カープ日記


5月15日

佐々岡まさかのメッタ打ち、貯金0

 対ヤクルト戦、先発佐々岡投手は2回裏に古田・岩村・ラミレス選手に3者連続ソロアーチを浴び、 さらに真中選手の適時打で計4失点。 3回表にヤクルト先発藤井投手からロペス選手の適時打で1点を返したものの、 3回裏にはラミレス・真中選手の適時打などで3失点。佐々岡投手は3回7失点でKOされた。 4回裏には菊地原投手が稲葉・ペタジーニ選手の連続ソロで2失点。 6回裏にはプロ初登板の林投手が稲葉選手の2打席連続ソロ、土橋選手の犠飛で2失点。 序盤にチャンスを潰し続けた広島打線は、9回表に松田投手から新井・倉選手の短長打で二死ニ三塁とし、 捕逸でようやく1点を返したが、そこまで。2対11で大敗。広島は2連敗で貯金0。

 試合結果

 佐々岡投手が3回7失点。 初回のピンチを切り抜けたので乗ってくれるかなと思いましたが、2回には3者連続本塁打。 5月5日にカープがヤクルト相手に広島市民球場でやりましたが、そのお返しをされた形です。 2回裏の失点だけに抑えてくれればまだ良かったのですが、3回裏にも失策絡みで3失点。 試合が壊れてしまいました。ま、佐々岡投手には例年こういったメッタ打ちをされてしまう試合が何試合かあります。 次回は今日の汚名を返上する投球をしてくれるものと思います。
 ヤクルト先発藤井投手の調子が悪かったので、序盤に打線がもう少し点を取っていれば、 最近得意の乱戦に持ち込めたかも知れません。しかし打線につながりがなく、チャンスに1本が出ませんでした。 大量点差でただ打つしかなかったのも、得点できなかった理由のひとつでしょう。
 新井選手が5月3日以来のスタメンに復帰。初回二死満塁、3回表二死一二塁でブレーキになってしまいました。 野村・ディアス選手との絡みでどのような起用法になるのか、今後が気になります。
 福地選手はようやく今季初打席。いい当たりでしたが、右飛に倒れました。

林、プロ入り初登板

 林投手がプロ入り初登板。6回裏から8回裏までの3回を投げた。 6回裏には先頭打者の稲葉選手にいきなり中越えの本塁打。四死球で満塁とされ、土橋選手の犠飛で2点目を失った。 7回裏からは2イニングを無失点に抑えた。

 林投手、プロ入り初登板おめでとうございます。 6回裏はプロ初登板の緊張感のせいか、とっちらかった投球でどうなることかと思いましたが、 7回裏からは落ちついた投球でした。3回を投げ切り、他の救援投手を投入せざるをえない状況を作らなかったという意味で、 敗戦処理の役割を見事にこなしたといっても良いと思います。 6回裏のような投球が続いていたら即二軍落ちの可能性があったと思いますが、 7回裏から立ち直りを見せたことで、また登板のチャンスをもらえるのではないかと思います。

ウエスタン情報:横山が初登板

 横山投手がウエスタンリーグ中日戦で今季初登板。2回を2安打1四球1失点2奪三振。 直球・フォーク・カーブを投げ、直球のMAXは146キロ、カーブは1球のみ。 横山投手は「直球はよく指にかかってくれた。あとは制球ですね。 不安なく腕が振れた。肩に関しては、明日以降様子を見ないとね」。

 試合結果

 テレビ新広島で中継がありました。
 横山投手。細かい制球は今ひとつでしたが、直球に伸びがあり、フォークもよく落ちていました。 上から叩きつけるような腕の振りが戻っています。あとはカーブを不安なく投げられるようになれば完璧でしょう。 ベンチの中では笑顔が出て、表情も非常に明るかったです。この調子だと6月には一軍に復帰できそうです。
 打者で目立ったのは甲斐選手。5打数5安打。しっかりミートしてライナー性の打球を打っていました。
 木村一選手は3安打。これで3試合連続の3安打です。現在ウエスタンリーグの首位打者。 これだけ打っていれば打撃で一軍昇格があっても良いかなと思いますが、 一軍でベンチに置いておくよりニ軍で試合に出場させて捕手の経験を積ませようという首脳陣の方針があるのでしょうか?
 解説の達川光男さんによると、木村一選手と末永選手は一軍に近いとのことでした。
 内転筋を痛めている苫米地投手は捕手を立たせたままの投球練習。 澤崎投手は5月下旬か6月上旬にウエスタンの試合で登板するそうです。 河内投手は相変わらずフォームの矯正中。

5月14日

SATOの無責任先発予想

 15日から神宮でヤクルト3連戦。1日おいて佐賀で中日2連戦。
 前回の予想では佐々岡投手中4日説を唱えるという頓珍漢なことをやってしまいました。 今回も黒田・高橋投手が中5日で行くかどうか考えなければいけないのですが、 素直に順番通り、 佐々岡・ラドウィック・黒田・高橋・長谷川投手の先発と予想しておきます。
 ヤクルトの先発は藤井・前田・ニューマン投手と予想します。 左ばっかりですね。
 広島は強いのか弱いのかよくわからない戦いぶり。 調子を上げてきたヤクルト・中日との対戦ですが、 何とか3勝2敗ぐらいにはおさめてほしいです。

「ハイサイ」「黒潮」廃止決定

 プロ野球実行委員会が行なわれ、 若手育成のために秋に開催されていた「ハイサイリーグ」と「黒潮リーグ」が廃止されることが決まった。 広島球団は若手育成の方策として、今秋はイースタンとの交流戦、 来年以降は米国の教育リーグへの選手派遣、地元社会人チームとの交流戦なども検討しているという。

 ウエスタンリーグの試合数も80試合に減りましたし、ファームにかける経費は縮小傾向のように思えます。 いかに効率良く若手を育成するか頭を使わないといけないですね。

5月13日

が〜ん!乱調河野が逆転サヨナラ弾浴びる

 対阪神戦、広島は4回表にロペス選手が阪神先発カーライル投手から左越えへ9号ソロを放って先制。 今季初先発の小林投手は4回裏に赤星・ペレス選手の短長打などで一死一三塁とされ、 檜山選手の犠飛で同点とされた。広島打線は7回までカーライル投手に手こずっていたが、 8回表に代わった遠山投手から死四球で無死一二塁のチャンス。 代わった葛西投手に対してロペス選手が送りバントを失敗して一死一二塁となったものの、 野村選手が左越えに適時打して1点を勝ち越し。二死後、西山選手が右前適時打して2点差とした。 小林投手の後を菊地原・玉木・シュールストロム投手と好継投していたが、9回裏に登板した河野投手が大誤算。 矢野・田中選手への連続四球と藤本選手の犠打が内野安打となって無死満塁。 代打八木選手の三遊間のゴロを東出選手の美技で二塁封殺する間に1点差。 一死一三塁から濱中選手にプロ入り初本塁打となる逆転サヨナラ3ランを左中間へ叩き込まれた。 3対5で敗戦。広島は今季初の貯金3ならず。

 試合結果

 8回までの継投は見事だったのですけどね。ま、あれだけたくさん投手を使えば、 ひとりぐらいは拙い投球をする投手もいるでしょう。
 この試合で最も私が興味があるのは、シュールストロム投手の9回裏続投の可能性があったかどうかということです。 山本監督は9回表の攻撃がどうであれ、9回裏を河野投手で行くつもりだったのか、 それとも9回表にチャンスでシュールストロム投手に打順が回ってきたから仕方なく交代させたのか。 もしシュールストロム投手に9回裏も投げさせるつもりがあったのならば、 シュールストロム投手を5番にではなく、9番の打順に入れるべきだったのではないかと思うわけです。 逆に考えると、河野投手投入は予定通りだったということでしょうか。
 ローテの谷間でした。先発投手は意外なことに小林投手でした。1999年9月7日以来の先発。 ただしこれは好投すればローテ入りさせるとかそういったことではなく、 単に最初に投げる投手といった意味しかなかったと思います。 「中継ぎのつもりで、行けるところまで行け」という感じです。 山本監督のゲームプランは最初からどんどん投手を継投して行こうというものだったと思います。 好投していた小林投手を4回途中であっさり交代させたのはそういうことだったからでしょう。
 小林投手は好投でした。変化球でも比較的ストライクが取れていましたし、直球に伸びがありました。 こういった投球を続けてくれれば信頼できる中継ぎ投手になれるでしょう。 ひょっとすると今日の試合は小林投手のひとつの転機になるかもしれません。
 河野投手は技術うんぬんよりも精神的な重圧に負けたように思います。 8回までの投手陣の好投を無にすまいと必要以上に力んでしまったのではないでしょうか。 いきなりの連続四球は拙かったです。自滅ですね。 無死一二塁になった時点で交代させることのできる投手が残っていれば良かったのですが…。
 攻撃。8回表無死一二塁でロペス選手に送りバントをさせましたね。失敗しましたけど。 ロペス選手の送りバントは記憶にありません。ダイエー時代に1度あるそうですが。 この作戦については賛否ありそうですが、 結果的にはロペス選手が併殺打を打たなかったということで半分は成功と言えそうです。
 あの後、野村選手の左越えの飛球で、 飛球を捕られたと思ったロペス選手が三塁へ進めなかったのが痛かったですね。 二三塁になっていれば西山選手の適時打でもう1点余分に入っていたはずでしたから。 最初からロペス選手に代走を出しておけばという意見があるかも知れませんが、 勝ち越していない段階で打力のあるロペス選手を交代させることはできませんからねえ。
 今日はローテの谷間で、どうせ負けるはずの試合だったと思えば、腹も立ちません。 …ってことはないなあ。悔しい。

ウエスタン情報

 試合結果

 連敗脱出。木村一選手が2試合連続の3安打猛打賞。

5月12日

祝!長谷川プロ入り初完投勝利

 対阪神戦、広島は2回表に阪神先発川尻投手を攻め、ロペス・野村選手の短長打で無死ニ三塁とし、 ディアス選手が左翼ポール際へ10号先制3ランを放った。 今季初登板の先発長谷川投手は2回裏に檜山選手の安打と矢野選手への四球、ロペス選手の失策で一死満塁のピンチ。 藤本選手の遊ゴロの間に1点を返された。 しかし5回表、東出選手が舩木投手から逆風を突いて右翼ポール際へ3号ソロを放って3点差とした。 さらに7回表には西川投手を攻め、東出選手の四球をきっかけに二死三塁とし、金本選手が右前適時打。 盗塁とロペス選手の四球で一二塁とし、野村選手が右前適時打。ディアス選手が左中間へ11号3ランを放ち、駄目を押した。 長谷川投手は時折制球を乱すものの、140キロ台中盤の直球を軸に好投。 阪神打線を4安打に抑えて完投した。9対1で快勝。長谷川投手はプロ入り初完投勝利。

 試合結果

 長谷川投手、プロ入り初完投勝利おめでとうございます。 5回を3失点ぐらいで抑えてくれればと思っていたのですが、ローテの谷間を期待以上の活躍で埋めてくれました。 序盤は直球の威力こそありましたが、制球が今ひとつ定まっていない感じで3ボールまで行くことが多く、 いつ崩れるかなと思って見ていましたが、最後までもちましたね。 味方打線が先制、中押し、駄目押しをしてくれたのが大きく、終盤は気楽に投げていたように見えました。 最高球速は148キロまで出ていました。
 長谷川投手はこれでプロ入り通算3勝目。1勝目の時、2勝目の時、 いずれの時も私はこれで長谷川ブレークかと思いました。しかし、今に至るまで主力投手にはなれていません。 これでおそらくローテに入ると思いますが、次回の登板が大切です。好投を続けて、今度こそブレークしてもらいたいです。
 ディアス選手。先制3ランと駄目押し3ラン。5月に入って9本塁打。ここまで打ちまくるとは神懸かってます。 恐いぐらいです。月間MVP早くも決定って感じですね。
 倉捕手が今季初スタメン。打撃はさっぱりでしたが、好リードで長谷川投手を助けました。
 昨日の試合で左膝を負傷した浅井選手は元気にスタメン出場。テーピングはしているそうですが、 痛みはないとのことです。
 この3連戦は初戦負けましたが、これで五分。明日勝って勝ち越したいですね。 佐々岡投手の中4日先発はあるのでしょうか?ラドウィック投手の中3日先発の方が可能性が高い?

嶋、町田に代わり出場選手登録

 町田選手が出場選手登録を抹消され、嶋選手が出場選手登録された。

 嶋選手はこのチャンスを生かしてください。

ウエスタン情報

 試合結果

 広島ホームテレビで中継がありました。
 先発の遠藤投手はスライダー主体の投球で7回を2失点。しかし7四球はちょっと多すぎ。 解説の大下剛史さんもこんな投球では野手が集中できないとおかんむりでした。 ちなみに2段モーションはやめたそうです。
 野手で目立った点をいくつか。末永選手は外角の難しい球を左翼線へ二塁打。 岡上選手は平凡な遊ゴロを俊足で内野安打にしました。木村一選手が投球に逆らわない打撃で3安打。 岡上選手の足は福地選手並みの俊足といわれているそうですが、本当に速いです。 マリナーズのイチロー選手が遊ゴロを内野安打にしたシーンをご覧になった方がいらっしゃると思いますが、 ちょうどあんな感じでした。
 松本選手は去年の秋季キャンプで痛めた膝を手術したそうです。既に他の選手と同じメニューをこなすまでに回復。
 澤崎投手は球数を投げた後、肘がまだ痛いそうです。
 横山投手は自身によると8割程度の出来。直球がスライダー回転したり、シュート回転したり。 近々ウエスタンでの登板があるそうです。
 ドラ1横松投手も近々ウエスタンで登板するそうです。

5月11日

高橋ついに破れる

 対阪神戦、広島は初回に阪神先発ハンセル投手を攻め、四球の木村拓選手が二塁へ進み、 金本選手の左前適時打で幸先良く1点を先制。 先発高橋投手は3回裏に濱中選手の二塁打と犠打で一死三塁とされ、ペレス選手の犠飛で同点とされた。 6回裏にはクルーズ・矢野選手の安打と暴投で二死一三塁とされ、今岡選手に中前適時打を浴びて勝ち越された。 広島打線は2回以降、阪神投手陣を崩せず、1対2で敗戦。広島の連勝は2でストップ。 高橋投手は今季初黒星。

 試合結果

 これまで4勝負けなしだった高橋投手がついに負けてしまいました。 今日は調子が今ひとつだったようですが、それでも7回を2失点に抑えました。 先発投手の役割は充分果たしたと言えるでしょう。打線の援護がなく残念でした。
 打線は昨日の猛打が嘘のよう。スミ1に抑えられてしまいました。 初回に1点取った時は今日も打線爆発かなと思ったんですけどね。打線はみずものです。 そんな中でディアス選手は2本の二塁打。特に4回表は左中間フェンス直撃の当たりで、 広島市民球場ならば本塁打だったでしょう。
 佐々岡投手が中4日先発しないとすれば明日明後日は谷間。 ぜひとも高橋投手先発の今日は勝っておきたかったところでした。 明日明後日は前の巨人3連戦のように打線に頑張ってもらいたいですね。

浅井、左膝を負傷して途中交代

 浅井選手が3回裏に広澤選手の邪飛を追った際、フェンスにぶつかり左膝を負傷した。 6回裏途中の守備から廣瀬選手に交代した。病院で診察の結果、「左膝打撲」と診断された。

 明日出場できるかどうか心配ですね。

町田、右肩関節関節唇損傷で安静3日

 10日の巨人戦で右肩を負傷した町田選手。病院で診察の結果、 「右肩関節関節唇損傷」で安静3日、プレー再開まで1週間と診断された。 12日にも出場選手登録を抹消され、代わって嶋選手が登録される模様。

 好調だっただけに痛いですね。 それほど重傷ではないようなので、再登録が可能になる頃には戻ってきてくれるのではないでしょうか。

5月10日

大乱戦、カープ逃げ切る

 対巨人戦、先発黒田投手は初回に松井選手の適時二塁打で1点を先制された。 その裏、広島は巨人先発高橋尚投手から木村拓選手の適時打、ディアス選手の8号3ランで逆転。 2回裏には町田選手の6号3ラン、ロペス選手の犠飛で大量7点をリードした。 しかし黒田投手はピリッとせず、4回表に暴投で1点を失い、仁志選手の適時二塁打で5点差とされ、 無死ニ三塁のピンチを残してKO。代わった菊地原投手も二岡選手に2点適時打を浴びて3点差とされた。 その裏、酒井投手を攻め、一死満塁からディアス選手が2点適時打を放って5点差に。 しかし5回表に玉木投手が仁志選手の6号2ラン、松井選手の適時打で2点差とされた。 6回裏にロペス・ディアス選手の連続二塁打で3点差としたが、 8回表に河野投手がニ死満塁から仁志選手に2点適時打を浴びて1点差とされた。 8回裏に三浦投手からディアス選手が9号ソロを放って2点差に。 9回裏はシュールストロム投手が二死無走者から三塁手兵動選手の失策と江藤選手の安打で一三塁のピンチ。 ここで川中選手にあわや逆転3ランの右中間フェンス直撃の適時二塁打を浴びたが、 オーバーランした一塁走者江藤選手を三塁で刺し、大乱戦に終止符を打った。 12対11で勝利。広島は2連勝。

 試合結果

 またしても壮絶な試合でしたね。6日のヤクルト戦に勝るとも劣らない大乱戦。 2回までに7点をリードしましたが、昨日のことがあるので油断はできないとは思いました。 しかし、まさか黒田投手が先発でこんな試合になるとは思ってもみませんでした。 結局、大量点を取った後も小刻みに得点していったのが最後になって効きました。 取れるだけ点は取っとけということですね。
 打線は猛爆12得点。特にディアス選手は4安打2本塁打7打点の活躍。 2回裏の左翼ポール際への勝ち越し3ラン、4回裏の左前への2点適時打、6回裏の右翼線適時二塁打、 8回裏の左中間へのソロ。一昨日、 昨日と無安打だったのでヤクルト戦での爆発は一時的なものかも知れないと思っていましたが、好調は続いているんですね。 この調子だとしばらくはスタメンから外せないですね。
 昨日サヨナラ打を打った町田選手。初回に内角の難しい球でエンドランを決め、 2回表には清水選手の打球をスーパーキャッチ、 2回裏には6号3ランと活躍。4回表に高橋由選手の飛球を追ってフェンスに登って落ちた時に右肩を痛めた感じでした。 途中交代がこのことを配慮してのものだったのか、ベンチが守備力に不安を感じたからなのか気になるところです (町田選手本人は代わる気がなかったようだったのでどうなのかなと思ったのですが、 結局ベンチが右肩負傷に大事を取ったということのようです)。
 新井選手は4回表途中から久々に守備につきました。試合前に特守をやったとのことなので、 左アキレス腱の状態はかなり良くなっているのでしょう。
 黒田投手。4回途中、今季最短KO。ひょっとしたら調子は下降線なのかと心配ですが、次回好投して、 今日はたまたま調子が悪かっただけだと、不安を吹き飛ばしてもらいたいですね。
 この3連戦は2勝1敗で勝ち越し。巨人の連続カード勝ち越しを9で止めました。 4月好調だった投手陣にヘバリが出始めているのではないかと心配ですが、 投手が打たれたときは今日のように打線がカバーして、貯金を増やして行ってもらいたいです。

ウエスタン情報

 試合結果

 9安打も1得点のみ。トーナメント大会を含め5連敗。

5月9日

見たか赤ヘル底力!巨人に逆転サヨナラ勝ち

 対巨人戦、先発ラドウィック投手は初回に江藤選手の適時二塁打、清原選手の2点適時打で3点を先制された。 2回表にも仁志選手の適時三塁打、清水選手の適時打、清原選手の適時打で3失点。2回途中でKOされた。 広島は巨人先発鄭ミン哲投手から2回裏にロペス選手が通算100号ソロ。 3回裏には森笠選手の四球と東出選手のバント安打などで二死ニ三塁とし、金本選手が右前へ2点適時打して3点差。 6回裏には野村選手の内野安打と2つの四球で二死満塁とし、木村拓選手が押し出し四球を選んで2点差。 そして土壇場9回裏、巨人抑えの岡島投手を攻め、代打廣瀬選手が左翼線安打した後、 金本選手が左翼席へ5号2ランを放ち、ついに同点。ロペス・野村選手の連打と犠打、 西山選手の敬遠四球で一死満塁のチャンス。ここで町田選手がしぶとく右前に落としてサヨナラ。 7対6で勝利。広島は今季初のサヨナラ勝ちで貯金を1とした。

 試合結果

 2回表が終わった時点で6点差。こりゃちょっと苦しいなと思っていたら、3回裏までに3点を返して3点差。 試合の興味がつながりました。中盤以降は広島が押しっぱなしの試合になりました。 6回裏はひとつの山。1点返した後の二死満塁、 代打新井選手が1−3から押し出しになっていたはずのくそボールを打って凡退。 山本監督も「流れが切れた」と思ったそうですが、私ももうチャンスはないかもと思いました。
 しかし9回裏にやってくれました。先頭打者として安打した廣瀬選手。起死回生の同点2ランを打った金本選手。 安打でサヨナラ走者を出塁させたロペス選手。送りバントをし損ねながらも技ありの左前打でつないだ野村選手。 送りバントをキッチリ決めたディアス選手。サヨナラ打を放った町田選手。ありがとう。
 先発のラドウィック投手は散々でしたが、中継ぎ投手陣の頑張りが勝利につながりました。 6日のヤクルト戦では散々だった中継ぎ陣。この試合では危ない場面もありましたが、 3回以降巨人打線を無失点に抑えてくれました。
 山内投手が中継ぎで登板。先発ローテから外れるのでしょうか?
 これで明日勝てばこの3連戦は勝ち越し。巨人の連続カード勝ち越しを9で止めましょう。 頼むぞ、黒田!

祝!ロペス通算100号本塁打達成

 ロペス選手は2回裏に鄭ミン哲投手から左翼席へ本塁打を放ち、通算100号本塁打を達成した。

 おめでとうございます。打った時はまだ5点差あって、「焼け石に水かも」と思ったのですが、 反撃のノロシとなりましたね。

ウエスタン情報

 試合結果

 先発田中投手が4回7失点でKO。開幕以来スタメンを続けていた木村一選手が欠場しています。

5月8日

佐々岡3試合連続完投も援護なし

 対巨人戦、先発佐々岡投手は3回表に元木選手に中前打された後、阿部選手に左中間へ適時二塁打を浴びて先制された。 さらに二死三塁となった後、清水選手に遊撃へ適時内野安打されて2点差とされた。 佐々岡投手は4回以降は巨人打線を無安打に抑えて完投。 しかし広島打線は巨人先発入来投手の低めへ伸びのある直球とカーブにてこずり、 1度も三塁を踏めないままわずか4安打でプロ入り初完封を許した。0対2で敗戦。 広島は今季初の完封負け。2連敗で貯金は0となった。

 試合結果

 佐々岡投手は序盤苦しみましたが、中盤以降立ち直って3試合連続完投。 5安打2失点10奪三振の好投でした。打線の援護がなかったのはお気の毒でした。 あえて厳しいことを言えば、「先制点を許したのが拙かった」ということなんですが、味方打線が完封されてはねえ。
 打線。前の試合で11点取ったのが嘘のよう。入来投手が良過ぎたということなんでしょうね。 そのうち何とかしてくれると思っていたのですが、 全くつけ入る隙がなかったですね。足技を使おうにもあまり走者が出ませんでしたし、 やっと出塁した東出選手は盗塁を阿部捕手に刺されてしまいましたし。
 11点取って勝てなかった前の試合。2点に抑えて勝てなかった今日の試合。 投打の歯車が狂い始めたのでなければ良いのですが…。

長谷川・林が出場選手登録

 長谷川投手と林投手が出場選手登録された。林投手は初の一軍入り。 長谷川投手のウエスタンでの成績は5試合2勝2敗防御率4.06。 林投手は10試合1敗防御率3.86。

 林投手、初一軍おめでとうございます。まずは敗戦処理からだと思いますが、徐々にステップアップしていって下さい。

新井、左アキレス腱炎症

 左アキレス腱を痛めている新井選手。病院で検査した結果、左アキレス腱の炎症と診断された。

 前田選手の悲劇を再び起こさないためにも、あまり無理はしないで下さい。

東出、JA全農Go・Go賞表彰

 東出選手が試合前にJA全農Go・Go賞「好走塁賞」の表彰を受けた。

 あめでとうございます。盗塁王を目指してください。

4月月間MVP発表

 4月の月間MVPが発表された。セはヤクルトのペタジーニ選手と中日の野口投手。 パは西武のカブレラ選手と近鉄の前川投手。

 鶴田投手、惜しかったです。もう1試合投げて勝利投手になって防御率が月間トップだったら…。

5月7日

SATOの無責任先発予想

 8日から広島で巨人3連戦。続いて甲子園で阪神3連戦。計6連戦。
 広島の先発は佐々岡・ラドウィック・黒田・高橋・山内・佐々岡投手と予想します。 佐々岡投手が中4日になってしまいますが、 火曜日に先発した投手を日曜日に先発させないと、 火曜日に先発した投手は次週の火曜日に先発ということになって、 必ず中6日開いてしまいます。 先発投手が足らない現状では、三本柱は中5日が基本。 中6日で回すという贅沢なことはおそらくやっていられないでしょう。 球数を100球程度に限定するなどの配慮をして、 中4日登板の可能性は充分あるのではないでしょうか。
 一方、巨人の先発は入来・鄭ミン哲・高橋尚投手でしょうか。 この巨人戦は佐々岡・黒田投手が先発でき、打線も好調ですので、 最低でも2勝1敗で勝ち越したいですね。

山崎・広池が出場選手登録抹消

 山崎投手と広池投手が出場選手登録を抹消された。

 昇格候補は田中・林・佐竹投手あたりでしょうか。

日程追加

6月28日(木) 阪  神−広  島 18:00(甲子園)

5月6日

壮絶打撃戦、ディアス3発・新井同点弾実らず

 対ヤクルト戦、広島は2回裏にヤクルト先発石井一投手からディアス選手が3試合連続の5号ソロを放って先制。 しかし直後の3回表に先発山内投手が稲葉選手に6号3ラン、古田選手に4号2ランを浴びてKO。 広島は4回裏にディアス選手が2打席連続の6号3ランを放って1点差とした。 しかし直後の5回表に玉木投手がペタジーニ選手に11号2ランを浴びて3点差とされた。 広島は6回裏にディアス・瀬戸選手の短長打で一死ニ三塁とし、代打西山選手の中犠飛で2点差とした。 しかし直後の7回表に菊地原投手が岩村選手に適時二塁打、 山崎投手が池山選手にプロ通算300号3ランを浴びて6点差とされた。 あきらめない広島は7回裏に町田選手の5号ソロで5点差とし、金本選手が四球を選んで石井一投手をKO。 代わったハースト投手から二死後、ディアス選手がこの試合3本目の7号2ランを放って3点差とした。 廣瀬・瀬戸選手が連打して二死一二塁とし、代わった山本投手から代打浅井選手の代打新井選手が右中間へ8号3ラン。 同点に追いついた。 しかし直後の8回表、河野投手が代打ラミレス選手の遊撃内野安打、暴投、真中選手の中前打、盗塁で無死ニ三塁のピンチ。 一死後、稲葉選手に中前適時打を浴びて2点を勝ち越された。さらにペタジーニ選手の12号2ランで4点差とされた。 広島は8回裏9回裏を石井弘・高津投手に抑えられた。 11対15で敗戦。広島は15安打5本塁打11得点も実らず、連勝は4で止まった。

 試合結果

 新井選手の同点弾には感動しました。6点差をよく追いつきました。 この一発とディアス選手の3発を見ることができただけで、入場料分は充分楽しめました。
 6点差を追いついた時点で、普通、流れは広島に来るものなのですが、 得点直後の失点というパターンは最後まで変わりませんでした。 投手陣は総崩れ。1度勢いがついたヤクルト打線を止めるのは難しかったと思います。
 山内投手。先発で2試合連続KO。ローテ投手としてはちょっと苦しい感じ。 しかし二軍の状況等考えると、鶴田投手が戻ってくるまではローテを外すことはできそうにありません。 頑張って下さい。
 ディアス選手は1試合3本塁打。生まれて初めての経験だそうです。 できれば勝ってヒーローにしてあげたかったです。これでこのヤクルト3連戦は5本塁打。 新井選手の欠場で巡ってきたチャンスをがっちりモノにしました。 今後は長打ばかり狙って打撃を粗くしないようにしてもらいたいです。
 新井選手。左アキレス腱痛でスタメン落ちしていましたが、7回裏に代打で同点3ラン。 チャンスでの勝負弱さが目立っていましたが、今日のような場面で打つと自信がつくと思います。 それにこのように存在感をアピールしておけば、故障が治れば即スタメン復帰となるでしょう。
 瀬戸選手は5打数5安打の大当たり。しかしリードした投手陣が15失点では気分が良くないでしょう。
 またも同一カード3連戦3連勝はなりませんでした。連勝は4で止まり、日曜日不敗は崩れました。 しかしこのゴールデンウィークは5勝3敗と勝ち越し。打線は上向きですし、三本柱は万全。 貯金を増やして行ける要素は充分あります。

5月5日

金本・ロペス・ディアス3者連続弾!高橋3安打完封!

 対ヤクルト戦、広島は2回裏にヤクルト先発ニューマン投手を攻め、廣瀬・西山選手の短長打で一死ニ三塁のチャンス。 高橋投手が左前適時打を放って1点を先制。東出選手の左ゴロでさらに1点。 3回裏には二死から金本選手が左翼席へ4号ソロ、ロペス選手が左中間へ7号ソロ、 ディアス選手が左中間へ4号ソロ、3者連続本塁打で3点を追加した。 先発高橋投手は直球・変化球ともに切れがあり、ヤクルト打線を3安打に抑え込んで今季初完封。 5対0で快勝。広島は4連勝で貯金2。

 試合結果

 先発は高橋投手。ヤクルト先発のニューマン投手には4月13日の試合で抑え込まれていたので、 投手戦は必至かと思いました。ところが早々と打線が爆発。 2回裏には高橋投手が自ら先制適時打。そして3回裏にはビックリ仰天の3者連続本塁打。 広島市民球場はお祭り騒ぎでした。
 高橋投手は今季初完封。先制する前の2回表一死一二塁のピンチでちょっとヒヤヒヤしたぐらいで、 あとは安心して見ていられました。ヤクルト打線をわずか3安打。 与えた四球もわずかに2つと、文句の付けようがない投球でした。完封は昨年の4月20日以来です。
 廣瀬選手は4月11日以来のスタメン出場。2安打を放ち、先制のホームを踏みました。 ここのところベンチが起用した選手が必ず活躍しているように感じます。冴えていますね。
 そんな中でちょっと気の毒だったのが東出選手。2回裏に左前適時打を打ったはずが、 一塁走者高橋投手の判断が悪く、左ゴロとなってしまいました。結局、この試合無安打に終わってしまいました。
 明日は1999年9月7日〜9日以来の同一カード3連勝を目指すことになります。 おそらくヤクルトの先発が石井一投手で、こっちの先発が山内投手。 多少不利かなという気がしますが、勢いはカープにあります。勝ってゴールデンウィークを締めくくりたいですね。

5月4日

今季初!大入り、3連勝、貯金、ウエーブ

 対ヤクルト戦、広島は初回にヤクルト先発入来投手を攻め、東出選手の中前打と町田選手の犠打で一死二塁とし、 木村拓選手が右中間へ適時二塁打を放って先制。 先発黒田投手は3回表にペタジーニ選手に10号ソロを浴びて同点。 しかし6回裏に山本投手を攻め、中前打のロペス選手を一塁に置いて、ディアス選手が左中間へ3号勝ち越し2ラン。 7回裏には本間投手から町田選手が2試合連続の4号ソロを中堅左へ打ち込んで突き放した。 黒田投手は2度の満塁のピンチを切り抜けるなど粘り強い投球で完投。4対1で勝利。 広島は今季初の3連勝で今季初の貯金を作った。

 試合結果

 広島市民球場へ行ってきました。観客は2万8000人で、今季初の大入り袋が出たそうです。 球場全体が選手たちを後押しする雰囲気。やはり大観衆というのは良いものですね。
 黒田投手は6安打1失点で今季初の完投勝利(完投負けは2度ありますが)。2勝目です。 ピンチは3度ありました。2回表の一死満塁。3回表、1点取られた後の二死二塁。6回表の二死満塁。 ピンチになっても崩れないのが今年の黒田投手。 特に6回表の二死満塁でヤクルトは好投の入来投手に代打の副島選手を送って勝負をかけてきました。 流れがどちらのチームに傾くか大きな場面だったと思いますが、副島選手を三振に切って取りました。
 勝負を決めたのはディアス選手の一振り。6回表の大ピンチを切り抜けた直後の6回裏二死一塁。 正直なところ、得点圏に走者は進んでいませんでしたし、ディアス選手は前の2打席で三振してましたので、 あまり期待していませんでした。それがねえ、ビックリするようなところで打ってくれますよ、ハイ。 ディアス選手は新井選手の代役でスタメンだったわけですが、そういう選手が試合を決める一発を打つとは、 チームが乗ってきた証拠でしょうか。
 町田選手は駄目押しソロアーチ。直後の守備ではファールフライをフェンスにぶつかりながら捕る美妓。 乗ってます。
 今季初の3連勝で貯金が1。投打の歯車が噛み合い始めたので、 連勝を伸ばして何とか巨人の独走に「待った」をかけたいですね。

新井、左アキレス腱痛で欠場

 新井選手が左アキレス腱痛のために今季初めてスタメン落ちした。 試合前の打撃練習は行なったが、守備練習は行なわなかった。 ベンチ入りしたものの出場機会はなかった。

 試合前に選手が出てきてウォーミングアップやキャッチボールをして、ノックを受けるのですが、 新井選手はベンチの中で腕組みをして座ったままでした。これはどこか怪我をしたんだなとすぐにわかりました。
 左アキレス腱は朝起きたら痛かったそうです。いつ痛めたのでしょうね?疲れがたまっていたのでしょうか。

西武橋本、連続試合救援登板で清川に並ぶ

 西武の橋本武広投手が日本ハム戦に救援登板し、連続試合救援登板438のプロ野球タイ記録を作った。 現広島投手コーチの清川栄治投手の記録に並んだもの。

 記録は破られるためにあるといいますが、カープ選手が関係した記録が破られるのはやはり少し寂しいかな。

5月3日

でた〜!代打町田ぎゃ〜くて〜ん2ラン

 対阪神戦、先発ラドウィック投手と阪神先発福原投手の投手戦。 6回裏まで無失点の好投を続けていたラドウィック投手は、7回裏に山田選手の右中間二塁打の後、 藤本選手の送りバントが内野安打となって無死一三塁のピンチ。一死後、 代打八木選手に右前適時打を浴びて均衡が破れた。さらに二死満塁のピンチを招いたが、 救援の菊地原投手が切り抜けた。 7回表まで福原投手の前にわずか1安打の広島打線は、8回表に先頭野村選手が右中間へ三塁打。 一死後、代打町田選手が左翼席へ3号2ランを運んで逆転。さらに菊地原投手のバント安打、 木村拓・浅井選手の四球で二死満塁とし、福原投手をKO。 代わった西川投手から金本選手が押し出し四球を選んで2点差とした。 広島はその後、河野・シュールストロム投手をつなぎ、阪神の反撃を断った。3対1で勝利。 広島は2連勝で勝率を5割に戻した。

 試合結果

 町田選手がやってくれました。一死三塁だったので「外野フライが最低限の仕事」と思って打席に入ったそうですが、 見事な一振りでした。福原投手が素晴らしい投球をしていたので、1点を先制された時はやばいなあと思っていたのですが、 劣勢を一振りで逆転してくれました。右投手に対して左打者ではなく、町田選手を送ったベンチの采配もズバリ。 チャンスを作って試合の流れを引き寄せた野村選手の打撃も見事でした。
 投手陣の頑張りが勝利につながりました。右ふくらはぎの状態が心配されたラドウィック投手が元気に先発。 阪神打線が高めのボール気味の直球に面白いように手を出してくれたこともあって、6回を無失点の好投。 7回裏につかまってしまいましたが、福原投手の好投がなければ十分に勝ち投手になれていた内容でした。
 2番手菊地原投手は7回裏二死満塁のピンチでクルーズ選手を三ゴロに抑える好救援。 「抑えてくれるだろう」と期待感を持って見ていられるようになりました。1999年9月7日以来の勝利投手です。
 河野投手は前回打たれましたが、この試合ではしっかり抑えてくれました。 シュールストロム投手は最終回を3人でピシャリ。2セーブ目です。
 これで勝率5割に復帰。鯉の季節に今季初の貯金を期待します。

ウエスタン情報

 試合結果

 トーナメント大会1回戦敗退。

5月2日

阪神戦、雨天中止

 甲子園球場で行われる予定だった阪神戦は雨のため中止となった。

 雨でローテの谷間が埋まりましたね。

東出、4月度JA全農Go・Go賞受賞

 東出選手がJA全農Go・Go賞4月度の「好走塁賞」を受賞した。 セ月間最多の8盗塁が評価されたもの。

 おめでとうございます。

5月1日

わしがエースじゃ!

 対阪神戦、広島は初回、阪神先発カーライル投手を攻め、四球の東出選手が盗塁成功。 木村拓選手の投手強襲安打と盗塁で一死ニ三塁のチャンス。 金本選手が右犠飛を打ち上げて先制。ロペス選手が左中間への6号2ランで続き、3点をリードした。 先発佐々岡投手は制球・球の切れともに良く、4回まで無安打投球だったが、 5回裏に檜山選手の2号ソロで2点差とされた。 2回以降立ち直ったカーライル投手に抑えられていた広島打線は、 8回表に2番手遠山投手を攻め、中前打の東出選手を木村拓選手の犠打と浅井選手の一ゴロで三塁へ進め、 金本選手の中前適時打で本塁へ返した。佐々岡投手は最後まで安定した投球で完投。 4対1で快勝。佐々岡投手は2試合連続完投勝利。

 試合結果

 佐々岡投手が好投しました。これまではピンチを作って切り抜けることが多く、粘投という感じでしたが、 今日の試合ではピンチらしいピンチは7回裏だけ。5イニングを3者凡退で退け、ピシャリと危なげない投球でした。 9連戦で投手のやりくりが苦しい中、完投勝利で他の投手が休めたという意味でも、 エースの仕事をきっちり果たしたと言えるでしょうね。
 打線は初対決となったカーライル投手を初回に攻略。 東出・木村拓選手の足技で揺さぶり、金本選手の犠飛、ロペス選手の一発で3点。 今日も打線爆発かと思いましたが、その後はカーライル投手を打ちあぐねました。
 8回表の追加点は左打者が左投手を攻略したもの。金本選手は二死三塁でセーフティバントを試みて、 1点への執念を見せました。結局、詰まりながらも中前適時打。試合展開上、駄目押しの大きな1点となりました。
 野村選手は今季初盗塁。走ることで故障が再発しないか心配ではあるのですが、 走るという気持ちが出てきていることは嬉しいですね。