カープ日記


8月15日

追い上げ及ばず4連敗借金6

 対横浜戦、初回にミンチー投手は石井琢・鈴木尚選手の短長打で先制された。さらにローズ選手の安打の後、 中根選手に適時打を浴びて2点目を失った。 しかしその裏、横浜先発三浦投手から金本選手が23号同点2ラン。 2回裏には新井選手が8号ソロを左翼席へ運んで勝ち越した。 3回表に鈴木尚選手の安打とボークなどで二死三塁とされ、多村選手に同点適時打を浴びた。 5回表には金城・鈴木尚・ローズ選手の3連打で1点を失った後、多村選手に5号3ランを浴びて4点差とされた。 ミンチー投手は5回を10安打7失点で降板。 その裏、西山選手の二塁打をきっかけに二死三塁とし、東出選手の適時打、浅井選手の7号2ランで1点差に迫った。 6回表、酒井投手が2安打で一死一三塁とされ、鈴木尚選手の犠飛で1点を失った。 8回表には高橋投手が相川選手の安打と新井選手の失策、鈴木尚選手への四球で一死満塁とされ、 ローズ選手の二ゴロの間に1点を失い、3点差とされた。 粘る広島は8回裏に河原投手を攻め、町田・金本・ロペス選手の3連打で一死満塁とし、新井選手の犠飛で2点差とした。 さらに代走福地選手の盗塁で二死二三塁、一打同点のチャンスを迎えたが、朝山選手が凡退した。 9回裏は木塚投手に抑えられ、7対9で敗戦。広島は4連敗で借金は6に膨らんだ。

 試合結果

 ミンチー投手本人が言うには調子は悪くなかったとのこと。横浜打線が上だったというコメントを残しています。 ただし、多村選手に本塁打された球は完全な失投でしたね。 今回の登板には、中4日ではなく中6日登板、捕手が瀬戸選手ではなく西山選手だったといった不安要素があったので、 それが実際どうだったのか知りたいところです。
 酒井投手は力のある球を投げますね。 直球を狙い打ちされないように変化球にも磨きをかければ(カーブやパームなど今でも結構良い変化球は投げていますが)、 大化けする可能性は充分ありそうです。楽しみです。
 野手。4点差にされた後もよく追いかけましたね。8回裏はあと一歩だったのですけど。
 新井選手。守備では8回表の致命的な1失点に絡む失策をしましたが、打撃力はやはり魅力的です。 左翼席上段への本塁打の後も、安打は出ませんでしたが右方向へ良い打撃をしていました。 守備には目をつぶって(試合が実戦練習くらいのつもりで)、ぜひ三塁手で固定して起用してもらいたいです。

ウエスタン情報

 試合結果

 広島市民球場で観戦してきました。
 先発菊地原投手は3回まではあっぷあっぷの投球で何とか1失点。ボールが先行することが多かったです。 4回表からは立ち直り、結局9回を7安打3失点。約140球を投げての完投勝利でした。
 打線は松本・嶋・新井・伊与田選手に一発が出ました。15安打で10得点。見ていて楽しかったです。
 故障でしばらく試合に出場していなかった田村捕手が途中出場していました。 5月18日以来全く登板のない遠藤投手がブルペンで投球練習をしていました。全力投球をしていたようなので、 復帰登板も間近ではないでしょうか。青木選手もベンチ入りはしているようなので、そろそろ出場機会がありそうです。

嶋、左ひざ負傷で治療3週間

 嶋選手は二軍戦の7回表の守備で右邪飛を捕った際にフェンスに激突して左ひざを負傷して退場。 広島大学付属病院で診察の結果、「左膝打撲及び皮下出血」で治療3週間と診断された。

 こりゃファールだなと思ったら嶋選手がよく追いつきました。ファインプレーでした。 ものすごい勢いでフェンスにぶつかって、しばらく倒れこんで動けず、担架も出ました。 結局、高コーチの肩につかまって左足を引きずりながら退場しました。心配ですね。

8月14日

河野、五輪壮行試合前の顔合わせに参加

 河野投手が西武ドームで行われた五輪壮行試合前の顔合わせに参加。 試合には参加せず、日帰りで広島に戻った。

 「プロ野球ニュース」で五輪壮行試合の様子が流れたので、ベンチの中に河野投手がいないか見ましたが、 試合前には広島に帰ったようですね。

SATOの無責任先発予想

 15日から広島で横浜3連戦。続いて神宮でヤクルト3連戦。計6連戦。
 広島の先発はミンチー・山内・佐々岡・紀藤・澤崎・ミンチー投手を予想します。 故障明けの佐々岡投手がどこで投げるかですが、後々、佐々岡投手で巨人イジメをしようとすると、 横浜との3戦目に投げてもらうのがローテ的にベストと思えます。
 横浜の先発は小宮山・三浦・斎藤隆投手でしょうか。

8月13日

河内でも駄目、巨人に3タテくらう

 対巨人戦、広島は初回に今季初先発の巨人趙投手を攻め、敵失の東出選手が盗塁で二進した後、 金本選手の中前適時打で先制した。先発河内投手は直後の2回表に清原選手に11号同点ソロを浴びた。 その裏、朝山選手が左越えへ3号ソロを放って勝ち越し。 4回表、清原選手への四球とマルティネス選手の安打で二死一二塁。ここで趙投手に左越え適時二塁打を浴びて同点。 仁志選手敬遠で満塁とした後、二岡選手に押し出し四球を与えて勝ち越された。 さらに江藤選手の三ゴロをディアス選手が適時失策、松井選手に押し出し四球を与え、この回一挙4失点。 河内投手は5回を8安打5失点でマウンドを降りた。6回表には山崎選手が二死から江藤選手に死球をぶつけた後、 松井選手に32号2ランを浴びて5点差に。 その裏、木村拓選手の二塁打の後、東出選手のバント安打が趙選手の悪送球を誘って1点を返し、趙投手をKO。 なおも一死一二塁のチャンスだったが、南投手にロペス選手が併殺に抑えられた。 7回以降は南・岡島投手に完璧に抑えこまれた。3対7で敗戦。広島は巨人に3連敗。借金は今季最多の5に膨らみ、 4位に転落。

 試合結果

 今日は先制して昨日までとは違うなと思ったのですが…。結局3連敗。 4回表に逆転された後は勝てる気が全くしませんでした。巨人との力の差を痛感させられた3連戦となりました。
 河内投手は打たれながらも要所を抑えていましたが、4回表につかまってしまいました。 一番痛かったのは二死からの趙投手の二塁打ですね。打者が投手で、ピンチを切り抜けたなと思ったのですが…。 仁志選手の敬遠は前の2打席で打たれていたので仕方ないでしょう。その後の二岡選手への押し出しも痛かったし、 ディアス選手の失策も痛かったです。力で劣っているならば、せめてミスはしないようにしないと。 守備も含めて自滅の回でした。
 スタメン捕手は倉選手でした。若手捕手に経験を積ませることには賛成です。 リードの良し悪しはわかりませんでした。
 打線。6回裏のチャンスを大量点に結び付けていれば、もう少し面白い試合になったのですけど。 東出選手が盗塁・セーフティバントと「らしさ」を出してくれたのは良かったです。

おまけ:
 試合後、ベンチの中で東出選手と河内投手が何事か話していました。そこへブルペンから酒井投手が戻ってきて、 明るい表情で河内投手に話しかけていました。
今日のポンちゃん:上は白いポロシャツ。下は白いラインの入ったジャージ。カープの帽子という格好。 攻撃中はベンチの左端に置いてあるパイプ椅子に座り、守備中は少し中心寄りに出てきてベンチに座っていました。 時々手帳に何かメモしていました。

ウエスタン情報

 試合結果

 田中投手が6安打2四球で完封勝利。ブリトー選手が決勝3ラン。

8月12日

巨人に連敗、自力V消滅

 対巨人戦、先発澤崎投手は2回表に高橋由選手の安打と盗塁で二死二塁とされ、村田真選手の適時打で先制を許した。 3回表には仁志選手の安打と盗塁、犠打で一死三塁とされ、江藤選手の犠飛で追加点。 4回表には2四球と犠打、敬遠四球で一死満塁とされ、二死後、仁志・清水選手に連続適時打されて3失点。 プロ未勝利の巨人先発平松投手に4回まで澤崎投手の1安打のみに抑えられていた広島打線は、 5回裏にディアス・朝山・西山選手の3連打で2点を返した。 しかし6回表に小林幹投手が東出選手の失策をきっかけに暴投・四球・盗塁などで二死ニ三塁とされ、 清原選手に2点適時打を浴びた。広島打線は6回以降を柏田・三沢投手に零封された。 2対7で敗戦。広島は平松投手にプロ初勝利を献上。2連敗で自力Vの可能性が消滅した。

 試合結果

 巨人の先発は谷間で平松投手。2年ぶりプロ2度目の先発。こっちの先発は澤崎投手で、 有利な戦いができると思ったんですけどね。
 澤崎投手はまずまずの調子だったと思いますが、盗塁や犠打といった小技にやられましたね。 昨日は大技で負け、今日は小技で負け。本来ならば広島が小技で巨人を崩して行かなければならないのですが…。
 小林幹投手は力のある球を投げていたように思います。変化球のすっぽ抜けはかなりありましたが。 6回表は清原選手に対する決め球が甘くなってしまったのが残念でした。
 東出選手がスタメン復帰。5回裏は併殺打で反撃ムードに水を差し、 6回表は失策で駄目押し点のきっかけを作ってしまいました。2失策しましたが、それ以外にも危ない守備がありました。 右足の怪我のせいもあるでしょうが、試合勘が狂っているのかも知れませんね。 またエラーしてしまうのではないかという消極的な気持ちになっているのかも知れません。
 これで広島の自力優勝の可能性が消滅しました。広島が残り試合を全勝すると86勝49敗。 その場合巨人は広島との残り9試合に全敗しますが、それ以外に全勝すれば87勝48敗で、 広島の勝率を上回ります。

玉木重と酒井が出場選手登録

 玉木重投手と酒井投手が出場選手登録された。

 2投手はさっそく登板。玉木重投手は1回をピシャリ。
 酒井投手はMAX152キロが出たようです。1回をピシャリと抑えました。 ひょっとすると残り約40試合の希望の星のひとりになってくれるかも知れません。

苫米地と広池が出場選手登録抹消

 苫米地投手と広池投手が出場選手登録を抹消された。

 打ちこまれましたからねえ。相手が悪かったような気はしますが…。

佐々岡がフリー打撃に登板

 佐々岡投手が試合前の打撃練習に打撃投手として登板した。

 いよいよ復帰間近ですね。

前田が退院

 左アキレス腱を手術して群馬県館林市内の病院に入院していた前田選手が退院した。 広島に戻ってリハビリを行う予定。

 退院おめでとうございます。

ウエスタン情報

 試合結果

 長谷川投手が7安打完封勝利。兵動選手が3安打猛打賞。ドラ7長崎選手がウエスタン初出場。代打の後に中堅守備。

8月11日

これは巨人の公開打撃練習?

 対巨人戦、先発苫米地投手は初回に仁志選手に先頭打者本塁打。 清水・江藤・松井選手に3連打されて1点。清原選手の犠飛で3点目を失った。 3回表には清水選手の内野安打の後、松井選手に30号2ラン。清原選手に四球を出したところで苫米地投手はKO。 代わった広池投手も安打と四球で満塁とされ、村田真・仁志選手に適時打されて2失点。 4回表には松井・清原選手の長短打で1点。元木選手の四球の後、村田真選手に1号3ラン。 5回表には仁志・清水・江藤選手の3連打で1失点。松井選手に31号3ラン。高橋由選手にも18号ソロを打たれ、 広池投手はKO。5回までに16失点。 広島打線は巨人先発メイ投手を崩せず、3回裏にディアス選手の2号ソロで1点を返したのみ。 1対16で大敗。

 試合結果

 札幌での初戦もこんな感じでコテンパンにされましたよね。全く勝負になりませんでした。 あの時は2戦目に雪辱しましたから、明日頑張って下さい。
 苫米地投手にはまだ先発は荷が重いのでしょうか。2試合連続して序盤に大量失点。 2回表の3者連続三振で立ち直ったかと思ったのですが…。 紀藤投手が戻ってきましたし、佐々岡投手がそろそろ戻ってくるでしょうから、 これでローテからは外れそうです。
 広池投手は火の点いた巨人打線の勢いを止められませんでした。 首脳陣は大量点差で投手を余り使いたくなかったので、 できるだけ広池投手を引っ張りたかったのでしょうが…。気の毒なマウンドになりました。
 5回表途中から救援した小林幹投手は1回2/3をパーフェクト。黒田投手は7回表から3回をパーフェクト。 5回までが嘘のように巨人打線を沈黙させました。この試合の収穫ですね。 巨人打線の勢いを止めたことは明日以降につながるかも知れません。 ただし、黒田投手は前回も好投しましたし、 敗戦処理のような形でこの試合に起用したのはちょっともったいなかったなと思いました。
 打線。あれだけ点差があってはどうしようもないでしょう。 ボール球を振っていた選手が多かったのは拙かったですが…。

おまけ:
澤崎投手似の通訳の人はいつの間にかいなくなっていますね。 5月下旬から通訳をしている今川成志さんは高校時代の同級生です。 今日の中国新聞の夕刊に名前が出てやっと気がつき、ビックリしました。 球場で見かけたら「ポンちゃん」と声をかけてあげてください(^^)。

瀬戸、右手親指骨折で全治1か月

 10日の中日戦で鼻と右手親指を負傷した瀬戸選手。広島市内の病院で診察の結果、 「右母指末節骨骨折」で加療1か月と診断された。出場選手登録を抹消された。

 流血していた鼻よりも右手親指が重傷だったんですね。指には投球をモロに当てていましたからね。 西山捕手と2人スタメン捕手制を敷いていたので、この戦線離脱は痛いです。 ほとんど瀬戸選手としかバッテリーを組まないミンチー投手は大丈夫なのかな?

木村一が出場選手登録

 木村一捕手が出場選手登録された。

 スタメンマスクは西山選手が多くなるでしょうが、木村一選手や倉選手も時々はスタメンで起用して欲しいですね。

8月10日

代打森笠決勝打!再逆転で竜下す

 対中日戦、広島は初回に中日先発野口投手を攻め、木村拓選手の安打と町田選手の死球で二死一二塁とし、 ロペス選手の左前適時打で1点を先制した。 その裏、4月8日以来の登板となった先発紀藤投手は、李選手の二塁打などで一死三塁のピンチ。 ここで瀬戸捕手の三塁牽制悪送球で同点とされた。2回表、安打の瀬戸選手を紀藤投手の犠打で二塁へ進め、 木村拓選手の右前適時打で1点を勝ち越した。 さらに3回表には四球の金本選手をロペス選手の右中間適時二塁打で本塁へ迎え入れて2点をリードした。 紀藤投手は走者を許しながらも中日の拙攻に助けられ、2回以降5回までを無失点。 しかし6回裏に李・関川選手の長短打などで一死二三塁とされ、ゴメス選手に左翼席へ15号逆転3ランを運ばれた。 粘る広島は8回表に落合投手を攻め、金本・ロペス選手の短長打、ディアス選手の四球で無死満塁の大チャンス。 ここで代打東出選手が中犠飛を上げて同点。二死後、ディアス選手が盗塁を決めて二三塁とし、 代打森笠選手が左前へ2点適時打を落として勝ち越した。8回裏からは河野投手を投入して逃げ切った。 6対4で勝利。

 試合結果

 ゴメス選手の逆転3ランが出た時にはまた逆転負けかと思ったのですが、8回表によく再逆転してくれました。
 4か月ぶりに一軍のマウンドに登った紀藤投手。右肘を故障していたそうで。 直球はMAX149キロと走っていました。変化球の切れもあったと思います。ただし制球が甘めでピンチの連続。 最後はゴメス選手に3ランを浴びました。6回を10安打4失点。 休み明けの紀藤投手は凄い投球をすることがあるので(年1回の恒例行事(^^;)、 ひょっとしてやってくれるかと思いましたが、この試合ではなかったようです。
 救援投手陣。高橋投手と河野投手が無難に抑えてくれました。 特に救援失敗続きだった高橋投手が1回をしっかり抑えてくれたのは良かったと思います。 良い結果が出れば精神的に少しは楽になるでしょう。
 勝ち越し打の森笠選手はヒーローインタビュー。代打で同点犠飛の東出選手はいよいよ明日からスタメン復帰のようです。 4安打2打点のロペス選手の活躍も光りましたね。
 結局、この3連戦は2勝1敗で勝ち越し。気持ち良く明日からの巨人3連戦に臨むことができます。 ここはひとつ、巨人に一泡吹かせてセ・リーグを盛り上げて欲しいですね。

瀬戸、自打球を顔面に当てて途中退場

 瀬戸選手は8回表にバントした際の自打球を顔面に当てて退場した。鼻と右手親指を負傷した。 広島に戻ってから病院へ行く予定。

 ボタボタと流血していたのでビックリしましたが、大したことはないようです。

ウエスタン情報

 試合結果

 玉木重・酒井投手のリレーで3安打1失点。連敗を止めました。

8月9日

救援高橋誤算、町田4打点野々垣2ランフイ

 対中日戦、先発山内投手は初回に井上選手の8号ソロで先制された。 2回裏にも二死から鈴木郁・小池選手の長短打で1失点。 広島は3回表に中日先発小池投手を攻め、木村拓・朝山選手の安打と敵失で一死ニ三塁とし、 町田・金本選手の連続適時打で同点とした。 4回裏には野々垣選手の敵失、山内投手の安打、木村拓選手の四球で二死満塁とし、 町田選手が左中間へ走者一掃の適時二塁打を放ち、3点を勝ち越した。 しかし4回裏に立浪・山崎選手の短長打で1点を返された後、鈴木郁選手の適時打で1点差とされ、 山内投手はKO。5回表、敵失のロペス選手を一塁に置いて、野々垣選手が左越えへ3号2ランを放ち、3点差とした。 4回裏途中から好投の黒田投手に代え、7回裏から高橋投手。しかしこれが誤算。死四球の後、 ゴメス選手に適時打されて2点差。立浪選手に四球を与え一死満塁のピンチを残してKO。 代わった山崎健投手は山崎選手に2点適時二塁打を打たれて同点とされた後、 井端選手の犠飛で1点を勝ち越された。 8回裏には河野投手が二死から李選手に安打。 井上選手の中前打の時、浅井・野々垣選手の緩慢な中継プレーの間に一塁走者李選手に一挙にホームインされて駄目押し。 7対9で敗戦。7回1イニングを抑えた小山投手にプロ初勝利を献上した。

 試合結果

 高橋投手が誤算でしたね。井上選手に対しては力のある直球を投げていたのですが…。四死球を連発して自滅。 疲れているのでしょうが、このまま尻すぼみでシーズンを終わってしまったのでは、元のモクアミになってしまいます。
 継投に関しては、結果論かも知れませんが、7回裏も黒田投手続投で良かったのでは。 力のある球を投げて好投していましたし、8回表には打順が回ってくるところだったのですけど。
 先発の山内投手は球が高かったですね。直球のスピードはあの程度でしょう。 良かったり悪かったりは相変わらずですね。次回、気迫溢れる投球を期待します。
 8回裏に二死からワンヒットで一塁走者李選手にホームインされました。浅井・野々垣選手に油断があったように思います。 ああいうチンタラしたプレーが、見ていて一番腹が立つんです。しっかり反省してもらいたいです。
 打線はよく打ちました。特に町田選手は1点差に迫る適時打と勝ち越しの3点適時二塁打と大活躍。 逃げ切っていればお立ち台だったのですけど。
 達川監督の采配では継投の他に、ラッキーボーイの朝山選手を途中交代させたのが、結果的にどうだったのか。 代わって出場した浅井選手が攻守に冴えなかったですからね。 右のサイドスローに左の代打というのは常識的な采配ではあるのですが…。
 試合後、達川監督は采配ミスとして高橋投手の投入と朝山選手の交代を挙げました。

ウエスタン情報

 試合結果

 先発小山田投手は濱中選手に3ランを浴び、5回を3失点。打線はわずか3安打で藤川投手に完投を許しました。

8月8日

ミンチー10勝!山崎健プロ初セーブ!

 対中日戦、広島は初回に中日先発前田投手を攻め、 死球の木村拓選手を一塁に置いて、朝山選手が左越えへ2号先制2ラン。 その裏、先発ミンチー投手は関川選手の中前打と木村拓選手の2つの失策で1点差とされて、なおも無死一三塁のピンチ。 一死後、立浪選手に適時二塁打されて同点。 しかし3回表、木村拓選手の右前打などで二死二塁とし、町田選手が中前適時打して勝ち越した。 5回表には木村拓・朝山選手の短長打で一死二三塁とし、町田選手の犠飛で2点をリード。 ミンチー投手は中盤以降調子を上げ、走者を2度も牽制で刺すなどして2回裏から8回裏までを無失点。 9回裏にゴメス・山崎選手の安打で二死一二塁とされ、完投目前でマウンドを山崎健投手に譲った。 山崎健投手は代打種田選手に左前打されて1点差とされたものの、代打渡辺選手を抑えて逃げ切った。 4対3で勝利。ミンチー投手は10勝目。山崎健投手はプロ入り初セーブ。

 試合結果

 ミンチー投手、10勝目おめでとうございます。オールスター前に10勝しそうな勢いでしたが、 不運な面もあって10勝までにかなり時間がかかりましたね。
 ミンチー投手は初回に木村拓選手に足を引っ張られて2失点しましたが、 続くピンチを抑えて大量失点しなかったのが良かったですね。中盤以降は尻上がり。 7回裏と8回裏のピンチでは見事な牽制で一塁走者を刺しました。大きなプレーでした。 9回裏はあとひとりで完投というところで交代。救援投手が同点にされた場合のミンチー投手の気持ちを考えると、 続投の方が良かったのではないかと思いましたが、ま、結果良ければ全て良しということで。
 山崎健投手、プロ入り初セーブおめでとうございます。種田選手に安打されてピシャリとは行きませんでしたが、 プレッシャーのかかる場面で良く逃げ切ってくれたと思います。
 打線では1〜3番までが全得点を叩き出しました。
 木村拓選手。初回に失点に絡む2失策。しかし打で死球、安打、安打で出塁し、3得点の活躍。 汚名を返上しました。
 朝山選手。5月6日以来のスタメン。初回に左翼席へ先制2ラン。5回表には右翼線へ二塁打を放ち、 チャンスを広げて4点目に絡みました。与えられたチャンスをがっちりモノにしました。
 町田選手。3回表に中前へ勝ち越し打。5回表には右犠飛。2打点の活躍でした。

紀藤と広池が出場選手登録

 紀藤投手と広池投手が出場選手登録された。

 紀藤投手はどのような形で起用されるでしょうか。楽しみです。

えっ!?金本7月月間MVP受賞ならず

 7月の月間MVPが発表された。セは横浜の金城選手と巨人の木村投手。 パはオリックスのイチロー選手とオリックスの戎投手。 11本塁打、打率.415で7月二冠王の金本選手の受賞はならなかった。

 これは意外でした。金城選手の成績は文句のつけようのない立派なものですが、 それ以上の数字を上げている金本選手が受賞しないのは納得できません。 打率4割挑戦で話題性があったのはわかりますが、金城選手の7月の打率は4割に達していないわけですからねえ。 月間MVPはトータルの成績ではなく、月間の成績で判断してもらいたいですよ。

8月7日

ウルソーと佐竹が出場選手登録抹消

 ウルソー投手と佐竹投手が出場選手登録を抹消された。

 ウルソー投手は昨日の投球では仕方ないでしょう。 佐竹投手は最近はピンチを作って降板というパターンが多い感じです。 これで左の中継ぎ2人がいなくなりました。広池投手の出番でしょうか?

SATOの無責任先発予想

 8日からナゴヤドームで中日3連戦。続いて広島で巨人3連戦。計6連戦。
 上位2チームとの対戦です。奇跡を起こすには6連勝、 最悪でも中日と2勝1敗で巨人に3連勝しかないでしょう。
 広島の先発予想は、ちょっと悩むところです。 次節が横浜とヤクルトとの対戦なので、 そこで相性の良いミンチー投手に2試合投げてもらうか、 今節ミンチー投手に2試合投げてもらうか。 ミンチー投手は巨人打線と相性が悪いんですよね。 もし今節ミンチー投手に2試合投げてもらうとすれば、 ミンチー・山内・苫米地・澤崎・河内・ミンチー投手というローテになりそう。 先発投手は足りていますね。 ミンチー投手を次節2試合起用するつもりならば、今節は谷間が1試合できます。 紀藤投手が一軍に合流したという情報がありますが、 その谷間に先発起用があるのかなという気がしています (休み肩の紀藤投手は期待できます)。 その場合、ミンチー・山内・紀藤・苫米地・澤崎・河内投手といったところでしょうか。 中日戦の3投手の順番はどのような順番でも可能ですが、 初戦にミンチー投手を持ってくると、 巨人戦の3戦目にミンチー投手が来るか河内投手が来るか、 巨人を迷わせることができます。
 中日の先発は前田・野口・バンチ投手あたりでしょうか。

8月6日

河内、5回2失点好投も3敗目

 対阪神戦、先発河内投手は4回までわずか1安打で好投していたが、 5回表に大豊・矢野・塩谷選手に3連打されて無死満塁のピンチ。山田選手の犠飛で先制され、 ハンセル投手の投ゴロの間に2点目を奪われた。 阪神先発ハンセル投手に4回までわずか1安打の広島打線は、 5回裏にロペス・ディアス選手の安打と捕逸で二死二三塁のチャンス。 ここで好投の河内投手の代打東出選手が四球を選び満塁としたが、木村拓選手が凡退した。 6回表と7回表を黒田投手が抑えて味方打線の反撃を待ったが、 8回表に佐竹投手が八木選手への四球と田中選手の安打で一死一三塁とされ、 代わったウルソー投手がタラスコ選手の犠飛で1点を追加された。 さらに新庄選手への死球の後、大豊選手に中越えへ2点適時三塁打。 9回表には檜山選手に2号2ランを浴びた。広島打線は7回までをハンセル投手に抑えられ、 以降を福原・山岡投手に零封された。0対7で完敗。

 試合結果

 先発の河内投手は前回よりも良い投球でしたね。直球のMAXは143キロ。 球に切れもあって安定感を感じました。「一発に注意。連打はないだろう」と思っていたら、 5回表に連打されてしまいました。ちょっと制球が甘くなったようですね。 5回を4安打2失点は先発として合格点の出来。守備でのバント処理や打撃での送りバントなど、 投球以外の面でも良いプレーを見せてくれました。
 河内投手は5回裏二死二三塁のチャンスで代打を出されて交代。 ハンセル投手の出来が良かったため、チャンスが今後来ないだろうという判断でした。 最終的な結果を見てもチャンスはほとんどなかったわけで、 あそこの場面で代打を出して勝負に出たのは間違いではなかったと思います。 河内投手続投ならばこれほどの大敗にはならなかったとは思いますが…。
 2番手の黒田投手も最高球速148キロと球が走っていました。 スライダーやフォークもまずまず切れていたように思います。 次々節(8月15日の週)には先発のチャンスがあるかも知れません。
 8回表に試合はぶち壊しになりました。特にウルソー投手ですね。 あれだけ左打者に打たれたのではどうしようもありません。春先は良く投げてくれていたのですが…。
 打線。わずか4安打で完封負け。1カードに2度も完封されるとはちょっと寂しいです。

ウエスタン情報

 試合結果

 酒井・玉木重・小林敦投手が8回まで近鉄打線を零封も、9回に田中投手が3失点で逆転負け。

8月5日

打撃戦制し地元連敗を止める

 対阪神戦、先発澤崎投手は2回表に大豊選手に15号ソロを打たれて先制された。 その裏、阪神先発星野伸投手を攻め、金本・ロペス選手の連打と新井選手の内野ゴロ敵失で無死満塁のチャンス。 ディアス・瀬戸・澤崎選手の3連続適時打、野々垣選手の三塁線を破る2点適時打で5点を挙げ、 星野伸投手をKO。代わった中込投手から町田選手の左前打で満塁とし、 金本選手の犠飛でこの回一挙6点を挙げた。 3回表二死から吉田剛・タラスコ・新庄選手の3連打で1点を返されたが、 その裏、新井選手が右越えへ7号ソロを放ち、再び5点差に。 4回裏には山岡投手を攻め、野々垣選手が左前打を好走塁で二塁打にした後、 ボークと金本選手の四球で一死一三塁。ロペス選手が犠飛を上げて6点差とした。 しかし澤崎投手はピリッとせず、5回表に四球と安打で無死一二塁とし、 タラスコ選手に右越えへ9号3ランを浴びてKOされた。 5回裏には木村拓選手が中越えへ7号ソロアーチを放ち、4点差とした。 5回表から登板した山崎健投手は7回表まで全く走者を許さない好投。 8回表二死から三塁スタメンの新井選手の2つの拙い守備で一二塁とされて高橋投手にマウンドを譲った。 高橋投手はこのピンチを切り抜けたが、9回表に和田選手に1号ソロを浴び、代打山田選手に安打されて、 河野投手に交代した。河野投手は後続をピシャリと断った。 9対6で勝利。広島は広島市民球場での連敗を8で止めた。好救援の山崎健投手は3勝目。

 試合結果

 2回表の集中打が効きました。7安打集中で6得点。 広島打線は、昨日投げた川尻投手は何度対戦してもさっぱり打てませんが、 今日投げた星野伸投手のことはカモにしているようですね。
 先発澤崎投手はいまひとつの調子だったようです。川端コーチによるとブルペンでは最悪だったそうです (えてして川端コーチのそういうコメントの時は好投したりするんですが(^^;)。 何とか走者を出しながらも粘っていたのですが、5回表のタラスコ選手の3ランでKO。 3回表に中込投手の折れたバットが右足のつま先に当たってから、急に打たれ出した感じでした。 多少は影響があったのではないでしょうか。 5回さえ投げきれば勝利投手の権利を得られるところだったのですが、あの投球では交代も仕方ないでしょう。
 阪神の追い上げムードを消したのは山崎健投手。スライダー・シンカー・カーブといった変化球。 緩急。コーナーを突く制球。阪神打線を翻弄しました。 今日は打たれましたが澤崎投手。先日完投勝利を挙げた山内投手。そしてこの山崎健投手。 過去に実績があり、怪我で苦しんでいた投手たちが復活してきていますね。大変うれしいことです。
 三塁手でスタメンの新井選手。あまり守備機会がなかったのですが、 8回表に2つ続けてきた打球に対して拙い守備。打撃では本塁打を放って良いところを見せてくれたのですが…。 達川監督は我慢して起用し続けることができるでしょうか?
 遊撃手でスタメンの野々垣選手。東出選手の右足の調子がいまひとつのようなので、 左投手が先発の時は野々垣選手がスタメンを張るのがパターンになるかも知れませんね。 4回裏に左前打で坪井選手の隙を突いて二塁を陥れた走塁は痛快でした。

朝山、嶋に代わり出場選手登録

 嶋選手が出場選手登録を抹消され、朝山選手が出場選手登録された。

 朝山選手は中堅を守れますので、左投手の時に木村拓選手を中堅に入れないで済むかもしれませんね。

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 試合結果

 広島ホームテレビで深夜に録画中継がありました。 一軍のナイター中継が30分延長になっていたのに、 予定通りの時間でビデオ録画したために、終わりの30分の録画に失敗しました(^^;。 終わりの10分は目が覚めたので、放送時間中に見ました。
 先発矢野投手は6回まで1失点の好投も、7回表に一挙4失点で水の泡。 解説の大下剛史氏によると「スタミナがない。1つ1つの球は良いが組み立てが悪い」とのこと。
 大下氏は兵動選手のことを大変気にしているようで「体に切れがない。バットのヘッドの走りが悪い。 まだまだ鍛錬が必要」とコメントしていました。

8月4日

プロ初先発苫米地、5回5失点で敗戦投手

 対阪神戦、プロ入り初先発の苫米地投手は初回にタラスコ選手の適時二塁打で1点を先制された。 2回表には根本・田中選手の連打の後、川尻選手の犠打が内野安打となって無死満塁のピンチ。 一死後、吉田剛選手に右中間へ2点適時二塁打。さらに二死後、新庄選手の二ゴロを木村拓選手が適時失策して2失点。 苫米地投手は5回を9安打自責点3。6回表にはウルソー投手が四死球と安打で二死満塁とされ、 矢野・塩谷選手に連続適時打されて3失点。8回表には小林幹投手が新庄選手に20号ソロ、塩谷選手に1号ソロを打たれた。 広島打線は大量点差を背に悠々と投げる阪神先発川尻投手の前に三塁さえ踏めず、5安打で完封された。 0対10で完敗。広島の連勝は2で止まった。広島市民球場8連敗。

 試合結果

 プロ入り初先発の苫米地投手が注目された試合でした。 オールスター前は直球が140キロ出るようになっていたのですが、 この試合では140キロは出ていませんでした。 フォークもあまり決まらず、スライダーに頼り切った投球でした。調子はあまり良くなかったように思います。 2回までに5失点。2回表、根本・田中選手の安打は完全に打ち取った当たりがポテンヒットになったもの。 無死一二塁、間違いなく送りバントの場面で、ディアス選手の判断ミス (一瞬三塁ベースカバーに戻ろうとして動きが止まり、打球を捕りに行くのが遅れていました) で川尻投手の送りバントが内野安打。 トドメは二死二三塁からの木村拓選手の2点適時失策。 不運な面が多々ありました。うまくいけば5回3失点だったわけで、悪いなりに結果は出せたはずの試合でした。 次回の登板に期待します。
 守備が乱れましたね。記録に残った失策だけで4個。記録に残らない拙い守備もいくつかあったように思います。 自滅でしたね。
 打線は川尻投手に完封。今季4敗目。川尻投手が天敵になってしまいましたね。 いい加減、何らかの対策を講じて欲しいものです。 確かに、大量点差で負けていたので、ただ打っていくしかなかったわけですが…。 達川監督は試合後に「あのタイプは逆方向に打っていくのが鉄則」と言っていますが、 前回までの対戦後にも同じようなコメントを聞いた記憶があります。

佐々岡とラドウィックが一軍練習に参加

 佐々岡投手とラドウィック投手が一軍の練習に参加し、投球練習などを行った。

 順調に回復しているようです。早めに戻ってきてくれると嬉しいです。

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 試合結果

 テレビ新広島で中継がありました。
 広島市民球場での親子ゲームということで一軍の若手選手が大挙して出場。 攻撃力は普段の5割増という感じでした。
 先発長谷川投手は初回に8失点と炎上。しかしその後は立ち直ったようです。 フォームを改造中ということでしたが、素人目には以前のフォームとの違いはわかりませんでした。
 小山田投手は肘を上げてスリクォーター気味にフォームを変えていました。入団当初に近い形ですね。 MAXは149キロ。サイドで145キロぐらいは出ていたので、それぐらいは当たり前かも知れません。 ただし変化球が抜けることが多く、2つも死球を与えていました。 下手をすると、フォーム改造で一軍復帰が大幅に遅れるかもしれないなと思いました。
 解説はスカウト部長の備前さん。試合後にドラフトの方針を話しておられました。 「野手を重点補強、特に内野手」だそうです。

8月3日

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 試合結果

 先発山崎慎投手は5回を7安打4失点とイマイチ。打線はわずか3安打で1点のみ。

8月2日

4番金本ここにあり!

 対ヤクルト戦、先発ミンチー投手は初回に副島選手の適時三塁打とペタジーニ選手の適時二塁打で2点を先制された。 その裏、木村拓選手がヤクルト先発ハッカミー投手から左越えへ6号ソロアーチを放ち、1点差とした。 しかし、2回表にもハッカミー投手の適時二塁打と一死一三塁から馬場選手の内野ゴロで2失点。 広島は5回裏に瀬戸選手の中前打と野々垣選手の振り逃げで二死一三塁のチャンスを作り、 ハッカミー投手の暴投で2点差とした。 さらに6回裏に金本選手が右越えへ22号ソロを運び、1点差としてハッカミー投手をKO。 8回裏にはレモン投手を攻め、先頭町田選手が左中間二塁打。金本選手の右前適時打で代走福地選手がホームインして同点。 二死三塁からディアス選手の左前適時打でついに勝ち越した。 しかし9回表に高橋投手が池山選手の内野安打と犠打で一死二塁とされ、 高橋智選手に左中間適時二塁打を打たれて同点とされた。 その裏、山本投手を攻め、木村拓選手の右翼線二塁打、浅井選手の敬遠四球、福地選手の四球で無死満塁のチャンス。 ここで金本選手が中前へ適時打を放ってサヨナラ。6対5で勝利。広島は2連勝で借金2。3位に浮上した。

 試合結果

 最後は金本選手が見事なサヨナラ打で決めてくれました。 8回裏には同点適時打。6回裏には1点差に迫る22号弾。計4安打3打点の大活躍。 「主砲」「4番」にふさわしい活躍でした。
 先発ミンチー投手は2回までで4失点の苦しい投球。 達川監督は7月20日の試合ではミンチー投手を2回3失点で早々と降板させましたが、 この試合では7回まで引っ張りました。あの時はオールスター前で総力戦状態だったので、 今とは状況が違うのですが、昨日山内投手を完投させたことと合わせて考えると、采配に変化が出てきたように感じます。 「我慢の采配」といった趣きでしょうか。ミンチー投手もその采配に応え、3回以降を無失点に抑えました。 最終的に7回4失点ですのでまずまず先発投手の役割を果たしたと言えるでしょう。
 打線はじわじわと得点を重ね、8回裏についに逆転。このまま逃げ切れればバンバンザイだったのですが、 9回表に高橋投手がつかまって同点にされてしまいました。 抑えの問題は簡単には解決できそうもありませんね。ちなみに高橋投手は6月1日以来約2ヶ月ぶりの勝利投手で4勝目。 最初に逆転した8回裏には既に高橋投手が投げていましたので、ミンチー投手の勝ちを奪ったわけではありません。 ツキがあると思って次回ピシャリと抑えてください。

東出、右足痛でスタメン落ち

 東出選手は右足裏に違和感があるため、大事を取ってスタメンを外れた。 なお試合には7回裏に代打で出場した。

 送球ミス連発は怪我の影響があったのでしょうか。痛いならばあまり無理をしないで欲しいですね。

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 試合結果

 2点を追う最終回に3点を挙げて逆転勝ち。先発紀藤投手は5回を5安打2失点とまずまず。 そろそろ一軍に上がってもよさそうな感じですけどねえ。

8月1日

復活山内が完投勝利!

 対ヤクルト戦、広島は初回に町田選手がヤクルト先発山部投手から左越えへ9号ソロアーチを放ち先制。 先発山内投手は2回表に宮本選手に1号2ランを運ばれて逆転された。 しかし、4回裏二死からスタメン三塁手に抜擢された新井選手が左中間へ6号ソロアーチを放ち同点。 さらにディアス選手の右中間二塁打の後、瀬戸選手の中前適時打で逆転。 5回裏には木村拓選手が左中間二塁打。 山部投手の左膝アクシデントで急遽登板した本間投手から、東出選手の犠打と金本選手の四球で二死一三塁のチャンス。 ここでロペス選手が左前適時打、新井選手が右中間へ適時二塁打して3点をリードした。 3回までで7安打された先発山内投手は尻上がりに調子を上げて完投。 5対2で勝利。山内投手は1998年8月6日以来の完投勝利で今季初勝利。

 試合結果

 山内投手、今季初勝利おめでとうございます。 3回までの投球は綱渡り的で、どうなることかと思いましたが、見事に完投してくれました。 故障上がりなので、まさか完投してくれるとは思いませんでした。 特にフォークボールが良かったように思います。ヤクルト打線の淡白な攻撃にも助けられた感じでした。
 新井選手が三塁手でスタメン。三塁手としてのスタメンは昨年9月15日以来。 攻守に結果を出せば、しばらくスタメンで起用されるだろうチャンス。 打では同点本塁打と中押し適時二塁打、2打点の活躍。守備でも1つセーフティバントを決められましたが、 何度もあった守備機会を無難にこなしました(いい実戦守備練習になりました)。 しっかりとチャンスをモノにしました。達川監督には結果を出した選手を続けて起用してもらいたいですね。
 瀬戸選手は山内投手を好リード。打でも勝ち越し適時打など3安打猛打賞の活躍でした。
 達川監督は投手交代を我慢したように思います。投げていたのが右肘に不安のある山内投手でしたので、 早めに交代させるかと思いました。 これまでだと6回裏の打席、遅くとも8回裏の打席で代打を出していたと思います。 抑えに不安のあるチーム事情もあるでしょうが、先発投手を引っ張る采配に方針を転換したのかも知れませんね。

ウエスタン情報

 試合結果

 中日3投手の前に完封負け。先発菊地原投手は7回を7安打3失点。