1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 | ||
巨人 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | |
広島 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 |
巨人:ガルベス−河野−川口−木田
広島:紀藤−小早川幸−佐々岡−大野−玉木重
勝:玉木重2勝1敗
敗:川口4敗
本:松井36号
盗:緒方
広島先発紀藤は初回、初球をいきなり仁志に中前打。
川相にバントで送られ、松井への四球で一二塁のピンチ。
ここでマックに中前適時打を許し先制された。
なおも一三塁のピンチだったが、清水を浅い右飛、大森を右飛に抑えた。
その裏、巨人先発のガルベスから野村が三塁左へ内野安打。
正田の送りバントはガルベスの野選を誘い一二塁。
ここで前田は中前適時打を放ち同点。川相の好判断で正田は三塁でタッチアウト。
ロペスの遊ゴロは二塁アウト。金本の四球と緒方の死球で二死満塁と攻めたが、
西山は遊ゴロに倒れた。
2回表、福王を三振させたが、杉山に左前打。ガルベスのバントは三邪飛。
仁志には中前打を打たれたが、川相を二ゴロに抑えた。
その裏、高が四球で出塁し、紀藤の送りバントで二塁へ進んだが、
野村は遊ゴロ、正田は中飛に倒れた。
3回表、松井を右飛、マックを遊ゴロ、清水を一ゴロに抑えた。
その裏、前田が右飛、ロペスが投ゴロ、金本が左飛に倒れた。
4回表、大森に四球。福王の二ゴロは2塁アウト。杉山を三振させた後、
ガルベスを中飛。
その裏、緒方の高いバウンドの遊ゴロが内野安打。
西山の時、緒方が盗塁。西山がバントで送り一死三塁のチャンス。
高は前進守備の一塁へのゴロ。紀藤の二遊間へのゴロは二塁手福王がうまくさばき、
紀藤のスライディング虚しくアウト。勝ち越しならず。
5回表、仁志の遊ゴロは野村の送球が高かったがアウト。
川相を三振させたが、松井へ四球。マックの右邪飛は緒方が好捕。
その裏、野村一ゴロ、正田遊直、前田二ゴロ。
6回表、清水を三振、大森を中飛に抑えた後、福王に中前打。
杉山の時、暴投で走者二塁。しかし杉山を右飛に打ち取った。
その裏、ロペスが詰まりながら左前打。金本が右前打で続き無死一二塁のチャンス。
ここでロペスに早々と代走仁平。緒方の三塁前への送りバントで二三塁。
西山は敬遠され満塁。ここで代打浅井。
浅井は見事期待に応え中前へ2点適時打を放ち勝ち越し。
紀藤はスリーバントを失敗し二死になったが、
野村が右中間突破の2点適時二塁打を放った。
正田の一塁内野安打で一三塁とし、ガルベスをKO。
投手は河野。前田は一ゴロに倒れた。
7回表、この回から守備固め。一塁には浅井、三塁には野々垣、
中堅には前田に代わり木村。村田真を一ゴロに打ち取ったが、
仁志に四球。川相を三直で二死までこぎつけた。
しかし、ここで松井に右中間席へ36号2ランを運ばれた。
マックにも中前打を浴び、紀藤はマウンドを小早川幸に譲った。
代打岸川の時、捕逸で二塁へ走者を進められたが、岸川を三振に切った。
その裏、野々垣右飛、金本三振、緒方二飛。
8回表、代打井上が出てきたところで投手は抑えの佐々岡に交代。
代打高村を三振に抑えたが、制球が定まらず、
福王・代打後藤・代打吉村に対し三者連続四球で満塁の大ピンチ。
吉村に代走高見。
仁志を三振。しかし川相に右前打。
二塁走者を本塁で刺そうと突っ込んできた緒方の手に球がつかず、
結局二者が生還し同点となった。なおも一三塁だったが、
松井を三振に取り、なんとか踏ん張った。
その裏、投手は川口。西山が右飛、浅井と佐々岡が連続三振。
9回表、マックに右前打。岸川を右邪飛。川口の送りバントを佐々岡は二塁へ送球。
送球が三塁方向に逸れたが、野村が身体をいっぱいに延ばし捕球してアウト。
福王を二ゴロ。
その裏、野村の一ゴロを後藤が弾き、走者一塁。正田の送りバントの後、
代打町田は敬遠。この敬遠で町田は代打で8連続出塁の日本タイ記録。
サヨナラのチャンスだったが、野々垣が遊ゴロ併殺。
10回表、後藤に左中間二塁打。無死二塁の大ピンチ。
しかし高見の送りバントを三塁で刺した。
仁志を左飛、川相を遊ゴロに抑えた。
その裏、金本が四球。緒方の送りバントの後、西山は敬遠され一死一二塁。
しかし浅井は捕邪飛、佐々岡の代打瀬戸は三振。
11回表、投手は大野。松井を左飛に抑えた。投手は玉木重に交代。
マックを遊ゴロ、広沢を三振に抑えた。
その裏、野村が中前打。正田の送りバントの後、町田は敬遠。
野々垣が左前打で続き一死満塁。サヨナラの大チャンス。
ここで投手は木田に交代。木田は金本に対しノーツーからの3球目を暴投。
三塁走者野村がホームイン。あっけない幕切れとなった。
広島はサヨナラで3連勝。2位巨人に1.5ゲーム差をつけ、がっちり首位を守った。