カープ日記


3月31日

祝!鯉躍る開幕戦勝利!

 2000年セ・リーグ開幕戦、対巨人戦、 広島は2回表に巨人の開幕投手上原投手から前田選手が右翼席へ先制ソロアーチ。 3回表には佐々岡投手の二塁打を足場に、木村拓選手の適時打で1点を追加。 さらに4回表には前田・金本選手の長短打で一死一三塁とし、 西山選手の三ゴロが江藤選手のお手玉で併殺崩れとなる間に1点。 開幕投手の佐々岡投手はコーナーを丁寧に突く投球で4回まで無失点。 5回裏にマルティネス・上原選手の安打で二死一二塁とされ、仁志選手の三ゴロが左前適時打となって1点を返された。 しかし、直後の6回表に金本選手がバックスクリーンへ1号ソロアーチを叩きこんで3点差。 7回裏にマルティネス選手の1号ソロで再び2点差とされた。 直後の8回表に岡島投手を攻め、野村選手の安打と木村拓選手の四球などで一死ニ三塁とすると、 前田選手が右犠飛を上げて3点差。8回裏には松井選手に1号2ランを浴びて1点差とされたが、 9回裏を小山田投手が締めた。5対4で開幕戦勝利。

 試合結果

 今季初勝利おめでとうございます。最後は1点差に追い上げられてちょっとヒヤリとしましたが、 終始主導権を取った試合だったと思います。
 巨人の先発が上原投手ということで苦戦が予想されましたが、 攻略に成功しました。若いカウントからの積極的な打撃が功を奏したようです。 特に前田選手の先制ソロアーチは「勇気百倍」といった感じでした。前田選手は4回表にも追加点のきっかけとなる二塁打、 8回表には貴重な追加点となる犠飛を打ち上げて、この試合のヒーローになりました。
 打線で前田選手の他に目立ったのは木村拓選手。開幕スタメンはプロ入り初。 いきなり第1打席で安打し、第2打席では2点目を叩き出す適時打。8回表には四球を選んで盗塁を決め、 5点目に絡みました。
 開幕投手の佐々岡投手。序盤はほぼ完璧。終盤に制球ミスから一発を浴びてしまった点を考えると、 やはりスタミナに若干の心配があると言えるかも。しかし、オープン戦の投球内容があまり良くなかったことを考えると、 この試合に向けてうまく調整してくれたと思います。さすがエースですね。
 不安な面もいくつか。守備では5回裏に仁志選手の三ゴロを捕れなかった野村選手。 確かにアンツーカーで打球が若干イレギュラーしたようですが、あれぐらいは止めて欲しいです。 最終回に斉藤宜選手の一ゴロを弾いた浅井選手の同様です。打撃の方では緒方選手で、 チャンスにことごとく凡退。ちょっと心配です。
 東出選手は4打数1安打。叩きつけた打球が二塁内野安打になりました。東出選手らしい安打ですね。 守備は無難にこなしました。
 達川監督の采配で「あれっ?」と思ったのは4回表無死一三塁でボール選手に代打を出したこと。 第1打席の三振で上原投手を打てそうにないと判断したのでしょうか。 スタメンで使う「意味ないジャン」と思ってしまいました。

小山田がプロ初セーブ

 小山田投手が1点差の9回裏を無失点に抑えてプロ入り初セーブを挙げた。

 抑えは小山田投手でした。恐いもの知らずでドンドン相手に向かっていっているという感じでした。 直球の威力は抜群ですね。不調の幹英投手に代わって、しばらくは抑えをやるのではないでしょうか。

前田がFA権を取得

 前田選手がFA権を取得した。

 長年プレーしてきたご褒美です。でも使わないで欲しいな。

河内がウエスタンデビュー

 ウエスタンリーグが開幕した。広島は由宇練習場でダイエーと対戦。 注目の新人河内投手が先発し、3回を1安打5奪三振無失点の堂々デビューを飾った。 試合は3対2で広島の勝利。

試合結果

 河内投手の最高球速は146キロだったそうです。初安打も放ったとのこと。 このまま順調に好結果を出し続けて欲しいですね。

3月30日

 開幕早々申し訳ありませんが、31日夜の更新は大幅に遅れます。

達川監督が開幕スタメンを発表

 いよいよ31日からセ・リーグ公式戦が開幕。広島は東京ドームで巨人と3連戦を戦う。 カープナインは東京ドームで13時から約2時間、汗を流した。開幕投手の佐々岡投手は33球の投球練習。 達川監督は「うちのチームは勢いをつけることが必要。3連戦、いい戦いをして勢いをつけたい。特に第1戦が重要」。 また達川監督は開幕スタメンオーダーを『野村・木村拓・緒方・前田・金本・ボール・西山・東出・佐々岡』と発表した。

 開幕スタメンを前日に発表したということは過去にありましたっけ? 「逃げも隠れもしません。正々堂々戦います」という感じでしょうか。 去年は中日に開幕3連敗をして、中日に勢いをつけてしまいました。今年は同じ轍を踏んで欲しくないですね。 前評判の高い巨人をぜひギャフンと言わせて欲しいです。

SATOの無責任先発予想

 今年も先発予想をしていきたいと思います。無責任にやっておりますので、 私の予想を信じて、お目当ての投手を見に行くなんてことがないようにお願いします(^^;。
 まず、開幕巨人3連戦。 最初なのでローテ順での予想ができないので、当てずっぽうです。 開幕投手は佐々岡投手。これは達川監督が発表しているので間違いありません。予告先発ですね。2戦目と3戦目ですが、 達川監督は開幕3連戦に全てをぶつけると言っていましたので、オープン戦で好調だった高橋・黒田投手と予想します。
 一方の巨人。開幕投手は上原投手。NHKかどこかの放送で長嶋監督が言っていたそうです。 その後をガルベス・工藤投手。これはオープン戦終盤での登板順から機械的に予想しました。 外れる可能性大です。

3月29日

 広島市立大学全館停電のため、4月1日(土)夜から4月2日(日)午前中まで、 本サイトにアクセスができなくなります。 ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします。

開幕一軍メンバー発表

 開幕一軍メンバーが発表された。
投手
紀藤、黒田、山崎慎、佐々岡、高橋、小林幹、玉木重、小山田、カンバーランド、ウルソー、苫米地
捕手
木村一、西山、田村
内野手
東出、野村、新井、ボール、福地、玉木朋
外野手
木村拓、前田、町田、浅井、緒方、金本、朝山、森笠

 オープン戦終盤の選手の起用状況を考えると、ほぼ予想通りのメンバーですね。 外国人投手枠がミンチー投手ではなくカンバーランド投手なのが意外と言えなくもないですが、 考えて見ると、4月4日からの横浜3連戦で先発する投手を 開幕巨人戦でベンチ入りさせておく必要はないわけですからね(横浜の3戦目は佐々岡投手が先発でしょうけど)。 ミンチー投手が体調不良とか絶不調とかいう状態でないなら、横浜戦で登録即先発するのではないかと予想します。 カンバーランド投手は巨人戦での中継ぎ要員だろうと思います。
 ディアス選手の負傷で手薄になった内野陣には玉木朋選手が入りました。 松本選手が入る可能性もあると思っていましたが、やはり遊撃を守れる選手でないといけないということでしょう。
 新人では苫米地投手と木村一捕手が入りました。おめでとうございます。

カープナインが必勝祈願

 松田耕平オーナー、達川監督、緒方選手会長ら総勢45名が広島市中区の広島護国神社で必勝祈願を行った。 緒方選手会長は「開幕3連戦勝って広島に帰ってきて、いいスタートを切りたいですね。 みなさんの応援が本当に僕らの力になりますので、1年間長いシーズンではありますけど、 温かい声援よろしくお願いします」。その後、カープナインは広島市民球場で約4時間練習し、 夕方空路で東京入りした。

 恒例の必勝祈願。いよいよ開幕が迫ってきたなという感じで、ドキドキしますね。

3月28日

苫米地が開幕一軍入り

 ドラ6ルーキー苫米地投手の開幕一軍入りが決まった。29日の正式公示前に達川監督が明らかにしたもの。 高卒新人投手の開幕一軍入りは1982年の高木宣宏投手以来。 達川監督によると、当面は先発が崩れて点差が開いた楽な場面で経験を積ませるとのこと。

 開幕一軍内定、おめでとうございます。当面の役割を考えると、出番は少ない方が良いということにはなりますが。 試合を立て直すような働きをしてくれると良いですね。

阿南氏が常務に

 広島は27日に取締役会を開き、球団本部長の阿南準郎取締役の常務昇格、連盟担当兼務を決めた。 上土井勝利常務は取締役顧問に就任する。

 これは上土井氏の権力が減って行っているということでしょうか。

3月27日

幹英炎上、オープン戦最下位で終了

 対ダイエーオープン戦、広島は初回、ダイエー先発佐久本投手から町田選手の適時二塁打で1点を先制。 その裏、先発黒田投手が吉永選手の適時打とニエベス選手の5号2ランで3点を奪われ逆転された。 しかし2回表にボール・朝山・東出・田村・野村選手の5連打で3点を取って逆転し、佐久本投手をKO。 代わった水田投手から緒方・前田選手の連続適時二塁打でこの回5点。先発黒田投手は2回以降立ち直って5回まで無失点。 しかし、7回裏にカンバーランド投手が城島・松中選手に連続二塁打されて1点。 ウルソー投手が柴原・出口選手に連打を浴びて1点差。代わった山崎慎投手が大道選手の内野ゴロの間に同点とされた。 8回裏には小林幹投手がメッタ打ち。2安打1四球で一死満塁とされ、柴原選手の適時三塁打で3点を勝ち越された。 さらに出口選手の適時三塁打と大道選手の適時打で2失点。 代わった苫米地投手も満塁とされた後に城島選手に2点適時二塁打を浴びた。この回大量7失点。 9回表にペトラザ投手から前田選手の適時二塁打で1点を返したが焼け石に水。7対13で敗戦。 広島は5連敗でオープン戦全日程を終了。3勝9敗1分はオープン戦12球団中最下位。

 試合結果

 黒田投手は立ち上がりが悪かったようですが、しっかり立ち直ったようです。ローテ投手として期待しています。
 小林幹投手は大炎上。昨日の試合は良かったようですが…。良かったり悪かったりで安定しませんね。
 打線はディアス・金本選手抜きでしたが、よく打ったようですね。 左かかと痛のディアス選手の代わりの二塁手は木村拓選手でした。田村選手が3安打しています。
 東出選手は4打数1安打でした。
 オープン戦の順位が最下位ということになってしまいました。 正直なところ、マイナス要素が多すぎて、開幕に向けて期待よりも不安の方が大きいです。 野手陣は良くても去年並みでしょうから、投手陣がどれだけ頑張ってくれるか。 特に、未知数と言われている投手たちが出てきてくれないと、 ペナントでの上位進出は厳しいですね。

金本が左手首痛で欠場

 金本選手は26日のダイエー戦の4回表に柳田選手の左飛をスライディングキャッチした際に左手首を捻った。 このため、この試合を欠場した。 福岡市内の病院で診察の結果、「左手関節腱鞘炎」で治療3日。

 手首を捻った後も試合に出続けていたので大したことはないと思っていたのですが…。 ここに来て、体に不安がある選手が増えていますね。

ディアスは開幕絶望

 26日の試合で左足首を痛めたディアス選手。 広島市内の病院で診察の結果、「左足関節捻挫と左かかと部打撲」で治療2週間。 開幕一軍入りは絶望的。

 打撲だけでなく、捻挫しているんですね。4月中は無理かも。

3月26日

紀藤も開幕に不安

 サントリーカップダイエー戦、先発紀藤投手は初回、2本の安打と四球で一死満塁とされ、 小久保選手の適時二塁打で2点を先制された。さらに大道選手の遊ゴロを東出選手が適時失策して2点を追加された。 2回表には吉永選手の適時二塁打で1失点。紀藤投手は4回を8安打5失点。 広島打線はラジオ投手から初回に緒方選手の犠飛で1点。 2回裏にはディアス選手の適時打で1点、2つの内野ゴロの間に2点を奪い、1点差とした。 しかし6回表に苫米地投手が出口選手にソロアーチ。7回表にはウルソー投手が2失点。 広島も最終回に朝山選手の適時二塁打で1点を返したが、5対8で敗戦。広島は4連敗。サントリーカップは1勝4敗1分で最下位。

 試合結果

 昨日、佐々岡投手が開幕に不安を残す内容の投球をしましたが、 今日の紀藤投手も開幕に不安を残す内容の投球でした。 球に指がかからなかったらしく、切れのある球が投げられなかったようです。 失策絡みとはいえ、2試合連続での大量失点。おそらく開幕からローテ入りするとは思いますが、 オープン戦で結果を出したからではなく、これまでの実績を買ってということになります。 登板する公式戦1試合1試合がテストということになりそうです。
 東出選手。5打数1安打2失策。1つめの失策は初回に2点適時失策。2つめも失点に絡んだようですね。 守備は安定してきたと思ったのですが…。 打撃ではラジオ投手の変化球を右前へクリーンヒット。 走塁では初回に緒方選手の左飛で一塁から二塁へタッチアップする好判断をしたかと思えば、 前田選手の中前への飛球で判断を誤って二塁から本塁へ向かい併殺。 いろいろやってくれました。
 攻撃では4盗塁が嬉しいですね。野村・前田・西山・福地選手。 セットポジションからの投球に問題があるラジオ投手と、 最近捕手をあまりやっていない吉永選手からの盗塁でしたけど。
 ボール選手がスタメン落ちし、新井選手がスタメンに。いよいよ達川監督がボール選手を見限ったのかと思いましたが、 ボール選手が寝違えたからだそうです。

ディアス、左かかとを負傷

 ディアス選手が6回裏に遊撃内野安打を打って一塁に駆け込んだ際、左かかとを痛めて福地選手と交代した。 達川監督は「かかとは時間がかかる。二塁は木村拓を使うことになる」。

 大したことがなければいいですが。

オリックス、サントリーカップ優勝

 サントリーカップはオリックスが4勝1敗1分で優勝した。

 おめでとうございます。カープは冴えない成績に終わりました。

3月25日

佐々岡、6回表に崩れる

 対ダイエーオープン戦、広島はダイエー先発西村投手から4回裏にボール選手の犠飛で先制。 5回裏には野村選手の適時打で2点をリードした。先発佐々岡投手は5回まで2安打無失点の好投。 しかし6回表に突如崩れ、4安打2四球1盗塁1犠飛で一挙5点を失って逆転された。 7回表には河内投手が四球と自らの野選で一二塁とされ、柳田選手の安打を前田選手が適時失策して1点を追加された。 広島打線は7回裏に渡辺秀投手から前田選手の2点適時打で2点差としたが、 9回表に酒井投手が4安打2四球1暴投で4点を失って万事休す。4対10で敗戦。広島は3連敗。

 試合結果

 佐々岡投手は調子が悪かったそうです。その中でそれなりに投げていたとのこと。 前回の登板で悪かった制球は5回まではまずまず。直球の走りはイマイチだったように見えました。 5回までの投球で気持ち良く開幕を迎えられるところだったのですが、 6回表で台無しになってしまった感じです。制球が悪くなったようですね。 佐々岡投手本人によるとスタミナの問題ではないとのことですが、100球肩(腰?)の頃の佐々岡投手を見ているようで、 ちょっと不安になりました。
 河内投手。1安打1四球1失点。柳田選手に打たれた安打は詰まったものでした。 全体的に力み過ぎだったように思います。MAXは143キロだったと思います。
 広池投手。オープン戦初登板。キャンプ当初は腰を痛めていたようで、ようやく出てきたなという感じ。 しかし、左打者に四球を与えてしまったとあっては次のチャンスがもらえるかどうか。
 酒井投手。四球をきっかけに大崩れしてしまいました。これまで好結果を出しているので、 即二軍行きということはないと思いますが…。 次回の登板で好結果を出して開幕一軍入りの切符をつかんで欲しいです (その後の達川監督のコメントによると、広池・酒井投手はこれが一軍入りへの最後のチャンスだったそうです)。
 4番に入った前田選手が7回裏に満塁から中前へ2点適時打。達川監督は「前田の4番というのは確実性もあるし、 選球眼もいいし、一番適格ではないか」とのことで、「4番前田」がかなり有力になってきました。
 東出選手は5打数無安打。守備の方はちょっとしたお手玉はありましたが、かなり安定してきているように思います。

木村拓、右肩を痛めて途中交代

 木村拓選手は5回裏に盗塁した際、井口選手と交錯して右肩を痛め、朝山選手と交代した。 木村拓選手はアイシングの治療を受けた。

 ベンチに戻る姿が痛々しかったので心配したのですが、大したことはないようです。  

3月23日

横山、復帰のメド立たず

 右肩違和感のため、三軍で調整中の横山投手。 19日に投球練習を再開したが、20日に再び右肩に違和感が出た。 復帰のメドは立っておらず、開幕一軍入りは絶望的な状況。

 前回の報道で覚悟はしていましたが…。厳しいですね。

東出3安打について

 カープナインは広島市民球場で軽い練習。前日好投した山崎慎投手は軽くランニング。
 前日3安打した東出選手はテレビ新広島の石原アナのインタビューに答え、 「ヒットが出なくて悩んだせいで、逆に守備の方があんまり考えんくなったせいで、慣れてきたんですよね、だんだん。 で、守備の方で余裕が出てきて、 そしたらいつもよりかバッティングの方も日に日に上がってきてっていうようなことがちょっとだけあったんで。 またどっちとも落ちるかもしれないですけど」。

 東出選手は考えすぎて無心になったということでしょうか。

佐々岡、25日ダイエー戦に先発

 25日のダイエー戦は佐々岡投手が先発する予定。

 開幕戦には中5日で投げるということですね。

3月22日

山崎慎、ベテランの味

 対近鉄オープン戦、序盤は山崎慎投手と近鉄先発ユウキ投手の投手戦。 均衡を破ったのは広島。5回表に新井選手の幸運な二塁打と東出選手の内野安打で一三塁とし、 金本選手の左中間への2点適時二塁打で先制した。 好投の山崎慎投手は6回裏に四球と安打などで一死一三塁とされたところでウルソー投手と交代。 ウルソー投手がローズ選手に右前適時打を浴びて1点差とされた。 8回裏には酒井投手が武藤選手のバント安打と暴投で無死二塁とされ、川口選手に同点の適時二塁打を浴びた。 広島打線は8回表の一死二塁、9回表の無死二塁のチャンスを生かせず。 9回裏に小林幹投手が3本の安打で一死満塁とされた後、武藤選手に中前打を打たれてサヨナラ負け。 2対3で敗戦。

 試合結果

 全体的な印象では近鉄の拙攻が目立った試合ですね。エンドランを失敗して盗塁死とか送りバント失敗とか。 広島投手陣が15安打されても3失点で済んでいるのはそのへんが原因です。 広島打線も9安打で2得点。野村選手と緒方選手がスタメンに戻ってきたのですが、 「ここであと1本」が出ません。
 山崎慎投手は好投だったと思います。6回途中まで投げて7安打1失点。 直球・カーブ・スライダー・シュートを駆使し、緩急をつけた投球。まさにベテランの味といった趣き。 山崎慎投手本人は制球が悪かったと言っているようですが、 この試合ぐらいの投球をしてくれれば、近鉄の拙攻を割り引くとしても、先発で行けそうな感じです。
 ウルソー投手は6回裏に山崎投手が残した一死一三塁のピンチで救援登板。 ローズ選手に安打されました。オープン戦で初めて安打されましたね。 走者を置いての投球に課題があると見るか、 それともローズ選手は強打者なのでたまたま打たれただけと見るか。
 苫米地投手。最高球速が142キロまで出ていました。球速も戻りつつあるのでしょうか。
 酒井投手。最高球速は147キロ。練習試合を除くとオープン戦初失点です。 武藤選手の小技にやられたといった感じ。川口選手には直球が高めに入ったところをカチンとやられました。 しかし、悪いばかりでもなく、吉田選手を力のある直球で3度バントをファールさせたのは圧巻。 セットポジションで141キロ出ていましたから、その速球は魅力充分。
 小山田投手は8回裏一死一二塁のピンチで好救援。威力充分の直球でクラーク選手のバットをへし折って併殺。 右打者に対してここぞという時の救援に起用されそうです。
 小林幹投手。4本の安打でサヨナラにされました。それまでの投手が140キロ台の直球を投げているのに、 小林幹投手の直球は140キロ台が出ていませんでした。元々スピードガンの数字はそれほど出ない投手ですが、 ちょっと心配ですね。疲れが出ているのか?
 東出選手は3安打猛打賞。1打席目の右前打、2打席目の中前打は良い当たりでした。 3打席目の二塁内野安打は飛んだコースがよかったもの。 4打席目は西川投手に対して「左投手は苦手です」といった感じで三振。 まあ、ちょっとずつでも結果を出して行けば自信がつくでしょう。

3月21日

山崎慎、22日近鉄戦に先発

 山崎慎投手は大野練習場で50球の投球練習。22日の近鉄戦に先発登板する予定。

 現状で開幕ローテ投手は佐々岡・黒田・高橋・ミンチー・紀藤投手あたりでしょうか。 川端コーチは、6人目の先発投手は中継ぎ兼務と言っていたので、山崎慎投手は適任かも知れません。 4回2失点ぐらいの投球をしてくれれば良いなと思います。

3月20日

紀藤、3回6失点

 サントリーカップ千葉ロッテ戦、先発紀藤投手は初回に石井選手に2ラン。 3回裏には松本選手の失策も絡んで4失点。3回を4安打4四死球6失点でマウンドを降りた。 前日15安打12得点と弾んだ打線も5回表の町田選手の3号ソロによる1点のみ。 8回裏にも1点を追加され、1対7で敗戦。

 試合結果

 中継放送がなかったので詳しいことはわかりませんが、紀藤投手が良くなかったようですね。 2ケタ勝利を目標としている紀藤投手ですが、 調子が悪い時にもそれなりの投球ができないと2ケタ勝利を挙げるのは難しいでしょう。 オープン戦で少なくともあと1回は投げると思いますが、その時はしっかりした内容の投球をしてください。
 打線はわずか5安打。昨日は良かったのですが、続きませんね。東出選手は3打数1安打でした。

河内、開幕二軍へ

 河内投手の開幕二軍が決定した。 達川監督は「いいものを持っているのはわかった。焦って使い、怪我をさせてはいけない。 長い投手人生を考えると、1か月ぐらい遅れても、その方が河内のためになる」。 今後は25日のダイエーとのオープン戦に投げた後、ウエスタンで3試合ほど投げ、 5月上旬の一軍入りを目指すことになる。

 私は達川監督の判断を支持します。 河内投手はスタミナをつけることや投内連係などやり残していることがあるようですから、 そういったことを二軍でしっかり練習してください。

3月19日

河内、2回無失点デビュー

 サントリーカップ日本ハム戦、オープン戦初登板の河内投手は先発して2回を4安打無失点。 2回裏には3本の安打で一死満塁のピンチを迎えたが、奈良原選手を空振り三振に抑えるなどして後続を断った。 その後、広島投手陣は黒田・苫米地・ウルソー・小山田・小林幹投手をつなぎ、日本ハム打線を完封。 ここのところ湿りがちだった広島打線は、15安打12得点と爆発。 特に新井選手は2本の2ランを含む3安打6打点の大活躍だった。12対0で勝利。広島は連敗を3で止めた。

 試合結果

 中継放送がなくニュースだけでしか見ることができませんでしたので詳しいことはわかりませんが、 河内投手がまずまずのデビューを飾ったようですね。 中村選手と奈良原選手を三振に取った球は、河内投手が最も自信があると言っていた右打者の内角への直球でした。 2回裏の3安打というのがちょっと気にはなるんですが…。
 前回散々だった苫米地投手は1回を無安打2三振無失点と好結果。ウルソー投手は無安打無失点を続けています。 小林幹投手は2回を1安打2四球無失点。5奪三振というのが幹英投手らしいですね。
 打線。5番指名打者に入った新井選手が爆発。右方向へ本塁打を打っています。 将来性を考えると、一塁レギュラーには新井選手を起用するのが良さそうな気がするのですが。
 その他、前田選手が2本の二塁打を含む3安打。木村拓・森笠・福地選手が2安打。 昨日までの貧打が嘘のよう。そんな中で東出選手は4タコでした。

3月18日

佐々岡、4回2失点

 サントリーカップ西武戦、先発佐々岡投手は3回裏に町田選手の失策をきっかけに一死満塁のピンチ。 鈴木健選手に右翼線適時二塁打を浴びて2点を先制された。 佐々岡投手は4回を3安打2失点。2番手ミンチー投手は再三ピンチを作ったが、4回を無失点。 広島打線は豊田・デニー・竹下・西崎投手に散発4安打に抑えられて完封された。 0対2で敗戦。広島は3連敗。

 試合結果

 佐々岡投手は微妙な制球が今ひとつ。特にカーブの制球が良くなかったように思います。 鈴木健選手に適時打された球は内角高めを狙った直球がやや低く入ってきた感じでした。 失点は失策と不運な当たりがきっかけなのでそれほど心配することはないと思います。 ただ、佐々岡投手はエースなので、失策や不運な当たりにめげず踏ん張って欲しかったとは思います。 四球を4つ出していますが、無理して打者と勝負しないという感じで出したものばかりなので、 制球難というわけではありませんでした。
 ミンチー投手。4回を3安打5四球無失点。走者を出しながら要所を抑えるというミンチー投手のペース。 カーブの切れが良かったと思います。 ただし、佐々岡投手と違い、何でもないところで簡単に四球を出し過ぎるという印象は残りました。
 打線。野村選手と緒方選手が関東遠征不参加ということで、ベストメンバーではなかったとはいえ、 ちょっと寒い内容。スタメンに入った森笠選手と浅井選手は結果を出せず。 4番に入った前田選手は初回一死一二塁のチャンスで併殺打。 第2打席では惜しい中飛を打ちましたけどね。
 そんな中で光ったのは木村拓選手。代打で途中出場し、2安打1盗塁。 積極的な打撃が良かったと思います。
 東出選手。第1打席で左前打。オープン戦初戦以来2本目の安打でした。 6回まで投げた豊田投手から広島打線が打った安打はこの1本のみでした。 第3打席ではファールで粘って痛烈な一ゴロ。調子が上向きになって来たのかもしれませんね。

3月17日

横山、右肩違和感で三軍へ

 横山投手が右肩のルースショルダーを再発し、三軍で調整することになった。19日の先発予定は回避。 横山投手は「ルースショルダーだけど、痛みはなく、緩いという感じ。 投げられるが、今年は順調にきていたので無理したくなかった」。

 ショックです。今年は大丈夫かと思ったのですが…。 横山投手抜きで今年の先発投手陣は考えられません。本人が言っているように、大したことがないことを祈ります。
 昨日付けの日記で「河内、19日先発へ」とお伝えしましたが、間違いだったようです。 登板することは確かなようですが。すいません。

佐々岡、18日西武戦先発

 佐々岡投手は18日の西武戦に先発する予定。

 キャンプから順調な調整ぶりが伝えられている佐々岡投手。 好結果を出してその順調ぶりを証明してもらいたいです。

カンバーランド、二軍へ

 カンバーランド投手が二軍で調整することになった。

 ミンチー投手が不調になった時には即一軍入りできるよう、しっかり調整してください。

3月16日

河内がフリー打撃に初登板、19日先発へ

 河内投手が初めてフリー打撃に登板した。田村選手に26球投げてヒット性の当たりは1本、ファールが6本。 西山選手に20球投げてヒット性の当たりは3本、ファールが8本。 西山選手は「見ての通りや。モノが違う」。後ろから見ていた緒方選手は 「まっすぐとわかっていても打てないと思う。中日の今中の全盛期よりいい」。 達川監督は「19日の日本ハム戦で先発登板させる」。

 やはり高い評価ですね。関東地区のカープファンのみなさん、河内投手の応援をよろしくお願いします。