1996年セ・リーグ順位予想


順位予想をしてみますが、根拠はありませんので気にしないで下さい。

全体的に見ますと、優勝の可能性があるのが広島・ヤクルト・巨人・中日の4チーム。 この4チームも1つ歯車が狂うと下位に低迷する可能性も。 横浜も優勝争いに加わるかも知れませんが、最終的に優勝は無理でしょう。 阪神は優勝争いに加わることさえできないと見ます。 「4強1普通1弱」といったところでしょうか。で、

  1. 広島
  2. ヤクルト
  3. 巨人
  4. 中日
  5. 横浜
  6. 阪神
なぜ広島を1位に予想しているかは言うまでもないでしょう。 それは私がカープファンだからです(^^;)。 気休めに広島優勝への根拠を挙げてみましょう。 96年の優勝ラインは昨年より下がるのは確実でしょう。 なぜかといえば中日です。中日が昨年のように何十も借金を作ることはないでしょう。 優勝ラインはとりあえず75勝と見ます。中日の復活は必然的に広島の貯金をも減らす ことになるわけですが、それは置いておいて(^^;)、 広島の投手陣が何勝するかを見てみます。 紀藤15勝。近藤、山内で25勝。大野10勝。 井上、片瀬、小林、望月、高橋建、佐々岡のリリーフ陣で15勝。 島、菊地原、山根ら若手で10勝。で、75勝。きついです(^^;)。 こりゃチェコ投手がいれば確実に優勝だな。 って、おいおい今年もカープでやるってよ。優勝しちゃうよ。 ということで先発陣のメドは立ったし、あとは抑えの佐々岡くん次第ですね。 (正直言うと、広島を「強」のグループに入れるか「普通」に入れるか、 迷います。)

後の順位はほとんど昨年のままですが、中日が少し上に来るかなという感じです。 ヤクルトは怪我をしている投手が戻ってくれば、投手王国が完成します。 ただ打線については91年の広島を思い出すんですよね。 あの時はチャンスに集中打で勝っていました。翌年も開幕当初はそうでしたが、 段々貧打にあえぐようになっていったのです。 そういう状態にヤクルトが陥るのではないかと期待しています(^^;)。
巨人は桑田投手の不在が響いて、ひょっとすると中日に抜かれるかも。
中日は最も注目されるチームでしょう。宣投手の加入。大豊選手の復活。星野監督の熱血。 山本投手が開幕に間に合うかどうか気になります。
横浜は大矢監督が独自色を出そうとして失敗してしまうとみます(根拠なし)。 何だか大矢監督ってハリキリ過ぎているように見えるんです。 空回りしそうな感じ。
阪神は新人頼みでしょう。明るさが見えてきません。

以上、順位予想でした(オープン戦を見た後、たぶん修正します、1位以外(^^))。


オープン戦終了時点

オープン戦を見てよけいにわからなくなりました。 どのチームも強そうに見えてしまいます。 だから、順位予想は前のままにしておいて、 各チームにコメントするだけにしておきます。 ひどいことを書くかも知れませんが、カープファンの戯言と聞き流してください。

広島
投手陣は頭数だけは揃ったようです。 新戦力として加藤投手がローテーション入りをするようですが、 公式戦を見てみないとどれぐらい通用するかわかりません。 広島躍進の鍵を握る佐々岡投手は、 フォークが実戦で何とか使えるようになったようです。 チェコ投手の故障は気になるところです。 また、前間投手以外、 期待された若手投手に使えるメドが立たなかったのは痛いです。 投手陣の平均年齢の高さが気になります。
打線は前田選手・金本選手に復帰のメドが立ったのは大きいです。 前田選手はフルイニング出場は苦しいかもしれませんが。 新外国人のロペス選手もオープン戦で5本塁打など、 思ったほど悪い選手ではないようです。 ただし気掛かりなのは緒方選手の故障と捕手。
いくら悪くても優勝争いには加わるでしょう。

ヤクルト
各球団が戦力アップしている中、唯一戦力ダウンしているように見える のがヤクルト。やはり石井・岡林・川崎投手が前半戦いないのは痛い。 この穴を復活の伊藤智投手が埋めることができるかどうか。

巨人
投手陣は桑田投手の穴をガルベス投手が埋めそうですね。 2ケタは勝ちそうな感じ。河野投手は、 阿波野投手程度の活躍しかしないんじゃないかな。 でも何といっても絶対的なエース斎藤投手がいますからねえ。 15勝ははずさないでしょう。
野手。仁志選手がいいみたいですね。ただ新人ですし、1年通して働けるかどうか。 元木選手もよくなりましたね。松井選手は年々着実にレベルアップしています。 来年か再来年くらいにはタイトルを狙えるのではないでしょうか。 マント選手もかなりよくなってきたようですね。 ただ、どうせ2年もすればやめる選手ですから、 吉岡選手を使った方がいいと思います。 巨人って長期的な展望に欠けるような気がするんですが、 気のせいでしょうか。
一番わからないのが広沢選手の使い方です。 長嶋監督は守りの野球を掲げていながら、 ぽっかり大きな穴をレフトに開けているとは何事でしょう。 広沢選手を使うつもりならばぜひファーストで。 落合選手・広沢選手両方使おうなんて甘い考えです。 そういう意味では広沢選手の怪我は「災い転じて福となす」かもしれません。

中日
宣投手はいいみたいですね。 30セーブポイントくらいはいくのではないでしょうか。 ただし、いくらいい抑えがいても、 先発の数が足りなければどうしようもないでしょう。 例えば、去年までの横浜がそうでした。 今中投手に続く投手がいませんね。山本投手は5月からということですし。 移籍の村田投手はオープン戦を見ていると、好不調の波が激しい投手のようです。 10勝しても10敗してしまうタイプじゃないでしょうか。 前田投手はまだよくわかりません。低迷していたチームにいたからかも知れませんが、 過去10勝したことはありませんし、 大したことないんじゃないかなあと楽観しています (左投手が苦手なカープの天敵にならないで欲しいなあ)。
打線はパウエル選手とか大豊選手とかいるし、かなり強力。 ただ大豊選手が去年並みの成績だとどうしようもないでしょう。 音選手、カープ戦では手加減してね。

横浜
このチームが一番わかりません。 オープン戦では首位になりましたが、本物なんでしょうか。 打線は両外国人を中心に迫力があるし、足技が使える方だし。 投手は、野村投手って調子どうなんです? ノーマークだったのであんまり見てないんですよ、このチーム。 オープン戦のジンクスに期待するかな。 生まれてこのかた、横浜(大洋)が優勝するところを見たことがないので、 横浜の優勝は想像できないです。

阪神
投手陣は揃ってきていますよね。思ったほど悪くないです。 ただ守備が弱いので防御率の割に失点が多くなるんじゃないでしょうか。 桧山選手とか誠選手とか、飛躍の年になるといいですね。


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