5月10日

大野、完封で今季初勝利

現在3位
横浜6回戦3勝3敗(広島)

横浜
広島 ×

横浜:野村−島田−関口−西
広島:大野

勝:大野1勝2敗
敗:野村3勝1敗

照明塔の故障で53分遅れで試合開始。先発投手への影響が心配されたが、 広島先発の大野は初回三者凡退で退ける上々の立上がり。 一方、横浜先発の野村も野村に四球を与えたものの上々の立上がり。
大野は2回一死から畠山に右中間二塁打。二死後、高橋に四球を与えたが、 谷繁を左飛に打ち取った。
その裏一死からロペスが左前打を放ったが、正田が遊ゴロ併殺。 3回には先頭の西山が左前打。続く大野のバントが一塁前へのフライとなり、 駒田はワンバウンドで取り一塁へ。打者走者がアウトとなり、 西山は一二塁間でタッチアウト。緒方が中前打したが、 町田が中飛となるチグハグな攻撃。4回には野村が左前打。 江藤は左翼ポール際フェンス前まで運んだ左飛。 金本の遊越えのポテンヒットで一三塁。しかし、ロペスは三ゴロ併殺。
3・4回を三人ずつで片付けていた大野は5回一死から、 高橋に遊ゴロ失。打者谷繁の時、牽制で高橋が飛び出しタッチアウト。 谷繁には二塁打されたが、野村を三振。
5回の広島は中前打の正田を西山がバントで送ったが、後続がなかった。 6回表一死から石井に三塁前へセフティーバントを決められたが、 波留を二ゴロ併殺。
その裏、先頭町田が左前打。野村の一ゴロで走者が入れ代わり、 江藤が左前打でつないだ。続く金本が右前に運び、ようやく先制。江藤は三塁へ。 続くロペスの投前への高いバウンドのゴロが三塁への適時内野安打となり2点目。 正田は二飛、西山は右飛に倒れた。
7回には大野が三塁前へセフティーバントを決めた。暴投で二塁へ進んだ後、 緒方の中前への当たりは波留が好捕。 二死後、野村が四球を選んだところで、横浜先発の野村は島田に交代。 江藤はどんづまりの遊ゴロに倒れた。
8回の大野は二死を取った後、代打川端に遊撃への内野安打、 進藤に右前打を打たれピンチ。ここは石井を三振に切って取った。
その裏広島は、代わった関口から金本が右前への二塁打。投手が西に代わり、 一死後、正田が四球。ここで西山が左翼線へ適時二塁打で追加点。 大野が中前適時打で続いた。緒方は二直併殺。
9回大野は一死からローズに右前打。二死から駒田に左前打を打たれたが、 高橋を右飛に打ち取った。大野は今季初勝利を完封で飾った。

今日のヒーロー

大野(今季チーム初完封勝利)