カープ日記


9月15日

オーナー代行「監督問題白紙」

 大リーグ視察から帰国した松田元オーナー代行は、 監督問題について「今月末までに(監督)本人と話しをする。監督と話し合う前に動くことはない」と述べた。

 ペナントレースもまだまだ残っていますし、この時期に出すコメントとして正しいコメントだと思います。

入団テスト行なわれる

 広島球団の入団テストが行なわれた。雨天のため、会場は大野屋内練習場。 141人が受験し、一次テストを23人、二次テストを5人が合格した。 今後、5人の合否を決め、合格者を11月の秋季練習に参加させてドラフト指名するかどうかを決める。

 140キロを越える球を投げていた投手もいたとか。ドラフト指名できる選手がいれば良いですね。

小山田・松本が出場選手登録抹消

 小山田投手と松本選手が出場選手登録を抹消された。

 代わりに誰を一軍に上げるのでしょうか。ウエスタンの試合が終わって二軍の好調選手がわからないので、 ちょっと予想できません。

河野、シドニー入り

 シドニー五輪日本代表の河野投手がシドニー入り。プロアマ合同練習に参加し、 ブルペンで40球の投球練習を行なった。

 河野投手は長旅でお疲れのようです。まずは体調を整えることが重要ですね。

ウエスタン全日程終了

 ウエスタンリーグの全日程が終了した。

ウエスタンリーグ最終勝敗表
チーム 試合 勝率
1 中  日 100 67 26 7 .720 -
2 阪  神 100 59 35 6 .628 8.5
3 ダイエー 100 48 41 11 .539 8.5
4 近  鉄 100 42 50 8 .457 7.5
5 広  島 100 34 65 1 .343 11.5
6 サーパス 100 30 63 7 .323 1.0

タイトルホルダー
首位打者   原田政彦(中日) .343
最多本塁打  濱中治(阪神)、曽我部直樹(阪神) 13
最多打点   高橋光信(中日) 70
最多盗塁   森谷昭仁 35
最高出塁率  濱中治 .468
防御率第1位 山岡洋之(阪神) 1.91
勝率第1位  斉藤貢(ダイエー) .786
最多勝    斉藤貢(ダイエー) 11
最優秀救援  佐野重樹(中日)14セーブポイント

 せめてタイトルのひとつぐらいカープの選手にも獲ってもらいたかったです。 ちなみにブリトー選手が11本塁打。本塁打王にあと2本でした。

9月14日

河野、シドニーへ出発

 シドニー五輪日本代表の河野投手は他のプロ7選手とともに成田空港からシドニーへ向けて出発した。

 「日本代表に河野あり」という活躍を期待しています。

9月13日

長打に足攻、4点差を逆転勝ち

 対中日戦、先発黒田投手は初回に李・関川選手の連打と福留選手への四球で無死満塁のピンチ。 ゴメス選手の犠飛と立浪選手の適時打で2点を失った。2回裏には中村選手に3号ソロアーチ。 李選手に安打されて、黒田投手は交代。玉木重投手は関川選手に安打されて一死一三塁とされ、 福留選手の一ゴロが野選となって4点差とされた。 広島は3回裏に中日先発野口投手を攻め、木村拓選手の右中間二塁打の後、 ディアス選手が左越えへ5号2ランを放って2点差とした。 しかし3回裏に立浪選手の安打と井上選手への四球で一死一二塁とされた後、 中村選手に2点適時二塁打されて再び4点差とされた。 4回表に新井選手が中越えへ11号ソロアーチを放ち、野口投手をKO。 朝山選手が宮越投手から左越えへ5号ソロアーチを放って2点差とした。 5回表には中山投手を二死から攻め、ロペス選手の四球と新井選手の中前打で一三塁とし、 朝山選手の遊撃適時内野安打で1点差とした。なおも一三塁から朝山・新井選手が重盗を決めて同点とした。 7回表には落合投手を攻め、ディアス選手の三ゴロ敵失で無死二塁。金本選手の中飛で代走福地選手が三塁へ進み、 ロペス選手の左犠飛でついに勝ち越した。 8回表にはこの試合4安打目の朝山選手が二塁へ進み、代打浅井選手が中前適時打を放ち、2点をリードした。 広島は4回以降を高橋・山崎健・紀藤投手とつなぎ、中日打線を零封。8対6で勝利。連敗を2で止めた。

 試合結果

 黒田投手が早々とKOされて、またひどい試合になるのかと思いましたが、 打線が4点差をひっくり返し、救援投手陣も踏ん張って連敗を止めました。
 4回表までの4点はディアス選手の2ラン、新井・朝山選手の連続ソロと本塁打によるもの。 また本塁打でしか点が取れないのかと思いましたが、それ以降の4点は足を絡めて取りました。 5回表の1点目は朝山選手の当たり損ねのゴロが俊足で内野安打に。 この時、新井選手が判断良く三塁へ進んだことが2点目につながります。 二死一三塁から重盗を仕掛け、新井選手が本盗を決めました。 7回表の決勝点は無安打で取りました。 失策で出塁したディアス選手の代走福地選手を金本選手とロペス選手が外飛で本塁へ迎え入れました。 福地選手の足が生きました。8回表は無死一塁で木村一選手が送りバントを失敗したものの、 エンドランを決めて走者を進めたことが浅井選手の適時打を生みました。
 朝山選手はプロ入り初の猛打賞。4安打1本塁打2打点でした。ヒーローインタビューを受けました。
 新井選手はバックスクリーンへ特大の一発。そして本盗など好走塁が光りました。
 先発黒田投手は2回途中でKO。最近好調だったんですけどね。 交代が早過ぎるかなと思ったのですが、黒田投手は悪い時は徹底的に悪いので、 仕方ないかも知れませんね。
 高橋・山崎健・紀藤投手はよく投げましたね。中でも紀藤投手は、 8回表の攻撃でスクイズ失敗と三盗失敗で流れが中日に行きかねないところをしっかり食いとめました。 山崎健投手を中継ぎで起用しているということは、しばらくは紀藤投手がストッパーをやるのでしょうね。
 木村一捕手が西山捕手に代わり途中出場。中継ぎ陣の好投を引き出しました。李選手の盗塁も刺しました。 今後、出番が増えるかも知れませんね。

日程追加

10月5日(土) 中日−広島 18:00(ナゴヤドーム)

9月12日

ミンチー、豪雨の影響で浜松泊

 中日戦は豪雨でナゴヤドームが浸水したため中止となった。中日球団は復旧作業を急いでいる。 広島ナインは16時から中日の屋内練習場で約1時間半練習した。 また、ミンチー投手は11日の練習免除で11日夕方に新幹線で新横浜から名古屋に向かったが、 浜松で新幹線がストップ。浜松市内のホテルで一泊した。

 ミンチー投手は練習オフでかえって疲れてしまったようですね。

セ、来季から延長12回再試合なし

 セ・リーグ理事会は、来季から延長は12回までとし、引き分け再試合は行なわないことを決めた。 最多勝チームが勝率1位にならない場合があるため、順位の決定については今後検討する。

 1986年の広島が73勝46敗11分で75勝48敗7分の巨人を勝率で上回って優勝しました。 この時のことが現在の制度への移行のきっかけとなっていたと記憶しています。

来季、3月30日開幕へ

 プロ野球実行委員会が開かれ、来季の開幕日を3月30日、 日本シリーズ開幕を10月20日で検討していくことを決めた。 またオールスターは7月21日に福岡ドーム、22日に横浜、24日に札幌で行なうことで基本的に合意した。

 オールスターは来年も3戦やるんですね。

9月11日

12日中日戦、ナゴヤドーム浸水で中止

 12日に行なわれる予定だった中日戦は豪雨でナゴヤドームが浸水したため中止となった。

 大雨で大変なことになっていますね。お見舞い申し上げます。

SATOの無責任先発予想

 12日からナゴヤドームで中日2連戦。2日空けて広島で阪神2連戦。
 広島の先発は山内・黒田・ミンチー・佐々岡投手と予想します。 ミンチー投手は中日との2戦目に中4日で行けるのですが、 なるべく多くのローテ投手に登板してもらおうということで、この順番です。
 中日の先発はローテ通りならば山本昌・野口投手でしょう。

9月10日

守乱に誤審、鯉ずるずる借金11

 対横浜戦、先発澤崎投手は2回裏に中根・佐伯選手の連打の後、 多村選手の左翼ポール際への飛球をポールに当たったと誤審され、3点を失った。 三浦投手の三ゴロを野々垣選手が失策したところで澤崎投手はKO。 代わった河野投手は石井琢・金城選手の連打で1点を追加された。 さらに鈴木尚選手の二飛を木村拓選手が適時失策。ローズ選手への四球で満塁とされ、中根選手の犠飛でこの回6点目。 広島は4回表に反撃開始。横浜先発三浦投手を攻め、木村拓・東出選手の連打で無死一三塁とし、浅井選手の中犠飛で1点。 二死後、ロペス選手が15号2ランを左翼席へ運び、3点差とした。 6回表には木村拓選手の敵失、東出選手の左前打で無死一二塁とし、 浅井・金本選手の連続適時打で1点差として三浦投手をKO。代わった神田投手からロペス選手が右犠飛を上げて同点。 3回裏から玉木重投手、5回裏から山崎健投手が横浜打線を抑えていたが、 7回裏に山崎健投手が鈴木尚選手に右越えへ14号ソロを浴びて決勝点を奪われた。 6対7で敗戦。広島は2連敗。借金は今季最多の11。

 試合結果

 6点リードされましたが、諦めずによく追いつきました。壊れた試合を何とか立て直しました。 できれば6回表は一気に逆転したかったですね。
 腹が立つ試合でした。守備で3つの失策。木村拓選手と浅井選手は余裕で追いついている飛球を落球。 プロ野球選手とは思えないプレーでしたね。失点にはつながりませんでしたが、 浅井選手の落球で生きた石井琢選手は盗塁を決めて、 金本選手の25盗塁と並びました。新井選手の守備が拙いということでスタメン出場した野々垣選手は三ゴロを失策。 守備力を買われて出場している選手が失策をしていたのでは出番が減りまっせ。
 4つ盗塁を決められています。 ほとんどフリーパス状態。西山捕手だけの責任ではなく、投手にも責任はあるのでしょうが、 西山選手には1度くらい二塁ベース上にまっすぐノーバウンドで投げてもらいたかったです。
 審判。多村選手の左翼ポールに当たったかに見えた本塁打は、 実はファールグラウンドから伸びている支柱にバウンドしてポールに当たったもの。 つまりファールです。広島ベンチからは見えなかったのでしょうね。抗議のひとつもしませんでした。 4回表の金本選手の遊ゴロもセーフ臭かったし、 9回表の福地選手の盗塁も石井琢選手のうまいタッチに誤魔化されてアウトと判定してしまっているし。 「ちゃんと見てよ」と思いました。
 先発の澤崎投手。多村選手の3ランは内角の難しい球で、打った方がうまかったです (実際はファールですが)。野々垣選手の失策が出たところで交代。 あのタイミングでの交代はちょっと早いなと思いました。それまでボール先行の苦しい投球ではありましたが。 交代まで1度も川端コーチはマウンドへ行きませんでした。 ベンチとしては「甘やかさないよ。自分で何とかしなさい」ということなのでしょうか。

9月9日

逆転負けで再び借金10

 対横浜戦、広島は3回表に横浜先発細見投手を攻め、中前打の西山選手を佐々岡投手が犠打で二塁へ送り、 東出選手の右越え適時二塁打で1点を先制した。続く浅井選手が右中間へ11号2ラン。3点をリードした。 先発の佐々岡投手はその裏二死から金城選手の三塁内野安打の後、鈴木尚選手に13号2ランを浴びて1点差とされた。 6回裏には金城選手の二塁・中堅・右翼の間に落ちる不運な二塁打を森笠選手が失策して無死三塁のピンチ。 鈴木尚選手に二塁強襲の適時二塁打を打たれて同点。ローズ選手の右飛で一死三塁となった後、 中根選手に中犠飛を上げられて逆転された。広島は4回以降打線が全くつながれず、 細見・森中・木塚投手から追加点を奪えなかった。3対4で敗戦。広島の借金は再び今季最多の10となった。

 試合結果

 佐々岡投手はまずまずの投球をしていましたが、味方に足を引っ張られましたね。 3回裏の金城選手の内野安打は三塁手新井選手の右へ転がったもので、 捕ってから投げるまでに時間がかかり過ぎましたね。足の運びが無茶苦茶でした。 新井選手の守備力ではあれが今の限界ですね。 うまい三塁手があの打球をアウトにできていたかどうかはわかりませんが、 あの守備に対するベンチの判定は失策でした。2回裏の失策と合わせて、 新井選手を途中交代させたことがそれを示しています。 6回裏の金城選手のポテンヒットですが、打球が高く上がっていたので、右翼手の浅井選手が捕れたように思います。 二塁手の木村拓選手が追い過ぎたのがいけなかったのでしょうか? おまけにカバーした中堅手の森笠選手が球を弾いてしまうし。
 打線はプロ初勝利を献上した細見投手から3回表に3点を取りましたが、それだけでした。 ヒットも散発的にしか出ませんでしたね。
 そんな中で気を吐いたのが東出選手。3回表には右越えの先制適時二塁打。 8回表には中前打で出塁し、浅井選手の左飛で一塁から二塁へタッチアップで進塁しました。 抜け目ない走塁でした。

9月8日

ロペス2発で連敗止める

 対横浜戦、広島は初回に横浜先発川村投手を攻め、東出選手の四球と浅井選手の中前打で二死一二塁とし、 ロペス選手が左中間へ13号先制3ランを放った。3回裏には東出選手の安打と盗塁で二死二塁とし、 ロペス選手が14号2ランを放った。先発ミンチー投手は2回裏に四球と安打で一死一二塁とされ、 駒田選手の二ゴロをディアス選手が適時失策して1失点。 4回裏には多村選手の内野安打とロペス選手の失策で無死一二塁のピンチ。一死後、 代打石井義選手にプロ初アーチとなる3ランを右翼席へ運ばれて1点差とされた。 広島は7回表に横山投手から代打森笠・木村拓・東出選手の安打で1点を追加。 9回表にも米投手から木村拓選手の中前打と盗塁で一死二塁とし、東出選手の左前適時打で3点差とした。 ミンチー投手は6回裏に谷繁選手の打球を受けて降板したが、 7回裏から救援した紀藤投手が3イニングを無安打無失点に抑える好投。 7対4で勝利。広島は連敗を4で止めた。紀藤投手は5年ぶりのセーブ。

 試合結果

 ロペス選手が2発。先制3ランと中押し2ラン。 二死になってチャンスを潰しかけたところだっただけに大きかったですね。
 東出選手。2本の適時打で終盤の駄目押し。 盗塁も14個となり、意識しているという前田選手の2年目の盗塁数に並びました。
 若手育成。倉選手がスタメンマスク。右打者には外角主体のリード。 左打者にはミンチー投手のカットボールを生かすために内角を多めにしたリードでした。 安打も1本打って、攻守ともまずまずだったのではないでしょうか。
 そして新井選手。相手の先発が右投手の時は森笠選手がスタメン出場するのが最近の常でしたが、 新井選手がスタメンでした。これからは相手投手の右左関係なく新井選手を起用するのでしょうか?
 紀藤投手は好救援。3回を無安打無失点。許した走者はディアス選手の失策によるものだけ。 1995年9月21日以来のセーブでした。この試合のような投球を見せられると、 抑えをやってもらってはどうかと思うのですが、去年セットアッパーで失敗してますからね。

ミンチー、右後頭部に打球を受けて降板

 ミンチー投手は6回裏に谷繁選手の投直を右後頭部に受けた。 ミンチー投手はこの回を投げ切ったところで大事を取って降板し、 ベンチでアイシングの治療を受けた。

 ミンチー投手は全く痛そうなそぶりをしませんでしたね。おそらく大事には至っていないでしょう。
 投球の方ですが、低めを丁寧に突いて好投していました。1点目はディアス選手の失策によるもの。 石井義選手の3ランの時に出していた2人の走者は、内野安打とロペス選手の失策によるもので不運な感じでした。 石井義選手の一発さえなければ良かったのですが。11勝目で最多勝に望みを残しました。

9月7日

達川監督、進退は球団に一任

 達川監督は進退問題について報道陣の質問に答え、 「自分から辞めるということはない。辞めろと言われれば辞めるし、やれと言われればやる。 責任を取るとかそういうことを言える立場ではない。最下位に終わればそれは謙虚に受け止める」と述べた。

 シーズン前の達川監督のインタビューを聞いた時は、 Aクラスに入れなかったら監督を辞任するのではないかと思えたのですが…。
 達川監督は、8日の横浜戦からは若手の育成を考えた試合をするとも話していたそうです。 来年につながる試合を期待しています。

9月6日

力投黒田、松井にサヨナラ弾被弾

 対巨人戦、2回表に新井選手が巨人先発メイ投手から中堅右へ9号先制ソロアーチ。 4回表には金本選手が右中間へ27号ソロアーチ。新井選手が左翼席へ特大の2打席連続10号ソロアーチ。 3点をリードした。3回まで1安打と好投していた先発黒田投手は、4回裏に松井選手に右越えへ38号ソロアーチ。 5回裏に二岡選手に左越えへ9号ソロアーチ。6回裏に高橋由選手に中越えへ25号同点ソロアーチ。 9回裏には松井選手に右中間へ39号サヨナラ2ラン。3対5で敗戦。 広島は連夜のサヨナラ負けで4連敗。借金は今季最多の10。今季対巨人戦の負け越しが決まった。

 試合結果

 リードを奪うも追いつかれて最後はサヨナラ本塁打で負け。昨日と同じような試合展開でした。 優勝を目指してモチベーションが上がっている巨人相手によく2試合とも接戦をやってくれたと思います。
 両軍とも得点は本塁打によるもののみ。アーチ合戦で巨人に勝とうというのにはちょっと無理がありましたかねえ。 本塁打以外で走者が二塁へ行ったのは6回表だけ。8回表は無死一塁で木村拓選手が送りバントを失敗。 黒田投手の執念のセーフティバントを無にしました。9回表は無死一塁だったのですが、 金本選手が打者ということで動けず。 次打者のロペス選手のところではエンドランをかけたのですが、フライになってしまいましたね。
 新井選手。2打席連続本塁打。1本目は中堅右へ。2本目は左翼2階席付近まで運びましたか。 これでプロ入り初の2ケタ本塁打達成です。三塁守備を上達させて来季はぜひレギュラーを獲ってもらいたいです。
 3割30本30盗塁を目指している金本選手。4回表に27号本塁打。これで30本クリアは大丈夫でしょう。 6回表には24個目の盗塁を決めました。振り逃げでの出塁だったのでダメモトで走ったのでしょうね。 30盗塁まで届くかどうかは微妙なところですが、何とか達成してもらいたいですね。
 先発の黒田投手は力投でしたね。初回一死三塁の大ピンチで高橋由・松井選手を力のある速球で連続三振。 これで乗ったと思いました。調子は良かったように思います。結局8回0/3で4発を浴びて5失点でしたが、 試合をしっかり作ってくれました。長い回を投げれば何球かは失投があるわけですし、 それをたまたま本塁打されたということで、あまり責める気にはなりません。
 これで対巨人戦の今季負け越しが決定。 優勝チームに2年連続勝ち越すのを密かに期待していたのですが…。残念。

広島、5位でウエスタン全日程を終了

 広島はダイエーに3対5で破れ、34勝65敗1分勝率.343、5位でウエスタン全日程を終了した。

 試合結果

 サーパスと熾烈な5位争いを繰り広げていましたが、この日サーパスが負けたため、4年連続最下位を免れました。 しかしながら全球団に負け越し。ここ数年低迷が続いています。一軍の選手が戦列を離れるということは、 二軍の有力選手が一軍へ上がってしまうわけで、二軍の戦力も落ちていくのだと思います。 あとは二軍自体怪我人が多いということもありますね。
 この試合ではラドウィック投手が打たれています。残留はどうですかね?

8月月間MVP発表

 8月の月間MVPが発表された。セは巨人の高橋由選手と横浜の三浦投手。 パは日本ハムの小笠原選手と下柳投手。

 おめでとうございます。日本ハムは8月大躍進でしたね。

9月5日

金本先制弾山内好投町田同点打フイ、3連敗で5位転落

 対巨人戦、広島は2回表に金本選手が巨人先発高橋尚投手から左中間へ26号ソロアーチを放って先制。 5回表には西山・木村拓選手の安打などで一死一三塁とした後、東出選手の左犠飛で2点をリード。 変化球を主体に好投していた先発山内投手は、5回裏に高橋尚・仁志・清水選手の3連打で一死満塁とされ、 高橋由選手の犠飛で1点差とされた。山内投手は6回を6安打1失点で降板。 7回裏に玉木重投手が清水・高橋由選手の連打で一死一三塁とされ、松井選手の犠飛で同点とされた。 8回裏には江藤選手に左越えへ特大の29号ソロアーチ。1点を勝ち越された。 粘る広島は9回表に岡島投手を攻め、新井選手の中前打と暴投で一死二塁のチャンス。 ここで代打町田選手が左中間へ適時二塁打を放って同点とした。 9回裏、高橋投手は二死無走者としたが、高橋由選手に右中間へサヨナラ弾を浴びた。 3対4で敗戦。広島は3連敗で借金は今季最多の9。5位に転落した。

 試合結果

 高橋投手が高橋由選手にサヨナラ弾を浴びました。スライダーが高めに入ってしまいましたね。 最近の登板ではほぼ半分で救援に失敗しているように思います。このままの起用法で来年以降につながるのでしょうか? 達川監督は「清水・高橋由・松井と左打者が続く場面。あそこを抑えないと、もう高橋の働き場所はない」 とコメントしています。前半戦には先発・救援・先発・救援と役割を変えましたが、 後半戦は救援で役割を固定しているんですよね。 高橋投手の現状を考えて結果論で言えば、 この達川監督の頑固さが前半戦にあればなあと思ってしまいます。
 金本選手は先制弾。外角低めボール気味の球をうまく左方向へ打ちました。技ありの一打でしたね。 数球前に近めへの厳しい球があって、燃えていたそうです。
 山内投手はあまり調子が良くなかったそうですが、変化球主体の投球で好投しました。 勝利投手の権利を持ったまま降板しましたが、またも勝利投手になれませんでした。 交代のタイミングは難しかったと思いますが、5回裏と6回裏は連続して大ピンチを招いていたので、 6回終了時点での交代は仕方なかったように思います。
 2番手に最近好投続きの玉木重投手を起用したのは適切な人選だったと思います。しかし2回で2失点したのは誤算でした。 江藤選手に本塁打された球はあま〜い球でしたね。いわゆる「ポカ」ってやつで、玉木重投手には時々あります。
 これで明日の見出しは江藤選手かなと思ったのですが、打線は9回表に粘りましたね。 新井選手が岡島投手の直球を2球見逃して2ストライクに追い込まれた時は「裏をかかれたな」と思ったのですが、 中前打を放ってくれました。代走福地選手。代打は町田選手。暴投で一死二塁となった後、 町田選手は左中間へ同点の適時二塁打。痛めている右足はもちろん完全な状態ではありませんし、 二塁へ向かった際にさらに痛めたような感じさえしました。「執念の一打」、そんな言葉が頭に浮かびました。 結局は負けましたが、この粘りは明日につながると思いたいです。

前田、左アキレス腱に炎症

 前田選手が帰国。群馬県館林市内の病院で検査を受け、「左アキレス腱周囲炎で一過性水腫」と診断された。 1週間後に再検査を受ける。

 リハビリをやっていて悪くしたのでしょうか?これではリハビリもままなりませんね。

9月4日

SATOの無責任先発予想

 5日から東京ドームで巨人2連戦。1日空けて横浜スタジアムで横浜3連戦。
 ゲーム差を考えると「目指せ!Aクラス」というよりも 「4位死守!」という感じになってきていますが、 とにかく借金を1つでも減らしましょう。
 広島の先発はミンチー・黒田・山内・佐々岡・ミンチー投手と予想します。 順番からいけば山内投手の方が黒田投手より先、 しかも山内投手は過去巨人キラーだったという実績もあるのですが、 最近の黒田投手は好調なので、 佐々岡・ミンチー投手とともにローテの軸になってもらうということで、 あえてこの順番です。
 一方の巨人は高橋尚・メイ投手でしょう。

前田が一時帰国

 リハビリのために渡米している前田選手が5日に一時帰国する。 群馬県館林市内の病院で左アキレス腱の定期検査を受けるため。 再渡米の日程は検査の結果を見て決める。

 行ったり来たり大変ですね。

ウルソーに長女誕生

 ウルソー投手の夫人カトリーナさんが3日に広島市内の医院で第一子長女を出産した。

 おめでとうございます。

9月3日

またも大量失点、対ヤ5連敗

 対ヤクルト戦、中10日で先発の澤崎投手は初回二死ニ三塁から古田選手の左越え適時二塁打で2点を先制された。 3回裏にはペタジーニ選手に中越え適時打されて1点。二死満塁から岩村選手に13号満塁弾を浴びて7点差とされた。 澤崎投手は3回を8安打7失点でKO。広島打線は3回までプロ入り初先発のヤクルト前田投手に抑えられていたが、 4回裏に反撃。ディアス・金本選手の連打とロペス選手の四球で一死満塁とし、新井選手の押し出し四球で1点を返した。 5回裏には代打松本選手が左翼席へプロ入り初アーチ。木村一選手の中前打で前田投手をKO。 代わった藤井投手から木村拓選手の四球などで一死一三塁とした後、ディアス選手が三塁線を破る適時二塁打で1点。 金本選手の四球で満塁とした後、代わった宮出投手からロペス選手の内野ゴロ併殺崩れの間に1点を返して3点差に迫った。 しかし7回表に3番手紀藤投手が土橋・稲葉選手の連打で一死一三塁とされ、ペタジーニ選手に犠飛を打たれた。 その裏、ロペス選手が左越えへ12号ソロを打ち込んで再び3点差としたが、 9回表に小山田投手が6安打を集中されて4失点。9回裏に木村拓選手が左越えへ8号ソロを放ったものの焼け石に水。 6対12で敗戦。広島は2連敗。対ヤクルト戦は5連敗。借金は今季最多の8となった。

 試合結果

 広島市民球場で観戦してきました。澤崎投手が炎上して3回までに7点差となった時はガックリきましたが、 中盤に打線が反撃し、終盤(8回裏)まで試合を楽しむことができました。
 澤崎投手は中10日。右肘の状態もあって登板間隔を開けなければならないようですが、 間隔が開くと試合勘が狂うのかも知れません。もしそうだとしたら困ったことです。 直球は130キロ台中盤、制球もいまひとつのようでした。
 2番手は玉木重投手。安定感があり、最近では一番信頼感がある中継ぎ投手です。 勝ち試合に起用したい投手ですが、7点負けている場面で登板。 登板間隔が開いている投手を起用しようということだったのでしょうね。2回を無安打無失点の好投でした。
 ヤクルトの先発はプロ初先発の前田投手。申し訳ないのですが、全く知らない投手で、選手名鑑を見てしまいました。 試合前に三塁側のブルペンで投球練習をしていましたが、藤井投手かと思いました。
 で、広島打線はようやく4回裏に前田投手を攻略。新井選手の押し出し四球で1点。なおも一死満塁のチャンスで、 ここで1本出ればKOというところまで追い詰めました。それだけに朝山選手の併殺打は痛かったですね。 前田投手はこれで立ち直るかと思いましたが、さすがにそこまで広島打線も甘くなく、 5回裏に攻略。プロ入り初勝利の権利獲得目前でKOしました。 この5回裏は救援で出てきたヤクルト投手陣が自滅気味な投球内容だったのですが、 いまひとつ攻め切れず3点のみに終わりました。その上、浅井選手や森笠選手を代打で起用し、 この回でコマを使い切った感じがしました。結果的にはこの回に大量得点できなかったことが痛かったです。
 9回表を投げた小山田投手はメッタ打ちでした。 昨年のデビュー当時、上から投げていた時は球速が出ているにもかかわらず、球筋が素直でかなり打たれていましたが、 ひょっとするとそれと同じような状態なのかも知れません。単に制球が甘かっただけかも知れませんが…。

祝!松本がプロ入り初本塁打

 松本選手が5回裏に代打で登場。前田投手から左翼席上段へプロ入り初本塁打を放った。

 おめでとうございます。 10年後、松本選手のプロ初アーチを直接球場で見たことを自慢できる日が来ればいいなと思います。

9月2日

あぢ〜、佐々岡2回途中で炎上

 対ヤクルト戦、先発佐々岡投手は初回に真中選手に先頭打者アーチを浴びて1失点。 2回表には副島選手の二塁打の後、岩村選手に12号2ランを浴びた。 宮本選手の二塁打と真中選手への四球で一死一二塁とされ、土橋選手に適時打されて佐々岡投手はKO。 代わった小林幹投手は稲葉選手の犠飛で1点を追加された。 ヤクルト先発石井一投手に抑えられていた広島打線は、5回裏に朝山・松本選手の連打で一死一二塁とした後、 木村拓選手の中前適時打で1点を返した。 しかし直後の6回表に河野投手が副島選手への四球と岩村選手の安打で無死一三塁とされ、 宮本選手の犠飛で1点を追加された。 7回表には高橋投手が土橋選手への死球の後、稲葉選手に8号2ランを被弾。 ペタジーニ選手への四球と古田選手の安打などで二死一三塁とされた後、宮本選手に適時二塁打を浴びてさらに1失点。 9回表は小山田投手がペタジーニ選手に31号ソロを浴びた。広島打線は7回までを石井一投手に抑えられ、 8回9回を本間・石井弘投手に抑えられた。1対10で大敗。

 試合結果

 先発の佐々岡投手が誤算でしたね。球威がなく、制球も悪かったです。試合を半分壊してしまいました。 ベテラン投手に猛暑のデーゲームはきつかったのでしょうか。
 2番手の小林幹投手は良い球と悪い球がはっきりしていましたが、 3回2/3を1安打無失点とまずまずの投球でした。
 河野投手と高橋投手は良くなかったです。この2人は勝ち試合に起用する投手だと思っていたのですが…。 この2投手への首脳陣の信頼感が低下しつつあるのでしょうね。それに、先発投手が2回途中KOでは、 中継ぎ投手が足りなくなって勝ち試合負け試合を分けた投手起用ができなくなっても仕方ないですね。
 小山田投手はフォームをスリークォーターに変更。最高球速は149キロ。 ストライクを取る制球はあるのですが、ほとんどの球が捕手の構えたところに行っていませんでした。 僅差の場面で起用するのはちょっと恐いです。
 打線は10安打しながら1得点のみ。5回裏に3本の安打が集中した時、 久々に安打した松本選手が木村拓選手の適時打で三塁を欲張ってアウトになったのが痛かったです。 あの回はビッグイニングにして欲しかったですね。
 右足を痛めている町田選手が9回裏に代打で久々に出場。 足を引きずっていました。あのような状態ならば無理に出場しなくても良いのではないかと思いました。
 しかし、デーゲームをやるには残暑が厳し過ぎますな。

ウエスタン情報

 試合結果

 苫米地投手は7回を2安打1失点の好投も負け投手。四球を多く出しているのが少し気になります。

巨人がイースタン優勝

 イースタンリーグでマジックを2としていた巨人が日本ハムに勝利し、 2位西武が湘南に負けたため、巨人の優勝が決まった。

 おめでとうございます。

9月1日

ウエスタン情報

 試合結果

 サーパスとの熾烈な5位争い。得点はブリトー選手の先制2ランのみ。先発矢野投手は7回を4安打2失点の好投でしたが、 広池投手がサヨナラを喫しました。

河野に長男誕生

 河野投手夫人の典子さんが1日に長男を出産した。

 おめでとうございます。若いパパですね。

中日がウエスタン優勝

 ウエスタンリーグでマジックを1としていた中日が近鉄に勝ち、優勝を決めた。

 おめでとうございます。

巨人にマジック17点灯

 巨人が中日に勝ったため、巨人の優勝マジック17が点灯した。

 調子良さそうに見えた野口投手が突然崩れてしまいましたね。 中日が3連勝すれば面白くなるところだったのですが、いきなり負けて残念。