9月3日

川尻に打線沈黙、また首位転落

現在2位
阪神23回戦14勝9敗(広島)

阪神
広島

阪神:川尻−郭李
広島:加藤−高橋建−白武−玉木重−小早川幸

勝:川尻9勝8敗1S
敗:加藤7勝7敗
S:郭李7勝9敗13S
本:前田15号
盗:緒方(40)、金本

広島先発加藤は初回二死後、マースの右前打、桧山への四球、 新庄に二ゴロ失で満塁のピンチ。 関川のボテボテの投ゴロは加藤がマースに本塁でダイビングタッチしアウト。
その裏二死後、 阪神先発の川尻から前田がバックスクリーンに飛び込む15号アーチを放ち先制。
2回表、平尾の一二塁間へのゴロは正田が良く追いつきアウト。 山田の左直も金本が身体をいっぱいに延ばし追いついた。 川尻の高いバウンドの三ゴロは高がショートバウンドでうまくさばいた。
その裏、金本が四球。緒方の三ゴロは二塁のみアウト。 西山の一ゴロはマースが一塁ベースタッチした後、二塁へ送球。 一塁走者緒方は一塁へ戻った。高の時、緒方が盗塁。高は敬遠気味に歩かされ、 一二塁となったが、加藤は三振。
3回表、和田の一ゴロでロペスがベースカバーの加藤へ送った送球がわずかに逸れ、 加藤はベースを踏み損ねた。久慈のエンドランは右直。マースにも右直。 桧山は遊ゴロ。
3回裏一死後、正田が四球を選んだが、前田は二ゴロ併殺。
4回裏一死後、金本が四球を選んだ後、盗塁。しかし、緒方は三振、 西山は遊ゴロ。
5回表、山田に四球。川尻に送りバント。和田を三ゴロに抑え、二死となったが、 久慈に右前への同点適時打。マースは遊ゴロ。
5回裏、高が中前打したが、加藤のバントはバントシフトに引っ掛かり併殺。 野村は三邪飛。
6回表、桧山に左越え二塁打。新庄は遊ゴロに抑えたが、 関川に二塁内野安打され一三塁。 ここで平尾にセフティスクイズを一塁前へ決められ(記録はロペスの野選) 勝ち越された。なおも一二塁で重盗をかけてきたが、関川を三塁で刺した。 山田は中飛。
6回裏二死からロペスの四球と金本の死球で一二塁となったが、 緒方は三ゴロ。
7回表二死から久慈の右前打とマースの中前打で一二塁。ここで投手は高橋建に交代。 桧山に四球を与え、投手は白武に交代。 新庄の止めたバットに当たった打球は右前適時打となった。 二塁走者マースは中途半端な走塁で三本間で挟殺。
7回裏二死後、代打浅井が低目のボール気味の球をうまく運び右前打。 野村は左前打。しかし正田は遊ゴロ。
8回裏、前田が中前打したが、ロペスが二飛に倒れた後、金本は二ゴロ併殺。
9回表、投手は8回を3人で抑えた玉木重。 一死後、和田に四球。代走吉田浩。 久慈に右中間を割られ、スタートを切っていた一塁走者はホームイン。 なおも走者二塁のピンチだったが、代わった小早川幸がマースを中飛、 桧山を三振に抑えた。
9回裏、投手は郭李。緒方は三振。高と西山は二ゴロ。
広島の連勝は2で止まり、巨人が勝ったため1ゲーム差の2位へ後退。