。 いつもこの程度打っていれば、そのうち勝てるでしょう。

来季3月30日に広島で開幕

 プロ野球実行委員会が開かれ、 来季は3月30日に札幌・東京・名古屋・関西地区・広島・福岡でセ・パ同日開幕することが決まった。 セは広島で広島戦、東京ドームで巨人戦、ナゴヤドームで中日戦。 パは福岡ドームでダイエー戦、札幌で西武戦が有力、関西地区は大阪ドームか神戸。 順位による開幕権は翌々年に持ち越される。 また日本シリーズは10月26日にセ本拠地で開催。サッカーワールドカップ中の試合は、 日本が一次リーグに出場する6月4、9、14日は行なわず、 日本が勝ち進んだ場合に試合が行なわれる予定の日も行なわない方針。

 来年は広島で開幕戦が見られるわけですね。
 開幕権が翌々年に持ち越しというのはこれからずっとなのでしょうね。 日程の編成が早くできますから、興行する側にはメリットがあります。

6月18日

SATOの無責任先発予想

 19日から仙台と山形で横浜2連戦。1日開けて広島で中日3連戦。
 広島の先発はローテ通り、高橋・佐々岡・黒田・横山・長谷川投手と予想します。 前回の登板で結果を出せなかった高橋・黒田投手には、 ぜひ汚名返上をしてもらいたいです。
 横浜の先発は川村・細見投手でしょうか。 現在広島打線はつながりを欠いていますが、何とか打開してもらいたいです。

6月17日

藤井に完封負け、今季初の4連敗で借金1

 対ヤクルト戦、先発長谷川投手とヤクルト先発藤井投手の投手戦。 6回まで三塁を踏ませずわずか2安打の好投をしていた長谷川投手は、 7回裏に先頭稲葉選手にストレートの四球。ペタジーニ選手の右前打で無死一二塁とされたが、 古田選手のバントを捕邪飛に抑えた。しかし岩村選手に左翼席へ7号3ランを浴びて均衡を破られた。 広島打線は5回まで毎回走者を出したが、散発的。8回表の一死二塁は東出選手のニ直併殺、 9回表の一死二塁も後続なく、藤井投手にプロ入り初完封を許した。0対3で敗戦。 広島は今季初の3タテを喫し、今季初の4連敗。5月26日以来の借金生活に入った。

 試合結果

 長谷川投手は好投しましたが、7回裏は急に制球が乱れましたね。 本人のコメントによると「慎重になり過ぎた」とのことです。 倉捕手が以前「長谷川にはあまり考えさせずポンポン投げさせた方がいい」とコメントしていましたが、 あの回はいろいろ考えちゃったみたいですね。しかし岩村選手、0−3から打って来るとは。 それと、投球中にリラックス効果を狙ってガムを噛んでいましたが、やめたようです。 負けちゃったのでまた始めるかもしれませんけど。
 打線はまたも不発でした。走者はそこそこ出しましたが、点が入りそうな雰囲気があったのは初回ぐらいですかね。 やはり連打が出ないと点になりません。
 今節は率順首位に肉薄する期待もあった節。これまで上位チームと良い戦いができていたので、 そんな期待もあったのですが、結果は1勝もできず借金生活へ逆戻り。まだまだ力不足ということですね。 力のある先発投手が5人も揃ったのですから、よもや借金が雪だるま式に増えるとは思えませんが、 そろそろ連敗は止めておかないといけませんね。

ウエスタン情報

 試合結果

 苫米地投手が救援で今季初登板。1回1/3を2安打1本塁打自責点2。

6月16日

野村「天国と地獄」

 対ヤクルト戦、今季初先発の横山投手は3回裏にラミレス選手の安打と真中選手への四球などで二死一二塁のピンチ。 宮本選手の一ゴロを処理したロペス選手の送球をベースカバーに入った横山投手が後逸する間に1点を先制された。 横山投手は新球スライダーでヤクルト打線を幻惑し、7回まで3安打の好投。 広島打線はヤクルト先発石井一投手から再三チャンスを作ったが、拙攻で得点できず。 9回表も抑えの高津投手の前に二死無走者となったが、ロペス選手が四球で出塁。 代走福地選手が二盗を決めた後、野村選手が右前へ適時打を放ち、土壇場で同点とした。 10回裏一死満塁のピンチをしのいだ山内投手は、11回裏二死無走者から三木選手に左前打され、 代打池山選手の三塁前への内野安打を野村選手が一塁へ悪送球してサヨナラ。1対2で敗戦。 広島は3連敗で貯金0。

 試合結果

 あっけない幕切れでした。野村選手、一塁への送球を焦りましたかね。 正確さよりも早さを取った送球に見えました(要するにちょっと雑な感じの送球ということ)。 場面を考えると、その判断がどうだったか。カウントが2−3で一塁走者がスタートを切っていたのも不運でした。 結局、この試合の2失点はいずれもミスによるもの。最近、キッチリした野球ができていないと感じます。
 9回表の同点劇にはシビれました。二死無走者からロペス選手が四球。 代走福地選手が盗塁を警戒されている中、二塁盗塁成功。そして野村選手が殊勲の右前適時打。 最後まで諦めない、これこそカープの野球だと思いました。 しかし、その殊勲打を放った野村選手の失策で負けてしまうとは…。
 横山投手が今季初先発。7回を3安打1失点の好投でした。 去年までは投げていなかったスライダー(カットボール)がヤクルトの打者を惑わしたようです。 直球も、スピードガンの掲示は140キロ台前半でしたが、高めの甘いと思われる球でポップフライを打たせていたので、 結構伸びはあったのかも知れません。自らの失策(見ようによってはロペス選手のミス)で1点を失ったのは残念でしたが。 しかしこれで登板後に肩に痛みが出ないようならばローテ入りは確実でしょう。 いきなりの先発で大丈夫かなと思っていたのですが、杞憂でした。やっぱり横山投手はモノが違います。 また1本、柱が立ちました。
 打線。9回表の粘りは見事でしたが、それまでの攻撃は頂けないものでしたね。 東出選手の2度の送りバント失敗や2回表無死ニ三塁のチャンスで1点も取れないなど、拙攻でした。 全体的には石井一投手のボールになるスライダーにくるくる空振りしていたという印象です。
 昨日の試合で左手甲に死球を受けたロペス選手はテーピングをしてスタメン出場。 今日の試合では8回裏に稲葉選手の折れたバットが左足に当たってしまいました。 バットが当たったことよりも、バットを避けようとして前から痛めている左膝を捻ってしまったことで足を悪くしたようです。 かなり痛がっていましたが、その後も福地選手と交代するまで試合に出場し続けました。
 新井選手は右翼手でスタメン。守備は無難にこなしました。 打撃では2つ四球を選びましたが(1つは敬遠)無安打でした。 明日のヤクルトの先発は藤井投手だと思いますので、またスタメンでしょう。一発が見たいです。
 これでまた勝率が5割に戻りました。これまでもズルズル後退しそうなところで踏ん張ってきました。 今回もまた踏ん張ってもらいたいですね。

ウエスタン情報

 試合結果

 8回表に逆転して2連勝。先発ラドウィック投手は5回を3安打1失点とまずまず。 岡上選手が3安打。松本選手が今季ウエスタン初スタメン。