カープ日記


3月15日

緒方が練習再開

 右足首違和感の緒方選手が広島市民球場で行われた練習に参加し、全メニューをこなした。 18日の西武戦には出場する見込み。

 数日前には関東遠征には参加しないという情報もありましたが…。ひと安心と言ってもいいのでしょうか。

ブリトー「右足関節捻挫」

 13日の二軍戦で右足を痛めたブリトー選手。「右足関節捻挫」で治療2週間。

 捻挫は尾を引きますからね。お大事に。

3月14日

新井・東出ら二軍教育リーグに出場

 主力選手は練習休み。しかし、浅井・福地・朝山・新井・東出・木村一・松本選手は 藤井寺球場であった近鉄との二軍教育リーグに出場した。 朝山選手は4回表に先制ソロアーチを放つなど4打数3安打。新井選手は8回表に適時打。 松本選手も安打を放った。チーム全体ではこの5安打のみ。東出選手は4打数無安打。 試合は2対0で広島の勝利。東出・浅井選手は15日二軍近鉄戦に出場した後、主力組に合流。 他の5選手は17日二軍オリックス戦に出場した後、18日の西武とのオープン戦から合流。

 朝山選手が絶好調ですね。去年の秋から達川監督は、 緒方・金本・前田選手に続く外野手は朝山選手だとおっしゃっていましたが、 その言葉が証明されつつあるという感じがします。

3月13日

カンバーランド、一軍入りへ赤信号

 広島市民球場でオリックスとの練習試合が行われ、広島が4対6で敗戦。
 先発高橋投手は立ち上がりに制球が乱れたものの、4回を2安打4奪三振無失点の好投。 達川監督は「緩急を使っていい感じだった」と高評価。 しかし、2番手カンバーランド投手は2回を4安打5四球に2つのボークで4失点。 藤立選手の投直が左手指に当たるアクシデントもあり、一軍入りへ赤信号が灯った。
 野手で目立ったのは朝山選手。カルロス投手から左翼ポール際へ本塁打を放つなど2安打。 守備でも葛城選手の安打で本塁を突いた二塁走者を刺すなど好プレーを見せた。 また、新井選手が右前適時打など2安打。怪我で欠場していた西山選手も出場した。

 試合結果

 これで外国人投手枠争いは決着でしょうか。ウルソー投手とミンチー投手で決まりかな。

ホームランガールが決定

 カープホームランガールが決定した。 大学生岩下裕子さん(20)、大学生玉井亜由美さん(19)、家事手伝い田中希さん(19)。

 1年間よろしく。

松田オーナー代行がドミニカへ

 松田元オーナー代行がカープアカデミー視察のため、ドミニカ共和国に出発した。 また米国では駐米スカウトのフィーバー平山氏とも会う予定。

 いってらっしゃい。お気をつけて。

3月12日

苫米地にプロの洗礼

 サントリーカップオリックス戦、先発苫米地投手は初回、3つの四球で二死満塁のピンチ。 藤井選手の一ゴロで苫米地投手のベースカバーが遅れ、さらに送球を落球する間に2点を先制された。 2回表にはディアス選手の失策と塩崎選手の二塁打で二三塁とされ、 田口選手の投直が苫米地投手の太股を直撃する適時内野安打で1点。さらに谷選手に左中間へ3ラン。 イチロー選手の三塁内野安打が野村選手の悪送球を誘って二死二塁となった後、ニール選手に適時打。 この回大量5失点。4回表には横山投手がイチロー・二ール選手の短長打で1失点。 6回表には山崎慎投手がジョージ選手に適時打。 広島打線は4回裏にオリックス先発金田投手からDHで4番に入った町田選手の1号ソロ、 5回裏には木村一選手の1号2ラン、 6回裏には平井投手から町田選手が2打席連続アーチとなる2号2ランで4点差に詰めた。 しかし7回表に佐竹投手が藤立選手の満塁弾などで大量5点を奪われて勝負あり。 5対14で惨敗。

 試合結果

 苫米地投手。期待を一身に背負ったマウンドでしたが、残念な結果になりました。 さすがの強心臓の苫米地投手も立ち上がりは緊張したそうです。 四球から崩れるというのは経験の浅い投手にありがちなパターン。 直球の走りが前回の巨人戦同様悪く(MAX137キロ)、 巨人戦では良かったスライダーの制球が悪かったのが大量失点の原因でしょう。 初回はボール選手のファインプレーで一瞬助かったかと思ったんですけどね。 2回表には打球が直撃するというアクシデントも。 ま、この試合を教訓にして次回好投すれば、株の暴落を防ぐことはできるでしょう。
 佐竹投手。3度の登板で2度大量失点。高橋投手が先発に回るとすれば、 今のところ左の中継ぎ投手はウルソー投手ひとりなので、なんとか一軍に入って欲しかったのですが…。 一軍入りは厳しそう(その後の情報では二軍行きが決まったそうです)。
 ウルソー投手はこの試合でも3人でピシャリ。球速も141キロまで出ていました。 横山・小林幹投手は打たれていましたが、いい球を投げていました。心配なさそうです。
 守備はちょっとひどかったですね。苫米地投手のベースカバー遅れから始まって、 ディアス選手の二ゴロ失策、野村選手の一塁悪送球、木村一選手の野選、木村拓選手の右飛落球。 去年のように年間100以上も失策を記録するようなことにはなって欲しくないんですけどねえ。
 4番に入った町田選手が2打席連続本塁打。その存在をアピールしました。 巡ってきたチャンスをがっちりモノにしました。しばらくスタメン起用されるのではないでしょうか。
 一方、昨日の試合で無死二塁のチャンスで右打ちができなかった新井選手は、達川監督の逆鱗に触れてスタメン落ち。 愛のムチってやつでしょうか。新井選手は最終回に代打で中前打を放ち、七転び八起きぶりを発揮。
 木村一選手は初本塁打。結構パワーがあるんですね。おめでとうございます。
 東出選手は無安打。球をバットの芯でとらえているような気はしましたが…。

緒方が右足首痛で欠場

 緒方選手は一昨年に捻挫した右足首の状態が万全ではなく、大事を取って試合を欠場した。

 もう2年近く前に負った怪我ですが、完全には治っていないんですね。 今年は走ることにこだわると言っている緒方選手だけにちょっと心配です。

河内、地元ファンにお披露目

 試合開始前に新入団選手の紹介が行われた。河内・佐竹・山崎慎・谷内・カンバーランド・ウルソー・木村一・ 松本・栗原・佐藤・ボール・末永・長崎・ブリトー選手がグラウンドに並んだ。 苫米地投手は名前を呼ばれたが、先発投手ということでベンチの中に留まっていた。
 また、河内投手は5回裏が終了したところでマウンドへ上がり、投球練習を披露した。 最高球速は144キロ。当初、ブルペンで投球練習を披露する予定だったが、 オリックスの仰木監督の「どうせならマウンドで」という配慮で、マウンド上での投球練習が実現した。

 力のある球を投げていました。144キロといえば、横山投手のこの試合のMAX143キロを上回っています。 スピードガンの数字をちょっと水増ししていたのでは(^^;

3月11日

黒田、ローテ入りに前進

 サントリーカップ近鉄戦、雨の中で試合開始。先発黒田投手は緩急を使って4回を3安打無失点の好投。 広島打線は近鉄先発前川投手から4四死球を選んだが、3回を無安打に抑えられた。 4回裏には吉川投手からボール選手が右中間へ二塁打を放ったが後続がなかった。 試合は降りしきる雨の中、グラウンドコンディション不良のため、5回裏終了時点でコールドゲーム。 0対0で引き分け。

 試合結果

 黒田投手が4回を3安打無失点の好投。寒かったせいもあると思いますが、 直球はほとんど140キロ台を記録することはありませんでした。MAXは141キロでした。 それでも武藤選手のバットを2度折るなど、スピードガンで表示される球速以上に球に威力はあったようです。 カーブやチェンジアップをうまく混ぜていたせいもあると思います。 川端コーチは「ローテ入りに大きく前進」と評価しています。
 ミンチー投手は4回を投げる予定が雨のために1回だけ。評価はまたも先送りですね。
 打線。緒方選手がスタメンから外れ、野村・前田選手も1打席だけでお役御免。 寒かったので怪我が心配だったのでしょう。 で、チーム全体で安打はわずかボール選手の1本のみ。前川投手の荒れ球に手を焼いたという面もありますが、 チャンスは結構あったので、走者を進める打撃に課題が残ったといった感じ。
 緒方選手の代わりにスタメン出場したのは朝山選手。第1打席では無死一塁で走者を進める打撃ができず、 見逃し三振という最悪の結果。第2打席はやはり無死一塁で、3バントを決めましたが、 一発で送りバントを決めることができず、不満が残る内容。 せっかくアピールするチャンスだったのですが…。
 東出選手。2打数無安打。しかし第2打席ではあわやセンターオーバーの長打という当たりを打ちました。 平下選手のファインプレーに阻まれましたけど。出口は近い?

3月10日

12日苫米地先発、河内登板回避

 12日に広島市民球場で行われるオリックス戦に苫米地投手が先発する。 当初先発予定だった河内投手は調整遅れから登板を回避。ブルペンでファンに顔見せする。 また、佐竹・ウルソー・横山・小林幹投手が登板する。

 球場で観戦予定なので、河内投手が投げている姿を見ることができないのはちょっと残念。 しかし、完璧な状態でないのなら登板回避は当然の措置でしょうね。 苫米地投手を楽しみにします。

3月9日

木下コーチの東出評

 テレビ新広島「カープっ娘TV」から木下チーフコーチの東出評。
 確かにこれまでのオープン戦を見ても、東出選手のプレーには精彩がありません。 東出選手が壁を破ることを信じて、今はファンも我慢の時かも。

3月8日

緒方が「カープV預金」

 緒方選手がユニフォーム姿で広島市中区の広島総合銀行本店を訪れ、 「カープV預金2000」に100万円の預金をした。この預金はカープが優勝すると金利が0.3%アップする。 緒方選手は「自分自身も今年の状態を見れば期待できる状態なんでね、 たくさん金利が付いて返ってくるんじゃないかと期待してますけど。 あと別に、うちの女房がたぶん別口でやると思うので、その分ちゃんといい成績を残して、 返ってくるように僕らも頑張りたいと思います」。

 銀行強盗が入った広総銀の藤の木出張所でも「カープV預金」のポスターは目立っていました。

3月7日

カンバーランドまずまず

 対巨人オープン戦、3回表、先発カンバーランド投手が二岡・川相選手の長短打の後、 松井選手の犠飛で1点を先制された。 広島は6回裏に巨人2番手平松投手を攻め、二死から野村選手の二塁打の後、前田選手の右前適時打で同点。 しかし7回表に高橋投手が堀田選手の三塁打の後、仁志選手の適時打で勝ち越された。 広島は1対2で敗戦。

 試合結果

 カンバーランド投手は3回を4安打1失点。最高球速は137キロ程度。 丁寧にコースを突く投球で内野ゴロを多く打たせていました。 特に右打者の外角に落ちる球(シンカーかチェンジアップ)が有効でした。 タイプ的にはミンチー投手を左投げにした感じでしょうか。 先のヤクルト戦でのミンチー投手の投球内容と甲乙つけ難く、 外国人投手枠争いの決着は次回の登板に持ち越しのようです。
 高橋投手は7回表に1点を失い、大量失点のピンチになりましたが、 そこで踏ん張ったのは良かったと思います。
 酒井投手。投球のほとんどがカーブ系の変化球。変化球でカウントを稼ぐ練習でもしていたのでしょう。 そんな中で仁志選手を見逃し三振させた直球は144キロ。高橋投手のMAXが141キロ程度でしたから、 かなりの球速ですね。これで3試合連続無失点。今後が楽しみになってきました。
 打線。わずか4安打で1得点。前田選手のオープン戦初安打初打点が明るい話題でしょうか。
 東出選手は無安打。田村・東出選手が続く8番9番は完全な安パイといった感じ。
 二岡選手に3安打されました。相変わらずの二岡アレルギー。何か対策を立ててもらいたいですね。
 何かと話題になっている内角攻めですが、 危ないと思える場面や両チームが険悪な雰囲気になるような場面はありませんでした。

鶴岡一人氏が亡くなる

 元南海ホークスの監督で野球評論家の鶴岡一人氏が亡くなった。83歳。

 ご冥福をお祈りします。

3月6日

カープナイン、倉敷で練習

 カープナインは7日の巨人戦に備え、倉敷マスカットスタジアムで練習を行った。 7日はカンバーランド投手が先発する予定。

 ミンチー投手が5日にまずまずの結果を残しているだけに、 一軍入りへ向けてカンバーランド投手も先発の仕事をしっかりこなしたいところですね。

3月5日

ウルソー、3者連続三振

 対ヤクルトオープン戦、広島は2回裏にヤクルト先発山部投手からディアス選手の適時打で2点を先制。 3回裏には金本選手の2点適時二塁打とディアス選手の犠飛で3点を追加。 さらに6回裏には高木投手から緒方・福地選手の連続ソロアーチで2点。 7回裏にも宮出投手から新井選手の1号ソロで1点を追加。 先発ミンチー投手は3回表に高橋智選手の適時打で1失点、 5回表には黒田投手がロブロ選手のソロアーチで1点を失ったが、広島が8対2で勝利。広島は2連勝。

 試合結果

 ミンチー投手。3回を3安打1失点と無難にまとめました。全体的に球が高かったような気がしますが、 狙って投げていたのかも。達川監督によると「いい時の70%」とのこと。
 ウルソー投手。1回を3者連続三振。確かに左打者は打ちにくそうな感じ。期待できそうです。 ただし、達川監督もおっしゃっていましたが、ヤクルトの打者は初めての対戦ということで、 球筋を見ていたのかも。
 黒田投手。いきなりロブロ選手に本塁打された後、岩村選手に四球。 どうなることかと思いましたが、その後は何とか抑えました。 真中選手の投ゴロを右足で止めるという闘志も見せてくれました。課題のチェンジアップも投げていたようです。
 打線。ディアス選手は先制の適時打と追加点となる犠飛。打点を稼ぐ打撃をやってくれそうです。 4番に入った金本選手は左の山部投手から2安打2打点。山部投手は腕を少し下げてサイド気味にフォームを変えていて、 左打者が打ちにくそうな感じになっているのですが、苦もなく打ち返していました。緒方選手は2号アーチ。 順調そのものですね。新井選手にも待望の一発が出ました。
 福地選手が左翼上段へ本塁打。といっても外野の観客席は狭いので、 無茶苦茶飛距離が出たというわけではないんですけど。 「存在が薄くなっているので、この辺でやってやろうと思っていた」とのこと。 非力なイメージがありますが、パワーも少しはついてきたのかな。
 東出選手。死球を当てられましたが全く痛そうなそぶりを見せず出塁し、盗塁を決めました。 守備の方では7回表に古田選手の遊直を捕り損ないました。詰まったような感じの当たりで、 ひょっとすると妙な回転がかかっていて空中イレギュラーをしたのかも。

3月4日

横浜戦、雨天中止

 下関で行われる予定だった横浜とのオープン戦は雨のため中止となった。

 元々オープン戦の試合数が少ない上に、中止で試合が流れると、 選手を試すことが充分にできなくなくなるので痛いですね。

3月3日

黒田、4日横浜戦に先発

 日南キャンプを終えたカープは広島市民球場で練習を再開した。午前10時から約4時間。 東出・新井選手らは居残り練習。4日の横浜とのオープン戦に先発予定の黒田投手は約60球の投球練習。

 黒田投手は下半身を使った投球フォームに修正中で、調整は遅れ気味だそうです。 今年こそローテに定着して欲しいと思っているのですが、雲行きは怪しくなっているようです。 不安を吹き飛ばす快投を期待します。

3月2日

河内&苫米地が練習再開

 この日は練習休日だったが、29日と1日にそれぞれ卒業式を終えた河内投手と苫米地投手が、 山内・山崎健投手とともに大野練習場で練習を行った。3日からは広島市民球場で練習が再開される。

 2人の卒業式は大騒ぎだったようですね。

金本が確定申告

 金本選手が広島市南区の広島南税務署で確定申告を行った。 金本選手は「義務というかきちんと納めないといけないものだし、 ドンドン稼いで、もっとたくさん納税できるようにしたいです」。

 「活躍する−>給料が上がる−>納税額が上がる」というのは確定申告の際の定番のコメントです。

3月1日

日南キャンプ打ち上げ

 右ひざを痛めている西山選手が別メニューで練習に参加。
 練習は午前中で終了。選手とスタッフが内野に円を作り、中心に緒方選手会長が立ち、 「今年のキャンプは本当に充実したいいキャンプが送れたと思います。 開幕まであと1か月。気を引き締めて頑張っていきましょう」と挨拶。一本締めでキャンプを打ち上げた。
 広島ホームテレビの松藤アナから「金本選手との生活はいかがだったでしょうか」と問われた新井選手は 「あまりいいもんじゃなかったです、ここだけの話」。
 広島ナインは広島に戻った。

 1か月間お疲れ様でした。怪我人も数人出ましたが、まずまず順調だったのではないでしょうか。
 新井選手は金本選手に散々ちょっかいを出されていましたから、このコメントも当然か(^^;。

達川監督がキャンプを総括

 達川監督がキャンプを総括した。 など話した。

 一塁はとりあえずボール選手ですか。新井選手の打撃も捨て難いですが。
 達川監督は12日の河内投手の登板をまだあきらめていないようですね。 河内投手が投げると、ファンサービスになるし、観客動員にも影響があるでしょう。 投げるとしても長くて1イニングでしょうね。

市民球場公式戦入場券発売

 広島市民球場で行われるセ・リーグ公式戦の入場券が発売された。 徹夜組も出て発売前に300メートル以上の列ができた。 特に夏休みの巨人戦の売れ行きが好調で、早くも売り切れの席が出た。

 とりあえず地元開幕戦のチケットを買いに行こうと思っています。 盆休みの巨人戦も売り切れてなかったら買っておこうかな。