カープ日記


3月31日

拙守拙攻、豪腕黒田悲運

 対中日戦、広島は4回表に中日先発野口投手を攻め、緒方・金本の連打で無死ニ三塁とし、 一死後、町田選手が中前へ先制の2点適時打を放った。 好投の先発黒田投手はその裏に2安打で一死一二塁とされ、山崎選手の右越え適時二塁打で1点差とされた。 その後は8回裏一死まで完璧な投球だったが、関川選手の三ゴロを新井選手が失策。 井端選手の三ゴロがバントを警戒して前進していた新井選手の頭上を越えて二塁打。 一死ニ三塁から福留選手の左犠飛で同点。 広島は9回表に無死一三塁のチャンスを潰し、その裏、先頭の山崎武選手の三ゴロを新井選手がまたしても失策。 送りバントで一死二塁とされ、二死までこぎつけた。 しかし、代打種田選手の遊撃内野安打で本塁へ向かった二塁走者荒木選手を刺そうと東出選手が本塁へ送球したが、 低投となって西山捕手が捕れず、サヨナラ負け。 2対3で敗戦。広島は2連敗。

 試合結果

 黒田投手、可哀想すぎ。あの素晴らしい投球で勝てないなんて信じられません。 MAXは151キロ、フォークやスライダーがビシビシ決まって。 4回裏の山崎武選手の適時二塁打にしても、ラッキーパンチみたいな感じでしたし。 9回裏になっても全く球威は衰えず、スタミナの心配もなし。「豪腕」という形容がぴったりくる投球でした。
 最終回の東出選手の本塁への低投。三遊間でゴロを捕った後、一塁へ送球しなかった判断は抜群でした。 捕ってすぐに本塁へ投げていれば良かったように思うのですが、 二塁走者の荒木選手のあまりに無謀な走塁(というか、東出選手が一塁に送球するという判断での走塁) だったので三本間で挟殺プレーになると思ったのでしょうね。 大事なところで送球をびびっちゃいましたね。
 黒田投手の好投を台無しにしてしまった新井選手の2つの失策。新井選手自身にもかなりのショックが残るでしょう。 8回裏の失策をきっかけに悪い流れになってしまったので、 ひょっとすると緒方選手の怪我に対してさえも責任を感じているかも知れません。 気持ちの切り替えができないと今後もポロポロやってしまう可能性がありますね。 今後、新井選手の精神的な強さが試されます。
 こんなことが続くと、首脳陣が新井選手を三塁で起用し続けることを我慢できるなくなることも考えられます。 現に9回裏には守備固めを出しましたし。でも、まだシーズンは始まったばかり。 こんなことが何度か起きることは覚悟していたはず。 試合終盤の守備固めは当然としても、先発起用については我慢して続けないといけないでしょう。我慢、我慢、我慢。
 攻撃では2回表無死一二塁で町田選手が送りバントを失敗。また昨日と同じパターンかと思いましたが、 その町田選手が4回表に汚名返上の先制2点適時打。しかし結局得点はそれだけ。野口投手が良かったこともありますけど。 それにしても9回表無死一三塁で1点も取れなかったのは痛かったですね。

緒方、1000試合出場も右膝負傷で途中退場

 緒方選手がプロ入り通算1000試合出場を達成した。 しかし9回表に本塁に突入した際に中村捕手にブロックされて右膝を負傷。 長内コーチに背負われて退場し、そのまま交代した。 名古屋市内の病院で検査した結果、「右膝内側側副靭帯損傷」と診断された。 1日に広島に戻り精密検査を受ける。福永トレーナーによると、昨年手術した個所と直接の関係はないとのこと。

 1000試合出場おめでとうございます。しかし…。この試合を負けたことより緒方選手の負傷の方がショックです。 4回表には今季初安打。金本選手の右前打で一塁から三塁を陥れる好走塁。 9回表にも左中間前への当たりを二塁打にする好走塁。久々にスピードに乗った緒方選手の走塁を見て、 完全復活したなと思っていたのですが、その直後に…。期間はわかりませんが、戦線離脱となってしまう模様です。

廣瀬、プロ入り初出場

 廣瀬選手が8回裏一死ニ三塁の場面で町田選手に代わって右翼守備についた。プロ入り初出場。

 おめでとうございます。   

シュールストロムが出場選手登録

 シュールストロム投手が出場選手登録された。

 ということは、ラドウィック投手がしばらく出てこれそうにないということなのでしょうか?  

3月30日

山本カープ、開幕飾れず

 セ・リーグが開幕。広島はナゴヤドームで中日と対戦した。 初回、広島は中日開幕投手の山本昌投手を攻め、2つの四球で二死一二塁とし、 ロペス選手の左翼線適時二塁打で幸先良く1点を先制した。 しかしその裏、開幕投手の佐々岡投手が二死無走者から四球と安打で二死一三塁とされ、 立浪選手に中前適時打を打たれて同点とされた。 3回裏には関川選手の安打をきっかけに二死二塁とされ、ティモンズ選手に右前適時打を浴びて勝ち越された。 7回裏にも安打と四球などで二死一三塁とされ、福留選手に左前適時打された。 8回裏には2番手玉木投手が安打・四球・暴投で二死ニ三塁とされ、 代打大豊選手に中前へ2点適時打を浴びて駄目を押された。 1対5で敗戦。

 試合結果

 攻撃では2回表無死一二塁での佐々岡投手のバント失敗が痛かったですね。 初回にロペス選手の適時二塁打で先制し、2回表の攻撃で一気に山本昌投手を潰すチャンスだったのですが…。 佐々岡投手は投球内容よりも9番打者の役割を果たせなかったことを反省していました。 あとは1〜3番、6番が無安打。打線が分断されてしまったことで、 得点が「スミ1」という結果になってしまったように思います。
 佐々岡投手は7回を投げて11安打を浴びました。球速はオープン戦の時よりも出ていましたし、 調子もそれほど悪くなかったように見えました。ま、11安打で3失点ですから、 良く粘って投げてくれたと言って良いのではないでしょうか。 ただ、あれだけピンチの連続だと、たとえ点をやらなくても、 攻撃のリズムが悪くなってしまうということがあったかも知れません。
 抑えをやる可能性があると言われていた玉木投手が2点負けている場面で登板。 ちょっと不可解な采配とも思えますが、慣らし運転、あるいは抑え役のテストと思えば理解できますかね。 あっさり失点してしまったのは誤算ですが…。
 明日、明後日の先発は黒田・高橋投手。オープン戦では佐々岡投手よりも調子が良かったので、 期待して良いと思います。しかし、いくら投手が頑張っても点を取らないと勝てないので、明日は打線の奮起を期待します。

山本VS星野、始球式で対決

 始球式で山本監督と星野監督が対決した。山本監督が打席に立ち、投手は星野監督、捕手は田淵幸一氏。 1球目は頭の上、2球目は背中の後ろ。3球目の高めのボール球を山本監督が空振りして始球式は終了。

 山本監督は打ち気満々でしたが、まともな球が来ませんでしたね(^^;

3月29日

いよいよ開幕

 プロ野球セ・リーグは30日にいよいよ開幕を迎える。広島はナゴヤドームで中日と3連戦を戦う。 山本監督は開幕を明日に控えてナゴヤドームでインタビューを受けた。 山本監督は「(今の気持ちは?)燃えてるというか、身が引き締まるというか、ワクワクというか、いろいろ表現できますね。 ここへ来てちょっとアクシデントがいろいろありましたんでね。だけど、 キャンプからやってきたことをそのまま、それを信じてやっていくというのが一番じゃないでしょうかね。 投手陣?ここまで来てある程度ローテーションも決めて、これでやるんだぞということでもう決めてますんで、 やってくれるでしょう。(抑えは?)終わり頃に小林幹英とか玉木とか良い状態で来てますので、 この2人になってくるでしょう。(打撃陣は?)打率的にはそんなに上がってないんですけどね、 つなぐ野球とかそれぞれの持ち場がある程度出てくるんじゃないかなというところですね。 当然開幕で勝ち越せればという気持ちを持っています。 (芸予地震について)大変な被害でしたから、我々が頑張って、みなさんの英気を養うような、そういったプレーができれば、 試合ができればと思います」。

 いよいよ開幕ですね。今年はカープは結構良い線行くんじゃないかと期待しているんですが、どうなるでしょうか。
 それでは恒例の先発予想を。最初なので当てずっぽうになります。広島の先発は佐々岡・黒田・高橋投手でしょうか。 黒田・高橋投手はどっちが先に投げるか微妙ですね。 中日は野口・山本昌・バンチ投手あたりか。広島は三本柱を注ぎ込むことになりますので、 2勝1敗以上で行きたいところです。

3月28日

開幕一軍メンバー発表

 広島の開幕一軍メンバーが発表された。新人では廣瀬選手が選ばれた。 前田選手は足の状態が万全ではなく、メンバーから外れた。開幕一軍メンバーは以下の通り:
投手
菊地原、黒田、佐々岡、高橋、小林、玉木、ヤング、山崎、苫米地
捕手
瀬戸、西山、倉
内野手
嶋、東出、野村、新井、ロペス、福地、ディアス
外野手
木村拓、町田、浅井、緒方、金本、廣瀬、朝山

 一軍登録が可能な人数は28人ですが、26人しか登録していません。 開幕2カード目に先発する可能性のある 山内・河内・鶴田・ラドウィック投手らを登録する枠を空けているということでしょう。 鶴田投手の足の怪我、ラドウィック投手の風邪の回復具合を見て、誰を登録するか決めるのでしょう。 予め山内・河内投手を登録しておくと、鶴田・ラドウィック投手が間に合った場合、 山内・河内投手を抹消しなければなりません。抹消後は10日間再登録できませんから、 鶴田・ラドウィック投手が不調だった場合の代役がいなくなってしまいます。 そういった理由で26人しか登録していないのだと思います。
 前田選手はとりあえずベンチ入りして代打要員かと思っていましたが、ベンチ入りさえしないんですね。 全く実戦をやっていないし、足の状態が悪いのであれば、仕方ないですかね。
 廣瀬選手、開幕一軍入りおめでとうございます。守備だけでなく打撃でもアピールできるようになってもらいたいですね。

カープナイン、ナイター練習

 カープナインは30日の開幕に備え、広島市民球場で16時30分からナイター練習を行なった。 金本選手は風邪が治っておらず、打撃練習を行なったのみだった。 名古屋へは29日に移動する。

 風邪が流行していますが、学校だったら学級閉鎖ですね。

オープン球場案、都市活性化対策特別委に提案

 東広島駅貨物ヤード跡地利用案として広島市とカープ球団がまとめた「天然芝オープン球場案」が 広島市議会都市活性化対策特別委員会に提案された。 この案では天然芝のオープン型球場を中心に商業施設などが併設される。 広島市が土地を貸与し、 カープ球団が中心となった民間企業が球場を建設する。総工費は270億円と見込まれている。 これで貨物ヤード跡地利用案が出揃い、今後、ドーム球場案、屋根付き球場案、 にぎわい施設案(球場なし)とともに検討されていくことになる。
 また同委員会では広島市民球場を改修した場合の工期が4〜5年、工費が約120億円となることも報告された。

 カープ球団の意向が最優先されるとすればこの案が最有力ですね。この案が通れば、 カープ球団はある程度自腹を切る腹づもりのようですので、 広島市としても今以上の財政負担がほとんどないメリットがあります。 ただ、いろんな方面からいろんな意見が出るでしょうから、この案ですんなり決まるとも思えないんですよね。 最後はやっぱり市民の声ですかね。
 私自身がどう思っているかと言いますと、まず、球場を広くして欲しいということ。 グラウンドを広くすることはもちろん、観客席もゆったりと座れるようにしてもらいたいです。 そして人工芝はやめてほしいということ。 選手が体をこすっても火傷しなかったり、足腰への負担がないような人工芝があるならば、人工芝でも良いですが…。 最後に、採算のとれる見込みの少ない巨大施設は作って欲しくないということ。この3点ですね。

3月27日

小山田、手術で前半戦絶望

 2月中旬から右腕に違和感を感じていた小山田投手。 26日に広島市内の病院で「右肩胸郭出口症候群」による第一肋骨除去手術を受けた。 投球再開には2〜3か月かかる見込みで前半戦の復帰はほぼ絶望。

 キャンプの紅白戦で投げて以来、全く名前が出てこなかった小山田投手ですが、 そんなことになっていたんですね。 そのうち出てくるだろうと思っていたのですが…。痛いですね。

必勝祈願

 阿南球団部長、山本監督らスタッフ、佐々岡選手会長ら選手、総勢47名が広島護国神社で必勝祈願をした。 佐々岡投手は「ここに来ると、もうすぐ開幕だなと、みんな緊張してると思います。 キャンプから自分のやることはやってきたと思いますし、 あとは緊張感と気持ちを持って臨みたいと思います。 今年1年最初の試合ですから、うちの、カープの野球ができるように、まずピッチャーが投げて、 守って勝つという、そういう野球を目指してやりたいと思います。 初戦ですから、チームが乗るためにも、1試合目を良い試合で終わって、2試合目以降につなげたいと思いますけどね」。

 佐々岡投手の発言は、選手会長としての発言であるとともに開幕投手としての発言のように聞こえました。 これで開幕投手が佐々岡投手でなかったらビックリしますね。

3月25日

オープン戦全日程終了

 倉敷マスカットスタジアムで行なわれる予定だった対阪神オープン戦は雨のため中止となった。 広島はオープン戦全日程を7勝6敗2分、12球団中6位の成績で終了した。

 試合中止で河内投手のテストができなかったのは痛かったですね。
 オープン戦は内容重視なので、勝ち負けは関係ないといいますが、勝ち過ぎたり負け過ぎたりすると不安になります。 1つ勝ち越しくらいだとちょうど良い成績ですね。

開幕投手陣は11人

 山本監督はオープン戦を総括し、開幕時の投手登録枠を11人と明かした。 先発要員は佐々岡・黒田・高橋・ラドウィック・河内・山内・鶴田投手。

 開幕2カード目の阪神戦での先発予定の投手が開幕一軍メンバーから外れる可能性はありますね。 先発ローテ要員は6人で充分なはずで、7人の名前が挙がったということは、 結局、オープン戦では5人目以降のローテ投手が決め切れず、公式戦の中で決めて行こうということでしょう。

大野練習場が地震被害

 24日の地震の影響で大野練習場に被害が出ていることが明らかになった。 屋外グラウンドの9ヶ所で液状化現象によって泥水が噴出。5〜6ヶ所が陥没している。 屋内練習場では一塁付近に段差ができ、ブルペンのマウンドに亀裂が入っている。 復旧にはかなり時間がかかる模様。

 1日も早い復旧を祈ります。

3月24日

黒田、開幕OK

 対阪神オープン戦、先発佐々岡投手は2回裏にクルーズ選手の二塁打をきっかけに二死一三塁とされ、 山田選手の右前適時打で先制された。4回裏には平下・沖原選手の連打で一死一三塁とされ、 山田選手の内野ゴロの間に1点を追加された。 広島打線は福原・井川・伊藤投手の前に7回まで沈黙。 しかし8回表に遠山投手を攻め、瀬戸選手の二塁打をきっかけに一死三塁とし、木村拓選手の中犠飛で1点差とした。 さらに9回表にはロペス選手が成本投手から左中間へ2号ソロアーチを放って同点。 2対2で引き分け。

 試合結果

 投手陣では黒田投手が抜群の出来。3回をパーフェクト。4奪三振。MAX147キロで変化球も切れていました。 この調子だとエースの座を佐々岡投手から奪うのではないかと思えるほどです。
 先発の佐々岡投手。MAX140キロで球の走りは今一つか。しかし、うまく内角を攻めていたと思います。
 河野投手は1回を1安打無失点。140キロ台がまだ出ません。調子は横ばいか。
 小林投手は1回を無安打無失点2奪三振。MAX140キロでしたが、球の切れはかなり良かったように思います。 シュールストロム投手の調子との兼ね合い次第ですが、開幕直後は抑えを任されるかも知れませんね。
 打線は低調でした。「打ちまくった日の次の日は打てない」ってやつですかね? 失点が少なかったので終盤なんとか粘れました。ロペス選手が土壇場でよく打ってくれました。
 金本選手が風邪で欠場。ロペス・西山・ディアス・横山選手が既に風邪にかかっています。 開幕までに流行を収束させてもらいたいものです。

地震で試合が中断

 15時28分頃、安芸灘を震源とする地震により、7回表終了時に試合が数分間中断した。

 私はその時は中国自動車道を走っていたのですが、ハンドルが取られるような感じがして、 タイヤがパンクしたのかと思いました。車に乗っていて地震に遭ったのは初めての経験です。 高速道路の通行止めが解除されるのをパーキングエリアで6時間ほど待っていました。 家に帰ると、写真立てと陶器が落ちて割れてました。本棚からは本やCDが落ちてました。 被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

パ・リーグが開幕

 パ・リーグの公式戦が開幕した。オリックス、ロッテ、近鉄が勝利した。

 セはまだオープン戦をやっていますので、プロ野球が開幕したという実感が沸かないです。

3月23日

新井満塁弾!打線爆発13得点

 対阪神オープン戦、広島は2回表に阪神先発藤田投手を攻め、四球の金本選手を一塁に置いて、 浅井選手が左中間突破の適時三塁打を放ち、沖原選手の悪送球も重なって2点を先制した。 先発高橋投手は3回裏に矢野選手の二塁打をきっかけに二死三塁とされ、 坪井選手の中前適時打でオープン戦初失点。 4回裏には今岡・クルーズ選手の連打と東出選手の失策で無死ニ三塁とされ、ペレス選手の犠飛で同点とされた。 広島は6回表に川尻投手を攻め、東出・緒方・金本選手の3連打で1点を勝ち越し。 ロペス選手の三ゴロをペレス選手が失策して満塁。一死後、新井選手が左中間へ4号満塁弾を放ち、 5点をリードした。8回表には伊達投手を攻め、新井選手の適時打、朝山選手の2点適時打、木村拓選手の犠飛、 東出選手の適時二塁打、玉木投手の右前打で大量6点。試合を決めた。 投げては中継ぎ以降のヤング・シュールストロム・玉木・小林投手が阪神打線を零封。13対2で勝利。 連敗を3で止めた。

 試合結果

 阪神側のミスが絡んだとはいえ、打線が爆発して13得点。2ケタ得点は今年のオープン戦では初めてです。
 新井選手は満塁弾を含む3安打5打点。本塁打以外は打撃の内容としては良くなかったように思いますが、 自打球を当てて出場が危ぶまれていた選手の働きとは思えません。 特にカープの天敵川尻投手を打ってくれたのは良かったです。
 高橋投手は4回を2失点。オープン戦初失点を喫しました。MAXは142キロ。 風邪のせいで球の走りが悪かったようですが、球の切れはあったように見えました。
 シュールストロム投手。MAXは142キロ出ており、ブレーキの効いたカーブを投げていました。 はっきりしたボール球も多かったですが、思っていたよりも良かったです。調子が上がってきたのでしょうか。
 抑え候補に再浮上した小林投手。点差が開いていたのであまり参考にならないかも知れませんが、 1回を1安打無失点に抑えました。直球は141キロぐらい出ていました。

3月22日

新井左足痛、ロペス風邪

 21日の巨人戦で自打球を左足くるぶしに当てた新井選手は別メニューで軽めの練習。 腫れがひどく、23日の試合への出場は当日の様子を見て決める。 また、ロペス選手は風邪で練習を休んだ。

 新井選手は怪我とは無縁のように思われていますが、やはり人の子ですね。 開幕が近いので、無理して出場はして欲しくないです。

3月21日

先発河内、3回4失点

 対巨人オープン戦、オープン戦初登板となった先発河内投手は、初回に安打の仁志選手に盗塁された後、 高橋由選手に適時二塁打を浴びた。さらに清原選手に三塁強襲適時安打を浴びた。 2回裏には四球と暴投などで二死三塁とされ、東出選手の適時失策で1失点。 3回裏には二塁打の松井選手を暴投で三塁へ進め、江藤選手の犠飛で1失点。 4回裏には山内投手が二死からロペス選手の一邪飛失策の後、二岡・高橋由選手に連続二塁打を浴びて1失点。 5回裏にはマルティネス選手に1号ソロアーチ。 広島打線は5回まで巨人先発斎藤雅投手に零封されていたが、 6回表に工藤投手から東出・緒方・金本選手の3連打で1点を返した。 さらに8回表に木村拓・東出選手の連打などで二死一三塁とした後、金本選手が右中間へ2点適時二塁打を放ち、 3点差とした。しかし8回裏に山崎投手が川中・後藤選手に長短打を浴びて駄目を押された。 3対7で敗戦。広島は3連敗。

 試合結果

 先発候補として期待された河内投手ですが、結果を出せませんでした。 走者がいない時もセットポジションで投げており、直球のMAXは137キロ止まり。 上半身に力みがあったように見えました。 1回裏と2回裏はスライダーでほとんどストライクが取れない状態でした。 また、暴投が2つ、盗塁を2つ決められました。 盗塁はいずれも西山捕手が二塁へ送球さえできないほど完全にフォームを盗まれたものでした。 というわけで、オープン戦初登板ということを割り引いても、開幕ローテ入りはちょっと難しそうです。 次回25日の登板で、好結果を出して欲しいと思います。
 守備では2つの失策がいずれも失点につながっています。 守備の強化はキャンプからずっとやってきたはずですが…。 守備がうまくなっていると評判だった東出選手の失策がここ最近増えているのが気になります。
 打順は、二塁手木村拓、遊撃手東出、中堅手緒方、左翼手金本、一塁手ロペス、右翼手浅井、三塁手新井、 捕手西山、DH町田。現時点でのベストメンバーですね。 この打順で9番に投手が入って、6番に浅井選手か町田選手が入れば、 開幕スタメンオーダーになるのではないでしょうか。
 打線の中では3安打3打点の金本選手が目立ちました。一時期全くヒットが出ないことがありましたが、 ここのところ調子を上げてきていますね。この試合ではDHではなく左翼守備につきましたので、 かかとの故障は問題ない状態になったのでしょう。

3月20日

ラドウィック、ローテ入りへ前進

 対ダイエーオープン戦、先発ラドウィック投手は2回裏に小久保選手の内野安打と東出選手の悪送球などで一死三塁とされ、 城島選手の内野ゴロの間に1点を先制された。 広島は3回表にダイエー先発若田部投手を攻め、朝山・木村拓選手の長短打で無死一三塁とし、 東出選手が左翼線へ適時二塁打を放って逆転。 さらに敵失と四球で一死満塁とし、ロペス選手の内野ゴロの間に1点を追加した。 しかし3回裏に安打の村松選手に盗塁などで三進を許した後、柴原選手の適時打で1点差とされた。 6回裏には佐藤康投手が柴原選手の安打と犠打で一死二塁とされ、代わった山崎投手が二死後、 小久保選手に適時打を浴びて同点とされた。 さらに9回裏にはヤング投手が鳥越選手に三塁打され、柴原選手に犠飛を打たれてサヨナラ。 3対4で敗戦。

 試合結果

 ラドウィック投手は5回を2失点とまずまずの投球だったようです。先発ローテ入りに前進したようです。
 一方、中継ぎ以降の投手には課題山積。左殺しを期待されている佐藤康投手が左打者に打たれたり、 抑え候補(?)のヤング投手があっさりサヨナラを許したり。 ヤング投手は抑えどころか一軍入りも危ないようです。頭が痛いですね。

3月19日

野村・前田、開幕黄信号

 野村選手と前田選手が開幕スタメンを欠場することが濃厚な状況となった。 10日の試合で左足太もも裏違和感を再発した野村選手は全体練習に合流したが、動きはいまひとつ。 山崎コーチは「見た通りの状況。まだ実戦でいける段階ではない」。 前田選手はフリー打撃では良い当たりを飛ばしたが、守備練習は行なわなかった。 山本監督は「(状態は)6割ぐらいか。焦っても仕方ない。シーズンは長い」。

 ある程度予想していたことなので、それほどショックではないですが、 選手層が厚くなったと言えるのはこの2選手が復活してこそですからね。

河内、21日に初登板

 河内投手が21日の巨人戦で初登板する予定。

 フォーム矯正でどれだけ良くなっているか楽しみです。

新人獲得に自由競争枠導入へ

 今年からプロ野球新人獲得にドラフトと自由競争を併用することがプロ野球実行委員会で大筋合意した。 今後は自由競争で獲得できる人数(1〜2名)やドラフト指名権喪失などの規制など細部が詰められる。

 実質的には逆指名ドラフトと変わらないようですが、 今後、自由競争枠の拡大という方向へ進む可能性もありますので、ドラフト制度がなし崩しになっていくかも知れませんね。

3月18日

初登板横山、1回無失点

 対ダイエーオープン戦、先発佐々岡投手は初回に柴原選手に先頭打者本塁打を浴びた。 広島は4回裏に金本選手がダイエー先発ラジオ投手から右中間席中段へ2号逆転2ラン。 4回までまずまずの投球だった佐々岡投手は、5回表に突如制球を乱し、3四球で一死満塁とした後、 バルデス選手の内野ゴロの間に同点とされた。 6回表には横山投手がオープン戦初登板。1回を1安打無失点に抑えた。 その後、試合は膠着状態に入ったが、9回表に河野投手がバント安打と四球などで一死ニ三塁とされた後、 鳥越選手の右前適時打、柴原選手のスクイズで2点を失った。2対4で敗戦。

 試合結果

 佐々岡投手は柴原選手に先頭打者本塁打を浴びたものの、その後はベテランらしくうまくまとめたという印象。 直球の走りはいまひとつでMAX139キロでした。 しかし、5回表に1イニング4四球と制球が乱れたのはどうしたことでしょう。 スタミナに問題があるということなのでしょうか。
 横山投手はオープン戦初登板。MAXは138キロということで調子はまだまだという印象でした。 とりあえず投げられて良かったというところでしょう。 試合後、横山投手はRCCラジオ「サンデースーパースタジアム」の中で 「万全な状態になってから投げたい」と発言していましたし、 野球解説者の方々の意見を総合すると、残念ながら開幕一軍は無理っぽいです。
 高橋投手は抜群でした。MAXは147キロ。変化球もよく決まっていたようです。
 河野投手はまたも抑えに失敗。しかしMAX139キロと、前回の登板よりは5キロ程度球速が上がっていました。 抑え役ができるかどうかはともかくとして、調子は上向きと見ました。
 打線では金本選手の活躍が目立ちました。本塁打を含む3安打猛打賞。 初回の二塁左へのゴロを内野安打にできなかったので変だなと思ったのですが、 少し足のかかとを故障しているそうです。
 攻撃全体を見ると、走塁ミスあり、サインミスあり、併殺3つあり、と雑な感じでした。 チャンスで強行して併殺になるのは仕方ないですが、走塁ミスやサインミスは無くすようにしてもらいたいですね。

古沢氏を臨時コーチでドミニカへ

 広島球団は昨年まで阪神の二軍投手コーチを務めていた古沢憲司氏を 臨時コーチとしてドミニカカープアカデミーへ派遣する。 古沢氏は1982年から84年まで投手として、93年から95年まで二軍投手コーチとして広島に在籍した。

 現役時代は強気でならした方なので、特に精神面での指導を期待します。

HRガール決まる

 2001年カープホームランガール3人が決まった。 広島市安芸区在住の修道大2年米盛博美さん(20)、東区の広島女学院大2年山田恵理さん(20)、 南区の安田大3年植常三紀子さん(21)。

 1年間よろしくお願いします。

3月17日

緒方に待望の一発

 対ダイエーオープン戦、初回に緒方選手がダイエー先発篠原投手から左越えへ1号先制ソロアーチ。 2回裏には町田選手が左越えに1号ソロ。3回裏には木村拓・東出選手の連打などで一死ニ三塁とし、 ロペス選手が中越えへ2点適時二塁打を放ち、4点をリードした。 先発黒田投手はフォークとスライダーが冴え、3回までで5三振を奪う好投。 しかし4回表に小久保選手に左越えへ4号ソロ。5回表には安打と四球で一死一二塁とされた後、 柴原選手のライナーが左足首に当たり、これが中前適時打となった。黒田投手は大事を取って降板。 代わった山崎投手が鳥越選手に三塁へ適時内野安打を浴びて1点差とされたが、この回を抑え切った。 試合はここで雨のためコールドゲームになった。4対3で勝利。

 試合結果

 緒方選手に待望の一発が出ました。 怪我の主力3人衆のうち、少なくとも緒方選手は開幕スタメンに間に合いそうです。
 オープン戦無失点を続けていた黒田投手はついに失点してしまいました。 3回までは完璧な投球だったのですけどね。 4回表と5回表の投球はグラウンドコンディションと捕手が代わったことが影響したのでしょうか? 5回表途中で打球を左足首に当てて降板しましたが、 足に当たった打球が中堅に達したということは、モロに足に当たったわけではないということだと思います。 アイシングだけで様子を見るということで、おそらく大事には至っていないでしょう。

石橋が右足捻挫

 石橋選手が15日、藤井寺球場での練習中に右足を痛めた。「右足関節捻挫」で安静加療2週間。

 新人でいきなり怪我となると気が焦るかも知れませんが、無理をせずしっかり治して下さい。

3月16日

祝!前田が入籍

 前田選手が今月7日に入籍していたことがカープ球団から発表された。 お相手は東京都目黒区在住のテレビキャスター西岡英美さん(25)。 2人は5年前に知人の紹介で知り合ったという。 前田選手は「自然に付き合ってきてこうなりました。入籍した日は仕事をしていました。 自分の柄じゃないですから勘弁して下さい。早く体調を整えて試合に出るようにしたい」とコメントした。

 おめでとうございます。